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ワールドエンド邂逅編

不良と天然とワールドエンド③

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 ガシャン、と冷たい金属の扉が大きく揺れた。
 シャツの胸倉をつかみあげられ、非常扉に押し付けられた至恩は、その衝撃に苦しそうにうめいた。
 さびれたショッピングビルの階段脇とはいえ、人目がないわけではない。
 今見つかったら補導間違いないな、と思いながら、至恩は目の前の金髪の男を見た。

 虎のような茶色の瞳が、爛々と怒りに燃えている。

「テメェ、いい加減にしろよ」

 動物園の虎ではなく、野性の、それこそ茂みに潜み、獲物に飛びかかる寸前の虎によく似ていた。

「コウちゃん」
「ちゃん付けすんなってんだろ」

 ひとつ息を吸い、名前を呼ぶ。
 虎を前にした小動物のように怯えて、というわけではなく、むしろ挑むようにきゅっと緑の瞳を細めた。

「……確かに悪かったよ。最初に事情を話さなかったのは。でも、どうしても来て欲しかったんだ、コウちゃんに」
「うるせェ、黙れ!」

 志恩の顔の横に、コウの拳がぶつかる。
 ふたたび、ガシャンと扉が揺れ、硬い感触が背中に跳ね返る。

 扉に打ち込んだ拳を固く握り締め、悔しそうにうつむくコウ。そのしおしおにうなだれた金髪のつむじを眺めながら、補導が先か非常扉が作動するのが先か、どっちかなと考える。
 今のところ、トイレ脇の非常階段は無人だが、誰かがくるのは時間の問題だ。

 どちらも勘弁して欲しいんだけどなあと志恩が途方にくれていると、呻くようなくぐもった声が下から聞こえた。

「俺は……俺は……テメェを……お前を信じてたんだ……」

 コウが顔を上げる。その怒りと悲しみの混ざった壮絶な表情に一瞬ひるみ、

「俺は……俺は、お前が珍しく頼ってくるからよォ……てっきり、西高の奴らに喧嘩売られて、平坂峠で決闘、殴り合いでぼっこぼこにしてやったらいつの間にか背後は西高の奴らが呼んだ数百の暴走族に囲まれ、生きるか死ぬか夕暮れの峠で血で血を洗う死闘!!! みたいな……そんなことかと……楽しみに……」
「ごめんごめん。ていうか、俺そんなおもしろヤンキー烈伝みたいな人生送ってないから諦めて」

 まあそんなとこだろうなと髪をかき上げて、至恩は苦笑いをした。
 補導されたときはそのときだ。うん。なってから、考えよう。
 若干投げやりになってきた至恩を無視し、本気で落ち込みながら、コウはぼそりとつぶやいた。

「平坂のタイガーと恐れられたこの俺が……まさか、女子供の買い物に付き合わされるなんてよ」
「……いやだって、嫌じゃん。一人だと、居心地悪くて……」
「お前、女の連れションじゃねーんだぞ」

 はーと深いため息を吐くコウに、至恩は居心地悪そうに視線をめぐらせる。
 とりあえず、コウの『仏恥義理』とプリントされた私服のシャツだけには、見ないふりをした。今笑ったら間違いなく殴られる。

 目的がレイゼルとはいえ、クラスメイトで幼馴染の女の子と買い物に行く、というようなデートじみたイベントなど至恩の人生にそうあるわけもなく、正直どうしていいかわからなかった。
 それに、荷物持ちは多いほうがいい。女の買い物は荷物がとにかく増える、と人ずてに聞いたことがある。
 志恩の家に今まで女手は皆無だったから、本当かどうかは知らないが。

「……だから、ごめんって」
「もういい。それで、お前の親戚だって?」

 あのガキ、と何か考えるように上を向き、腕を組むコウ。レイゼルのことだ。

「うーん。まあ、そうだよ。母さんの遠縁なんだ」
「本当かよ?」

 騙されてるんじゃねぇの?
 至恩から身体を離して、コウが低く吠える。

 騙すも何も、親戚というのがまず嘘だからなあと考えながら、至恩は口を開いた。
 女達の買い物は、まだ終わらないらしい。

「ほんとほんと。大丈夫だって」
「……似てない」
「なにが?」
「至恩。お前に、全っっ然、似てねーだろ。あいつ」

 そりゃ母さんの方だから、と言いかけて、自分が女顔で、母親似だったことを思い出す。
 紺色の前髪をつまんで、至恩は唸った。それを言われてしまうと、と眉を寄せて黙った至恩に、コウが苦々しくつぶやいた。

