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第29話 王族専用ラブリオン
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赤の国は、ドナーと王族専用ラブリオンを中心にして陣形を固める。
相次ぐ戦いで、修復もままならない状態で出撃しているキングジョーは後方に位置している。軍の象徴たるキングジョーがその位置でも、もう一つの象徴たる王族専用ラブリオンの存在が兵達の士気を高揚させていた。
一方の青の国の中心にあるのは、やはりミリアのクィーンミリア。女王親衛隊を主とした部隊がそれを護衛する。攻撃の方は、椎名の部隊が中心。
敵の二つの象徴のうちの一方、エレノアのラブリオンは落とせない。となれば、椎名達の狙いは必然的にキングジョーということになる。
大黒柱である丈のドナーを狙うという手もあるが、側にいるエレノアを巻き込む可能性があるため、それは避けるつもりだ。エレノアの性格からして、巻き込まれるというよりも、自らその渦中に飛び込んで来ることが目に見えているだけに、それはなおのことだった。
「ジョーやエレノアには構うな! 俺達の目標はあくまでキングジョーだ!」
ついついエレノアの動きが気になる兵達。椎名の言葉は、注意散漫になる彼らに活を入れるためのものであったが、同時に自分自身に言い聞かせるための言葉でもあった。エレノアの名を呼び捨てにしたのがその表れである。
だが、部下にはそう言うものの、丈とエレノア、その二人のことが一番気になっているのが椎名自身であるのも事実。人間の性《さが》か、いけないとわかっていても、ついついそちらに目を向けてしまう。
前回は、椎名にこそ斬りかかりはしたものの、そのほかには積極的な攻撃行動は見せず、味方の士気を高めるためにただ後方に控えているだけだったエレノア。言ってしまえばただのお飾りだが、ラブパワーはともかく戦闘技術皆無のエレノアには、それがベストな行動であったといえる。
だが、椎名が目にした今回のエレノアは、前回のそれとは違っていた。
前線に立つだけではなく、青の国のラブリオンに対して積極的に攻撃を仕掛けているのだ。
エレノアに攻撃された部隊は、エレノアを傷つけることを恐れ、反撃もできずただよけるのみ。さらに、個々の者が、自分がエレノアの対象にならないようにと隊列も無視して大きく距離をとり、陣形を崩してしまう。そしてその結果、そこを赤の軍につけ込まれ、大打撃を受けることとなっていた。
更に言うならば、今日のエレノアのラブリオンの動きは、丈や椎名ほどではないにしろ、前回とは見違える程の鋭さを見せている。
(戦いに慣れたか?)
なまじエレノアのラブパワーの大きさを知っているだけに、椎名はエレノアのラブリオンのパワーアップにさしたる疑問は感じなかった。
だが、そのラブリオンの行動による青の国への影響の大きさは、はっきりと認識している。
(まずいな。このままエレノアに自由に動かれては、こっちの守備陣はボロボロにされる)
戻るか?――その考えがすぐに椎名の頭に浮かんだが、同じくらい一瞬で消え去る。
今自分が戻っても、エレノアを討てる自信がなかった。
もちろん、打ち倒す力は十二分にある。ないのは、それを成す心の強さ。言い換えれば非情さ。
また、エレノアのそばには丈がいる。エレノアを前にし、少しでも躊躇いが出たなら、丈はそれを見逃しはしないだろう。
それになにより、椎名にはすべきことがあった。キングジョーを討つ。それがミリアと交わした約束であるし、現状を打破する最も有効な手段なのだ。
椎名はエレノアのことを忘れ、自分の戦いに集中することにした。
エレノアのラブリオンから顔を背け、前方にそびえる城──キングジョーに目を向ける。
「――──!?」
行くぞ、そう叫んで気合いを入れようとした時、ふいに後方に違和感を感じた。後方のエレノアのラブリオンに。
「なんだ? このラブパワーは?」
椎名は慌てて振り返った。
椎名の目が細められる。それとは逆に、心の眼は開かれる。
エレノアのラブリオンから放射されるラブパワーが、椎名の心に投影された。
ラブリオンからはエレノアのラブパワーが感じられる。その力には並の兵士程度の強さがあるため気づくのが遅れたが、よく感《み》れば、それは王族であるエレノアにしてはひどく微弱だと言えた。それに、奇妙なことにそのラブパワーからは、エレノアの存在感といったものが感じられず、まるで残り香のような儚《はかな》さが漂っている。
しかし、何より椎名がおかしく思ったのは、そのラブリオンからエレノアのものではないラブパワーが感じられるという点だった。
(二人の人間が乗っているのか? エレノアを乗せつつ、操縦は別の奴にさせる──有効な手だとは思うが……)
ラブリオンは一人乗りだが、中を改装すれば二人が乗り込むスペースを作れないこともない。王族以外の人間が乗れば死罪ということを知らない椎名は、単純にそう考えた。
──おかしい。
一つの結論に至りはしたが、椎名は直感的に不可解さを感じた。
やはり、あのラブリオンから感じられるラブパワーの感じはおかしい。
それに、丈がエレノアをこんな前線に持ってくるのも理解に苦しむ。味方の士気を上げ、青の国の士気を下げるのなら、エレノアを出撃させて後方に置くだけでことは足る。流れ弾に当たる危険性のある前線に持ってくる必要性が、デメリットを補ってあるとは思えない。それに、今の丈は、エレノアが積極的に攻撃を仕掛けているのに、その盾となるような動きはもちろん、フォローも大してせずにそばにただついているのみ。
椎名は目を閉じ、感覚をエレノアのラブリオンだけに集中した。
目でなく、ラブパワーを頼りに感《み》ることで、暗闇の中に、エレノアのラブリオンの姿が浮かび上がってくる。
──これだけじゃ駄目だ。もっと奥まで!
椎名の感覚がラブパワーを発する源へと迫る。
その影は一つ。
二人乗りという予想が外れたことを椎名は理解する。
──どういうことだ?
椎名のラブパワーが、触手のように伸び、相手のラブパワーへとまとわりつく。
椎名のラブパワーの浸食を食い止めようと抵抗する相手のラブパワー。しかし、その感覚はエレノアのものとは全く違っていた。
「こいつ、エレノアじゃない!!」
椎名はそれを本能的に理解する。
しかし、疑問が残る。椎名の感じているエレノアのラブパワーはどこから出ているというのだ?
答えはすぐに出た。エレノアのラブパワーの出所はそのラブリオン自身だった。エレノアのラブパワーが高いが故に、マシン自体に彼女のラブパワーが染み込んでいるのだ。
「そういうことか!」
椎名はキングジョー攻撃を取りやめ、王族専用ラブリオンを目標に定めた。
椎名は丈のだましだと判断した。
エレノアのラブリオンに別の人間を乗せることにより、エレノアに危険が及ぶことなく青の国を動揺させる。これなら丈がエレノアを前線に送り込むのもうなずける。むしろ、そう考えれば、これらのことはすべて丈のやりそうなことだと納得できた。
「だったらあのラブリオンを落とすまで!」
王族専用ラブリオンに乗るのがエレノアでないとわかれば、青の軍の動揺はなくなる。そうなれば、赤の軍に対するハンデは消え失せ、この戦いの主導権を奪い取ることも可能だった。
王族専用ラブリオンの後方から剣を抜きつつ、ブラオヴィントが迫る。
「コックピットをこじ開けて、正体を暴いてやる!」
疾風のごとき素早さで距離をつめるブラオヴィント。王族専用ラブリオンの中の男はその接近には気づかない。
「行ける!」
しかし、それに気づいている男がいた。
「そうはさせん!」
王族専用ラブリオンに手を伸ばせば剣の先が届きそうなほどに迫ってきていたブラオヴィント。だが、二機の間に割り込む影一つ。
