35 / 122
約束期間
先に進んでもいいでしょ?
しおりを挟む
僕を悪い子だと言いながら、うっとりするような甘やかな眼差しで見つめられた僕は、一気に心臓がドクドク跳ね上がった。ああ、僕死んじゃいそう。だって、きっと今までしたことの無いエッチな事、あっくんとするんでしょ?
僕は期待のせいなのか、不安のせいなのか、興奮のせいなのか分からなかったけれど、指先が震えるのを感じた。そんな僕をなだめる様に、あっくんは僕を抱きしめるとささやいた。
「理玖、服を脱がしてもいいかい?」
僕はきっと今、顔が真っ赤だと思う。今まで洋服越しに撫でられた事は有るけど、直接裸に触れられた事は無いんだ。洋服越しでも胸元を強く擦られて、痺れるような気持ちよさで逝きそうになった事もあるのに、僕、耐えられるだろうか。
それに僕だけ裸なんて恥ずかしい…。
「あっくんも脱ぐの…?」
僕があっくんを見つめて尋ねると、あっくんは僕を苦しげに見つめて言った。
「きっと、俺まで脱いだら歯止めが効かなくなりそうだ。…でも、そうだな。上は脱ぐよ。」
そう言って、おもむろに制服のシャツを脱いだ。シャツの下から現れたのは、予想より鍛えられた筋肉だった。僕は思わずうっとりと指を伸ばして鎖骨の下の厚い胸板に触れた。
「…すごい。あっくんの筋肉、綺麗…。」
あっくんはクスっと笑うと、僕をグイッと引き倒して僕に覆いかぶさった。ベッドに横になるのは初めてだったので、僕はドキドキしていたけれど、あっくんの優しい口づけにあっという間に夢中になってしまった。
あっくんの甘いような唾液が僕の口の中に流れ込んで、僕は柔らかな粘膜を撫でられながらコクリとそれを飲んだ。あっくんのいつもと違う支配するようなキスに夢中になっていると、僕はいつの間にかシャツのボタンが外されて胸元がはだけていた。
あっくんは僕から荒い息遣いと共に顔を引き剥がすと、ゆっくりと僕の裸を確認するように指先で撫で始めた。
「あぁ、理玖の身体は美しいな。食べちゃいたいくらい美味しそうだ。…キスしていいかい?」
そう言って、僕が返事をする前に首筋からゆっくりと唇と舌でなぞっていった。僕はゾクゾクする気持ちよさと、何だかいけない事をしてる背徳感で、さっきよりも息が荒くなっていた。
シャツの下を這い回るあっくんの大きな手が、僕の背中の素肌をゆっくり持ち上げた。僕は仰反るような姿勢で、閉じていた瞼を開けた。目の前のあっくんのギラついた男くさい眼差しに絡められて、僕は目を逸らすことが出来なかった。
僕は期待のせいなのか、不安のせいなのか、興奮のせいなのか分からなかったけれど、指先が震えるのを感じた。そんな僕をなだめる様に、あっくんは僕を抱きしめるとささやいた。
「理玖、服を脱がしてもいいかい?」
僕はきっと今、顔が真っ赤だと思う。今まで洋服越しに撫でられた事は有るけど、直接裸に触れられた事は無いんだ。洋服越しでも胸元を強く擦られて、痺れるような気持ちよさで逝きそうになった事もあるのに、僕、耐えられるだろうか。
それに僕だけ裸なんて恥ずかしい…。
「あっくんも脱ぐの…?」
僕があっくんを見つめて尋ねると、あっくんは僕を苦しげに見つめて言った。
「きっと、俺まで脱いだら歯止めが効かなくなりそうだ。…でも、そうだな。上は脱ぐよ。」
そう言って、おもむろに制服のシャツを脱いだ。シャツの下から現れたのは、予想より鍛えられた筋肉だった。僕は思わずうっとりと指を伸ばして鎖骨の下の厚い胸板に触れた。
「…すごい。あっくんの筋肉、綺麗…。」
あっくんはクスっと笑うと、僕をグイッと引き倒して僕に覆いかぶさった。ベッドに横になるのは初めてだったので、僕はドキドキしていたけれど、あっくんの優しい口づけにあっという間に夢中になってしまった。
あっくんの甘いような唾液が僕の口の中に流れ込んで、僕は柔らかな粘膜を撫でられながらコクリとそれを飲んだ。あっくんのいつもと違う支配するようなキスに夢中になっていると、僕はいつの間にかシャツのボタンが外されて胸元がはだけていた。
あっくんは僕から荒い息遣いと共に顔を引き剥がすと、ゆっくりと僕の裸を確認するように指先で撫で始めた。
「あぁ、理玖の身体は美しいな。食べちゃいたいくらい美味しそうだ。…キスしていいかい?」
そう言って、僕が返事をする前に首筋からゆっくりと唇と舌でなぞっていった。僕はゾクゾクする気持ちよさと、何だかいけない事をしてる背徳感で、さっきよりも息が荒くなっていた。
シャツの下を這い回るあっくんの大きな手が、僕の背中の素肌をゆっくり持ち上げた。僕は仰反るような姿勢で、閉じていた瞼を開けた。目の前のあっくんのギラついた男くさい眼差しに絡められて、僕は目を逸らすことが出来なかった。
34
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる