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身体検査 編
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「さっきは、本当に助かりました。 有り難う御座いました。」
赴林さんに礼をする。
つい、数分前まで。
俺とレイは、内閣特殊調査課の依頼で、次元軸のズレの処理に向かっていた。
そこで、いつもの通りに異相結界を使い、異世界から来る怪物たちを処理しようとしたのだが。
今回は、次元境界のズレの規模が大きく。
予想以上に多くの怪物たちが出てきてしまった。
レイも、精霊の力を貸してもらって処理するのを手伝ってくれていたのだが。
流石に危険を感じて、撤退も考えだした頃に、姿を現して処理を手伝ってくれたのが赴林さんだった。
赴林さんの使う魔術は凄まじく。
百以上の、豚人と大鬼を、一瞬で氷の彫像に変えたと思えば。
豚人と大鬼達の彫像が砕け散り。跡形も残さずに消えていた。
今は、処理を終えて。 中島君の運転するワゴンの中の後部座席で対話している。
「いえいえ。ちょうど、七五三さんに会いに行く途中でしたので。」
「僕にですか?」
「はい。 では、改めて。
世界魔術士協会日本支部局長。五天が1人。 赴林 紫陽です。
七五三さん。 宜しくね。」
そう言って、にっこりと笑う赴林だった。
見た目は、30~40くらいだろうか。
長身で、スレンダーだが出る所は出ている。
髪の毛をアップにして後ろで纏め。
メガネを掛け、レディーススーツを身に纏い。
如何にも、理知的な出来る人っぽいイメージを受ける。
「こちらこそ、宜しくお願いします。 赴林さん。」
なので、俺も軽く笑顔で返事を返す。
その、俺の表情を見て、赴林さんの表情が少し変化する。
そう、なにか変わった物を見るような少し驚いた表情。
「どうかしましたか?」
「いえ。 名前に突っ込んで来ないのかと思って。」
「まぁ。珍しい お名前ですが。 僕自身も、結構珍しい名前なので。」
確かに。聞いた瞬間は、ネタかよっ!っと突っ込みそうになるけど。
世の中には、パンティーさんや、チンチンさんも居るんだ。
日本語にすると、ヤバい発音の外国人は多い。
ビッチマンコさん。なんて名前がニュースで出た時は、何事かと思ってしまったわっ。
「それで。世界魔術士協会の五天の1人が僕に用とは?」
「はい。実は今日、これから私と一緒に来て欲しい所があるのです。
中島さん。 申し訳ありませんが。 研究所の方に向かってください。」
「判りました。」
「研究所?」
「はい。 まぁ、研究所と言っても。 世界魔術士協会管轄の施設でして。
そこでは、魔術式の研究や、薬品の調合などを行っています。
そこで、七五三さんと、レイさんには、身体の検査をしていただきます。」
「身体検査?」
「はい。 まぁ、身体検査とは少し違いますが。
貴方たちの、皮膚や髪の毛などのDNAを採取させてもらいます。」
「私たちのですか?」
「はい。 貴方たち2人は、世界魔術士協会でも、特に異例な存在なのです。
精霊の加護を受けた七五三さん。
霊体なのに、実体化しているレイさん。
正直。私たちの手元に置いて、研究し尽くしたいほどの対象なのです。」
そう言って、口角を上げる赴林。
「まぁ、世界魔術士協会も、表立って日本政府と亀裂を生む訳にもいかないので。
日本政府との話し合いの結果。 2人のDNA採取と、簡単な検査をさせて戴くと言う事に。」
「物珍しいから。DNAをサンプル採取させろと。」
「身も蓋もない言い方をすると。」
「僕の方は構いませんが。 レイ?」
「私も構いませんよ。」
「有り難う御座います。」
そう言って、礼をする赴林。
* * * * * * *
とまぁ。 そう言った訳で。
現在は、各種身体検査を受けて。
髪の毛やら、爪に皮膚。 血液採取に口内の粘膜摂取。
全ての工程が終わる頃には、1時間半が経過していた。
「お疲れ様です。」
白衣に身を包んだ赴林が、長椅子に座っている七五三とレイに声をかけてくる。
手には、2つの紙カップを持って。
「どうぞ。」
差し出されたのは冷たい緑茶だった。
「「有り難う御座います。」」
2人揃って礼を言いながらカップを受け取り喉に流し込む。
「これで、基本の検査工程は終わりなのですが。」
「まだ何か?」
「はい。 最後に1つ。
七五三さんの精液と、レイさんの愛液を。」
「ゴホッ! ゴホッ!ゴホッ!」
飲んでいた緑茶が気管に入り、おもいっきり咽こんでしまう。
レイはポカーンと言った表情。
「だ、大丈夫ですか?」
「クホッ! クッ! 大丈夫! じゃないわっ!」
思わず、素が出てしまう。
「必要なのかっ!? それ!?」
「もちろんです! レイさんが実体化したのは、貴方とヤったからなんでしょう?
だったら!いやむしろ! 貴方の精液こそが!一番欲しいと言っても過言ではないのですっ!」
眼鏡をクイっと持ち上げながら言う赴林。
その顔は至って真面目なのだが。
求めているのは精液に愛液。
「近いです。」
芳乃に向かって、顔を寄せてくる赴林の肩を押して距離を開ける。
「あの・・・。どうやって?」
レイが尋ねる。
「自慰でも構いませんし。 なんでしたら、私が手伝っても良いですよ。」
「「へ(は)?」」
赴林の言葉に、芳乃とレイの言葉が重なって出される。
「あっ! 私が、相手しましょうかっ!?
手でも足でもフェラでも構いませんし! なんなら本番でもっ!」
鼻息も荒く、顔を赤く染めながら言う赴林。
「「はっ!?」」
「さぁ! どっちから、お相手いたしましょうか!?
七五三さんからですか! レイさんからですか!?」
赴林さんに礼をする。
つい、数分前まで。
俺とレイは、内閣特殊調査課の依頼で、次元軸のズレの処理に向かっていた。
そこで、いつもの通りに異相結界を使い、異世界から来る怪物たちを処理しようとしたのだが。
今回は、次元境界のズレの規模が大きく。
予想以上に多くの怪物たちが出てきてしまった。
レイも、精霊の力を貸してもらって処理するのを手伝ってくれていたのだが。
流石に危険を感じて、撤退も考えだした頃に、姿を現して処理を手伝ってくれたのが赴林さんだった。
赴林さんの使う魔術は凄まじく。
百以上の、豚人と大鬼を、一瞬で氷の彫像に変えたと思えば。
豚人と大鬼達の彫像が砕け散り。跡形も残さずに消えていた。
今は、処理を終えて。 中島君の運転するワゴンの中の後部座席で対話している。
「いえいえ。ちょうど、七五三さんに会いに行く途中でしたので。」
「僕にですか?」
「はい。 では、改めて。
世界魔術士協会日本支部局長。五天が1人。 赴林 紫陽です。
七五三さん。 宜しくね。」
そう言って、にっこりと笑う赴林だった。
見た目は、30~40くらいだろうか。
長身で、スレンダーだが出る所は出ている。
髪の毛をアップにして後ろで纏め。
メガネを掛け、レディーススーツを身に纏い。
如何にも、理知的な出来る人っぽいイメージを受ける。
「こちらこそ、宜しくお願いします。 赴林さん。」
なので、俺も軽く笑顔で返事を返す。
その、俺の表情を見て、赴林さんの表情が少し変化する。
そう、なにか変わった物を見るような少し驚いた表情。
「どうかしましたか?」
「いえ。 名前に突っ込んで来ないのかと思って。」
「まぁ。珍しい お名前ですが。 僕自身も、結構珍しい名前なので。」
確かに。聞いた瞬間は、ネタかよっ!っと突っ込みそうになるけど。
世の中には、パンティーさんや、チンチンさんも居るんだ。
日本語にすると、ヤバい発音の外国人は多い。
ビッチマンコさん。なんて名前がニュースで出た時は、何事かと思ってしまったわっ。
「それで。世界魔術士協会の五天の1人が僕に用とは?」
「はい。実は今日、これから私と一緒に来て欲しい所があるのです。
中島さん。 申し訳ありませんが。 研究所の方に向かってください。」
「判りました。」
「研究所?」
「はい。 まぁ、研究所と言っても。 世界魔術士協会管轄の施設でして。
そこでは、魔術式の研究や、薬品の調合などを行っています。
そこで、七五三さんと、レイさんには、身体の検査をしていただきます。」
「身体検査?」
「はい。 まぁ、身体検査とは少し違いますが。
貴方たちの、皮膚や髪の毛などのDNAを採取させてもらいます。」
「私たちのですか?」
「はい。 貴方たち2人は、世界魔術士協会でも、特に異例な存在なのです。
精霊の加護を受けた七五三さん。
霊体なのに、実体化しているレイさん。
正直。私たちの手元に置いて、研究し尽くしたいほどの対象なのです。」
そう言って、口角を上げる赴林。
「まぁ、世界魔術士協会も、表立って日本政府と亀裂を生む訳にもいかないので。
日本政府との話し合いの結果。 2人のDNA採取と、簡単な検査をさせて戴くと言う事に。」
「物珍しいから。DNAをサンプル採取させろと。」
「身も蓋もない言い方をすると。」
「僕の方は構いませんが。 レイ?」
「私も構いませんよ。」
「有り難う御座います。」
そう言って、礼をする赴林。
* * * * * * *
とまぁ。 そう言った訳で。
現在は、各種身体検査を受けて。
髪の毛やら、爪に皮膚。 血液採取に口内の粘膜摂取。
全ての工程が終わる頃には、1時間半が経過していた。
「お疲れ様です。」
白衣に身を包んだ赴林が、長椅子に座っている七五三とレイに声をかけてくる。
手には、2つの紙カップを持って。
「どうぞ。」
差し出されたのは冷たい緑茶だった。
「「有り難う御座います。」」
2人揃って礼を言いながらカップを受け取り喉に流し込む。
「これで、基本の検査工程は終わりなのですが。」
「まだ何か?」
「はい。 最後に1つ。
七五三さんの精液と、レイさんの愛液を。」
「ゴホッ! ゴホッ!ゴホッ!」
飲んでいた緑茶が気管に入り、おもいっきり咽こんでしまう。
レイはポカーンと言った表情。
「だ、大丈夫ですか?」
「クホッ! クッ! 大丈夫! じゃないわっ!」
思わず、素が出てしまう。
「必要なのかっ!? それ!?」
「もちろんです! レイさんが実体化したのは、貴方とヤったからなんでしょう?
だったら!いやむしろ! 貴方の精液こそが!一番欲しいと言っても過言ではないのですっ!」
眼鏡をクイっと持ち上げながら言う赴林。
その顔は至って真面目なのだが。
求めているのは精液に愛液。
「近いです。」
芳乃に向かって、顔を寄せてくる赴林の肩を押して距離を開ける。
「あの・・・。どうやって?」
レイが尋ねる。
「自慰でも構いませんし。 なんでしたら、私が手伝っても良いですよ。」
「「へ(は)?」」
赴林の言葉に、芳乃とレイの言葉が重なって出される。
「あっ! 私が、相手しましょうかっ!?
手でも足でもフェラでも構いませんし! なんなら本番でもっ!」
鼻息も荒く、顔を赤く染めながら言う赴林。
「「はっ!?」」
「さぁ! どっちから、お相手いたしましょうか!?
七五三さんからですか! レイさんからですか!?」
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