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合儀肺助の話
うまくいくのかいかないのかはお前が言ったのだからそういう感じ
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「別に、お前が自分で、呪術ができるって言ったからだろ。そこまでいうなら、自信もあるんだろうし。なら、頼るに決まってる」
真壁動太はすらすらと、肺助の呪術・呪禁を信じる根拠を口にした。当たり前だ、という彼の態度に、肺助はしばし呆然としてしまった。
だが、そうやってぼうっとしているうち、胸の中が暖かくなるような、不思議な感覚がゆっくりと、顔の表面まで巡った。肺助は思わず顔を伏せて笑み、鼻をすすり目をこすった。そして、頭を振って呼吸を整えてから顔を上げた。
「わかりました。やりましょう!」肺助は声を上ずらせて言う。
「場所ですが、例の『告白が絶対に成功する木』という選択は正しいです。呪術はそれまでの道、人の習慣や歴史そのものです。こうやったときはそうなる、そうなるためにこうする、そういう積み重ねなので」
肺助はこの校舎裏の影、そこにずっしりと生えている一本の銀杏の木を指した。
「やはりおれの見立ては正しかったか」動太は腕を組んで言う。
最盛期では告白目的の男女で学校外まで続く行列ができたともいわれる伝説の木である。当時、文化祭が行われれば、どんな催し物よりも内外からも人が詰めかけたという。古い話だが、肺助すらもその噂は知っていた。
「今はただの噂程度の扱いになって、人通りも少ないみたいですが、ここは呪術師らしく、念を入れて当日はここに人が入らないよう結界を張ります」
現に、今も肺助と動太しかいない校舎裏と伝説の木だが、用心するに越したことはない。
「そうだ、結界って……」つい、動太は期待の眼差しを送る。何となく、呪術といえば、という趣がある言葉だからであろう。
「結界は、通常の空間と異なる別の空間とを区切り、立ち入りを難しくするものです。だから、あとでこのあたり一帯を神聖な場所として清めます。そこに対して、入り方だけ決めるので、それを守ってください」
そういって、肺助と動太は校舎の陰から出た。五十メートル先に例の木が見えるほどの位置に来る。だが、ここを境に、ちょうど校舎の角で曲がらない限り、普通に歩いてくる分には校舎裏どころか、件の木すら望めない。肺助と動太は、そんな位置に立った。
「禹歩を応用した呪いで、特定の歩き方をしない限り、ここから先、あの木まで近寄ることを禁じます」
肺助はどこからかチョークを取り出し、歩いてはどこかに印をつけ、印をつけ、都合、七つの印を書きつつ歩いた――北斗七星の形をしている。
「本格的な禹歩は覚えるのが面倒だろうし、今回は省略形です。弱まりますが、大丈夫だと思います。この印を辿るように、真壁さんだけでも、この間を必ず右足から、かつ両足を揃えてから一歩ずつ進んでください」
印と印の間は一メートルほどある。
「少しダサい見た目になるな……まあいいか。それだけで、あの伝説の木まで誰も近寄れないのか?」
動太の疑問に対して、肺助は深く頷いて答える。
「あとは、真壁さんへの禁歌、呪禁です。この呪いの効力は普通、どんなに長くても一日で、基本的には一分と持ちません」
「短っ!」つい、動太は唸ってしまった。じゃあどうするんだ、明日だぞ! と声を荒げる。しかし、肺助は堂々と動太を見返した。
「その代わり大仰な儀式が要らない呪術らしいんですが……でも、重ねがけで効果が増します。この場所についても、必ず明日一日は持つように、後で念入りに清めておきます。だから心配いりません。それは呪術師の仕事です」
「わかった。お前がそういうなら信じる」
「大丈夫です。だから、明日に向けてまずは一回、真壁さんへ呪いを掛けます」
肺助は件の木の前に動太を連れる。そして、大きく深呼吸。意識を集中させて、動太の背中へ右手の人差し指と中指を揃え刀印とし、小声で、臨兵闘者皆陣列在前と早口で唱えながら、縦横に九本の線を描く――即ち、九字を切った。
「真壁動太の『弱気』を禁ず」
「……これで、いいのか?」
そっと振り向いて動太は肺助に訊ねた。肺助は頷いた。
「真壁さんには明日の朝と昼に二度、同じことをして呪います。あとは、明日先輩が来てくれれば大丈夫です。呼び出しはどうするんですか」
「安心しろ。手紙を出した。先輩は必ず来る。誰かの手紙を無下にするような女に、おれは惚れない。なにせ、おれがばっくれた過去三回についても、毎回ちゃんと来てくれたからな」
(三回もばっくれたのか?)
こいつに協力したくない、と肺助は反射的に考えたが言わないことにした。
すると、そんなことを肺助が考えているとは知らない動太は、その太い手を肺助へ突き出した。肺助は硬直した。
「どうした?」
動太は低い声で言う。肺助の手は、その突き出されたそれに、どう返せばいいかわからず、宙を揉んだ。すると、その手を強引に動太は握った。握手の形に相成った。
「ありがとう。なんだか、明日の『告白』はうまくいきそうな気がする」
に、と動太は笑顔で肺助に笑いかけ、頼んだぞ、と言って手を離し、大股で歩き去る。その力強い歩きに、肺助はしばし見とれてしまった。
(よかった、弱気はちゃんと禁じられたみたいだ)
そうして、肺助だけが伝説の木の下に残された。肺助の残された仕事は、この場を清め、動太の告白にふさわしい場所にすること。
(いや、いけるか? 三回も呼び出してバックレたのが本当だったら、普通嫌いになるだろう。来るかどうかも怪しい)
とはいえ、と肺助は思い返す。呪術を胡散臭いものと断じず、自分を信じてくれた真壁動太が、阿賀谷戸命香なる女子生徒へ向けて、今度こそ本当の勇気を出そうとしている。
(気になるところはあるけど、多分根はいい人なんだろうな)
また、要所で恥ずかしがる様など、どうにも同情を買うところが多い。果たして、ここでただ、場所を清めて整えるだけが、自分の役目だろうか。
(そういえば、誰かに呪禁を使ったのは久しぶりだな)
肺助は、真っ赤に落ち欠ける夕日を見て目を細めた。
「……もう少し、呪っておくか」
本来なら、否、そもそも、声を掛けられた時ならそんなことなどするわけがなかっただろう。だが、今の肺助は、少しでもあの真壁動太という少年の力になりたいという気持ちが強くなっていた。
――問題は、そんな肺助の背中を見つめる存在がいたことだった。当然、合儀肺助はその視線に気づいていない。この校舎裏を見下ろす資料室の窓辺に、一人の女子生徒がいた。
「へえ、人助けのつもりかな。うまくいくわけないのに。つまんない」
真壁動太はすらすらと、肺助の呪術・呪禁を信じる根拠を口にした。当たり前だ、という彼の態度に、肺助はしばし呆然としてしまった。
だが、そうやってぼうっとしているうち、胸の中が暖かくなるような、不思議な感覚がゆっくりと、顔の表面まで巡った。肺助は思わず顔を伏せて笑み、鼻をすすり目をこすった。そして、頭を振って呼吸を整えてから顔を上げた。
「わかりました。やりましょう!」肺助は声を上ずらせて言う。
「場所ですが、例の『告白が絶対に成功する木』という選択は正しいです。呪術はそれまでの道、人の習慣や歴史そのものです。こうやったときはそうなる、そうなるためにこうする、そういう積み重ねなので」
肺助はこの校舎裏の影、そこにずっしりと生えている一本の銀杏の木を指した。
「やはりおれの見立ては正しかったか」動太は腕を組んで言う。
最盛期では告白目的の男女で学校外まで続く行列ができたともいわれる伝説の木である。当時、文化祭が行われれば、どんな催し物よりも内外からも人が詰めかけたという。古い話だが、肺助すらもその噂は知っていた。
「今はただの噂程度の扱いになって、人通りも少ないみたいですが、ここは呪術師らしく、念を入れて当日はここに人が入らないよう結界を張ります」
現に、今も肺助と動太しかいない校舎裏と伝説の木だが、用心するに越したことはない。
「そうだ、結界って……」つい、動太は期待の眼差しを送る。何となく、呪術といえば、という趣がある言葉だからであろう。
「結界は、通常の空間と異なる別の空間とを区切り、立ち入りを難しくするものです。だから、あとでこのあたり一帯を神聖な場所として清めます。そこに対して、入り方だけ決めるので、それを守ってください」
そういって、肺助と動太は校舎の陰から出た。五十メートル先に例の木が見えるほどの位置に来る。だが、ここを境に、ちょうど校舎の角で曲がらない限り、普通に歩いてくる分には校舎裏どころか、件の木すら望めない。肺助と動太は、そんな位置に立った。
「禹歩を応用した呪いで、特定の歩き方をしない限り、ここから先、あの木まで近寄ることを禁じます」
肺助はどこからかチョークを取り出し、歩いてはどこかに印をつけ、印をつけ、都合、七つの印を書きつつ歩いた――北斗七星の形をしている。
「本格的な禹歩は覚えるのが面倒だろうし、今回は省略形です。弱まりますが、大丈夫だと思います。この印を辿るように、真壁さんだけでも、この間を必ず右足から、かつ両足を揃えてから一歩ずつ進んでください」
印と印の間は一メートルほどある。
「少しダサい見た目になるな……まあいいか。それだけで、あの伝説の木まで誰も近寄れないのか?」
動太の疑問に対して、肺助は深く頷いて答える。
「あとは、真壁さんへの禁歌、呪禁です。この呪いの効力は普通、どんなに長くても一日で、基本的には一分と持ちません」
「短っ!」つい、動太は唸ってしまった。じゃあどうするんだ、明日だぞ! と声を荒げる。しかし、肺助は堂々と動太を見返した。
「その代わり大仰な儀式が要らない呪術らしいんですが……でも、重ねがけで効果が増します。この場所についても、必ず明日一日は持つように、後で念入りに清めておきます。だから心配いりません。それは呪術師の仕事です」
「わかった。お前がそういうなら信じる」
「大丈夫です。だから、明日に向けてまずは一回、真壁さんへ呪いを掛けます」
肺助は件の木の前に動太を連れる。そして、大きく深呼吸。意識を集中させて、動太の背中へ右手の人差し指と中指を揃え刀印とし、小声で、臨兵闘者皆陣列在前と早口で唱えながら、縦横に九本の線を描く――即ち、九字を切った。
「真壁動太の『弱気』を禁ず」
「……これで、いいのか?」
そっと振り向いて動太は肺助に訊ねた。肺助は頷いた。
「真壁さんには明日の朝と昼に二度、同じことをして呪います。あとは、明日先輩が来てくれれば大丈夫です。呼び出しはどうするんですか」
「安心しろ。手紙を出した。先輩は必ず来る。誰かの手紙を無下にするような女に、おれは惚れない。なにせ、おれがばっくれた過去三回についても、毎回ちゃんと来てくれたからな」
(三回もばっくれたのか?)
こいつに協力したくない、と肺助は反射的に考えたが言わないことにした。
すると、そんなことを肺助が考えているとは知らない動太は、その太い手を肺助へ突き出した。肺助は硬直した。
「どうした?」
動太は低い声で言う。肺助の手は、その突き出されたそれに、どう返せばいいかわからず、宙を揉んだ。すると、その手を強引に動太は握った。握手の形に相成った。
「ありがとう。なんだか、明日の『告白』はうまくいきそうな気がする」
に、と動太は笑顔で肺助に笑いかけ、頼んだぞ、と言って手を離し、大股で歩き去る。その力強い歩きに、肺助はしばし見とれてしまった。
(よかった、弱気はちゃんと禁じられたみたいだ)
そうして、肺助だけが伝説の木の下に残された。肺助の残された仕事は、この場を清め、動太の告白にふさわしい場所にすること。
(いや、いけるか? 三回も呼び出してバックレたのが本当だったら、普通嫌いになるだろう。来るかどうかも怪しい)
とはいえ、と肺助は思い返す。呪術を胡散臭いものと断じず、自分を信じてくれた真壁動太が、阿賀谷戸命香なる女子生徒へ向けて、今度こそ本当の勇気を出そうとしている。
(気になるところはあるけど、多分根はいい人なんだろうな)
また、要所で恥ずかしがる様など、どうにも同情を買うところが多い。果たして、ここでただ、場所を清めて整えるだけが、自分の役目だろうか。
(そういえば、誰かに呪禁を使ったのは久しぶりだな)
肺助は、真っ赤に落ち欠ける夕日を見て目を細めた。
「……もう少し、呪っておくか」
本来なら、否、そもそも、声を掛けられた時ならそんなことなどするわけがなかっただろう。だが、今の肺助は、少しでもあの真壁動太という少年の力になりたいという気持ちが強くなっていた。
――問題は、そんな肺助の背中を見つめる存在がいたことだった。当然、合儀肺助はその視線に気づいていない。この校舎裏を見下ろす資料室の窓辺に、一人の女子生徒がいた。
「へえ、人助けのつもりかな。うまくいくわけないのに。つまんない」
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