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戻りまして候
ロクシーとベッドで
こちらの世界に戻って来てから、僕は毎日ロクシーと一緒に眠っている。最近のロクシーは眠っている時の方が竜人化しやすい様で、眠る時は僕のベッドに潜ってくるんだ。
元々僕のベッドは大きくて、ロクシーと一緒に眠る分には問題ないんだけど…。でもロクシーのサラサラの青銅色の髪や、少し変化した爽やかな柑橘系の匂い、僕より少し低い体温が僕と触れ合ってじんわり同じ温度になった時の、ホッとする様な癒しは僕の複雑な気持ちを温かくしてくれる。
「ロクシー、前に見た時よりもはっきり何処とは言えないけど、変化したよね?大きくなったのかな?」
僕がそう言って、鼻筋の通った、少しキツめの美しい顔を見つめた。ロクシーは少し照れた様に微笑んで言った。
「私は獣人とも、多分マモルとも成長の仕方が違うみたいだよ?少年期は結構あっという間に大きくなるみたい。でもある程度大きくなってから青年期から大人までが時間が掛かる。
青年期はツノも生えてくるし、明らかに身体つきも大人に近くなるらしい。そこらの獣人よりも大きくなるよ?マモルは今の姿が後20年続くわけでしょう?
案外早く僕たちは逆転しちゃうかもしれないね?」
そう言って、妙に色っぽい眼差しをするロクシーに僕はタジタジだった。竜人の美少年の威力が凄まじいったら…。僕はツンとして言った。
「そうは言っても、僕の方が今はお兄さんなんだからね?まだまだロクシーは少し僕に甘えていたら良いんだよ。僕はもっとロクシーを猫可愛がりしたいんだ。」
ロクシーは僕の腕の中にくっついてくると、僕の首筋に鼻筋をくっつけてうっとりと息を吸い込んだ。
「私もマモルに甘えるのはやぶさかじゃないよ。マモルの腕の中は暖かくて気持ち良いから。でも前より少しドキドキするけど…ね。今はまだこうしていても何もしないでいられるから…。」
ん?何か今ロクシーが変なこと言った?僕が眉をひそめてロクシーを見つめると、ロクシーはにっこり微笑んで僕の唇にひんやりした薄い唇を押し当てた。
「おやすみなさい、マモル。…僕の番。」
僕は腕の中で安らいだ顔をしながらあっという間に眠りに落ちたロクシーの寝顔をじっと見つめていた。まだ少年の顔をしているロクシーは、僕と一緒にゆっくり成長するんだろう。
今でさえ、僕よりは年齢は上なロクシーはこれから長い時を過ごすんだ。それは人間の僕には考えられない事だけど、竜にとっては当たり前の事なんだろう。
そんなロクシーに番として求められた僕はその恒久とも言える時を共に過ごすのだろうか。僕には今でさえ複雑な立場で、その先の未来のことなど全然想像出来なかった。
ただ、腕の中のロクシーは僕にとっては愛しくて、愛するものなのは間違いなかったけれど…。僕は口元を緩めて目を閉じた。おやすみ、ロクシー。良い夢を。
元々僕のベッドは大きくて、ロクシーと一緒に眠る分には問題ないんだけど…。でもロクシーのサラサラの青銅色の髪や、少し変化した爽やかな柑橘系の匂い、僕より少し低い体温が僕と触れ合ってじんわり同じ温度になった時の、ホッとする様な癒しは僕の複雑な気持ちを温かくしてくれる。
「ロクシー、前に見た時よりもはっきり何処とは言えないけど、変化したよね?大きくなったのかな?」
僕がそう言って、鼻筋の通った、少しキツめの美しい顔を見つめた。ロクシーは少し照れた様に微笑んで言った。
「私は獣人とも、多分マモルとも成長の仕方が違うみたいだよ?少年期は結構あっという間に大きくなるみたい。でもある程度大きくなってから青年期から大人までが時間が掛かる。
青年期はツノも生えてくるし、明らかに身体つきも大人に近くなるらしい。そこらの獣人よりも大きくなるよ?マモルは今の姿が後20年続くわけでしょう?
案外早く僕たちは逆転しちゃうかもしれないね?」
そう言って、妙に色っぽい眼差しをするロクシーに僕はタジタジだった。竜人の美少年の威力が凄まじいったら…。僕はツンとして言った。
「そうは言っても、僕の方が今はお兄さんなんだからね?まだまだロクシーは少し僕に甘えていたら良いんだよ。僕はもっとロクシーを猫可愛がりしたいんだ。」
ロクシーは僕の腕の中にくっついてくると、僕の首筋に鼻筋をくっつけてうっとりと息を吸い込んだ。
「私もマモルに甘えるのはやぶさかじゃないよ。マモルの腕の中は暖かくて気持ち良いから。でも前より少しドキドキするけど…ね。今はまだこうしていても何もしないでいられるから…。」
ん?何か今ロクシーが変なこと言った?僕が眉をひそめてロクシーを見つめると、ロクシーはにっこり微笑んで僕の唇にひんやりした薄い唇を押し当てた。
「おやすみなさい、マモル。…僕の番。」
僕は腕の中で安らいだ顔をしながらあっという間に眠りに落ちたロクシーの寝顔をじっと見つめていた。まだ少年の顔をしているロクシーは、僕と一緒にゆっくり成長するんだろう。
今でさえ、僕よりは年齢は上なロクシーはこれから長い時を過ごすんだ。それは人間の僕には考えられない事だけど、竜にとっては当たり前の事なんだろう。
そんなロクシーに番として求められた僕はその恒久とも言える時を共に過ごすのだろうか。僕には今でさえ複雑な立場で、その先の未来のことなど全然想像出来なかった。
ただ、腕の中のロクシーは僕にとっては愛しくて、愛するものなのは間違いなかったけれど…。僕は口元を緩めて目を閉じた。おやすみ、ロクシー。良い夢を。
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