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僕はすっかりこの違和感ばかりの世界に染まりつつあった。実際ゲオルグと発情期でもないのにあんな事をしてしまったんだからね。ましてシンディが意味深にニヤニヤするので、ますます居た堪れない。
その度に僕がじわじわと顔を熱くしてしまうので、ゲオルグが妙に殺気立つのも困ってしまう。
「ディーってほんとに食べちゃいたいくらい可愛いんだから!ね、今度一緒にパーティしない?私の愛人のお姉さん達、きっとディーなら大歓迎だよ?」
シンディがそんな冗談とも取れないことを言うので、僕はなんて返事していいのか本当わからないんだ。
「…冗談になってないからやめろ。ディーは俺たちの想像をはるか上行くウブさなんだからな。」
ゲオルグがシンディに説教するのを聞いていると、何だか随分な言われ様な気がしてきた。僕はため息をひとつつくと、二人の顔を交互に見つめながら言った。
「もう僕の事はいいから…。それよりもうすぐ競技会でしょ?二人はどんな競技に出るの?」
僕の質問にシンディが目を輝かせた。
「そうだ!あと二週間しかないんだっけ?」
…良かった、話が逸れて。僕がこのまま話が逸れる様祈りながら神妙な顔をしていると、シンディがゲオルグに尋ねた。
「ゲオルグは何の種目に出るの?私は祖父の手前、剣に出ない訳にいかないけどさ。ゲオルグもやっぱり剣?」
するとゲオルグは腕を組んで考え込んだ。
「実は迷ってる。まだ登録前だからってのもあるしな。騎鳥でも良いかなとも思ってるんだ。」
僕は初めて聞く騎鳥なる競技に関心を惹かれて、ゲオルグを見つめた。
「それってどんな競技?」
するとシンディが、やっぱり腕を組みながら頷いて言った。
「なるほどねー。騎鳥での剣使いの方が、戦闘能力高そうだもんね。私はそこまで騎鳥が得意じゃないからなあ。地道に剣だけで勝負しようかな。ディーはもう決めた?どうするの?魔法系?」
彼ら武闘派の戦いが見れることにワクワクしながら、僕はにっこり微笑んだ。
「僕もまだ迷ってるんだ。あんまり目立ちたくないし。魔法の先生は水魔法が良いって勧めてくれたんだけどね。」
すると二人は顔を見合わせて、呆れたように僕を見た。
「目立ちたくないとか言っても無理じゃないかなぁ。ディーが水魔法の競技出たら優勝しちゃうでしょ。」
確かにみんなのレベルを考えると、シンディの言う事も一理ある。いっそ全然やったことのないような競技で頑張るってのも手かな。
「ディーが目立ちたくない気持ちは共感できないが、俺としちゃあんまり目立って欲しくないのは本音だ。だからって何の競技に出る?」
僕は2人の真似をして腕を組むと、目を閉じて呟いた。
「そうだなぁ、目立たないようにするなら武闘系だよね。さすがに僕に勝ち目はないし。」
「でも優勝できるのに出ないのもったいなくない?ディーはいつも勝ちに拘ってはなさそうだけど。あーあ、実力あるものこそ力を隠すものなのかなぁ。私なんて必死になって、存在感を出そうとしてるってのにさ。」
僕はシンディの手を握って微笑んだ。
「シンディにはいろいろ事情があるんでしょう?頑張って存在感出して?僕応援してるから。」
「…ディー。」
シンディに羽交い締めにされる一瞬前に、ゲオルグが僕をぐいと引っ張った。
「あ、ちょっと邪魔しないでよ。ディーはゲオルグのものじゃないんだからさぁ。」
僕はシンディに潰されなくて正直ほっとした。と同時にゲオルグに抱き寄せられて、以前のような真綿の様な安心感はなくなってしまったと思った。僕たちが友達の一線を超えてしまったせいなのかな。
それともそう思っているのは僕だけなんだろうか。まだ僕は、この世界の常識の感覚というものがいまひとつしっくり来ないんだ。
僕は、そろりとゲオルグの腕の中から抜け出すと二人に言った。
「僕が騎鳥に出るとしたらどう思う?」
