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一方その頃…
しおりを挟む「今日ってナオちゃん、新入生歓迎会だったんねぇの?」
「マジか!!今日だったのか!?」
「やべー!ナオちゃんの晴れ姿見逃したじゃねぇか!」
「あぁ、マイエンジェル…何故私がいない所で可愛らしい姿を…」
ナオが新入生歓迎会で魔法を披露している時同じくして、騎士団の詰所ではいつものごとくエンジェルの話題が広がっていた。
「お前ら、雑談とは他のことを考えている余裕があるようだな?」
しかし、それは最強の保護者がいないから許されることであって、生きる伝説を前にしては……
「たまたま、トレーニングの休憩中で…」
「い、いや~今日が新入生歓迎会って言うのをたまたま思い出しまして…」
「そ、そうです!団長もナオちゃんの晴れ姿を見たかっ…心中お察しします。」
「ばっか、お前余計な事言うんじゃねぇよ!…だ、団長!今日はよく晴れていますね!」
「………あぁ、良く晴れた新入生歓迎会日和だな。」
「ひっ!」
団員たちの言葉がチクチクと刺さった生きる伝説、クレマ=デシャンの表情はのちに騎士団なに受け継がれる…
「(あ、悪魔…)」
口が達者な副団長はエンジェルがいないことで使い物にならず、久しぶりの地獄を味わうことになるとは思ってもいなかったことだろう。
あぁ、ナオちゃん今日も俺たちは団長に扱かれて元気にしてます。
はやく、癒しに来てほしいです、はい。
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