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プロローグ
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「おはようございます、主」。
「あぁ、そうだな、おはよう」。
「ブフッ、おはようって今深夜2時ですよ、主ウケるッ」。
「ウケねぇよはっ倒すぞお前」。
「ところで主、今、世界滅亡しかけてますけど大丈夫ですか?」。
「………何言ってんのお前、この間観た『アルマゲドゥーン』の影響ですか?流行らねぇと思うぞ、ソレ」。
「アレ、最っ高でしたね、隕石がドーンってアッハッハッハ」。
「お前……謝れよ、ハリーに謝れよ」。
「まぁそれはそうと、起きて即効ネットサーフィンとかガチニートじゃないですか」。
「無許可で居座る電気泥棒のお前よか迷惑かけてない俺の方が幾分かマシだ」。
「アッハッハッハ………サイコキネシスで捻りきりますよ?」。
「それは自虐を含んだネタか?──ミュウ」。
カーテンで締切られた六畳一間の一室──男が一人パソコンの前でお喋りしてました。
決してイタい人でも危ない人でも無いです。何故かって?話しているのはパソコンの中にいる彼女だからです。あ、悲しい人でも無いです、やめて下さい、引かないで下さい。
さてと──俺の名前は八弔 カイトやる事やってニー活中とでも自己紹介しておこうか。
『何自信満々にニートアピールしてんだこのクズ』だって?
ハッハッハ、まぁ待てよスティーブ落ち着けって俺は『やる事はやったんだ』。
若くして留学、飛び級、主席卒業。帰国し株でボロ儲け、官僚の父に社長の母、絶対主義者の両親への反抗で今に至る。即効絶縁されたぜ、アレは笑った。
つまりアレだ、世間一般からみた俺はいわゆる『エリートニート』と言う奴だ。
さてさて──私の名前はミュウ、スーパー電脳少女とでも自己紹介しておこうか!!
「『おこうか!!』じゃねぇよ、急にインターネットに侵入して来てそれから何もせず怠慢働いてるだけだろうが」。
「………ヘドロ爆弾喰らわせますよ」。
「マニアック何だよ誰も使わねぇよそんな技」。
まぁ何行も使う程コイツに中身は無い。
二年程前、俺はいつもと変わらぬ日常を送っていた。朝からPCを開くと見知らぬフォルダ、恐る恐るクリックするとこの女が出てきたのだ。自立型AIとでも言うのだろうか──まぁとにかく厚かましい奴だ。
─ 1 ─
──クアァァァ
ヤケクソの様なでっかいあくびを一つ
「なぁ、何か最近ネットの更新おかしくね、お前なんかした?」。
「なんですか、失礼ですね、別に何もして無いですよ」。
タイミング良く鳴る腹の虫
山積みになったダンボール箱の中からペヨングを抜き取りお湯を沸かす。
「なんですか、またカップ焼きそばですか、些か私は主の栄誉バランスが心配です。」
「大丈夫だよ、キャベツ入ってるから実質ゼロキロカロリーだ」。
「何言ってるんですか、アホですか、主」。
お湯をシンクに流しソースを入れてかき混ぜ啜る。
「良いんですか、まだ三分経ってませんけど」。
「うわあっちっちっち、良いんだよ、ペヨングはバリカタが美味いんだ」。
「ヘビースター喰えよ」。
「それでさぁ……俺は思うんだ」。
「なんですか?あらたまって」。
「りんごはシャリシャリよりシャキシャキだなって」。
「なんの脈略もねぇよ、どっから出てきたんだりんごの話」。
ニー活というのも大変なもので基本的にやる事がない。だからこうしてミュウとしょうもない与太話をしたり映画を見たりする。
オンラインゲームとかは基本的に好かない。チャットで心無い言葉を投げ掛けられたら傷付くからだ。
「ペヨングこれで最後だから『amazoon』に頼んどいてくれ」。
「それがですね、さっきからやっているんですけど繋がらないんですよね」。
「は?それじゃあ俺の夕飯どうすんだよ」。
「知りませんよ、何逆ギレしてるんですか。徒歩三分圏内にコンビニあるんだから買って来てくださいよ」。
「ふざけろ、三年間の連休記録をそんなしょうもない事で停めてたまるか」。
「やすいプライドですね」。
「あぁ、そうだな、おはよう」。
「ブフッ、おはようって今深夜2時ですよ、主ウケるッ」。
「ウケねぇよはっ倒すぞお前」。
「ところで主、今、世界滅亡しかけてますけど大丈夫ですか?」。
「………何言ってんのお前、この間観た『アルマゲドゥーン』の影響ですか?流行らねぇと思うぞ、ソレ」。
「アレ、最っ高でしたね、隕石がドーンってアッハッハッハ」。
「お前……謝れよ、ハリーに謝れよ」。
「まぁそれはそうと、起きて即効ネットサーフィンとかガチニートじゃないですか」。
「無許可で居座る電気泥棒のお前よか迷惑かけてない俺の方が幾分かマシだ」。
「アッハッハッハ………サイコキネシスで捻りきりますよ?」。
「それは自虐を含んだネタか?──ミュウ」。
カーテンで締切られた六畳一間の一室──男が一人パソコンの前でお喋りしてました。
決してイタい人でも危ない人でも無いです。何故かって?話しているのはパソコンの中にいる彼女だからです。あ、悲しい人でも無いです、やめて下さい、引かないで下さい。
さてと──俺の名前は八弔 カイトやる事やってニー活中とでも自己紹介しておこうか。
『何自信満々にニートアピールしてんだこのクズ』だって?
ハッハッハ、まぁ待てよスティーブ落ち着けって俺は『やる事はやったんだ』。
若くして留学、飛び級、主席卒業。帰国し株でボロ儲け、官僚の父に社長の母、絶対主義者の両親への反抗で今に至る。即効絶縁されたぜ、アレは笑った。
つまりアレだ、世間一般からみた俺はいわゆる『エリートニート』と言う奴だ。
さてさて──私の名前はミュウ、スーパー電脳少女とでも自己紹介しておこうか!!
「『おこうか!!』じゃねぇよ、急にインターネットに侵入して来てそれから何もせず怠慢働いてるだけだろうが」。
「………ヘドロ爆弾喰らわせますよ」。
「マニアック何だよ誰も使わねぇよそんな技」。
まぁ何行も使う程コイツに中身は無い。
二年程前、俺はいつもと変わらぬ日常を送っていた。朝からPCを開くと見知らぬフォルダ、恐る恐るクリックするとこの女が出てきたのだ。自立型AIとでも言うのだろうか──まぁとにかく厚かましい奴だ。
─ 1 ─
──クアァァァ
ヤケクソの様なでっかいあくびを一つ
「なぁ、何か最近ネットの更新おかしくね、お前なんかした?」。
「なんですか、失礼ですね、別に何もして無いですよ」。
タイミング良く鳴る腹の虫
山積みになったダンボール箱の中からペヨングを抜き取りお湯を沸かす。
「なんですか、またカップ焼きそばですか、些か私は主の栄誉バランスが心配です。」
「大丈夫だよ、キャベツ入ってるから実質ゼロキロカロリーだ」。
「何言ってるんですか、アホですか、主」。
お湯をシンクに流しソースを入れてかき混ぜ啜る。
「良いんですか、まだ三分経ってませんけど」。
「うわあっちっちっち、良いんだよ、ペヨングはバリカタが美味いんだ」。
「ヘビースター喰えよ」。
「それでさぁ……俺は思うんだ」。
「なんですか?あらたまって」。
「りんごはシャリシャリよりシャキシャキだなって」。
「なんの脈略もねぇよ、どっから出てきたんだりんごの話」。
ニー活というのも大変なもので基本的にやる事がない。だからこうしてミュウとしょうもない与太話をしたり映画を見たりする。
オンラインゲームとかは基本的に好かない。チャットで心無い言葉を投げ掛けられたら傷付くからだ。
「ペヨングこれで最後だから『amazoon』に頼んどいてくれ」。
「それがですね、さっきからやっているんですけど繋がらないんですよね」。
「は?それじゃあ俺の夕飯どうすんだよ」。
「知りませんよ、何逆ギレしてるんですか。徒歩三分圏内にコンビニあるんだから買って来てくださいよ」。
「ふざけろ、三年間の連休記録をそんなしょうもない事で停めてたまるか」。
「やすいプライドですね」。
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