52 / 127
王都へ
夜会の後で※
私の大事な従騎士は疲れていたのか、馬車が走り出すと同時に眠ってしまった。
まだあどけない様な優しげな寝顔には、頬に影をさしている長い睫毛が黒く艶めいて美しい。
私はシンがリール公爵家の夜会に登場した時の事を思い出していた。
リール公爵夫人にすっかり気に入られたシンは、これでもかと飾り立てられているかと思っていた。
が、さすが公爵夫人とでも言おうか、シンの魅力を損なうことなくむしろ引き立てるような瑞々しい若木を思わせる装いだった。
銀と黒のコントラストの効いた衣装は私とシンの髪色を模したようだった。
そしてシンの耳に飾られた宝飾品は私の瞳の色で、私がシンに出会って直ぐに作る様に依頼してあったものだ。
騎士と従騎士は盟友なれど、今や私とシンは心より愛し合う二人であった。
シンに出会った時に執着を感じたのは確かだが、この宝飾品を頼んだ時点で未来の二人の関係を予感していたと言えるのだろうか。
私は夜会で緊張した無表情のシンが私と目が合った瞬間の胸の鼓動を覚えていた。
喜びと安心と情愛。私に向けられるシンの信頼に私は胸が詰まって苦しいほどだった。
ああ、本当に恋とは苦しいものだ。
「んっ、…ここはどこ?」
寝ぼけ顔で私の腕の中のシンは微睡んでいた。
王都にあるフォーカス侯爵家の屋敷はシンもしばらく住んでいたので、見覚えはあるだろう。ただ、今居るのは湯船の中だ。
疲れたシンを癒やしてやりたくて、爽やかな柑橘を浮かべた風呂に眠っているシンと一緒に入っていた。
「ふう、…良い香り。温かくて気持ちイイ。ジュリアンありがとう。」
そう言うとシンは私の首に両腕を伸ばして抱きついた。
そしてゆっくりと柔らかな唇を私の唇に押し当てて吸い付いた。
私はシンの甘いような柔らかな口の中を楽しみながら、男にしては細い腰を引き寄せた。
そして胸の果実を空いた片手でゆっくりと弄んだ。
あっという間に硬くなり始めた胸の尖りは、手の中でなんとも言えない滑らかさを感じさせて口の中に入れて可愛がりたい気持ちで胸が疼いた。
「んっ、…ジュリアン。もっと。めちゃくちゃにしてっ。」
一瞬で頭の中が熱くなって、私は大きく起き上がった昂りをシンの窄みに押し付けながら腕の中に強く抱きしめた。
私の舌から逃げ惑うシンの薄い舌は、ツンと尖り私の唇の裏を丹念になぶった。
湯船の水音をぱちゃぱちゃと立てながら、シンの硬くなった二つのしこりを私の硬い胸で擦った。
時々触れるお互いの胸の尖りに呻きながら、吸い付く窄まりの感触を楽しんでいた。
「ジュリアンっ、入れてっ、ああん、焦らさないでっ。」
まだあどけない様な優しげな寝顔には、頬に影をさしている長い睫毛が黒く艶めいて美しい。
私はシンがリール公爵家の夜会に登場した時の事を思い出していた。
リール公爵夫人にすっかり気に入られたシンは、これでもかと飾り立てられているかと思っていた。
が、さすが公爵夫人とでも言おうか、シンの魅力を損なうことなくむしろ引き立てるような瑞々しい若木を思わせる装いだった。
銀と黒のコントラストの効いた衣装は私とシンの髪色を模したようだった。
そしてシンの耳に飾られた宝飾品は私の瞳の色で、私がシンに出会って直ぐに作る様に依頼してあったものだ。
騎士と従騎士は盟友なれど、今や私とシンは心より愛し合う二人であった。
シンに出会った時に執着を感じたのは確かだが、この宝飾品を頼んだ時点で未来の二人の関係を予感していたと言えるのだろうか。
私は夜会で緊張した無表情のシンが私と目が合った瞬間の胸の鼓動を覚えていた。
喜びと安心と情愛。私に向けられるシンの信頼に私は胸が詰まって苦しいほどだった。
ああ、本当に恋とは苦しいものだ。
「んっ、…ここはどこ?」
寝ぼけ顔で私の腕の中のシンは微睡んでいた。
王都にあるフォーカス侯爵家の屋敷はシンもしばらく住んでいたので、見覚えはあるだろう。ただ、今居るのは湯船の中だ。
疲れたシンを癒やしてやりたくて、爽やかな柑橘を浮かべた風呂に眠っているシンと一緒に入っていた。
「ふう、…良い香り。温かくて気持ちイイ。ジュリアンありがとう。」
そう言うとシンは私の首に両腕を伸ばして抱きついた。
そしてゆっくりと柔らかな唇を私の唇に押し当てて吸い付いた。
私はシンの甘いような柔らかな口の中を楽しみながら、男にしては細い腰を引き寄せた。
そして胸の果実を空いた片手でゆっくりと弄んだ。
あっという間に硬くなり始めた胸の尖りは、手の中でなんとも言えない滑らかさを感じさせて口の中に入れて可愛がりたい気持ちで胸が疼いた。
「んっ、…ジュリアン。もっと。めちゃくちゃにしてっ。」
一瞬で頭の中が熱くなって、私は大きく起き上がった昂りをシンの窄みに押し付けながら腕の中に強く抱きしめた。
私の舌から逃げ惑うシンの薄い舌は、ツンと尖り私の唇の裏を丹念になぶった。
湯船の水音をぱちゃぱちゃと立てながら、シンの硬くなった二つのしこりを私の硬い胸で擦った。
時々触れるお互いの胸の尖りに呻きながら、吸い付く窄まりの感触を楽しんでいた。
「ジュリアンっ、入れてっ、ああん、焦らさないでっ。」
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
婚約破棄されたから能力隠すのやめまーすw
ミクリ21
BL
婚約破棄されたエドワードは、実は秘密をもっていた。それを知らない転生ヒロインは見事に王太子をゲットした。しかし、のちにこれが王太子とヒロインのざまぁに繋がる。
軽く説明
★シンシア…乙女ゲームに転生したヒロイン。自分が主人公だと思っている。
★エドワード…転生者だけど乙女ゲームの世界だとは知らない。本当の主人公です。
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。