「……隠し子、とかじゃねーの?」
「は?」

 すっとんきょうな声を上げて、至恩は目を丸くさせる。その発想はなかった。
 だが、コウはひどく真剣そうで、その視線に気圧されるように、至恩は黙った。

 脳裏に、豊かな銀髪の美少女が鮮明に浮かぶ。確かに、自分には似てない。ということは母にも似ていないだろう。それはそうだ、嘘だから。

 けれど、至恩の父親は――いや、あり得なくもないか? 今となっては一年に一回顔を合わせるか合わせないかという程度の父だが、顔だけはすこぶる良いろくでなしだ。ついでに、出身は知らないが、外国人なのは間違いない。

 そもそも、レイゼルの母は知っているけれど、その父親は行方不明で遠くにいるとかで、至恩もそんなものだ。自分の境遇に似ているといえば、似ている。

 胸元に隠した母の指輪を、ワイシャツごと握りしめる。急に、死んだ母が不憫になった。
 ずるずると壁伝いに落ちて、頭を抱えてしゃがんだ至恩が、どたどたどたと近づく足音に、何事だと顔を上げた瞬間、

「こらー!! シオンをいじめるなよ!」
「ってェ!!!」

 突然、コウの腰がくの字に折れた。
 なにかの塊が、勢いよく突進してタックルを決めたのだ。

 ついで、ちいさくて白い手が、コウの腰にじたばた抱きついている。
 これは、本人としては羽交い絞めにしてコウを止めているつもりなんだろうなと思って、至恩はすこしだけ笑った。

「おかえりレイゼル。それに、瑛里奈」
「遅くなってすみません、志恩。コウ、あなた、まーた志恩のこといじめてるんですか。ダメですよ?」
「ダメだよ!」
「一度だっていじめてねェぞ!?」

 腕にがぶがぶ噛みつくレイゼルを引き剥がしながら、コウが吠えた。
 そんな二人を、腰に手を当てて、こらと瑛里奈が止めに入る。
 降って湧いた懸念はさておき、一気に賑やかになったと口元を緩めながら、志恩も立ち上がった。

「買い物どうだった……って、めちゃくちゃ買ってない??」
「そうですか? ちょっと多目ですけど、女の子の一週間分の服ならこれぐらい普通だと思いますけど……」
「いや、袋の数尋常じゃないんだけど……」
「シオン、かわいいパンツ買ったから見る?」
「見ない。いらない。だが断る」

 三言でずばっと切り捨てられ、レイゼルが腕を振ってぶーぶー文句を言う。
 それはまるっと無視して、瑛里奈が両手に持って、さらにレイゼルも抱っこして持ってる買い物袋の量に、志恩は三度見した。

 文字通りの山だ。大きな紙袋が六つ。小さな紙袋がその倍。

「……女ってすげーな」
「コウちゃん呼んで本当によかった」

 同意を求めるように横のコウを見ると、そっと視線をそらされた。逃げるなよ、とその脇を肘でつく志恩。

 結局、荷物は男女比六対四で分けることになった。
 レイゼルも、私の買い物だからとちいさな紙袋をいくつか持って、時折、袋の中をのぞいている。そのたび、銀のアホ毛が楽しそうに上下にぴょんぴょんはねた。

「助かったよ、瑛里奈。それで、もう他に買うものはなさそう? 日用品はうちの使えばいいけど、女の子に何が必要かとかさっぱりでさ」
「うーん、そうですね……。ハンカチや服は一式揃えましたし、ドライヤーとかもあるみたいですし……大丈夫だと思いますよ。また何かあったら私も手伝いますから」
「ねえねえ、このあとどうするの?」
「このあと?」

 瑛里奈と志恩の袖を引っ張って、にこーっとレイゼルが笑う。きらきらと目を輝かせて、その姿通りの、無垢な子供のように。

 嫌な予感がする。
 志恩は眉をひそめ、瑛里奈は不思議そうな顔をしてしゃがんだ。レイゼルと同じ目線になって、小首をかしげた。

「レイゼルちゃん、どこか行きたいのかな」
「エリナは、パンケーキ食べないの?」
「パンケーキ?」
「あー……」

 どうして、ときょとんとする瑛里奈。
 これはろくなこと言わない流れだぞと志恩がその口をふさぐ前に、

「日本の若者は三食パンケーキ、ラウンドツー行ってゲーセンファミレスはしごしてプリクラ撮ってカラオケでオールするんじゃないの?」
「どこの日本だよそれ」

 リア充かよと真顔で突っ込む志恩。
 黙って腕を組んで聞いていたコウが、ため息混じりに、重い口を開いた。

「あのなあ……三食パンケーキなんて軟弱なもん誰が食うんだよ。三食ラーメンに決まってるだろ」
「TONKOTUだね!!」
「バカ。豚骨じゃねぇ。日本人なら醤油だ、醤油」
「いや、さらっとデマ流さないで。あとコウちゃんは普段の食生活と栄養価についてちょっと話し合おうか」

 育ち盛りがそんな食生活してていい訳がないだろ。
 眉をきつく寄せて、じろりと志恩が睨む。

 地雷踏んだと舌打ちし、鋭い視線からそろそろと逃げるように、コウは階段脇のエレベーターのボタンを押した。
 エスカレーターの方が早いけれど、レイゼルはもとより、コウが居て、瑛里奈も一緒だ。クラスメイトに見つかったら色々面倒くさいだろうという配慮だった。

 エレベーター上部の階層ランプが、赤く光る。

「嘘なの?」
「嘘だよ。ほんと誰だよ、お前にそんなあることないこと吹きんでるヤツ」
「……そ、そうなんだ」

 レイゼルは大きな瞳をさらに大きくさせ、その端には涙がじわりとうるむ。そして、小さな肩を大きく下げて、しょげた。

 至恩は難しい顔、コウはとりあえず見ないふり。唯一、あわあわする瑛里奈の横で、レイゼルは悲しそうにつぶやいた。

「テテニーランドは東京じゃなかったし」
「千葉だからね」
「新宿駅は魔境じゃないし」
「ダンジョンだからね」
「レインボーブリッジは」
「閉鎖してない!!!」
「お前ら仲良いな」

 どこでそんな知識仕入れてくるんだと眉間を押さえる至恩と鼻歌を歌うレイゼルを眺め、コウが呆れたように言いながら、荷物を抱え直す。
 ポーン、というなんとも軽い音ともにエレベーターの扉が開いたからだ。

 幸い、エレベーターは誰もいなかった。
 エレベーターの中は広く、四人入ってもじゅうぶんなゆとりがある。コウが壁際を陣取ったからなおさらだ。
 至恩がボタンを押し、動き出した振動とともに振り返ると、レイゼルが嬉しそうに瑛里奈と手をつないでいるところだった。

 こうしてみると、仲の良い姉妹みたいだな、と思う。
 銀髪紅瞳の(黙っていれば)正統派美少女と黒髪碧眼のボーイッシュな美少女のあまりにも微笑ましい光景に、目じりを下げてつい見惚れていると、不意にレイゼルと目が合った。

「シオン」

 からかわれると急いで顔を引き締めたが、そういうわけでもないらしい。
 レイゼルは珍しく真面目な顔をして、至恩を見つめていた。
 ちらりと瑛里奈を見上げ、そして、眉をきりっとさせて、意を決したように言った。

「……ちょっと何か言うことないの?」
「何がだよ」
「だから、……だからさー、こう……もっと違いの分かる男になろうよ、シオン」
「突然なんなんだよ。お前は」

 大げさにため息をつき、やれやれと首を振るレイゼルに、いらりと反論する。
 だが、その程度で怯むようなレイゼルではない。むっとした顔で口を開いた。

「だって、エリナかわいいでしょ?」
「知ってるよ」
「えっ!?」
「でもでも、今日はもっともーっとかわいいと思わない?」
「どれどれ」
「えっ!? えっ!?!?」

 突如、話の向きが百八十度自分に変わり、瑛里奈は戸惑ったように後ろへ下がった。
 レイゼルに言われ、どれどれと身体をかがめて至恩が近づく。

 助けを求めるようにコウを見たが、完全に見ざる聞かざる言わざるをきめこんでいて、さっきの仕返しですねと瑛里奈は舌を出した。

 さておき、現実は変わらない。二歩先から遂には一歩先に至恩が居て、自分をまじまじと見つめている。

「あ、あの、あのですね、志恩……!」
「ちょっと待ってて、瑛里奈」

 数センチの距離に、整った額にさらさらとかかる黒のような紺色の髪がある。
 存外に長いまつげと、新緑の天蓋を思わせる緑の瞳を、こんなにも近くに見るのは、男も女も関係なく無邪気に遊べた小学生以来だ。

 待てと言われても、困る。
 あんまり近くて、急に上がった体温で息が止まりそう。どうしようもなくなって、瑛里奈は、胸元に手を当ててぎゅっと目を閉じた。

「……あっわかった。髪だろ!」
「そうそう。かわいいでしょー。私とおそろなんだよ!」

 ぽんと手を叩き、至恩がひょいと身体を離す。
 それが拍子抜けするほどあっけなくて、瑛里奈はぽかんと口を開けた。
 何故だか少しだけ残念で、まだ心臓がどきどきと高鳴っている。

 志恩の視線を追うように、慌てて右耳の上に手を伸ばす。レイゼルの言葉でクローバーのヘアピンのことを思い出す。
 変じゃないかな、と瑛里奈がヘアピンに触れた瞬間、

「うん。かわいいね。似合うよ、瑛里奈」
「~~~?!?」

 志恩の手が、そっとその指先に重なり、そのまま至近距離ではにかむように微笑まれ、瑛里奈はへなへなと崩れ落ちた。

「えっ、ちょっ」
「エリナが死んだー!?」
「何やってんだ、お前ら」

 呆れきったコウの声に、ヘアピンが少し斜めになっていたのを直そうとしただけなんだけど、と困ったように頬をかく志恩。

 それ以外で、特に変なことをした覚えはない。
 なんで倒れたんだろうとなだらかな瑛里奈の後頭部を見ていると、

「ところで、シオン」
「うん?」

 顔も赤く、心臓を抑え、息も絶え絶えの瑛里奈をよしよしと抱きしめながら、レイゼルは物言いたげに志恩をねめつけた。

「私には、かわいいって言ってくれないの?」

 くるくると表情豊かな赤い瞳が、今は拗ねた猫のように至恩を見上げている。
 ふっくらした赤い唇を不満そうにつんと尖らせて、水玉のワンピースの裾を掴み、ピンクのサンダルのつま先で床をトンと蹴る。
 ふわりと揺れた銀髪に、金の髪飾りがチカチカと光る。瑛里奈のそれによく似た、赤いクローバーのヘアピンだった。

 星色の髪に輝くその赤は、昔父と観たプラネタリウムの星──蠍座のアンタレスを思い出させて、志恩は目を細める。だが、結局、全然違うことを言った。

「はいはい。かーわーいーいー」
「心が一ミリもこもってない!!」
「だってお前、自己申告するんだもん」
「……? 私がかわいいのは当然なのに、何がダメなの?」
「いや、普通そういうのは自分で言うもんじゃないだろ」

 恥じらいというか、自信過剰というか、そういうのがお前はズレてる。

 ずっと言おうと思ってたけど、と。志恩はしゃがんで、レイゼルの額を指でつつく。
 ほんのり赤くなった額を両手で抑え、噛みつくようにがうっと口を開いたあと、レイゼルはちょっとだけ考え直して言った。

「……シオンは、私にゴハン作るとき、美味しくないと思ってる?」
「そんなわけないだろ。ちゃんと計ってるし、味見もしてる。どこの誰が、自分が不味いと思ってる物を人に出すんだよ」
「でしょー。私のも、そういうことなんだよ」
「……?」

 要領を得ない。
 怪訝そうな至恩に、レイゼルは堂々と口を開いた。

「自分が美味しいと思っていないものを人に出すのが失礼なように、自分がちっとも思っていないことを、他人にばかり願うのはいけないことよ。自分が自分で可愛くないと思っているのに、他人にだけ請うのは、失礼でしょ。だから、私は世界で一番かわいいのよ、シオン。たとえ、どんな姿であってもね」

 水玉のパフスリープから伸びる華奢な手でビシッと指をさし、レイゼルが完全無敵の美少女のように笑う。
 至恩は何かいおうとしたが、結局何も言うべきことが見つからなくて、口を閉じた。

「へェ。言うじゃねーか。これは、こいつのが正論なんじゃねーの?」
「……レイゼルちゃんはえらいね」

 えらいねえ、すごいね。と、復活した瑛里奈が、レイゼルの頭をよしよしする。
 感嘆するコウと感動した瑛里奈に、ふふんとちいさな胸を張るレイゼル。さらさらの髪に紛れて、金と赤のクローバーがちかりと光った。

「レイゼル」

 しゃがんだ膝に頬杖ついて、レイゼルを眺めたあと、至恩はおもむろに手を伸ばした。

「……そうだね。お前は、かわいいね」

 確かに、そういわれてしまえば、これはもう認めるしかない。
 完全敗北だ。

 レイゼルの、その片手にすっぽり収まってしまいそうにちいさな頭に、右手をすべらせながらしみじみと至恩はつぶやく。
 至恩は基本的に健全に女の子は好きなタイプで、瑛里奈はもちろん、クラスメイトの髪を編んだ今どきの女の子も、窓際でいつも本を読んでいるスカートの長い女の子も、みんな可愛いと思う。
 だが、こんなにも、かわいいの完全武装に敗北したのは、はじめてだ。

 よくとかしてツヤのでた長い髪からゆっくり手を離すと、レイゼルが驚いたように至恩を見ていた。
 最近、至恩は気づいたが、レイゼルは猫に似ている。気まぐれで、自由で、気高い猫に。
 たとえば、今は――驚いて目を丸くした猫そのものだ。

「……ねえ、シオン」

 ガタン、と振動がして、エレベーターの扉が開く。
 さっさとコウが出て、瑛里奈が開閉ボタンを押しながら出て、最後に残された至恩に、レイゼルは振り返った。
 愛嬌の化身のようにウィンクをして、スカートがふわりと舞う。

「じゃあその、とってもかわいいかわいいレイゼルちゃんに、シオン君はアイスおごってくれるんだよね?」

 ――そして、もうこいつに絶対かわいいなんて言ってやるものかと至恩は心に誓った。
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