三好家の末っ子は今日もご機嫌 

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26

文字の大きさ
38 / 122
約束期間

篤哉side理玖のお尻

しおりを挟む
理玖の替えの下着や洋服を見繕って持って戻ると、目の前に白い制服のシャツの下から見え隠れする丸くて白い理玖のお尻が目に飛び込んで来た。俺は扇情的なその後ろ姿に、股間がズクリと蠢くのを感じた。

けれど、理玖が下着無しでズボンを履こうとしている事に気づいて、慌てて止めた。ああ、でも止めない方が良かったのかな。彼シャツならぬ、下半身丸出しのチラッと見えそうで見えない理玖のエッチな姿はすっかり脳裏にやきついてしまった。


俺は理玖の成長をゆっくり待とうと思っていたんだ。でも実際に無邪気さゆえの扇情的な理玖を目の当たりにすると、ギリギリと歯を食いしばる羽目になっていた。ていうか、理玖がどうしてあんなに色々爆弾投下していくのか…知らないって凄い凶器なんだな…。

そしてこれを誰かに言いたいのに、誰にも言えないというモヤモヤ…。でも、理玖はまだ中学二年生なんだ。急に大人になる必要はないだろ?俺さえ耐えれば良いんだ…。ちょっと自信ないけど。


結局着替えて私服で家に帰ると、俺と何をしていたのかって思われるからと、理玖は頑なに制服を着込んだ。そうだな、今度理玖用に制服を一式用意しておこう。うん。下着も理玖が引かない程度の可愛いエロいのを探そう…。

それにしてもさっき理玖は、射精しないで逝ったよな?そんな事あるのか?まだ色々開発もしてないのに?俺はこれ以上考えると兆しそうだったので、頭を振って理玖がカバンからテキストを出すのを眺めた。


理玖はαの涼介たちと同じ様に育てられたこともあって、頭が良い。Ωはスペックの高い結婚相手を見つけるためなのか、庇護欲を誘う様な躾けられ方をしている生徒がほとんどだ。だから勉強は二の次になりがちで、理玖の様に嬉々として勉強するΩは珍しい。

涼介が言ってたけれど、男のΩの立ち位置の難しさを予見して、三好家ではαと同じ様に育てられたって。αとΩの番からはαとΩしか生まれない。三好家では幼い頃から馬鹿みたいに可愛い理玖がΩかもしれないって、ずっと考えてたんだな。


「あっくん、僕、ちょっとここが分かんないんだけど。」

すっかり勉強モードの理玖がテキストを指差して俺に質問してくる。流石に中学部になると外部からのαも増えて、理玖の成績も70番ぐらいをウロウロしている。Ωならダントツの優秀さだが、理玖は案外見かけより負けん気が強くて、中学部時代の50番圏内を目指してるみたいだ。

俺はこんな風にΩオメガしてない理玖も、好きのひとつだと思った。はぁ、俺を待って瞳を煌めかせている理玖が、食べちゃいたいくらい好きだ。

しおりを挟む
感想 33

あなたにおすすめの小説

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

貧乏Ωが御曹司αの将来のために逃げた話。

ミカン
BL
オメガバース

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

処理中です...