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【ツイノベ】抱きしめてもいいかな/さよならのときが来て/濡れた指先
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「抱きしめてもいいかな」その問いにあたしはコクリと小さく頷く。その腕に包まれると安心できた。さよならのときが来て、別れを惜しんで泣いてしまう。涙を拭って濡れた指先が夕陽を返した。いつか別々の帰路につかなくてもよくなる日がくるのだろうか。願いながらそっと離れる。 #3つの恋のお題
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