58 / 127
王都へ
独占欲※
しおりを挟む
僕たちはもつれるようにベッドへ転がった。
いつの間にかジュリアンは裸になっていて、逞しいその肢体は惚れ惚れするようだった。
「ジュリアン、僕にジュリアンの裸をたっぷり見せて。」
僕が頼むとジュリアンは少し面白そうな顔をしてベッドから降りると立ち上がった。
僕はベッドの上に立つと少しだけジュリアンより高くなった目線を楽しみながら、銀色の思いの外柔らかな髪の中に手を差し込んでジュリアンの顔中軽く口づけた。
ジュリアンの耳は大きくて、何となくゾクゾクする匂いがする。僕が耳をワザとぺちゃぺちゃと音を立てて舌でくすぐると、肩をビクリとさせて大きく息をはいた。
「ジュリアン、…気持ちいい?」
僕が微笑んで耳元で囁くとジュリアンは急に僕を抱えて僕の喉に吸い付いた。
「ああんッ、だめ。触っちゃだめだって。」
僕が手を突き出してジュリアンを離して睨むと、ジュリアンはギラつく目で僕を食べたそうに息を荒げていた。
「今は僕がジュリアンの裸を楽しむ時間…。」
僕はベッドに跪いて、立っているジュリアンの胸元をまさぐった。唇に当たる尖りと柔らかな体毛が気持ちよくて、口と手を使ってジュリアンの身体を堪能した。分厚い筋肉が手を跳ね返してうっとりするような逞しさだった。
ビキビキと猛り切った赤黒いジュリアンの高まりは、舐めて欲しそうにビクついていて、僕は見ているだけで口の中に唾液が溜まって行くのを感じた。
指先でジュリアンの昂りをなぞると、ブルンと震えて僕はいつも生き物のように感じて可愛がってあげたくなってしまう。
「ジュリアン、…舐めて欲しい?」
ジュリアンが頷いたので、僕はジュリアンをベッドに腰掛けさせると、床に跪いて大きなそれにいきなりむしゃぶりついた。
ジュリアンにしては珍しく大きな声で喘ぐと、僕はますます口と手で早くしたり遅くしたりしながらしごいていった。
僕はジュリアンの硬い腿をがっしりと掴むと先端からゆっくり喉の奥まで入れていった。
ジュリアンが僕の上の方で唾を飲み込んだ音がした。
苦しような、痺れるような何とも言えない感覚に僕はすっかり夢中になってどんどん高まるジュリアンの昂りを責め立てた。
ジュリアンが僕の頭を押さえた最後の瞬間は僕も息ができなくて死ぬかと思ったけど、僕の昂りも飛び跳ねるくらい気持ちが良かった。
ジュリアンは唇から白濁を垂らしている僕を凝視すると僕をベッドにひっくり返して言った。
「この悪魔め。報復は受けてもらうぞ。」
翌日はさすがの僕も立てなくなってしまった。ジュリアンの報復って最高に気持ちいい。
いつの間にかジュリアンは裸になっていて、逞しいその肢体は惚れ惚れするようだった。
「ジュリアン、僕にジュリアンの裸をたっぷり見せて。」
僕が頼むとジュリアンは少し面白そうな顔をしてベッドから降りると立ち上がった。
僕はベッドの上に立つと少しだけジュリアンより高くなった目線を楽しみながら、銀色の思いの外柔らかな髪の中に手を差し込んでジュリアンの顔中軽く口づけた。
ジュリアンの耳は大きくて、何となくゾクゾクする匂いがする。僕が耳をワザとぺちゃぺちゃと音を立てて舌でくすぐると、肩をビクリとさせて大きく息をはいた。
「ジュリアン、…気持ちいい?」
僕が微笑んで耳元で囁くとジュリアンは急に僕を抱えて僕の喉に吸い付いた。
「ああんッ、だめ。触っちゃだめだって。」
僕が手を突き出してジュリアンを離して睨むと、ジュリアンはギラつく目で僕を食べたそうに息を荒げていた。
「今は僕がジュリアンの裸を楽しむ時間…。」
僕はベッドに跪いて、立っているジュリアンの胸元をまさぐった。唇に当たる尖りと柔らかな体毛が気持ちよくて、口と手を使ってジュリアンの身体を堪能した。分厚い筋肉が手を跳ね返してうっとりするような逞しさだった。
ビキビキと猛り切った赤黒いジュリアンの高まりは、舐めて欲しそうにビクついていて、僕は見ているだけで口の中に唾液が溜まって行くのを感じた。
指先でジュリアンの昂りをなぞると、ブルンと震えて僕はいつも生き物のように感じて可愛がってあげたくなってしまう。
「ジュリアン、…舐めて欲しい?」
ジュリアンが頷いたので、僕はジュリアンをベッドに腰掛けさせると、床に跪いて大きなそれにいきなりむしゃぶりついた。
ジュリアンにしては珍しく大きな声で喘ぐと、僕はますます口と手で早くしたり遅くしたりしながらしごいていった。
僕はジュリアンの硬い腿をがっしりと掴むと先端からゆっくり喉の奥まで入れていった。
ジュリアンが僕の上の方で唾を飲み込んだ音がした。
苦しような、痺れるような何とも言えない感覚に僕はすっかり夢中になってどんどん高まるジュリアンの昂りを責め立てた。
ジュリアンが僕の頭を押さえた最後の瞬間は僕も息ができなくて死ぬかと思ったけど、僕の昂りも飛び跳ねるくらい気持ちが良かった。
ジュリアンは唇から白濁を垂らしている僕を凝視すると僕をベッドにひっくり返して言った。
「この悪魔め。報復は受けてもらうぞ。」
翌日はさすがの僕も立てなくなってしまった。ジュリアンの報復って最高に気持ちいい。
71
あなたにおすすめの小説
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
秘匿された第十王子は悪態をつく
なこ
BL
ユーリアス帝国には十人の王子が存在する。
第一、第二、第三と王子が産まれるたびに国は湧いたが、第五、六と続くにつれ存在感は薄れ、第十までくるとその興味関心を得られることはほとんどなくなっていた。
第十王子の姿を知る者はほとんどいない。
後宮の奥深く、ひっそりと囲われていることを知る者はほんの一握り。
秘匿された第十王子のノア。黒髪、薄紫色の瞳、いわゆる綺麗可愛(きれかわ)。
ノアの護衛ユリウス。黒みかがった茶色の短髪、寡黙で堅物。塩顔。
少しずつユリウスへ想いを募らせるノアと、頑なにそれを否定するユリウス。
ノアが秘匿される理由。
十人の妃。
ユリウスを知る渡り人のマホ。
二人が想いを通じ合わせるまでの、長い話しです。
クズ令息、魔法で犬になったら恋人ができました
岩永みやび
BL
公爵家の次男ウィルは、王太子殿下の婚約者に手を出したとして犬になる魔法をかけられてしまう。好きな人とキスすれば人間に戻れるというが、犬姿に満足していたウィルはのんびり気ままな生活を送っていた。
そんなある日、ひとりのマイペースな騎士と出会って……?
「僕、犬を飼うのが夢だったんです」
『俺はおまえのペットではないからな?』
「だから今すごく嬉しいです」
『話聞いてるか? ペットではないからな?』
果たしてウィルは無事に好きな人を見つけて人間姿に戻れるのか。
※不定期更新。主人公がクズです。女性と関係を持っていることを匂わせるような描写があります。
【完結】最初で最後の恋をしましょう
関鷹親
BL
家族に搾取され続けたフェリチアーノはある日、搾取される事に疲れはて、ついに家族を捨てる決意をする。
そんな中訪れた夜会で、第四王子であるテオドールに出会い意気投合。
恋愛を知らない二人は、利害の一致から期間限定で恋人同士のふりをすることに。
交流をしていく中で、二人は本当の恋に落ちていく。
《ワンコ系王子×幸薄美人》
聖者の愛はお前だけのもの
いちみりヒビキ
BL
スパダリ聖者とツンデレ王子の王道イチャラブファンタジー。
<あらすじ>
ツンデレ王子”ユリウス”の元に、希少な男性聖者”レオンハルト”がやってきた。
ユリウスは、魔法が使えないレオンハルトを偽聖者と罵るが、心の中ではレオンハルトのことが気になって仕方ない。
意地悪なのにとても優しいレオンハルト。そして、圧倒的な拳の破壊力で、数々の難題を解決していく姿に、ユリウスは惹かれ、次第に心を許していく……。
全年齢対象。
ざまぁされたチョロ可愛い王子様は、俺が貰ってあげますね
ヒラヲ
BL
「オーレリア・キャクストン侯爵令嬢! この時をもって、そなたとの婚約を破棄する!」
オーレリアに嫌がらせを受けたというエイミーの言葉を真に受けた僕は、王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付ける。
しかし、突如現れた隣国の第一王子がオーレリアに婚約を申し込み、嫌がらせはエイミーの自作自演であることが発覚する。
その結果、僕は冤罪による断罪劇の責任を取らされることになってしまった。
「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだ!?」
卒業パーティーから一ヶ月後、王位継承権を剥奪された僕は王都を追放され、オールディス辺境伯領へと送られる。
見習い騎士として一からやり直すことになった僕に、指導係の辺境伯子息アイザックがやたら絡んでくるようになって……?
追放先の辺境伯子息×ざまぁされたナルシスト王子様
悪役令嬢を断罪しようとしてざまぁされた王子の、その後を書いたBL作品です。
寄るな。触るな。近付くな。
きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。
頭を打って?
病気で生死を彷徨って?
いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。
見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。
シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。
しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。
ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
愛していた王に捨てられて愛人になった少年は騎士に娶られる
彩月野生
BL
湖に落ちた十六歳の少年文斗は異世界にやって来てしまった。
国王と愛し合うようになった筈なのに、王は突然妃を迎え、文斗は愛人として扱われるようになり、さらには騎士と結婚して子供を産めと強要されてしまう。
王を愛する気持ちを捨てられないまま、文斗は騎士との結婚生活を送るのだが、騎士への感情の変化に戸惑うようになる。
(誤字脱字報告は不要)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる