113 / 127
再びの異世界
動物のように※
ジュリアンが僕の汗ばんだ身体を宝物の様に、崇める様に指先で撫でていく。僕の脇腹に残った傷の上は殊更ゆっくりと確認する様になぞっていく。僕は先程の気忙しい閨の名残で身体はまだ熱くて、ジュリアンの指先の刺激で身体を震わせながらもジュリアンの好きにさせていた。
ほんの一刻ほど前に、僕も待てなかったけれど、ジュリアンは、増して待つ気などさらさらなくて、清浄の魔法をかけるとあっという間に衣装を脱がされてしまった。
こちらの世界に戻る時に、神に願うのだからと家族に言われて、どうしてもジュリアンの元に戻りたかった僕は神事に着る狩衣で祝詞を唱えたんだ。明らかに違和感のある格好だったせいか、屋敷にジュリアンと戻った際も執事の動揺は手に取るようだったし、色々説明もしたかったけれど、それは出来なかった。
王都から戻る馬車の中で僕たちは息をするか、口づけるか、そのどちらかしかしていなかったし。ジュリアンも屋敷に戻るや否や執事に一言、二言の残すと、僕を抱き抱えて部屋に篭ってしまったのだから。扉が閉まる前の執事の心配気な顔が、一瞬僕を不安にさせたよね。
もしかして僕、監禁される?と思ったのはあながち間違ってなかったりして…。はは、は。
それでも僕は本物のジュリアンの体温、肉体、匂い、時折金を感じる瞳の色、綺麗な銀色の髪の手触り、全てが愛おしくて、貪る様にジュリアンを喰らい尽くしたかった。
久しぶりの二人の閨は、辛かった時間がそうさせるのか、只々ひとつに溶け合いたかった。僕たちは愛撫もそこそこに、ひとつになった。けれど3ヶ月ぶりの僕の身体はすっかり狭くなっていて、僕の呻きで察したジュリアンが、慌てて閨の魔法をかけたのはどれだけ僕たちに余裕が無かったかわかる話だ。
閨の魔法で身体が緩んだ僕は直ぐにジュリアンを受け入れて、僕はジュリアンの名前しか呼べなくて。ジュリアンも僕の名前しか呼ばなくて。僕は自分の身体の気持ち良さをあっという間に掘り起こされて、攻め立てられて、嬉しくて、気持ち良さが辛くて、涙を零しながら、ジュリアンを感じた。
僕たちは我慢することもなく、動物の様に貪りあった。僕は全然持たなくて、ジュリアンに激しく揺さぶれる中で何度逝ったのか、逝かなかったのか訳が分からず、痺れる快感に投げ出された。
ジュリアンが僕の中で逝った時、僕は身体を震わせながらジュリアンの肩に歯を立てていた。こんな事一度もしたこと無かったのに、僕は本当に動物になってしまったと、思わず微笑んだ。
そんな僕にジュリアンは甘く口づけると言った。
「さぁ、シンをもっと感じさせてくれ。」
ほんの一刻ほど前に、僕も待てなかったけれど、ジュリアンは、増して待つ気などさらさらなくて、清浄の魔法をかけるとあっという間に衣装を脱がされてしまった。
こちらの世界に戻る時に、神に願うのだからと家族に言われて、どうしてもジュリアンの元に戻りたかった僕は神事に着る狩衣で祝詞を唱えたんだ。明らかに違和感のある格好だったせいか、屋敷にジュリアンと戻った際も執事の動揺は手に取るようだったし、色々説明もしたかったけれど、それは出来なかった。
王都から戻る馬車の中で僕たちは息をするか、口づけるか、そのどちらかしかしていなかったし。ジュリアンも屋敷に戻るや否や執事に一言、二言の残すと、僕を抱き抱えて部屋に篭ってしまったのだから。扉が閉まる前の執事の心配気な顔が、一瞬僕を不安にさせたよね。
もしかして僕、監禁される?と思ったのはあながち間違ってなかったりして…。はは、は。
それでも僕は本物のジュリアンの体温、肉体、匂い、時折金を感じる瞳の色、綺麗な銀色の髪の手触り、全てが愛おしくて、貪る様にジュリアンを喰らい尽くしたかった。
久しぶりの二人の閨は、辛かった時間がそうさせるのか、只々ひとつに溶け合いたかった。僕たちは愛撫もそこそこに、ひとつになった。けれど3ヶ月ぶりの僕の身体はすっかり狭くなっていて、僕の呻きで察したジュリアンが、慌てて閨の魔法をかけたのはどれだけ僕たちに余裕が無かったかわかる話だ。
閨の魔法で身体が緩んだ僕は直ぐにジュリアンを受け入れて、僕はジュリアンの名前しか呼べなくて。ジュリアンも僕の名前しか呼ばなくて。僕は自分の身体の気持ち良さをあっという間に掘り起こされて、攻め立てられて、嬉しくて、気持ち良さが辛くて、涙を零しながら、ジュリアンを感じた。
僕たちは我慢することもなく、動物の様に貪りあった。僕は全然持たなくて、ジュリアンに激しく揺さぶれる中で何度逝ったのか、逝かなかったのか訳が分からず、痺れる快感に投げ出された。
ジュリアンが僕の中で逝った時、僕は身体を震わせながらジュリアンの肩に歯を立てていた。こんな事一度もしたこと無かったのに、僕は本当に動物になってしまったと、思わず微笑んだ。
そんな僕にジュリアンは甘く口づけると言った。
「さぁ、シンをもっと感じさせてくれ。」
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
婚約破棄されたから能力隠すのやめまーすw
ミクリ21
BL
婚約破棄されたエドワードは、実は秘密をもっていた。それを知らない転生ヒロインは見事に王太子をゲットした。しかし、のちにこれが王太子とヒロインのざまぁに繋がる。
軽く説明
★シンシア…乙女ゲームに転生したヒロイン。自分が主人公だと思っている。
★エドワード…転生者だけど乙女ゲームの世界だとは知らない。本当の主人公です。
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。