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第一章 無教団シアニーアの村にて
第4話 モルデラ島を出よう
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罪人の屍転がる島「モルデラ島」ここの中心部にある山は活火山であり、現在も小噴火を繰り返している。
火山灰のせいか、本土に比べたら少々息がし辛い環境で約10日が過ぎた。
懲役といっても看守は既に本土へ帰ってしまったため、なまじ学級崩壊を起こしたクラスのように荒れている状況であった。
「此処を抜け出す気はない?」
日陰で小さく座る私の肩を、カイセが叩き、話しかける。
ここへ来て毎日この提案をされるもので、正直この女が嫌いになった。
よし燃やしてしまおう。
マッチをつけます。
カイセの背中に入れます。
燃やします。
これでカイセは灰となった。やったね!
「お前をムエル…オマエヲムエル…」
そうして灰の中から聞こえる声に引き込まれ、私は見知らぬ館の玄関にたっていた。
ほ、本当に間宮邸の呪いは存在したんだ!!?
トゥルーエンド♡
「次回予告」
間宮夫人に殺された私は、またも神様のところで洗礼を受けていた。
あまりの異常行動に見かねた女神チェゲボラが同行してくれることに…
次回ボランティアは突然に見てくれよな!!
火山灰のせいか、本土に比べたら少々息がし辛い環境で約10日が過ぎた。
懲役といっても看守は既に本土へ帰ってしまったため、なまじ学級崩壊を起こしたクラスのように荒れている状況であった。
「此処を抜け出す気はない?」
日陰で小さく座る私の肩を、カイセが叩き、話しかける。
ここへ来て毎日この提案をされるもので、正直この女が嫌いになった。
よし燃やしてしまおう。
マッチをつけます。
カイセの背中に入れます。
燃やします。
これでカイセは灰となった。やったね!
「お前をムエル…オマエヲムエル…」
そうして灰の中から聞こえる声に引き込まれ、私は見知らぬ館の玄関にたっていた。
ほ、本当に間宮邸の呪いは存在したんだ!!?
トゥルーエンド♡
「次回予告」
間宮夫人に殺された私は、またも神様のところで洗礼を受けていた。
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次回ボランティアは突然に見てくれよな!!
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