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公私混同は禁止
チャット
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素知らぬフリで席に戻った私は、周囲の人とあまり目を合わさない様にしながら仕事を続けた。私には何の非がないのだからと強い意志で持って業務を続けていたけれど、何となく周りの空気が不穏だ。
隣の中川先輩は、意味深なウインクをすると私を放っておいてくれた。ああ、何て有難いんだろう。私は危機回避するべく、仕事終わりには誰かに話しかけられる隙を見せずに足早に挨拶だけして退席した。ミッションクリア!
私は駅からマンションまでの道をとぼとぼと歩いていた。なぜ、こんな事になったんだろう。これだったら橘征一にシカトして貰っていた方がずっとマシだった。社食で私たちのやりとりを見ていた人が少ないのを心底願いながら、私はため息混じりに家に帰った。
こんな時は、趣味に浸るに限る。私は家に帰って食事もそこそこに、コスプレのイベントの確認をした。今度のイベントは、1ヶ月後だ。私は作ったばかりの小悪魔キャラのあの衣装で参加しようと、コスプレ仲間とチャットを始めた。
『こんばんわ。ミミです。ロンちゃん、先日見せてくれた衣装素敵だったね?今度のあのイベント参加しますか?』
私がチャット部屋にコメントを打ち込むと、アイスティーをキッチンから持って戻った。早速チャットのランプがモバイルから光っていた。ちなみに私のコスプレ名はミミなのだ。流石に本名は使うのは不用心過ぎる。
『ミミちゃん、お久しぶり~。参加予定だよ。例の衣装でね。ミミちゃんはどんなコスプレで参加するの?』
『イザッキゲームの小悪魔セシリーよ。結構作るのに時間掛かったんだけど、上手く作れた気がするよ。』
『やっほー、プリンだよ。まじか。セシリーめっちゃ可愛いよね~。私、イザッキゲームの司祭服持ってるよ?彼氏に着せようと思って作ったんだけど、イベント前に別れちゃって一度も着てないんだよね。
良かったら、ミミちゃんの彼氏か知り合いに着させて、一緒に参加してもらったら?司祭とセシリーの組み合わせ、絶対いいよ!単純に私がそれに見たい!笑』
それからチャット仲間とのやり取りが、すっかり私と司祭とで参加する方向へと盛り上がってしまって、私は誰か着てくれる人が見つかったらねとコメントして離脱した。
プリンちゃんの彼氏のサイズ感がどう考えても私の仮彼氏たちと似てる気がして、私は思わず誰に似合うか考えてしまった。きっとそれが良くなかったに違いない。考えてることは口が滑るって、誰か忠告してくれたら良かったのに。
隣の中川先輩は、意味深なウインクをすると私を放っておいてくれた。ああ、何て有難いんだろう。私は危機回避するべく、仕事終わりには誰かに話しかけられる隙を見せずに足早に挨拶だけして退席した。ミッションクリア!
私は駅からマンションまでの道をとぼとぼと歩いていた。なぜ、こんな事になったんだろう。これだったら橘征一にシカトして貰っていた方がずっとマシだった。社食で私たちのやりとりを見ていた人が少ないのを心底願いながら、私はため息混じりに家に帰った。
こんな時は、趣味に浸るに限る。私は家に帰って食事もそこそこに、コスプレのイベントの確認をした。今度のイベントは、1ヶ月後だ。私は作ったばかりの小悪魔キャラのあの衣装で参加しようと、コスプレ仲間とチャットを始めた。
『こんばんわ。ミミです。ロンちゃん、先日見せてくれた衣装素敵だったね?今度のあのイベント参加しますか?』
私がチャット部屋にコメントを打ち込むと、アイスティーをキッチンから持って戻った。早速チャットのランプがモバイルから光っていた。ちなみに私のコスプレ名はミミなのだ。流石に本名は使うのは不用心過ぎる。
『ミミちゃん、お久しぶり~。参加予定だよ。例の衣装でね。ミミちゃんはどんなコスプレで参加するの?』
『イザッキゲームの小悪魔セシリーよ。結構作るのに時間掛かったんだけど、上手く作れた気がするよ。』
『やっほー、プリンだよ。まじか。セシリーめっちゃ可愛いよね~。私、イザッキゲームの司祭服持ってるよ?彼氏に着せようと思って作ったんだけど、イベント前に別れちゃって一度も着てないんだよね。
良かったら、ミミちゃんの彼氏か知り合いに着させて、一緒に参加してもらったら?司祭とセシリーの組み合わせ、絶対いいよ!単純に私がそれに見たい!笑』
それからチャット仲間とのやり取りが、すっかり私と司祭とで参加する方向へと盛り上がってしまって、私は誰か着てくれる人が見つかったらねとコメントして離脱した。
プリンちゃんの彼氏のサイズ感がどう考えても私の仮彼氏たちと似てる気がして、私は思わず誰に似合うか考えてしまった。きっとそれが良くなかったに違いない。考えてることは口が滑るって、誰か忠告してくれたら良かったのに。
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