燃え上がろうかというほどに紅いラブリオン。
余りあるラブパワーのほとばしりにより光り輝くラブブレードで、ブラオヴィントの突撃を受け止めるそのラブリオンは、丈の操るドナーだった。
相次ぐ戦いで、修復もままならない状態で出撃しているキングジョーは後方に位置している。軍の象徴たるキングジョーがその位置でも、もう一つの象徴たる王族専用ラブリオンの存在が兵達の士気を高揚させていた。
一方の青の国の中心にあるのは、やはりミリアのクィーンミリア。女王親衛隊を主とした部隊がそれを護衛する。攻撃の方は、椎名の部隊が中心。
敵の二つの象徴のうちの一方、エレノアのラブリオンは落とせない。となれば、椎名達の狙いは必然的にキングジョーということになる。
大黒柱である丈のドナーを狙うという手もあるが、側にいるエレノアを巻き込む可能性があるため、それは避けるつもりだ。エレノアの性格からして、巻き込まれるというよりも、自らその渦中に飛び込んで来ることが目に見えているだけに、それはなおのことだった。
「ジョーやエレノアには構うな! 俺達の目標はあくまでキングジョーだ!」
ついついエレノアの動きが気になる兵達。椎名の言葉は、注意散漫になる彼らに活を入れるためのものであったが、同時に自分自身に言い聞かせるための言葉でもあった。エレノアの名を呼び捨てにしたのがその表れである。
だが、部下にはそう言うものの、丈とエレノア、その二人のことが一番気になっているのが椎名自身であるのも事実。人間の性《さが》か、いけないとわかっていても、ついついそちらに目を向けてしまう。
前回は、椎名にこそ斬りかかりはしたものの、そのほかには積極的な攻撃行動は見せず、味方の士気を高めるためにただ後方に控えているだけだったエレノア。言ってしまえばただのお飾りだが、ラブパワーはともかく戦闘技術皆無のエレノアには、それがベストな行動であったといえる。
だが、椎名が目にした今回のエレノアは、前回のそれとは違っていた。
前線に立つだけではなく、青の国のラブリオンに対して積極的に攻撃を仕掛けているのだ。
エレノアに攻撃された部隊は、エレノアを傷つけることを恐れ、反撃もできずただよけるのみ。さらに、個々の者が、自分がエレノアの対象にならないようにと隊列も無視して大きく距離をとり、陣形を崩してしまう。そしてその結果、そこを赤の軍につけ込まれ、大打撃を受けることとなっていた。
更に言うならば、今日のエレノアのラブリオンの動きは、丈や椎名ほどではないにしろ、前回とは見違える程の鋭さを見せている。
(戦いに慣れたか?)
なまじエレノアのラブパワーの大きさを知っているだけに、椎名はエレノアのラブリオンのパワーアップにさしたる疑問は感じなかった。
だが、そのラブリオンの行動による青の国への影響の大きさは、はっきりと認識している。
(まずいな。このままエレノアに自由に動かれては、こっちの守備陣はボロボロにされる)
戻るか?――その考えがすぐに椎名の頭に浮かんだが、同じくらい一瞬で消え去る。
今自分が戻っても、エレノアを討てる自信がなかった。
もちろん、打ち倒す力は十二分にある。ないのは、それを成す心の強さ。言い換えれば非情さ。
また、エレノアのそばには丈がいる。エレノアを前にし、少しでも躊躇いが出たなら、丈はそれを見逃しはしないだろう。
それになにより、椎名にはすべきことがあった。キングジョーを討つ。それがミリアと交わした約束であるし、現状を打破する最も有効な手段なのだ。
椎名はエレノアのことを忘れ、自分の戦いに集中することにした。
エレノアのラブリオンから顔を背け、前方にそびえる城──キングジョーに目を向ける。
「――──!?」
行くぞ、そう叫んで気合いを入れようとした時、ふいに後方に違和感を感じた。後方のエレノアのラブリオンに。
「なんだ? このラブパワーは?」
椎名は慌てて振り返った。
椎名の目が細められる。それとは逆に、心の眼は開かれる。
エレノアのラブリオンから放射されるラブパワーが、椎名の心に投影された。
ラブリオンからはエレノアのラブパワーが感じられる。その力には並の兵士程度の強さがあるため気づくのが遅れたが、よく感《み》れば、それは王族であるエレノアにしてはひどく微弱だと言えた。それに、奇妙なことにそのラブパワーからは、エレノアの存在感といったものが感じられず、まるで残り香のような儚《はかな》さが漂っている。
しかし、何より椎名がおかしく思ったのは、そのラブリオンからエレノアのものではないラブパワーが感じられるという点だった。
(二人の人間が乗っているのか? エレノアを乗せつつ、操縦は別の奴にさせる──有効な手だとは思うが……)
ラブリオンは一人乗りだが、中を改装すれば二人が乗り込むスペースを作れないこともない。王族以外の人間が乗れば死罪ということを知らない椎名は、単純にそう考えた。
──おかしい。
一つの結論に至りはしたが、椎名は直感的に不可解さを感じた。
やはり、あのラブリオンから感じられるラブパワーの感じはおかしい。
それに、丈がエレノアをこんな前線に持ってくるのも理解に苦しむ。味方の士気を上げ、青の国の士気を下げるのなら、エレノアを出撃させて後方に置くだけでことは足る。流れ弾に当たる危険性のある前線に持ってくる必要性が、デメリットを補ってあるとは思えない。それに、今の丈は、エレノアが積極的に攻撃を仕掛けているのに、その盾となるような動きはもちろん、フォローも大してせずにそばにただついているのみ。
椎名は目を閉じ、感覚をエレノアのラブリオンだけに集中した。
目でなく、ラブパワーを頼りに感《み》ることで、暗闇の中に、エレノアのラブリオンの姿が浮かび上がってくる。
──これだけじゃ駄目だ。もっと奥まで!
椎名の感覚がラブパワーを発する源へと迫る。
その影は一つ。
二人乗りという予想が外れたことを椎名は理解する。
──どういうことだ?
椎名のラブパワーが、触手のように伸び、相手のラブパワーへとまとわりつく。
椎名のラブパワーの浸食を食い止めようと抵抗する相手のラブパワー。しかし、その感覚はエレノアのものとは全く違っていた。
「こいつ、エレノアじゃない!!」
椎名はそれを本能的に理解する。
しかし、疑問が残る。椎名の感じているエレノアのラブパワーはどこから出ているというのだ?
答えはすぐに出た。エレノアのラブパワーの出所はそのラブリオン自身だった。エレノアのラブパワーが高いが故に、マシン自体に彼女のラブパワーが染み込んでいるのだ。
「そういうことか!」
椎名はキングジョー攻撃を取りやめ、王族専用ラブリオンを目標に定めた。
椎名は丈のだましだと判断した。
エレノアのラブリオンに別の人間を乗せることにより、エレノアに危険が及ぶことなく青の国を動揺させる。これなら丈がエレノアを前線に送り込むのもうなずける。むしろ、そう考えれば、これらのことはすべて丈のやりそうなことだと納得できた。
「だったらあのラブリオンを落とすまで!」
王族専用ラブリオンに乗るのがエレノアでないとわかれば、青の軍の動揺はなくなる。そうなれば、赤の軍に対するハンデは消え失せ、この戦いの主導権を奪い取ることも可能だった。
王族専用ラブリオンの後方から剣を抜きつつ、ブラオヴィントが迫る。
「コックピットをこじ開けて、正体を暴いてやる!」
疾風のごとき素早さで距離をつめるブラオヴィント。王族専用ラブリオンの中の男はその接近には気づかない。
「行ける!」
しかし、それに気づいている男がいた。
「そうはさせん!」
王族専用ラブリオンに手を伸ばせば剣の先が届きそうなほどに迫ってきていたブラオヴィント。だが、二機の間に割り込む影一つ。
燃え上がろうかというほどに紅いラブリオン。
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