1 / 1
愛の果てに
しおりを挟む
朝の光が届かないこの部屋で、俺は目を覚ます。蛍光灯の淡い白が、コンクリートの壁を冷たく照らしていた。
ベッドの上で、俺の体に絡みつくようにフェアリーが息を潜めるように寝ていた。銀髪が俺の胸に広がり、瞼をまだ閉じたまま。俺の肉棒を尻穴に深く埋めたままの状態で。
昨夜の余韻が残るように、内壁が微かに震えてるのが己の肉棒を通じて感じる。抜かずに一晩中繋がったまま、こいつは俺の熱を求めて体を寄せてきた。
──こいつはもう俺なしじゃ生きられない体になってる。それが、愛おしくて仕方ない。
「おい、フェアリー。起きろ」
俺はフェアリーの銀髪を指で梳きながら、低く囁く。囁いた後に、愛しさという甘さが混ざっていたことに内心苦笑いしながら。
そんな俺の心情など知らず、フェアリーの体がびくりと跳ねて、ナカがきゅっと締まる。
……悪くない反応だ。どうやらちゃんと起きたらしい。
瞼がゆっくり開き、俺を見上げてくる。
翡翠の瞳に、朝のぼんやりとした霧がかかっている思考なのに、俺の存在を認識した瞬間、頰を赤らめる。
もう何ヶ月も愛し合っても、なおこんな様子を見せるんだ。愛らしいとしか言えない。
「闇刃……お、おはようございます」
言葉そのものは敬語のままだが、俺の名前を呼び捨てにするようになった。心が俺に開かれた証拠だ。
それが何よりも今、俺の胸を熱くする。最初の『闇刃さん』って呼ばれるのも、嫌いじゃなかったがな。
体を起こそうとするフェアリーだったが、俺の肉棒に阻まれてわずかに喘いだ。
「ぁっ……まだ、入ったまま……」
「当たり前だろ。お前が俺を求めてるんだからな」
俺はフェアリーの身体を抱き寄せ、軽く腰を押し込む。内壁が熱く濡れ、俺を飲み込むように蠢く。
フェアリーの息が乱れ始めると同時に、翡翠の瞳が潤む。
──朝から疼き始めてるのが手に取るように分かり、俺は耳元で囁いた。
「今日もイキそうになったら、ちゃんと申告しろ。『イキそうです』ってな。言わねえと俺のをお前から翌朝まで抜く罰があることを、忘れるな」
目に見えるほど、フェアリーの顔が赤く染まる。恥ずかしさが、こいつの孤独を埋めるための俺の調教を、ますます甘くする。
まあ、俺の肉棒を尻穴に埋めてねえと自慰をしなきゃならねえほど、疼く身体に仕立て上げたんだ。孤独が埋まってくれねえと俺も困る。
「……はい、闇刃。……わ、分かり、ました……」
小さく頷き、俺の胸に顔を埋めるフェアリー。
──いい子だ。数週間前は申告なんてできなくて、罰のループに陥って、俺の肉棒が欲しいと泣きじゃくってたのに。
今じゃ、ちゃんと俺の言葉を待ってる。
朝食の時間だ。俺はフェアリーを抱えたままベッドから体を起こす。尻穴に俺の肉棒を入れたまま、膝の上に乗せる。いわゆる対面座位だ。
そうすればさらに深く、フェアリーは俺を咥え込むことになるわけで。
「っ……やい、ば……動か、ない、で……くださ……っ」
奴の声が震える。俺は笑って、昨夜のうちに用意していた、トレイに載せた簡単な朝食——パンとコーヒー——を口元に運ぶ。
「食えよ。お前が仕事で集中できねえのは、俺のせいだろ? けどな。ちゃんと食って、俺を感じろ」
フェアリーの唇にパンを押し当て、噛むのを待つ。そのうち小さく口を開き、頰を膨らませて咀嚼し始める。
だが、噛む刺激で体が揺れるたびに内壁も僅かに動く。
それはフェアリーにとっての快感だ。息が甘く漏れてるのが俺には伝わる。というより、目の前にいるんだ、分からないわけがない。
「ん……い、イキそうです……闇刃」
──早いな。
俺は内心でほくそ笑む。
心理戦の始まりだ。この申告を試すように、わざと腰を少し揺らしてみる。
「本気か? まだ朝だぞ。俺の熱がお前を疼かせるだけで、もう限界か?」
フェアリーの内壁が痙攣し、俺を強く締めつける。瞳が快感の涙で濡れ始めて、俺の肩に爪を立てる。
微かなこの痛みさえ、俺にとってはフェアリーからの愛に感じる。それくらいこいつは、愛を示すのが下手くそだ。
