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合儀肺助の話
わたし達結婚しました!!
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「け、結婚?」
肺助は目を丸くし、自分に向けて蕩けたように目尻を下げて体をもじもじとひねる少女、阿賀谷戸命香を凝視した。
「そうでしょ? もう、やっぱり肺助さんって恥ずかしがり屋さんなのね」
そういって、命香は肺助の手を引いて居間に引き摺り込んだ。
「もう、あなた達何やってたの?」
母、合儀椎子が言う。食卓に着き、二人を待っている。
「別に、なんでもありませんよ、お義母さま」命香はにこにこ笑って肺助を座らせてから、自分もその隣に着いた。
「どういうこと……?」
そして、ただ一人、合儀肺助を置いて、
「いただきます」「いただきます!」
と、椎子と命香は食事に手を合わせて食べ始めた。ひじきの煮物とほうれん草の胡麻和えの小鉢、肉じゃが、大根と人参の味噌汁、白ご飯。ほうじ茶。絵に描いたような和食が、当然肺助の前にも配されている。
「うん、おいしい。相変わらずお料理も上手ね、命香ちゃんって」
「それは、お義母さまのご指導のおかげです」
「もう、嘘までついちゃって。そういうおべっかは誰に教えてもらっていたのかしら」
「そんなことありません。わたしの本心です。わたしはお義母さまみたいな方がいるお家に嫁げて幸せです。わたし、お母さんと二人で料理したり、お出かけしたりするの、憧れてたんです」
「もう! 命香ちゃんったら!」
きゃっきゃっ!
「……何の会話?」
合儀肺助一人だけが取り残され、テーブルを挟み、合儀椎子と阿賀谷戸命香がきゃっきゃと嫁姑トークを繰り広げている。
「あーあ、肺助さんが取り残されて不満そうね」と、椎子。
「もう、肺助さん、冷めないうちに食べてください」と、命香。
「え、あ、はい……」
促されるまま、肺助は肉じゃがを食べる。
「う、うまい……」
なぜか、涙すら出そうだった。
「もう、急にどうしたの?」
椎子が不思議そうに首を傾げた。
「あ、もしかしていつもよりおいしく感じるんじゃない?」
命香が肺助の顔を覗き込む。あわてて肺助は背筋を伸ばして顔を逸らし、目を擦った。見られてはまずい、と思った。二人が自分を注視しているのがわかる。見返してはならないと思いつつ、気になって肺助はちらと、命香の様子を窺った。すると、あの白い頬を、今だけは赤く火照らせている阿賀谷戸命香が肺助を見つめている。
「なんで、これがおいしいって……」
「肺助さん。それが、幸せの味だよ」命香は頬を赤く染めたままそう囁いた。
「これが、幸せ……」
肺助は再び、目に涙が集中し始めたのを感じた。あの合儀椎子は毒気でも抜けたように首を傾げていて、肺助の目の前には自分の彼女、否、嫁となった『合儀命香』がいる。
「これが、幸せ、なのか……」
胸が痛いほどに熱せられ、顔面の色々なものが勝手に拡縮を繰り返す。活性化した血行が首筋をむず痒くさせる。肺助は思わず鼻を啜った。だが、一方でこうも思う。
否!
(そんなわけないだろ!)
肺助は奥歯を噛んで思考する。
(現在の法律では男女ともに結婚できる年齢は十八歳。このシチュエーションはあり得ない!)
合儀肺助(十五歳、そろそろ十六歳)は、おのれの手のひらに爪が刺さるほど固く拳を握った。
(思い出せ、合儀命香は……否、阿賀谷戸命香は呪術師だ!)
奥歯を噛んで、肺助は結論した。
(これは、なんらかの『呪い』を受けている! このままでは何かがまずい!)
そう! これこそが、合儀肺助が初めて参加する呪術師同士の呪い合いであった。
「もう、どうしたの、今度は急に怖い顔して」
肺助の異常に気付いたのか、命香は十センチと間のないくらいに顔を寄せて、肺助の様子を凝視した。
(顔が……唇が近い……息が当たる……)
肺助は別の意味で涙を浮かべていた。
本来あり得ない幸せな結婚生活、これは何らかの呪術により、認識が改変され、合儀家内の呪いが揺らいだ結果だ。
(昨日まで健康だった人間を殺す、大病を患った人を治す、結婚間近の二人を不仲にする、季節外れの左遷を起こす、すべて呪いでできることだ。結婚だって起こり得る!)
肺助は何とか平静を保とうと、呼吸を整えた。
(母さんが作った家長が絶対のルールも呪術で補強されたもの。より強い呪いさえかけられれば、結婚生活の上書きぐらいできるはず)
これは攻撃だ。目的は不明だが、この異常事態は正さねばならない。
だが、一方でこうも思う。
(このシチュエーション、あまりにも惜しい!)
肺助の視線は、時計を見た。まだ、夜七時。
(これが、例えば十二時を回ったりとかしたら、おれ達は一体どうなっちゃうんだ!)
目の前には自称結婚相手、合儀命香がいる。不思議そうに今、肺助に身を寄せる彼女の緩いシャツの胸元に、肺助の視線は釘付けになった。着古されたそこから、ついぞ現実でお目に掛かったことのない深い谷間が造形されていた。
(おれは、どうしても、この呪術を破らなくてはならないのか……?)
その時ついに、つう、と肺助の頬を一筋の涙が流れた。
――合儀肺助は、いわゆる黒ギャル、というものが苦手だった。
勿論、この田舎町で彼女らに遭遇したことはない。高校にもいない。だが、テレビで目にする『黒ギャル』なる存在は、肺助にとって恐怖そのものだった。茶色や蛍光色の髪、濃い化粧、聞き慣れぬ言葉。都会の街頭で叫び、はしゃぐその姿は、彼にとってもはや未知の生物だった。
『見てよこいつの“つけま”!』
『こいつがトイレ行った後に洗面台見たらゲロと一緒にいっぱい落ちてて!』
『ないこいつ、芋虫食ったの、って!』
『食ってねえよ!』
『ギャハハハハハ!』
(もしこんな人間が目の前に現れたら対処のしようがない……!)
想像するだけで、肺助の心臓が縮み上がった。息苦しく、居心地が悪い。自分には到底理解できない世界がそこにはある。
だが、今目の前にいる命香は、そんな未知の存在とは正反対だ。派手さもなく、落ち着いており、肺助にとって安心できる存在そのものだった。理想を超えた『安全で心地よい』人。
当然、そういった考えは夢を見すぎた理想であり、こんなことを誰かに話せば笑われるに決まっている! それは、合儀肺助にもわかっているのだ!
ところが、今、すぐ傍で首を傾げつつ、ふわりと肺助から離れて食事に戻るこの少女、合儀命香……否、阿賀谷戸命香は、その肺助の理想を完璧に備えていた。否、それ以上と言ってもいい。肺助の視線は、彼女の胸元に集中し……慌てて首を振って天井を見た。
(だめだ、落ち着け合儀肺助。邪な発想は身を崩す!)
と思いつつ、恐る恐る、もう一度命香の様子を観察する。育ちの良さがわかる丁寧な箸使いで、命香は肉じゃがを食べ、次にご飯を口に運ぶ。白い歯が時に食材を噛み切り、頬が咀嚼に上下する。肺助はその様相をじっと見つめている。
肺助は天井を再び仰ぎ、『幸せ』を噛みしめた。
だが、その時ふと、壁に掛けてある額縁が目に入った。
肺助は目を丸くし、自分に向けて蕩けたように目尻を下げて体をもじもじとひねる少女、阿賀谷戸命香を凝視した。
「そうでしょ? もう、やっぱり肺助さんって恥ずかしがり屋さんなのね」
そういって、命香は肺助の手を引いて居間に引き摺り込んだ。
「もう、あなた達何やってたの?」
母、合儀椎子が言う。食卓に着き、二人を待っている。
「別に、なんでもありませんよ、お義母さま」命香はにこにこ笑って肺助を座らせてから、自分もその隣に着いた。
「どういうこと……?」
そして、ただ一人、合儀肺助を置いて、
「いただきます」「いただきます!」
と、椎子と命香は食事に手を合わせて食べ始めた。ひじきの煮物とほうれん草の胡麻和えの小鉢、肉じゃが、大根と人参の味噌汁、白ご飯。ほうじ茶。絵に描いたような和食が、当然肺助の前にも配されている。
「うん、おいしい。相変わらずお料理も上手ね、命香ちゃんって」
「それは、お義母さまのご指導のおかげです」
「もう、嘘までついちゃって。そういうおべっかは誰に教えてもらっていたのかしら」
「そんなことありません。わたしの本心です。わたしはお義母さまみたいな方がいるお家に嫁げて幸せです。わたし、お母さんと二人で料理したり、お出かけしたりするの、憧れてたんです」
「もう! 命香ちゃんったら!」
きゃっきゃっ!
「……何の会話?」
合儀肺助一人だけが取り残され、テーブルを挟み、合儀椎子と阿賀谷戸命香がきゃっきゃと嫁姑トークを繰り広げている。
「あーあ、肺助さんが取り残されて不満そうね」と、椎子。
「もう、肺助さん、冷めないうちに食べてください」と、命香。
「え、あ、はい……」
促されるまま、肺助は肉じゃがを食べる。
「う、うまい……」
なぜか、涙すら出そうだった。
「もう、急にどうしたの?」
椎子が不思議そうに首を傾げた。
「あ、もしかしていつもよりおいしく感じるんじゃない?」
命香が肺助の顔を覗き込む。あわてて肺助は背筋を伸ばして顔を逸らし、目を擦った。見られてはまずい、と思った。二人が自分を注視しているのがわかる。見返してはならないと思いつつ、気になって肺助はちらと、命香の様子を窺った。すると、あの白い頬を、今だけは赤く火照らせている阿賀谷戸命香が肺助を見つめている。
「なんで、これがおいしいって……」
「肺助さん。それが、幸せの味だよ」命香は頬を赤く染めたままそう囁いた。
「これが、幸せ……」
肺助は再び、目に涙が集中し始めたのを感じた。あの合儀椎子は毒気でも抜けたように首を傾げていて、肺助の目の前には自分の彼女、否、嫁となった『合儀命香』がいる。
「これが、幸せ、なのか……」
胸が痛いほどに熱せられ、顔面の色々なものが勝手に拡縮を繰り返す。活性化した血行が首筋をむず痒くさせる。肺助は思わず鼻を啜った。だが、一方でこうも思う。
否!
(そんなわけないだろ!)
肺助は奥歯を噛んで思考する。
(現在の法律では男女ともに結婚できる年齢は十八歳。このシチュエーションはあり得ない!)
合儀肺助(十五歳、そろそろ十六歳)は、おのれの手のひらに爪が刺さるほど固く拳を握った。
(思い出せ、合儀命香は……否、阿賀谷戸命香は呪術師だ!)
奥歯を噛んで、肺助は結論した。
(これは、なんらかの『呪い』を受けている! このままでは何かがまずい!)
そう! これこそが、合儀肺助が初めて参加する呪術師同士の呪い合いであった。
「もう、どうしたの、今度は急に怖い顔して」
肺助の異常に気付いたのか、命香は十センチと間のないくらいに顔を寄せて、肺助の様子を凝視した。
(顔が……唇が近い……息が当たる……)
肺助は別の意味で涙を浮かべていた。
本来あり得ない幸せな結婚生活、これは何らかの呪術により、認識が改変され、合儀家内の呪いが揺らいだ結果だ。
(昨日まで健康だった人間を殺す、大病を患った人を治す、結婚間近の二人を不仲にする、季節外れの左遷を起こす、すべて呪いでできることだ。結婚だって起こり得る!)
肺助は何とか平静を保とうと、呼吸を整えた。
(母さんが作った家長が絶対のルールも呪術で補強されたもの。より強い呪いさえかけられれば、結婚生活の上書きぐらいできるはず)
これは攻撃だ。目的は不明だが、この異常事態は正さねばならない。
だが、一方でこうも思う。
(このシチュエーション、あまりにも惜しい!)
肺助の視線は、時計を見た。まだ、夜七時。
(これが、例えば十二時を回ったりとかしたら、おれ達は一体どうなっちゃうんだ!)
目の前には自称結婚相手、合儀命香がいる。不思議そうに今、肺助に身を寄せる彼女の緩いシャツの胸元に、肺助の視線は釘付けになった。着古されたそこから、ついぞ現実でお目に掛かったことのない深い谷間が造形されていた。
(おれは、どうしても、この呪術を破らなくてはならないのか……?)
その時ついに、つう、と肺助の頬を一筋の涙が流れた。
――合儀肺助は、いわゆる黒ギャル、というものが苦手だった。
勿論、この田舎町で彼女らに遭遇したことはない。高校にもいない。だが、テレビで目にする『黒ギャル』なる存在は、肺助にとって恐怖そのものだった。茶色や蛍光色の髪、濃い化粧、聞き慣れぬ言葉。都会の街頭で叫び、はしゃぐその姿は、彼にとってもはや未知の生物だった。
『見てよこいつの“つけま”!』
『こいつがトイレ行った後に洗面台見たらゲロと一緒にいっぱい落ちてて!』
『ないこいつ、芋虫食ったの、って!』
『食ってねえよ!』
『ギャハハハハハ!』
(もしこんな人間が目の前に現れたら対処のしようがない……!)
想像するだけで、肺助の心臓が縮み上がった。息苦しく、居心地が悪い。自分には到底理解できない世界がそこにはある。
だが、今目の前にいる命香は、そんな未知の存在とは正反対だ。派手さもなく、落ち着いており、肺助にとって安心できる存在そのものだった。理想を超えた『安全で心地よい』人。
当然、そういった考えは夢を見すぎた理想であり、こんなことを誰かに話せば笑われるに決まっている! それは、合儀肺助にもわかっているのだ!
ところが、今、すぐ傍で首を傾げつつ、ふわりと肺助から離れて食事に戻るこの少女、合儀命香……否、阿賀谷戸命香は、その肺助の理想を完璧に備えていた。否、それ以上と言ってもいい。肺助の視線は、彼女の胸元に集中し……慌てて首を振って天井を見た。
(だめだ、落ち着け合儀肺助。邪な発想は身を崩す!)
と思いつつ、恐る恐る、もう一度命香の様子を観察する。育ちの良さがわかる丁寧な箸使いで、命香は肉じゃがを食べ、次にご飯を口に運ぶ。白い歯が時に食材を噛み切り、頬が咀嚼に上下する。肺助はその様相をじっと見つめている。
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