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プロローグ 〜平凡な日々〜
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「おはよう。」
こんなにも幸せな目覚めがあるだろうか。
愛するレーリスが起こしてくれる。こんな日々がいつまで続くのだろう。
例えば、僕が朝、木の実を調達する為に歩いてる時、突然原因不明の病で倒れるかもしれない。
突然最強最悪の魔物に襲われて死ぬかもしれない。
いつなにが起こるかわからない。
この世の中に絶対はない。絶対という言葉はただの決意に過ぎない。
僕は日々剣術を磨いているが果たして意味があるかもわからない。
ただ一つ言える、この笑顔をいつまでも見続けたい。
「聞いてますか?ご飯いる?」
首を縦に振る。
僕は寝起きは喋らない。
寝起きは口が臭い。
彼女もそれは承知している。
朝ご飯を食べてすぐ私は山に向かった。
いつも通り剣を振りに…。
ついでにお肉を食べたいので
ウッサーギとシッカーを狩りにいく。
シッカーは臭いけどまたそれがいい。あ、ウッサーギも臭いか…。
「やあ、おはよう」
村のおじいちゃんが岩登りをしている…。
「骨折れても治癒魔法かけてあげないよ?」
「そのくらい自分で出来るわ!」
なんであんな毎日岩登りしてるんだろう。
クライミングというのか?
楽しいのかな。今度教えてもらおう。今度があれば…。
いい加減この木刀もボロボロだな。
かれこれ1億回くらいはこの剣を振るってるだろう。知らないけど。
手のにできたマメが剥けちぎれそうな痛みも我慢して、やがて感覚がなくなった頃に治癒魔法をかける。
傍から見ると相当汚い手なのだろう。自分ではわからない。
シッカーだ…。
「シャドウ」
気配をゼロにする魔法。
木刀で頭を殴り、一瞬で気絶させたあと、心臓を手刀で突き刺す。
意識ない方が苦しまないという僕なりの配慮だ。
素振りに戻ろう。
弱肉強食とはいつ自分にもタゲが降りかかるかわからない。 ※タゲ=ターゲット
自分より強い魔物が人間の肉が好きかも知れない。
なんなら自分より強い人間が自分を食べるかもしれない。
僕のこの力はこの広い世界で見ると、とてもちっぽけだ。
ちっぽけなこの力は誰かの役に立てるだろうか、レーリスを護るために役立てられるだろうか。
暗くなって来たし、そろそろ魔力も尽きてきた。帰ろう。
この小さな町は人口5000人ほどで、18時頃になると夕方になると、サイレンが鳴り、子供に帰宅を促す。
だが今日はサイレンが鳴らない。
レーリスとイチャついてるのを他の人に見られても焦らないこの僕が
焦った。
町になにかあったのではないか。
急に冷たい水魔法を顔にかけられた時みたいに胸のコアが 「ハッッ!!」となって苦しくなった。
そして、町に着いたら、そこには夥しい数の骸があった。
そう、これは町ぐるみで僕に悪戯をしかけてきたのだ!
なんとも笑えない。とても悲しい悪戯だ。
ある人は首が無く、
ある人は四肢がちぎれ、
ある人は首しか無く、
ある人は左半身しかない。
とても静かだ。
鉄の匂いが凄く、
真っ赤に染まっている。
とても臭い。
視界もぼやけてくる。
クライミングのおじいちゃんも腕が無く動かない。
「それじゃクライミングできないじゃん!」
反応なし。
重い足取りで家に着く…。
おかしい。
レーリスの首が氷に突き刺さってる。
こんなにも幸せな目覚めがあるだろうか。
愛するレーリスが起こしてくれる。こんな日々がいつまで続くのだろう。
例えば、僕が朝、木の実を調達する為に歩いてる時、突然原因不明の病で倒れるかもしれない。
突然最強最悪の魔物に襲われて死ぬかもしれない。
いつなにが起こるかわからない。
この世の中に絶対はない。絶対という言葉はただの決意に過ぎない。
僕は日々剣術を磨いているが果たして意味があるかもわからない。
ただ一つ言える、この笑顔をいつまでも見続けたい。
「聞いてますか?ご飯いる?」
首を縦に振る。
僕は寝起きは喋らない。
寝起きは口が臭い。
彼女もそれは承知している。
朝ご飯を食べてすぐ私は山に向かった。
いつも通り剣を振りに…。
ついでにお肉を食べたいので
ウッサーギとシッカーを狩りにいく。
シッカーは臭いけどまたそれがいい。あ、ウッサーギも臭いか…。
「やあ、おはよう」
村のおじいちゃんが岩登りをしている…。
「骨折れても治癒魔法かけてあげないよ?」
「そのくらい自分で出来るわ!」
なんであんな毎日岩登りしてるんだろう。
クライミングというのか?
楽しいのかな。今度教えてもらおう。今度があれば…。
いい加減この木刀もボロボロだな。
かれこれ1億回くらいはこの剣を振るってるだろう。知らないけど。
手のにできたマメが剥けちぎれそうな痛みも我慢して、やがて感覚がなくなった頃に治癒魔法をかける。
傍から見ると相当汚い手なのだろう。自分ではわからない。
シッカーだ…。
「シャドウ」
気配をゼロにする魔法。
木刀で頭を殴り、一瞬で気絶させたあと、心臓を手刀で突き刺す。
意識ない方が苦しまないという僕なりの配慮だ。
素振りに戻ろう。
弱肉強食とはいつ自分にもタゲが降りかかるかわからない。 ※タゲ=ターゲット
自分より強い魔物が人間の肉が好きかも知れない。
なんなら自分より強い人間が自分を食べるかもしれない。
僕のこの力はこの広い世界で見ると、とてもちっぽけだ。
ちっぽけなこの力は誰かの役に立てるだろうか、レーリスを護るために役立てられるだろうか。
暗くなって来たし、そろそろ魔力も尽きてきた。帰ろう。
この小さな町は人口5000人ほどで、18時頃になると夕方になると、サイレンが鳴り、子供に帰宅を促す。
だが今日はサイレンが鳴らない。
レーリスとイチャついてるのを他の人に見られても焦らないこの僕が
焦った。
町になにかあったのではないか。
急に冷たい水魔法を顔にかけられた時みたいに胸のコアが 「ハッッ!!」となって苦しくなった。
そして、町に着いたら、そこには夥しい数の骸があった。
そう、これは町ぐるみで僕に悪戯をしかけてきたのだ!
なんとも笑えない。とても悲しい悪戯だ。
ある人は首が無く、
ある人は四肢がちぎれ、
ある人は首しか無く、
ある人は左半身しかない。
とても静かだ。
鉄の匂いが凄く、
真っ赤に染まっている。
とても臭い。
視界もぼやけてくる。
クライミングのおじいちゃんも腕が無く動かない。
「それじゃクライミングできないじゃん!」
反応なし。
重い足取りで家に着く…。
おかしい。
レーリスの首が氷に突き刺さってる。
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