「本気、です……闇刃、許して、くださっ……い、イク……!」
「──いいぞ、イけ」
俺は許可を与え、腰を強く押さえつける。
フェアリーの体がびくびくと震え、ナカだけで絶頂を迎えたのが肉棒越しに伝わってきた。
同時にフェアリーの肉棒から出てきた白濁が俺を濡らし、俺の肉棒がさらに硬くなる。目の前でイク姿を見せたフェアリーは俺の首にしがみつき、喘ぎを抑えずに泣き声を上げた。
「あぁ……闇刃、ありがとう……ございます……」
罰を避けた安堵と、俺への依存が混じった表情。俺は背中をゆっくりと撫でながら、耳元へ囁く。
「よく言えたな。俺の愛、感じただろ? でも、これで終わりじゃねえ。一日中、俺がお前のナカにいるんだ」
頷き、俺の胸に体を預けるフェアリー。
朝の心理戦は、俺の勝ちだ。
午前中。フェアリーの仕事の時間だ。
フリーのエンジニアとして、ベッドの上でラップトップを膝に置き、コードを叩く。指の速さは秀才そのものといって差し支えないほどだ。
俺はそんなフェアリーの後ろから抱きつき、尻穴に俺の肉棒を埋めたまま、動きに合わせて体を密着させる。
部屋に響くのは、キーボードの音とこいつの抑えた息遣いだけ。窓がないこの空間で、時間は溶けていく。
フェアリーの頭脳は、指の速さからするに冴えてるはず——なんせ、繁忙期という最も忙しい二週間を、この状態で仕事してたんだからな——だが、あの後にした調教。
二週間俺をおざなりにしたんだ、同じ期間、フェアリーの身体へ俺を刻み込むように調教し直した。
その調教の結果、俺の存在が集中を削ぐようになったようだ。
「闇刃……あの。集中、できない……の、ですが……」
フェアリーが画面から目を離し、俺に訴える。俺は首筋に唇を寄せ、軽く歯を立てた。
歯を立てすぎたのか、血の味がわずかに滲む——フェアリーの白い肌に赤い痕が残るのは、俺の執着の証だ。永久に傷つける気はねえが、この疼きがこの体に俺を刻む。
「集中しろよ。お前の頭は俺のものだ。仕事中も、俺を感じてろ。イキそうになったら……分かってるな?」
フェアリーは俺の言葉に唇を噛み、キーボードに戻る。
だが、数分もしないうちに、指が止まった。内壁が蠢いて俺を締め、肩が震え始める。
「……い、イキ、そうです。闇刃。し、仕事中、なのに……」
俺は耳を甘噛みしながら、くつくつと笑いながら囁く。
「仕事中だから、許さねえ。自分で我慢しろ。申告しただけじゃ、許可は出さねえぞ」
心理戦の核心だ。こいつの葛藤を煽る——俺なしじゃ耐えられない体なのに、俺の許可を待つ心。翡翠の瞳が揺れ、涙が零れる。
「お願い、です……闇刃、許して……くださ……い、イキそう、で……抑え、られなっ……」
「じゃあ言えよ。『闇刃の愛でイかせてください』ってな」
俺は腰を微動だにせず、焦らす。内壁が熱く痙攣し、俺を求めて更に蠢く。
しばらく瞳をウロウロとさせていたフェアリーだったが、耐えられなくなったんだろう。
声を絞り出すように告げてきた。
「……や、……闇刃の……愛で、……い、イかせて、ください……っ」
「……言えたな。いいぞ。イけ」
許可の言葉を出した途端、再び絶頂に達するフェアリー。
体が弓なりに反り、ラップトップがずり落ちそうになったのを俺が支えてやる。
白濁がシーツを濡らし、部屋に独特の匂いが広がっていく。仕事の合間のこの瞬間、フェアリーの心は俺に傾く。
孤独だった過去を、俺の調教で埋め尽くす——それが俺の二つの愛だ。
監禁はこいつをここに留め、調教は魂を俺に縛る。
昼食の後、俺はフェアリーをベッドに押し倒す。午後の自由時間だ。
体は朝からの絶頂で、俺の指が乳首に触れただけで喘ぎ声が漏れるほど敏感になってる。
「ぅぁっ。っ、や、やい、ば……もう、限界、です……」
囁くような声は甘く、淫らに染まり、翡翠の瞳が俺を求める。限界だと訴えながら、俺を求める。
だから俺は唇を奪い、舌を絡めながら、ゆっくり、焦らすように内壁を擦る。よりこいつの心を、本性を出せるように。
「限界? まだだ。お前は俺のものだ。一日中、俺を感じろ」
