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「社長、楽しそうですね」
水曜日の午後。
張り切って仕事を片付けていると、秘書にそう声をかけられた。
別に書類の読み込みだったり決裁が好きな訳じゃない。だけど、気合いを入れる理由は響子さんに会う時間を確保するためだ。この後に待っているご褒美を思い浮かべれば、仕事だって楽しめるというものだ。
「ですが、少し休憩してください」
とデスクにコーヒーが置かれた。
「ありがとう。気が利くね」
時計を見ると間もなく十六時。一時間ちょっと集中していたか?
積み上がった仕事の山も大分低くなっている。この調子なら定時には会社を出られるだろう。
「今日もデートですか?」
「その予定」
そう言った僕の顔はそんなににやけていただろうか?
秘書の視線がやたらと生暖かい。
「えーとですね、夜の予定ですが、今後は勝手に入れない方がよさそうですね?」
「あ、そうだね。これからは、入れてもらっていい日を教えるから、できるだけ、そこに入れるようにして欲しい」
これまでは、空いている日なら前後の予定を見ながら、適当に入れてもらっていた。週末のゴルフや出張前泊なども含めて、これからはできるだけ響子さんのシフトに合わせて入れて欲しい。
「何曜日はダメとかでしょうか?」
「どうかな……曜日だけでは決まってない気がするけど、今度聞いてくるから、待ってて」
「彼女さん、夜にお仕事されてらっしゃるんですね?」
ん? 夜の商売と勘違いしてる?
いや、「夜にお仕事」だと、他にも色んな職業があるか。
「昼間も夜も働いている。夜勤があって……じゃなくて、当直か。お医者さんなんだよ」
夜勤だと夜に普通に仕事をする二交代とか三交代の勤務体系。当直は、何かあったら対応するという建前で寝て待てば良いという勤務体系。救急車が来るような総合病院の当直は実質夜勤と変わらない。
ていうか、労働基準法的に本当はダメだと思う。昼間普通に仕事して、その後、当直とは名ばかりで夜中にも働くとか。もし一般企業でそんなことやったら、大変なことになる。
「え、医者!?」
秘書はかなり大げさに驚きの声を上げた。
「……あ、もしかして、牧村総合病院の」
「え? まさか。違うよ」
牧村総合病院は父が院長をしている地域の中核病院。
だけど、そこの医者と会うのなんてごくたまに体調を崩した時と人間ドックくらいだ。
ああ、でも、もし響子さんが牧村総合病院にお勤めで健康診断で問診とかしてくれてたりしたら、多分、僕はそこで響子さんと運命の出会いをしていたんだろうな。
……無理か。響子さん、外科医だった。
「まあ、仕事はおろそかにしないから。本当に必要だったら入れてもらっていい。ただ、忙しい人だから、できる限り私が合わせたいと思ってる」
「了解です。……本当にベタ惚れなんですね」
「うん、そうだね。だから頼むよ?」
そう言うと、秘書はまた一瞬固まり、その後、
「……結婚式は、いつ頃の予定でしょうか?」
と聞いてきた。
いつ頃? いつ頃だろう?
さすがに、まだ考えていなかった。けど、そう。
一ヶ月後には結婚を前提としたお付き合いが開始している予定。そして、絶対に響子さんの生涯のパートナーの座を射止めるつもりだから、結婚は必ずする。
「いつがいいかな? 最短でいつだろう? いや、まず籍を入れて一緒に暮らし始めて、式は落ち着いてからでもいいよな?」
「……社長、声出てますよ。そして、顔にやけすぎです」
「ん? ああ、そうだった? ……響子さん、結婚式とか興味なさそうだけど、やっぱりウェディングドレス姿見たいし、やるよね。結婚式か……」
思わず独り言を続けたけど、秘書はもう何も言わずに僕が考え終わるのを待ってくれた。
響子さん、そう言えば、ご両親がいらっしゃらなくて、頼りになるような親戚もいないんだった。
僕の方は仕事関係で相当な人数を呼ぶことになる。近い親族は少ないけどそれなりにいる。
……ちょっと響子さんの気持ち、しっかりリサーチした方がよさそうだ。忙しい仕事だし、同僚だって医者なんだから全員出席とかは無理だろうし。友達とか……多そうなタイプにも見えないし。
「最短でいつぐらいなら可能?」
「え? ……あ、確認しておきます!」
「頼む」
「ところで、彼女さん、響子さんとおっしゃるんですね。身上調査はしなくて大丈夫ですか?」
「……身上調査?」
思わず声が低くなる。秘書がビクッと肩をふるわせた。
「……すみません。いえ、でも」
「不要だ」
秘書はまだ何か言いたそうだったが、ぎろりと睨むと慌てたように口をつぐんだ。
……いや、落ち着こう。
普通の反応だ。幾ら両親がどんな相手で良いと言っていても、会社のイメージが大きく下がるような相手を警戒するのは当然と言えば当然だ。
今時、身上調査もないだろうと思うけど、実際問題、今でも一部では当然のように行われているのも事実だし。
「お医者さんなんですもんね。必要なかったですね」
そう言う問題じゃない。
医者だからとか、そういう話じゃない。そんな値踏みをするような行為、響子さんにして良いわけがない。
仮に響子さんが路上生活者でも夜のお仕事をしていたとしても関係ない。職業とかバックボーンとか、そんなものはどうでも良い。響子さんが何を抱えていても、どんな過去があっても関係ない。
ありのままの響子さんに惚れたんだ。
響子さんに黙って、勝手に周辺調査をするとかあり得ない。
そんなことをして嫌われたらどうするんだ!
「……すみません。社長の愛の深さ、分かりました。全面的に応援するので、その、……空気が重いです!」
しまった。威圧する気はなかったけど、変なオーラが出てたっぽい。
ふうーっと息を吐き出す。
落ち着け。秘書は何も悪気があって言ってたのではない。
「悪かった。そうだな。身上調査はいらない。が、何かあったときのために、君には教えておくよ」
僕は胸ポケットから名刺入れを出して、大切にしまってあった響子さんの名刺を取り出した。
秘書が受け取ろうとするのを手で制する。
「写して?」
「あ、触っちゃダメなんですね」
当たり前だろう。これは僕の宝物だ。
という僕の心情を察しているかどうか? 秘書は響子さんの名刺に生暖かい視線を送りながら、メモを取った。
◇ ◇ ◇
響子さんから電話があったのは夕方の五時前。
ちょうど本日最後の会議に向かう途中で電話が鳴った。初めての電話だけど、こんな時間は響子さんも自分も仕事中だ。それだけに、電話の理由は出る前に想像が付いてしまう。
「はい。牧村です」
「若園です。すみません。今日の帰宅、八時過ぎるかもなので約束は無かったことにしてください」
響子さんは息継ぎもなしに、それだけ言うと、じゃあ、と電話を切ろうとする。
ちょっと待って!
「終わるのは何時の予定ですか?」
忙しいところ申し訳ないと思いつつも、これだけは聞かねばと早口で言う。
「一応、七時の予定ですが延びるかも。ホントすみません。じゃあ、また」
お仕事頑張ってください、と言う間もなく、電話はブチッと切れた。
忙しそう、……身体大丈夫か? 出会った先週の金曜日の朝を思い出す。疲れ切って体調を崩していた響子さん。
ここ数日は早く帰れていたけど、それが普通じゃないことは分かっている。入院患者もいれば緊急手術もある。気になる患者がいれば病院に泊まり込むのだって普通だ。父も昔は何日も帰ってこないことがあった。そんな時は母が着替えや弁当を届けていた。
「七時……か。一度帰って出直すか」
会えるかどうかは分からない。
それでも会えるかも知れないと思ったら、会える可能性のある行動を取らずにはいられなかった。
水曜日の午後。
張り切って仕事を片付けていると、秘書にそう声をかけられた。
別に書類の読み込みだったり決裁が好きな訳じゃない。だけど、気合いを入れる理由は響子さんに会う時間を確保するためだ。この後に待っているご褒美を思い浮かべれば、仕事だって楽しめるというものだ。
「ですが、少し休憩してください」
とデスクにコーヒーが置かれた。
「ありがとう。気が利くね」
時計を見ると間もなく十六時。一時間ちょっと集中していたか?
積み上がった仕事の山も大分低くなっている。この調子なら定時には会社を出られるだろう。
「今日もデートですか?」
「その予定」
そう言った僕の顔はそんなににやけていただろうか?
秘書の視線がやたらと生暖かい。
「えーとですね、夜の予定ですが、今後は勝手に入れない方がよさそうですね?」
「あ、そうだね。これからは、入れてもらっていい日を教えるから、できるだけ、そこに入れるようにして欲しい」
これまでは、空いている日なら前後の予定を見ながら、適当に入れてもらっていた。週末のゴルフや出張前泊なども含めて、これからはできるだけ響子さんのシフトに合わせて入れて欲しい。
「何曜日はダメとかでしょうか?」
「どうかな……曜日だけでは決まってない気がするけど、今度聞いてくるから、待ってて」
「彼女さん、夜にお仕事されてらっしゃるんですね?」
ん? 夜の商売と勘違いしてる?
いや、「夜にお仕事」だと、他にも色んな職業があるか。
「昼間も夜も働いている。夜勤があって……じゃなくて、当直か。お医者さんなんだよ」
夜勤だと夜に普通に仕事をする二交代とか三交代の勤務体系。当直は、何かあったら対応するという建前で寝て待てば良いという勤務体系。救急車が来るような総合病院の当直は実質夜勤と変わらない。
ていうか、労働基準法的に本当はダメだと思う。昼間普通に仕事して、その後、当直とは名ばかりで夜中にも働くとか。もし一般企業でそんなことやったら、大変なことになる。
「え、医者!?」
秘書はかなり大げさに驚きの声を上げた。
「……あ、もしかして、牧村総合病院の」
「え? まさか。違うよ」
牧村総合病院は父が院長をしている地域の中核病院。
だけど、そこの医者と会うのなんてごくたまに体調を崩した時と人間ドックくらいだ。
ああ、でも、もし響子さんが牧村総合病院にお勤めで健康診断で問診とかしてくれてたりしたら、多分、僕はそこで響子さんと運命の出会いをしていたんだろうな。
……無理か。響子さん、外科医だった。
「まあ、仕事はおろそかにしないから。本当に必要だったら入れてもらっていい。ただ、忙しい人だから、できる限り私が合わせたいと思ってる」
「了解です。……本当にベタ惚れなんですね」
「うん、そうだね。だから頼むよ?」
そう言うと、秘書はまた一瞬固まり、その後、
「……結婚式は、いつ頃の予定でしょうか?」
と聞いてきた。
いつ頃? いつ頃だろう?