すると、二人はぎょっとしたように僕を見て、それから顔を見合わせて首を振った。
「「ダメだ」よ。」
声を揃えなくてもいいのに。でもこの反応を見ると、出るのが正解かもしれないな。
「騎鳥って、ダダ鳥に乗って戦闘する感じ?どんなルールなの?」
ゲオルグがしかめっ面で僕に尋ねた。
「ディー本当に出るつもりか?…最初は三人のチームで登録して勝ち抜き戦だ。後半は1対1の勝負だけど。」
僕はそれを聞いて首をかしげた。チーム戦となると勝ちたい他のメンバーに迷惑をかけるかもしれないなぁ。
「そっか。僕邪魔になっちゃいそうだね。僕みたいにとりあえず参加するみたいな人っていないのかな。」
シンディは、僕に呆れたような視線を流して言った。
「ディーが目立たないように、頑張れば頑張るほど、目立ちそうな気がするのはなんでなんだろうね。勿論そのスタンスで参加する人がいないわけじゃないよ。
ね、あいつらだったら、ディーと組んでもいい感じじゃない?競技会って魔法もそうだけど武闘系だから、取り敢えず参加って感じの生徒が居るよ。紹介しようか?」
ゲオルグが不機嫌そうに立ち上がると、僕を見下ろして言った。
「ディー、そんな気持ちで参加したら怪我するぞ。騎鳥はそんな甘い競技じゃないからな。目立ちたくないのは勝手だけど、本気で挑む俺たちの邪魔はするな。」
そう言い放つと、スタスタと空き教室を出て行ってしまった。
僕はゲオルグの後ろ姿を見送りながら、黙りこくった。もしかして適当なことばかり言ってたから怒らせた?
するとシンディが僕の肩を優しく掴んで言った。
「ゲオルグにも事情がある様に、ディーの目立ちたくないって意図も、色々事情があるんでしょ?…まったく、心配なら心配だって言えば良いのに、あんな言い方しか出来ないなんて、ゲオルグも不器用だよね。
私はどんな考えで参加してもありだと思う。自分が納得さえ出来ればね?
ね、もし必要なら彼らを紹介するからいつでも言って。でも登録は三人でしなくちゃだから、早い方がいいよ?」
僕はシンディのそれぞれの立場を思いやる心の広さに感謝して、紹介してもらう様に頼んだ。
「えーと、話をするのは初めてだよね?僕はディー。今回は一緒にチームを組んでくれてありがとう。」
シンディに紹介してもらった二人は、武闘派とはかけ離れた感じの二人だった。狐獣人のファルとフォルの双子の兄弟は、シンクロした動きで僕に手を差し出した。
僕が慌てて順番に握手すると、明るい茶髪から白い尖った耳を覗かせたファルが僕に言った。
「ディーが魔法競技に出ないなんて驚いたよ。俺たちはこんな野蛮な競技会は参加する意義が感じられないんだけど、必修だからしょうがなく参加するんだけどさ。」
僕はフォルの髪から覗く黒い耳がピコピコ動くのを、無意識に追いながら尋ねた。
「あの、二人とも魔法の授業では実力派だったんじゃなかった?魔法競技には出ないの?」
どの魔法授業でも10番手ぐらいに彼らが居たことを思い出して僕は首を傾げた。
すると二人がやっぱりシンクロして高い笑い声を上げると、ファルが僕に言った。
「魔法学で優等生のディーに言われたくないよ!ハハハ。俺たちの魔法は戦うためにある訳じゃないからね。将来は薬師を目指しているから、それって真逆でしょ?」
…もっともだ。僕は苦笑して頷いた。
「僕は目立つ事はしたくないんだ。だから畑違いの競技に出てみようかと思ったんだけど…。でも同じ競技に出るゲオルグに邪魔するなって言われて、ちょっとムカついてるのも本当なんだ。
だからもし二人さえ良ければ、戦略的に一回戦ぐらいは勝ち進むつもりでやるってのはどうかな。」
僕が恐る恐る二人を見つめると、彼らは鏡の様に顔を見合わせて、それから黒耳のフォルがファルよりほんの少し低い声で僕に尋ねた。
「確かに俺たちの事を眼中に無いと侮ってる脳筋の奴らに、ひと泡ふかせるのは悪く無いかもな。何か秘策があるのか?正面切って行ったら玉砕間違いなしだ。」
その一言で、僕らはニヤリとほくそ笑んで、打倒脳筋連盟を結んだんだ。
その度に僕がじわじわと顔を熱くしてしまうので、ゲオルグが妙に殺気立つのも困ってしまう。
「ディーってほんとに食べちゃいたいくらい可愛いんだから!ね、今度一緒にパーティしない?私の愛人のお姉さん達、きっとディーなら大歓迎だよ?」
シンディがそんな冗談とも取れないことを言うので、僕はなんて返事していいのか本当わからないんだ。
「…冗談になってないからやめろ。ディーは俺たちの想像をはるか上行くウブさなんだからな。」
ゲオルグがシンディに説教するのを聞いていると、何だか随分な言われ様な気がしてきた。僕はため息をひとつつくと、二人の顔を交互に見つめながら言った。
「もう僕の事はいいから…。それよりもうすぐ競技会でしょ?二人はどんな競技に出るの?」
僕の質問にシンディが目を輝かせた。
「そうだ!あと二週間しかないんだっけ?」
…良かった、話が逸れて。僕がこのまま話が逸れる様祈りながら神妙な顔をしていると、シンディがゲオルグに尋ねた。
「ゲオルグは何の種目に出るの?私は祖父の手前、剣に出ない訳にいかないけどさ。ゲオルグもやっぱり剣?」
するとゲオルグは腕を組んで考え込んだ。
「実は迷ってる。まだ登録前だからってのもあるしな。騎鳥でも良いかなとも思ってるんだ。」
僕は初めて聞く騎鳥なる競技に関心を惹かれて、ゲオルグを見つめた。
「それってどんな競技?」
するとシンディが、やっぱり腕を組みながら頷いて言った。
「なるほどねー。騎鳥での剣使いの方が、戦闘能力高そうだもんね。私はそこまで騎鳥が得意じゃないからなあ。地道に剣だけで勝負しようかな。ディーはもう決めた?どうするの?魔法系?」
彼ら武闘派の戦いが見れることにワクワクしながら、僕はにっこり微笑んだ。
「僕もまだ迷ってるんだ。あんまり目立ちたくないし。魔法の先生は水魔法が良いって勧めてくれたんだけどね。」
すると二人は顔を見合わせて、呆れたように僕を見た。
「目立ちたくないとか言っても無理じゃないかなぁ。ディーが水魔法の競技出たら優勝しちゃうでしょ。」
確かにみんなのレベルを考えると、シンディの言う事も一理ある。いっそ全然やったことのないような競技で頑張るってのも手かな。
「ディーが目立ちたくない気持ちは共感できないが、俺としちゃあんまり目立って欲しくないのは本音だ。だからって何の競技に出る?」
僕は2人の真似をして腕を組むと、目を閉じて呟いた。
「そうだなぁ、目立たないようにするなら武闘系だよね。さすがに僕に勝ち目はないし。」
「でも優勝できるのに出ないのもったいなくない?ディーはいつも勝ちに拘ってはなさそうだけど。あーあ、実力あるものこそ力を隠すものなのかなぁ。私なんて必死になって、存在感を出そうとしてるってのにさ。」
僕はシンディの手を握って微笑んだ。
「シンディにはいろいろ事情があるんでしょう?頑張って存在感出して?僕応援してるから。」
「…ディー。」
シンディに羽交い締めにされる一瞬前に、ゲオルグが僕をぐいと引っ張った。
「あ、ちょっと邪魔しないでよ。ディーはゲオルグのものじゃないんだからさぁ。」
僕はシンディに潰されなくて正直ほっとした。と同時にゲオルグに抱き寄せられて、以前のような真綿の様な安心感はなくなってしまったと思った。僕たちが友達の一線を超えてしまったせいなのかな。
それともそう思っているのは僕だけなんだろうか。まだ僕は、この世界の常識の感覚というものがいまひとつしっくり来ないんだ。
僕は、そろりとゲオルグの腕の中から抜け出すと二人に言った。
「僕が騎鳥に出るとしたらどう思う?」
すると、二人はぎょっとしたように僕を見て、それから顔を見合わせて首を振った。
「「ダメだ」よ。」
声を揃えなくてもいいのに。でもこの反応を見ると、出るのが正解かもしれないな。
「騎鳥って、ダダ鳥に乗って戦闘する感じ?どんなルールなの?」
ゲオルグがしかめっ面で僕に尋ねた。
「ディー本当に出るつもりか?…最初は三人のチームで登録して勝ち抜き戦だ。後半は1対1の勝負だけど。」
僕はそれを聞いて首をかしげた。チーム戦となると勝ちたい他のメンバーに迷惑をかけるかもしれないなぁ。
「そっか。僕邪魔になっちゃいそうだね。僕みたいにとりあえず参加するみたいな人っていないのかな。」
シンディは、僕に呆れたような視線を流して言った。
「ディーが目立たないように、頑張れば頑張るほど、目立ちそうな気がするのはなんでなんだろうね。勿論そのスタンスで参加する人がいないわけじゃないよ。
ね、あいつらだったら、ディーと組んでもいい感じじゃない?競技会って魔法もそうだけど武闘系だから、取り敢えず参加って感じの生徒が居るよ。紹介しようか?」
ゲオルグが不機嫌そうに立ち上がると、僕を見下ろして言った。
「ディー、そんな気持ちで参加したら怪我するぞ。騎鳥はそんな甘い競技じゃないからな。目立ちたくないのは勝手だけど、本気で挑む俺たちの邪魔はするな。」
そう言い放つと、スタスタと空き教室を出て行ってしまった。
僕はゲオルグの後ろ姿を見送りながら、黙りこくった。もしかして適当なことばかり言ってたから怒らせた?
するとシンディが僕の肩を優しく掴んで言った。
「ゲオルグにも事情がある様に、ディーの目立ちたくないって意図も、色々事情があるんでしょ?…まったく、心配なら心配だって言えば良いのに、あんな言い方しか出来ないなんて、ゲオルグも不器用だよね。
私はどんな考えで参加してもありだと思う。自分が納得さえ出来ればね?
ね、もし必要なら彼らを紹介するからいつでも言って。でも登録は三人でしなくちゃだから、早い方がいいよ?」
僕はシンディのそれぞれの立場を思いやる心の広さに感謝して、紹介してもらう様に頼んだ。
「えーと、話をするのは初めてだよね?僕はディー。今回は一緒にチームを組んでくれてありがとう。」
シンディに紹介してもらった二人は、武闘派とはかけ離れた感じの二人だった。狐獣人のファルとフォルの双子の兄弟は、シンクロした動きで僕に手を差し出した。
僕が慌てて順番に握手すると、明るい茶髪から白い尖った耳を覗かせたファルが僕に言った。
「ディーが魔法競技に出ないなんて驚いたよ。俺たちはこんな野蛮な競技会は参加する意義が感じられないんだけど、必修だからしょうがなく参加するんだけどさ。」
僕はフォルの髪から覗く黒い耳がピコピコ動くのを、無意識に追いながら尋ねた。
「あの、二人とも魔法の授業では実力派だったんじゃなかった?魔法競技には出ないの?」
どの魔法授業でも10番手ぐらいに彼らが居たことを思い出して僕は首を傾げた。
すると二人がやっぱりシンクロして高い笑い声を上げると、ファルが僕に言った。
「魔法学で優等生のディーに言われたくないよ!ハハハ。俺たちの魔法は戦うためにある訳じゃないからね。将来は薬師を目指しているから、それって真逆でしょ?」
…もっともだ。僕は苦笑して頷いた。
「僕は目立つ事はしたくないんだ。だから畑違いの競技に出てみようかと思ったんだけど…。でも同じ競技に出るゲオルグに邪魔するなって言われて、ちょっとムカついてるのも本当なんだ。
だからもし二人さえ良ければ、戦略的に一回戦ぐらいは勝ち進むつもりでやるってのはどうかな。」
僕が恐る恐る二人を見つめると、彼らは鏡の様に顔を見合わせて、それから黒耳のフォルがファルよりほんの少し低い声で僕に尋ねた。
「確かに俺たちの事を眼中に無いと侮ってる脳筋の奴らに、ひと泡ふかせるのは悪く無いかもな。何か秘策があるのか?正面切って行ったら玉砕間違いなしだ。」
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