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新しい生活
はじめまして、騎士団長
「シン、実は団長がお見えになってる。今朝挨拶はしたが…お昼を一緒にとの事だ。」
フォーカス様は顔をしかめて言った。僕は今朝、団長と初めて会った時の事を思い出していた。
「初めてお目にかかります。フォーカス様の従騎士を務めさせて頂いてます、シン タチバナと申します。」
僕は心持ち緊張しながら団長の幕内で挨拶をした。
目の前には、厳つさもここに極めけりという様な、迫力のある騎士が居た。
炎を思わせる赤毛は逆立っていて、濃い緑色の瞳は厳しい顔の中でギラギラとしている。ああ、ドラゴンだ。
僕が感じたのはそれだった。赤龍とでも表現するのがピッタリな御仁だった。髭を剃ると案外若いかもしれない。
そう言えば、フォーカス様は実際お幾つなのだろう。僕は30歳ぐらいだと思い込んでるけど…。今度聞いてみよう。
「フハハハハ。フォーカス、お前の従騎士は随分肝が据わってる。私の前でそんなに気を散らしてる奴はそうそう居ないぞ?
しかも出身もなかなか興味深いではないか?時間のある時にゆっくり聞かせてくれ。…下がって良い。」
そう言いたいことだけ言うと僕はあっという間に幕内から放り出された。
というか、要人たちがドヤドヤと入ってきて会議を始める様だったので、慌てて出たのが本当だけど。
そんな朝の一幕を思い浮かべて、僕はあまり気乗りしないなぁと思いながらフォーカス様の後をついて行った。
団長が居るテーブルは仕切りがあり、ちょっとした個室の様になっていた。
必要な時は食事をしながら会議でも出来る様にとの配慮がされてるのかもしれない。
目の前には団長ともう一人の騎士様と、ルカ様が居た。
「やぁ、シン君体調はどうだい?あれから力のコントロールは上手くいってるようだね。」
そう言うとルカ様はにっこり微笑んで僕に座るよう椅子を示した。
「団長、お招きありがとうございます。」
フォーカス様がそう言うと騎士団長とルカ様は耐えられない様に肩を震わせると二人で顔を見合わせた。
「フォーカスが改まると何だか怖いな…。」
「シン君のための牽制でしょうね。ジュリアンはシン君に過保護ですから。」
ルカ様が団長に僕の水晶の説明をしていた。魔力の多い子供が体感で慣れるまで自分の魔力量の目安に使う水晶を僕用にアレンジしたものだ。
うん、ちょっと子供扱い恥ずかしい。でも僕は倒れた実績があるので甘んじて受ける…。
団長が僕を見つめて聞いた。
「シン、馬場で話題になっていたが、馬のご褒美とはなんだ?」
フォーカス様は顔をしかめて言った。僕は今朝、団長と初めて会った時の事を思い出していた。
「初めてお目にかかります。フォーカス様の従騎士を務めさせて頂いてます、シン タチバナと申します。」
僕は心持ち緊張しながら団長の幕内で挨拶をした。
目の前には、厳つさもここに極めけりという様な、迫力のある騎士が居た。
炎を思わせる赤毛は逆立っていて、濃い緑色の瞳は厳しい顔の中でギラギラとしている。ああ、ドラゴンだ。
僕が感じたのはそれだった。赤龍とでも表現するのがピッタリな御仁だった。髭を剃ると案外若いかもしれない。
そう言えば、フォーカス様は実際お幾つなのだろう。僕は30歳ぐらいだと思い込んでるけど…。今度聞いてみよう。
「フハハハハ。フォーカス、お前の従騎士は随分肝が据わってる。私の前でそんなに気を散らしてる奴はそうそう居ないぞ?
しかも出身もなかなか興味深いではないか?時間のある時にゆっくり聞かせてくれ。…下がって良い。」
そう言いたいことだけ言うと僕はあっという間に幕内から放り出された。
というか、要人たちがドヤドヤと入ってきて会議を始める様だったので、慌てて出たのが本当だけど。
そんな朝の一幕を思い浮かべて、僕はあまり気乗りしないなぁと思いながらフォーカス様の後をついて行った。
団長が居るテーブルは仕切りがあり、ちょっとした個室の様になっていた。
必要な時は食事をしながら会議でも出来る様にとの配慮がされてるのかもしれない。
目の前には団長ともう一人の騎士様と、ルカ様が居た。
「やぁ、シン君体調はどうだい?あれから力のコントロールは上手くいってるようだね。」
そう言うとルカ様はにっこり微笑んで僕に座るよう椅子を示した。
「団長、お招きありがとうございます。」
フォーカス様がそう言うと騎士団長とルカ様は耐えられない様に肩を震わせると二人で顔を見合わせた。
「フォーカスが改まると何だか怖いな…。」
「シン君のための牽制でしょうね。ジュリアンはシン君に過保護ですから。」
ルカ様が団長に僕の水晶の説明をしていた。魔力の多い子供が体感で慣れるまで自分の魔力量の目安に使う水晶を僕用にアレンジしたものだ。
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