さすがに、まだ考えていなかった。けど、そう。
一ヶ月後には結婚を前提としたお付き合いが開始している予定。そして、絶対に響子さんの生涯のパートナーの座を射止めるつもりだから、結婚は必ずする。
「いつがいいかな? 最短でいつだろう? いや、まず籍を入れて一緒に暮らし始めて、式は落ち着いてからでもいいよな?」
「……社長、声出てますよ。そして、顔にやけすぎです」
「ん? ああ、そうだった? ……響子さん、結婚式とか興味なさそうだけど、やっぱりウェディングドレス姿見たいし、やるよね。結婚式か……」
思わず独り言を続けたけど、秘書はもう何も言わずに僕が考え終わるのを待ってくれた。
響子さん、そう言えば、ご両親がいらっしゃらなくて、頼りになるような親戚もいないんだった。
僕の方は仕事関係で相当な人数を呼ぶことになる。近い親族は少ないけどそれなりにいる。
……ちょっと響子さんの気持ち、しっかりリサーチした方がよさそうだ。忙しい仕事だし、同僚だって医者なんだから全員出席とかは無理だろうし。友達とか……多そうなタイプにも見えないし。
「最短でいつぐらいなら可能?」
「え? ……あ、確認しておきます!」
「頼む」
「ところで、彼女さん、響子さんとおっしゃるんですね。身上調査はしなくて大丈夫ですか?」
「……身上調査?」
思わず声が低くなる。秘書がビクッと肩をふるわせた。
「……すみません。いえ、でも」
「不要だ」
秘書はまだ何か言いたそうだったが、ぎろりと睨むと慌てたように口をつぐんだ。
……いや、落ち着こう。
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今時、身上調査もないだろうと思うけど、実際問題、今でも一部では当然のように行われているのも事実だし。
「お医者さんなんですもんね。必要なかったですね」
そう言う問題じゃない。
医者だからとか、そういう話じゃない。そんな値踏みをするような行為、響子さんにして良いわけがない。
仮に響子さんが路上生活者でも夜のお仕事をしていたとしても関係ない。職業とかバックボーンとか、そんなものはどうでも良い。響子さんが何を抱えていても、どんな過去があっても関係ない。
ありのままの響子さんに惚れたんだ。
響子さんに黙って、勝手に周辺調査をするとかあり得ない。
そんなことをして嫌われたらどうするんだ!
「……すみません。社長の愛の深さ、分かりました。全面的に応援するので、その、……空気が重いです!」
しまった。威圧する気はなかったけど、変なオーラが出てたっぽい。
ふうーっと息を吐き出す。
落ち着け。秘書は何も悪気があって言ってたのではない。
「悪かった。そうだな。身上調査はいらない。が、何かあったときのために、君には教えておくよ」
僕は胸ポケットから名刺入れを出して、大切にしまってあった響子さんの名刺を取り出した。
秘書が受け取ろうとするのを手で制する。
「写して?」
「あ、触っちゃダメなんですね」
当たり前だろう。これは僕の宝物だ。
という僕の心情を察しているかどうか? 秘書は響子さんの名刺に生暖かい視線を送りながら、メモを取った。
◇ ◇ ◇
響子さんから電話があったのは夕方の五時前。
ちょうど本日最後の会議に向かう途中で電話が鳴った。初めての電話だけど、こんな時間は響子さんも自分も仕事中だ。それだけに、電話の理由は出る前に想像が付いてしまう。
「はい。牧村です」
「若園です。すみません。今日の帰宅、八時過ぎるかもなので約束は無かったことにしてください」
響子さんは息継ぎもなしに、それだけ言うと、じゃあ、と電話を切ろうとする。
ちょっと待って!
「終わるのは何時の予定ですか?」
忙しいところ申し訳ないと思いつつも、これだけは聞かねばと早口で言う。
「一応、七時の予定ですが延びるかも。ホントすみません。じゃあ、また」
お仕事頑張ってください、と言う間もなく、電話はブチッと切れた。
忙しそう、……身体大丈夫か? 出会った先週の金曜日の朝を思い出す。疲れ切って体調を崩していた響子さん。
ここ数日は早く帰れていたけど、それが普通じゃないことは分かっている。入院患者もいれば緊急手術もある。気になる患者がいれば病院に泊まり込むのだって普通だ。父も昔は何日も帰ってこないことがあった。そんな時は母が着替えや弁当を届けていた。
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