──申告が次々と来る。
「い、っイキそうです……」
「イク……闇刃……イキます……っ!」
俺はそんなフェアリーからの申告に、時折許可を与え、時折焦らす。
噛み痕が首に残るのは、俺の歯形——執着の証。
それなのにフェアリーは、俺が与える痛みを快楽に変え、俺にしがみつく。
心理戦は続く。
奴が俺の支配を欲し、俺が奴の依存を深める。
夕方、フェアリーの仕事が一段落する頃。俺はフェアリーを抱き上げ、壁に押しつける。
コンクリートの冷たさが背中に伝わり、対比で俺の熱が際立ってることだろう。
「お前、今日何回申告した? 数えて俺に教えろ」
フェアリーは息を乱しながらも、これまで申告した数──つまり絶頂した回数を伝えてきた。
「五……いえ、六回、です……」
「……足りねえな。もっと俺を求めろ」
俺はフェアリーの尻穴から激しく突き上げ、絶頂を誘う。
そうすれば、フェアリーの声が部屋に響いた。
「まっ、待って、くださ、っ……い、イク……闇刃、イクっ!」
許可を与え、俺もナカで果てる。熱い奔流がフェアリーのナカを満たし、フェアリーの体が俺に溶け込む。
夜が訪れる。蛍光灯の光が唯一の時間標識だ。だからまあ、あくまでも勘だがな。
俺たちはベッドに横たわり、繋がったまま互いの体を撫で合う。
フェアリーの銀髪を指で弄びながら、俺は思う。
こいつはもう、俺なしじゃ空っぽに戻る。申告の言葉は、フェアリーからの愛の証。心理戦の果てに、俺の二つの愛はフェアリーを永遠に縛る。
「──お前は俺のものだ、フェアリー。明日も、ずっと」
俺の囁きにフェアリーは頷いて、俺の胸に唇を寄せてきた。
「はい……闇刃。ずっと、君のものです……」
──この部屋で、俺たちの1日は終わる。明日も、同じ戦いが待ってる。俺の勝ちで、フェアリーの依存で。
ベッドの上で、俺の体に絡みつくようにフェアリーが息を潜めるように寝ていた。銀髪が俺の胸に広がり、瞼をまだ閉じたまま。俺の肉棒を尻穴に深く埋めたままの状態で。
昨夜の余韻が残るように、内壁が微かに震えてるのが己の肉棒を通じて感じる。抜かずに一晩中繋がったまま、こいつは俺の熱を求めて体を寄せてきた。
──こいつはもう俺なしじゃ生きられない体になってる。それが、愛おしくて仕方ない。
「おい、フェアリー。起きろ」
俺はフェアリーの銀髪を指で梳きながら、低く囁く。囁いた後に、愛しさという甘さが混ざっていたことに内心苦笑いしながら。
そんな俺の心情など知らず、フェアリーの体がびくりと跳ねて、ナカがきゅっと締まる。
……悪くない反応だ。どうやらちゃんと起きたらしい。
瞼がゆっくり開き、俺を見上げてくる。
翡翠の瞳に、朝のぼんやりとした霧がかかっている思考なのに、俺の存在を認識した瞬間、頰を赤らめる。
もう何ヶ月も愛し合っても、なおこんな様子を見せるんだ。愛らしいとしか言えない。
「闇刃……お、おはようございます」
言葉そのものは敬語のままだが、俺の名前を呼び捨てにするようになった。心が俺に開かれた証拠だ。
それが何よりも今、俺の胸を熱くする。最初の『闇刃さん』って呼ばれるのも、嫌いじゃなかったがな。
体を起こそうとするフェアリーだったが、俺の肉棒に阻まれてわずかに喘いだ。
「ぁっ……まだ、入ったまま……」
「当たり前だろ。お前が俺を求めてるんだからな」
俺はフェアリーの身体を抱き寄せ、軽く腰を押し込む。内壁が熱く濡れ、俺を飲み込むように蠢く。
フェアリーの息が乱れ始めると同時に、翡翠の瞳が潤む。
──朝から疼き始めてるのが手に取るように分かり、俺は耳元で囁いた。
「今日もイキそうになったら、ちゃんと申告しろ。『イキそうです』ってな。言わねえと俺のをお前から翌朝まで抜く罰があることを、忘れるな」
目に見えるほど、フェアリーの顔が赤く染まる。恥ずかしさが、こいつの孤独を埋めるための俺の調教を、ますます甘くする。
まあ、俺の肉棒を尻穴に埋めてねえと自慰をしなきゃならねえほど、疼く身体に仕立て上げたんだ。孤独が埋まってくれねえと俺も困る。
「……はい、闇刃。……わ、分かり、ました……」
小さく頷き、俺の胸に顔を埋めるフェアリー。
──いい子だ。数週間前は申告なんてできなくて、罰のループに陥って、俺の肉棒が欲しいと泣きじゃくってたのに。
今じゃ、ちゃんと俺の言葉を待ってる。
朝食の時間だ。俺はフェアリーを抱えたままベッドから体を起こす。尻穴に俺の肉棒を入れたまま、膝の上に乗せる。いわゆる対面座位だ。
そうすればさらに深く、フェアリーは俺を咥え込むことになるわけで。
「っ……やい、ば……動か、ない、で……くださ……っ」
奴の声が震える。俺は笑って、昨夜のうちに用意していた、トレイに載せた簡単な朝食——パンとコーヒー——を口元に運ぶ。
「食えよ。お前が仕事で集中できねえのは、俺のせいだろ? けどな。ちゃんと食って、俺を感じろ」
フェアリーの唇にパンを押し当て、噛むのを待つ。そのうち小さく口を開き、頰を膨らませて咀嚼し始める。
だが、噛む刺激で体が揺れるたびに内壁も僅かに動く。
それはフェアリーにとっての快感だ。息が甘く漏れてるのが俺には伝わる。というより、目の前にいるんだ、分からないわけがない。
「ん……い、イキそうです……闇刃」
──早いな。
俺は内心でほくそ笑む。
心理戦の始まりだ。この申告を試すように、わざと腰を少し揺らしてみる。
「本気か? まだ朝だぞ。俺の熱がお前を疼かせるだけで、もう限界か?」
フェアリーの内壁が痙攣し、俺を強く締めつける。瞳が快感の涙で濡れ始めて、俺の肩に爪を立てる。
微かなこの痛みさえ、俺にとってはフェアリーからの愛に感じる。それくらいこいつは、愛を示すのが下手くそだ。
「本気、です……闇刃、許して、くださっ……い、イク……!」
「──いいぞ、イけ」
俺は許可を与え、腰を強く押さえつける。
フェアリーの体がびくびくと震え、ナカだけで絶頂を迎えたのが肉棒越しに伝わってきた。
同時にフェアリーの肉棒から出てきた白濁が俺を濡らし、俺の肉棒がさらに硬くなる。目の前でイク姿を見せたフェアリーは俺の首にしがみつき、喘ぎを抑えずに泣き声を上げた。
「あぁ……闇刃、ありがとう……ございます……」
罰を避けた安堵と、俺への依存が混じった表情。俺は背中をゆっくりと撫でながら、耳元へ囁く。
「よく言えたな。俺の愛、感じただろ? でも、これで終わりじゃねえ。一日中、俺がお前のナカにいるんだ」
頷き、俺の胸に体を預けるフェアリー。
朝の心理戦は、俺の勝ちだ。
午前中。フェアリーの仕事の時間だ。
フリーのエンジニアとして、ベッドの上でラップトップを膝に置き、コードを叩く。指の速さは秀才そのものといって差し支えないほどだ。
俺はそんなフェアリーの後ろから抱きつき、尻穴に俺の肉棒を埋めたまま、動きに合わせて体を密着させる。
部屋に響くのは、キーボードの音とこいつの抑えた息遣いだけ。窓がないこの空間で、時間は溶けていく。
フェアリーの頭脳は、指の速さからするに冴えてるはず——なんせ、繁忙期という最も忙しい二週間を、この状態で仕事してたんだからな——だが、あの後にした調教。
二週間俺をおざなりにしたんだ、同じ期間、フェアリーの身体へ俺を刻み込むように調教し直した。
その調教の結果、俺の存在が集中を削ぐようになったようだ。
「闇刃……あの。集中、できない……の、ですが……」
フェアリーが画面から目を離し、俺に訴える。俺は首筋に唇を寄せ、軽く歯を立てた。
歯を立てすぎたのか、血の味がわずかに滲む——フェアリーの白い肌に赤い痕が残るのは、俺の執着の証だ。永久に傷つける気はねえが、この疼きがこの体に俺を刻む。
「集中しろよ。お前の頭は俺のものだ。仕事中も、俺を感じてろ。イキそうになったら……分かってるな?」
フェアリーは俺の言葉に唇を噛み、キーボードに戻る。
だが、数分もしないうちに、指が止まった。内壁が蠢いて俺を締め、肩が震え始める。
「……い、イキ、そうです。闇刃。し、仕事中、なのに……」
俺は耳を甘噛みしながら、くつくつと笑いながら囁く。
