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僕のバース
険しい顔の吉良くん
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「三好君、…三好君!」
僕はまたぼうっとしてたみたいだ。クラスのリーダーの吉良君に呼ばれて僕はハッと覚醒した。
「あ、ごめん。何だっけ。」
相変わらず吉良君は僕を眉を顰めて見つめると、リーダー会議が放課後あると教えてくれた。僕はこくこく頷くと、ちょっとワクワクして、楽しみだねと吉良君に笑いかけたんだけど…。もっと眉間の皺が深くなっただけだった。
ほんと、吉良君が僕を指名した理由が知りたいよ…。リーダー会議は5クラスのリーダーと副リーダーが集まって、今後のスケジュールや運営の注意点など細かい点を確認するんだ。
その会議には2、3年生のリーダー達も参加して、新入生達に色々アドバイスしてくれるらしい。そう言えば、涼兄が一年に色々教えるの面倒だって何年か前にボヤいてたから、リーダーだったのかも。
僕はその時の涼兄を思い出してクスっと笑った。一緒に会議室へ歩いていた吉良君が僕を見下ろして言った。
「…何?三好君はボンヤリしたり、一人で笑ったり、情緒不安定じゃないのか?」
僕は妙に冷静に言い切る吉良君にツボって、ふふふと笑いを堪えられなくなった。情緒不安定だって。ほんとそうかも。だって僕、あっくんと“約束”したんだよ?そりゃあ、浮かれちゃうよね?そう言えばキスもしちゃったんだった。あれってファーストキスだ…。うわ、やばい…。
一人でニマニマ笑う僕に吉良君は肩をすくめると、遅れるぞと僕の腕を掴んで歩き出した。僕は何だか吉良君て、ブルトーザーみたいな奴だなと思いながら、黙って連れて行かれた。
会議室はもうすっかり人が集まっていてザワザワしていたけれど、僕たちが会議室に入ると一瞬注目を浴びた。わ、びっくり。僕はその中に悠太郎の顔を見つけて、嬉しくなって口パクで呼び掛けて小さく手を振った。
悠太郎はちょっと居心地悪そうな顔をしたけれど、手を上げて挨拶してくれた。吉良君は僕の腕を離すと、悠太郎を見ながら僕に尋ねた。
「…知ってる人?」
僕は頷くと幼馴染の木崎悠太郎で、他のクラスリーダーなんだと答えた。その時、先生が入ってきて僕たちは指示された席についた。全体会が終わると、僕たちの前に二人の上級生がやって来た。
二年生の風間さんと、三年生の榊さんということだった。僕の目の前に座った榊さんはいかにもアルファといった風貌で、僕をじっと見つめると言った。
「吉良君と…三好君だね。俺と風間が、今回君達のクラスのサポートに入るからよろしく頼む。吉良君は外部入学なんだね、俺もそうなんだ。色々アドバイスできると思うよ。
三好君は…、お兄さん達が居るから色々知ってるとは思うけど、実際の中学部は勝手が違うと思うから分からない点があったら気軽に質問して欲しい。短い間だけどよろしく。」
僕はまたぼうっとしてたみたいだ。クラスのリーダーの吉良君に呼ばれて僕はハッと覚醒した。
「あ、ごめん。何だっけ。」
相変わらず吉良君は僕を眉を顰めて見つめると、リーダー会議が放課後あると教えてくれた。僕はこくこく頷くと、ちょっとワクワクして、楽しみだねと吉良君に笑いかけたんだけど…。もっと眉間の皺が深くなっただけだった。
ほんと、吉良君が僕を指名した理由が知りたいよ…。リーダー会議は5クラスのリーダーと副リーダーが集まって、今後のスケジュールや運営の注意点など細かい点を確認するんだ。
その会議には2、3年生のリーダー達も参加して、新入生達に色々アドバイスしてくれるらしい。そう言えば、涼兄が一年に色々教えるの面倒だって何年か前にボヤいてたから、リーダーだったのかも。
僕はその時の涼兄を思い出してクスっと笑った。一緒に会議室へ歩いていた吉良君が僕を見下ろして言った。
「…何?三好君はボンヤリしたり、一人で笑ったり、情緒不安定じゃないのか?」
僕は妙に冷静に言い切る吉良君にツボって、ふふふと笑いを堪えられなくなった。情緒不安定だって。ほんとそうかも。だって僕、あっくんと“約束”したんだよ?そりゃあ、浮かれちゃうよね?そう言えばキスもしちゃったんだった。あれってファーストキスだ…。うわ、やばい…。
一人でニマニマ笑う僕に吉良君は肩をすくめると、遅れるぞと僕の腕を掴んで歩き出した。僕は何だか吉良君て、ブルトーザーみたいな奴だなと思いながら、黙って連れて行かれた。
会議室はもうすっかり人が集まっていてザワザワしていたけれど、僕たちが会議室に入ると一瞬注目を浴びた。わ、びっくり。僕はその中に悠太郎の顔を見つけて、嬉しくなって口パクで呼び掛けて小さく手を振った。
悠太郎はちょっと居心地悪そうな顔をしたけれど、手を上げて挨拶してくれた。吉良君は僕の腕を離すと、悠太郎を見ながら僕に尋ねた。
「…知ってる人?」
僕は頷くと幼馴染の木崎悠太郎で、他のクラスリーダーなんだと答えた。その時、先生が入ってきて僕たちは指示された席についた。全体会が終わると、僕たちの前に二人の上級生がやって来た。
二年生の風間さんと、三年生の榊さんということだった。僕の目の前に座った榊さんはいかにもアルファといった風貌で、僕をじっと見つめると言った。
「吉良君と…三好君だね。俺と風間が、今回君達のクラスのサポートに入るからよろしく頼む。吉良君は外部入学なんだね、俺もそうなんだ。色々アドバイスできると思うよ。
三好君は…、お兄さん達が居るから色々知ってるとは思うけど、実際の中学部は勝手が違うと思うから分からない点があったら気軽に質問して欲しい。短い間だけどよろしく。」
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