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第3話
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ぜんかいまでのあらすじ!!
なんて張り切ってみましたが、よくよく考えたら前回は私たち何もしなかったのですよね。まあそんなわけで張り切っていきましょー!
憑依が始まったかと思うとすぐに私の頭によくわからない映像が流れ込んできました。
「なんでしょうこのイメージ」
そのイメージを辿っていくとそこには何もない草原が広がっていました。しかも自分よりも背丈の高い草や木が生い茂っています。私は辺りが気になったので色々歩き回りましたけれど歩いても歩いてもただの草原でなにもありません。そんな風景に恐怖を感じ目を覚ましたら
なんじゃこりゃーーーーーー
なんですかこれは私は人形に憑依したのではないのですか?これどう見ても蝶ですよね、水面に映る自分はとても美しいのですけど。とりあえずゼーラントさんに連絡しなくちゃ!
「もしもし!ゼーラントさん聴こえてますか?どうして私蝶になっているんですか?」
「いやー誠に申し訳ない。こちらのミスだ。ま、すぐに戻ってこれるように今準備中だから」
「ゼーラントさん本部から許可がおりませーん」
「なんだって!上は何を考えているんだ!」
ちょっと今とても嫌な事が聞こえたのですが。まさか
「リシールくん、誠に申し訳ないのだがこのまま任務をこなしてもらいたい。我々も精一杯援護する!」
「いやいや、絶対無理ですって。虫ですよ、虫!何ができるっていうのですかー。」
通信が切れていました。どうしましょう。こんな虫に何ができるっていうのです?こんなのせいぜいそこら辺の子供に捕まえられて潰されるのが落ちですよ。あーあ私の初任務がー
「リシールくん、とりあえずやるべきことをやるだけだ。落ち込んでいても始まらないよ。」
「うう、そうは言ってもですよ、これでは話すことすらできないじゃないですか。」
「とりあえず周りを見てみたらどうかにゃー?その視点からじゃないと見えないものもあるかもだにゃー。」
たしかにカロライナの言い分には一理あります。私もいつまでもくよくよしないで、周りの情報収集から始めましょう!
~1時間後~
何もありません!ただの草原です!本当に何もない!どうして私は蝶なのか。
などと今更考えてもですよね。それにしてもどうしましょう。この1時間人っ子ひとりいませんでしたし、蝶なので天敵である他の動物に食べられかけるしでなかなか思うように調査もできません。どうしましょう。
「あーとっても綺麗な蝶だー」
むむむ、この声は子供の声という事はこの子たちに着いていけば必ず村に辿りつけるかもしれません。そうです!まずは話しかけみましょう。
「私はリシールというものです。あなたたちの村に案内してくれませんか?」
「あれーなんか蝶が喋ったよ~」
やったやりました!話をする事が出来ました。これで他の人達とも会話が成り立つという事ですね。しかしどうしてでしょう?普通なら虫と人間は会話が出来ないはずなのですが・・・
「説明しよう!私達神は元々人間との会話での意思疎通はできない!だから脳に直接テレパシーを送ることで会話を成立させているので、べつに姿がなんであろうとも会話ができるのだ!」
「その声はゼーラントさん!そうだったのですか!私知らなかったです!ためになりました!」
「貴方達、無駄話はその辺にするにゃ~。リシール今の貴方の状況は大体理解したにゃ~。いいかにゃ~まずはその子から出来るだけ情報を引き出してみるんだにゃー。」
「了解です!ねえ君名前はなんていうの?」
「私の名前?私はメグリというわ」
「メグリちゃん。とってもいい名前だね。ところでいくつか聞きたい事があるのだけどいいかな?」
「いいよ!でも私に答えれる事しか知らないよ?」
「じゃあまず一つ目、村はどこにあるのかな?」
「村はねーここからちょっと離れたところにあるよ。私の住んでいる村はとてもいい所なんだよ!他の村は飢饉で食べ物がないらしいけど、うちの村は食べ物がいっぱいあるんだよ!」
「へーそうなんだ。じゃあ次にどうして喋る蝶を怖いと思わないの?」
「え、だって生き物はみんな喋るでしょ?私以外のみんなはいつも意味がわからないって言うけど・・・」
「そうなんだ質問に答えてくれてありがとう。」
(これはまずいね、この子はいたって普通に会話してくれるけど、他の人は生き物が会話出来ると思ってない)
(うわぁ!びくっりしました。でもそうか脳に直接テレパシーを送っているのですね。たしかにそうです、私が突然話しかけたりすれば他の人たちは私の事を怖がって殺しに来るかもしれません。)
(とりあえずその子について行きなさい。)
(わかりました!)
「あのーもう一つお願いがあるのですが、いいでしょうか?」
「いいよ!」
「あの、貴方の家に泊まりたいのです」
「いいよ!私の家はものすっごーく広いんだよ!」
「そうなのですか。それは楽しみです!」
私はしばらくメグリさんと喋っていると、遠くの方からまた別の人がやってきました。
「姫さまーどこにおられるのですかー?」
「姫さま?もしかしてメグリさんは近くの村の城主の娘なのですか?」
「そうだよ!でも城は退屈だからこうやってこっそり抜け出しているの!」
なんておてんばな子なのでしょう。私がそう思っている間に爺やらしき人がこっちに近づいてきました。よく見るとこの人すごく強い人です。服の上からでもはっきり見えるあの筋肉は筋トレをただするだけでは身につけられないでしょう。おそらくこの御仁は歴戦の勇者ですね。この御仁を敵に回すのは避けたいところです。
「また勝手に城を抜け出して何をやってるのです。今回は親方様も大層ご立腹でしたよ。」
「ごめんなさい。私お城での生活がとてもつまらなくて・・・」
「まったく、つまらないのはわかりますが我慢して下さい。取り敢えずお城に戻りますよ。」
そう言ってメグリを連れて行こうとしたので私はメグリの着ている服のポケットみたいなところに忍び込んでついていくことにしました。
「リシール、聞こえているかにゃー?私だにゃ~。私が頑張ったのでその成果を報告するぜー。」
そういえば私はまだ彼女がどんな仕事をするのか全く知らないですね。とっても興味があります。
「いいかにゃ?今回君は蝶になってしまった!しかしこの私のおかげで1日1時間別のモノに憑依する事が出来るようになったのだにゃー!」
「ええええええええええええええええ」
すごいこの人こんなにすごいなんて!別の対象に憑依できるとなると少しは楽になりそうですね。
「いいかにゃ~私はこんなに頑張ったのだぞー?君の働きに期待しているからな!!」
なんて張り切ってみましたが、よくよく考えたら前回は私たち何もしなかったのですよね。まあそんなわけで張り切っていきましょー!
憑依が始まったかと思うとすぐに私の頭によくわからない映像が流れ込んできました。
「なんでしょうこのイメージ」
そのイメージを辿っていくとそこには何もない草原が広がっていました。しかも自分よりも背丈の高い草や木が生い茂っています。私は辺りが気になったので色々歩き回りましたけれど歩いても歩いてもただの草原でなにもありません。そんな風景に恐怖を感じ目を覚ましたら
なんじゃこりゃーーーーーー
なんですかこれは私は人形に憑依したのではないのですか?これどう見ても蝶ですよね、水面に映る自分はとても美しいのですけど。とりあえずゼーラントさんに連絡しなくちゃ!
「もしもし!ゼーラントさん聴こえてますか?どうして私蝶になっているんですか?」
「いやー誠に申し訳ない。こちらのミスだ。ま、すぐに戻ってこれるように今準備中だから」
「ゼーラントさん本部から許可がおりませーん」
「なんだって!上は何を考えているんだ!」
ちょっと今とても嫌な事が聞こえたのですが。まさか
「リシールくん、誠に申し訳ないのだがこのまま任務をこなしてもらいたい。我々も精一杯援護する!」
「いやいや、絶対無理ですって。虫ですよ、虫!何ができるっていうのですかー。」
通信が切れていました。どうしましょう。こんな虫に何ができるっていうのです?こんなのせいぜいそこら辺の子供に捕まえられて潰されるのが落ちですよ。あーあ私の初任務がー
「リシールくん、とりあえずやるべきことをやるだけだ。落ち込んでいても始まらないよ。」
「うう、そうは言ってもですよ、これでは話すことすらできないじゃないですか。」
「とりあえず周りを見てみたらどうかにゃー?その視点からじゃないと見えないものもあるかもだにゃー。」
たしかにカロライナの言い分には一理あります。私もいつまでもくよくよしないで、周りの情報収集から始めましょう!
~1時間後~
何もありません!ただの草原です!本当に何もない!どうして私は蝶なのか。
などと今更考えてもですよね。それにしてもどうしましょう。この1時間人っ子ひとりいませんでしたし、蝶なので天敵である他の動物に食べられかけるしでなかなか思うように調査もできません。どうしましょう。
「あーとっても綺麗な蝶だー」
むむむ、この声は子供の声という事はこの子たちに着いていけば必ず村に辿りつけるかもしれません。そうです!まずは話しかけみましょう。
「私はリシールというものです。あなたたちの村に案内してくれませんか?」
「あれーなんか蝶が喋ったよ~」
やったやりました!話をする事が出来ました。これで他の人達とも会話が成り立つという事ですね。しかしどうしてでしょう?普通なら虫と人間は会話が出来ないはずなのですが・・・
「説明しよう!私達神は元々人間との会話での意思疎通はできない!だから脳に直接テレパシーを送ることで会話を成立させているので、べつに姿がなんであろうとも会話ができるのだ!」
「その声はゼーラントさん!そうだったのですか!私知らなかったです!ためになりました!」
「貴方達、無駄話はその辺にするにゃ~。リシール今の貴方の状況は大体理解したにゃ~。いいかにゃ~まずはその子から出来るだけ情報を引き出してみるんだにゃー。」
「了解です!ねえ君名前はなんていうの?」
「私の名前?私はメグリというわ」
「メグリちゃん。とってもいい名前だね。ところでいくつか聞きたい事があるのだけどいいかな?」
「いいよ!でも私に答えれる事しか知らないよ?」
「じゃあまず一つ目、村はどこにあるのかな?」
「村はねーここからちょっと離れたところにあるよ。私の住んでいる村はとてもいい所なんだよ!他の村は飢饉で食べ物がないらしいけど、うちの村は食べ物がいっぱいあるんだよ!」
「へーそうなんだ。じゃあ次にどうして喋る蝶を怖いと思わないの?」
「え、だって生き物はみんな喋るでしょ?私以外のみんなはいつも意味がわからないって言うけど・・・」
「そうなんだ質問に答えてくれてありがとう。」
(これはまずいね、この子はいたって普通に会話してくれるけど、他の人は生き物が会話出来ると思ってない)
(うわぁ!びくっりしました。でもそうか脳に直接テレパシーを送っているのですね。たしかにそうです、私が突然話しかけたりすれば他の人たちは私の事を怖がって殺しに来るかもしれません。)
(とりあえずその子について行きなさい。)
(わかりました!)
「あのーもう一つお願いがあるのですが、いいでしょうか?」
「いいよ!」
「あの、貴方の家に泊まりたいのです」
「いいよ!私の家はものすっごーく広いんだよ!」
「そうなのですか。それは楽しみです!」
私はしばらくメグリさんと喋っていると、遠くの方からまた別の人がやってきました。
「姫さまーどこにおられるのですかー?」
「姫さま?もしかしてメグリさんは近くの村の城主の娘なのですか?」
「そうだよ!でも城は退屈だからこうやってこっそり抜け出しているの!」
なんておてんばな子なのでしょう。私がそう思っている間に爺やらしき人がこっちに近づいてきました。よく見るとこの人すごく強い人です。服の上からでもはっきり見えるあの筋肉は筋トレをただするだけでは身につけられないでしょう。おそらくこの御仁は歴戦の勇者ですね。この御仁を敵に回すのは避けたいところです。
「また勝手に城を抜け出して何をやってるのです。今回は親方様も大層ご立腹でしたよ。」
「ごめんなさい。私お城での生活がとてもつまらなくて・・・」
「まったく、つまらないのはわかりますが我慢して下さい。取り敢えずお城に戻りますよ。」
そう言ってメグリを連れて行こうとしたので私はメグリの着ている服のポケットみたいなところに忍び込んでついていくことにしました。
「リシール、聞こえているかにゃー?私だにゃ~。私が頑張ったのでその成果を報告するぜー。」
そういえば私はまだ彼女がどんな仕事をするのか全く知らないですね。とっても興味があります。
「いいかにゃ?今回君は蝶になってしまった!しかしこの私のおかげで1日1時間別のモノに憑依する事が出来るようになったのだにゃー!」
「ええええええええええええええええ」
すごいこの人こんなにすごいなんて!別の対象に憑依できるとなると少しは楽になりそうですね。
「いいかにゃ~私はこんなに頑張ったのだぞー?君の働きに期待しているからな!!」
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