「仕事中だから、許さねえ。自分で我慢しろ。申告しただけじゃ、許可は出さねえぞ」
心理戦の核心だ。こいつの葛藤を煽る——俺なしじゃ耐えられない体なのに、俺の許可を待つ心。翡翠の瞳が揺れ、涙が零れる。
「お願い、です……闇刃、許して……くださ……い、イキそう、で……抑え、られなっ……」
「じゃあ言えよ。『闇刃の愛でイかせてください』ってな」
俺は腰を微動だにせず、焦らす。内壁が熱く痙攣し、俺を求めて更に蠢く。
しばらく瞳をウロウロとさせていたフェアリーだったが、耐えられなくなったんだろう。
声を絞り出すように告げてきた。
「……や、……闇刃の……愛で、……い、イかせて、ください……っ」
「……言えたな。いいぞ。イけ」
許可の言葉を出した途端、再び絶頂に達するフェアリー。
体が弓なりに反り、ラップトップがずり落ちそうになったのを俺が支えてやる。
白濁がシーツを濡らし、部屋に独特の匂いが広がっていく。仕事の合間のこの瞬間、フェアリーの心は俺に傾く。
孤独だった過去を、俺の調教で埋め尽くす——それが俺の二つの愛だ。
監禁はこいつをここに留め、調教は魂を俺に縛る。
昼食の後、俺はフェアリーをベッドに押し倒す。午後の自由時間だ。
体は朝からの絶頂で、俺の指が乳首に触れただけで喘ぎ声が漏れるほど敏感になってる。
「ぅぁっ。っ、や、やい、ば……もう、限界、です……」
囁くような声は甘く、淫らに染まり、翡翠の瞳が俺を求める。限界だと訴えながら、俺を求める。
だから俺は唇を奪い、舌を絡めながら、ゆっくり、焦らすように内壁を擦る。よりこいつの心を、本性を出せるように。
「限界? まだだ。お前は俺のものだ。一日中、俺を感じろ」
──申告が次々と来る。
「い、っイキそうです……」
「イク……闇刃……イキます……っ!」
俺はそんなフェアリーからの申告に、時折許可を与え、時折焦らす。
噛み痕が首に残るのは、俺の歯形——執着の証。
それなのにフェアリーは、俺が与える痛みを快楽に変え、俺にしがみつく。
心理戦は続く。
奴が俺の支配を欲し、俺が奴の依存を深める。
夕方、フェアリーの仕事が一段落する頃。俺はフェアリーを抱き上げ、壁に押しつける。
コンクリートの冷たさが背中に伝わり、対比で俺の熱が際立ってることだろう。
「お前、今日何回申告した? 数えて俺に教えろ」
フェアリーは息を乱しながらも、これまで申告した数──つまり絶頂した回数を伝えてきた。
「五……いえ、六回、です……」
「……足りねえな。もっと俺を求めろ」
俺はフェアリーの尻穴から激しく突き上げ、絶頂を誘う。
そうすれば、フェアリーの声が部屋に響いた。
「まっ、待って、くださ、っ……い、イク……闇刃、イクっ!」
許可を与え、俺もナカで果てる。熱い奔流がフェアリーのナカを満たし、フェアリーの体が俺に溶け込む。
夜が訪れる。蛍光灯の光が唯一の時間標識だ。だからまあ、あくまでも勘だがな。
俺たちはベッドに横たわり、繋がったまま互いの体を撫で合う。
フェアリーの銀髪を指で弄びながら、俺は思う。
こいつはもう、俺なしじゃ空っぽに戻る。申告の言葉は、フェアリーからの愛の証。心理戦の果てに、俺の二つの愛はフェアリーを永遠に縛る。
「──お前は俺のものだ、フェアリー。明日も、ずっと」
俺の囁きにフェアリーは頷いて、俺の胸に唇を寄せてきた。
「はい……闇刃。ずっと、君のものです……」
──この部屋で、俺たちの1日は終わる。明日も、同じ戦いが待ってる。俺の勝ちで、フェアリーの依存で。
5
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
BL団地妻on vacation
夕凪
BL
BL団地妻第二弾。
団地妻の芦屋夫夫が団地を飛び出し、南の島でチョメチョメしてるお話です。
頭を空っぽにして薄目で読むぐらいがちょうどいいお話だと思います。
なんでも許せる人向けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる