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動いた運命、王都までの道程
25話 出発
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コウトが見つけた露店は昨日見た耳と尻尾のある少年がやっているもの。そしてそこでは果物のようなものを売っていたはずだ。街を離れる前になにか食べるのにちょうどいい。
コウトはその少年のもとへ走っていく。
「君! 果物はあるかな。売って欲しいんだ」
「お客さん!? でもまだ準備中で――いや……でもせっかくのお客さんなんだから……」
コウトを見て驚いた様子の少年は、何やらブツブツと呟いたあと顔をあげた。
「ありますよ! ってあれ? お兄さん、どこかで……」
「あぁ、よかった。じゃあここらへんのと……あとこっちの箱のやつをいくつか適当に。袋とかあるかな」
「あ、はい! あるます……あります! 今お入れいたしますね」
「ごめんね、お金の相場わからなくて……このぐらいあれば足りるかな?」
コウトは果物を受け取ると、トイルから受け取っていた通貨が入った袋からジャラジャラと半分ぐらいを出し、急いで店をあとにした。
「じゃ、急いでるから! ありがとう!」
「え? ちょっとお兄さん、これ多すぎ……行っちゃった」
コウトが手に袋を持ち、走って戻ってくる。マナオオカミはなにかの匂いに気づいたのか、鼻をヒクヒクさせながら袋に近づけている。
「お! お前たちも食べたいかー? 好きなのでも入ってたか」
「コウト君、俺はいらないと言っているだろう」
「じゃあ僕が食べるよ。もしお腹すいたら言ってな」
笑って答えたコウトに七篠が近寄る。
「私もお腹すいたかも。なにか食べさせてー」
「たべ……! 食べさせるんですか。じゃあ、この小さめのを……」
「あ~ん、~!! 美味しい!」
甘えるようにして果物をもらっていたマナオオカミに何故か対抗心が燃えてしまい、深夜の独特なテンションも相まってあーんをねだった七篠。コウトも袋から一つ取り出して食べる。
「鏡君もどう?」
「俺はいらないと何度も! それに黄泉竈食ひの話を知らないのか!?」
鏡が少しだけ顔を青くして叫ぶ。
黄泉竈食ひ。古事記にある、イザナミが現世に戻れなくなった原因であり、「黄泉の国の食べ物を食べたものはこの世に戻れなくなる」といった話。ギリシア神話において、ペルセポネが食べてしまった柘榴なども当てはまる。
「ここは異世界、少なくとも俺らのいた世界とは違う世界だ。そんな世界のものを食べるなんて君たちは怖くないのか?」
「えぇ……なんでいきなりそれが出てくるんだよ」
コウトはいきなりそんなことを言い出した鏡に面食らってしまっている。ふざけているようだが鏡はいたって真面目だ。
「ヴゥ」
「! しまった。時間がない、出発するぞ」
鏡がマナオオカミの鳴き声ではっとして腕の時計を見る。表示されている時刻は3時50分。ドレッドにおける時間についてよく知らない鏡だが、そろそろ夜が明けるだろうということがなんとなくわかる。
コウトと七篠もマナオオカミの上に戻って待機している。
「では行くぞ! 出発!」
ハイ・ヨー! シルバー! マナオオカミが駆け出した。先程の露店の少年にもう一度お礼を言う。彼はマナオオカミに乗り街を疾走するコウト達を驚いたように見ている。
「街の中でマナオオカミに乗るなんて、やっぱりこの国の人じゃないのかな……にしてもこのお金どうしよう。しばらくは暮らせそうな額だけど」
街を駆けていると前方に3人の騎士達が歩いて来るのが見えた。
「彼らは……谷嶋のことでさっきブレイグさんの宿に来るよう頼んでおいた騎士の人だな」
「うーん、この子達の大きさじゃ路地には入れないよね。このままだと見つかっちゃうけど」
「そうですね……しょうがない、突っ切ろう」
「ま、待て! 街の中でマナオオカミに乗るな!っていうかなんでマナオオカミがこんなところに? この街の騎士団にはマナオオカミなんて配備されてないぞ」
「マーク先輩、あのマナオオカミってもしかして!」
「あぁ。今この街にいるマナオオカミはトイルが連れてきた人間達が乗っていた奴だけだ。エル、あいつら怪しいぞ。取り押さえよう」
騎士達が剣を抜いて構えた。しかしコウトらの乗ったマナオオカミにスピードを緩める様子はない。
「おい、止まれ!」
「あいつら、突っ込んでくる気じゃないだろうな……」
「もうムリっすよ先輩! 殺されるー!」
ビビり散らかす騎士の目前。踏み込んだマナオオカミの体が騎士の頭上を跳んだ。続いてもう一頭のマナオオカミも跳ぶ。腰を抜かした若い騎士を置いてマークと呼ばれた騎士とエルと呼ばれた騎士が後を追う。
そんな騎士たちを見て鏡がやきもきしている。
「クソッ、あいつら追ってくる。これじゃブレイグさんのところに駆けつけてもらえないじゃないか」
「七篠さん、僕降ります」
「え? 降りるって、そんなのダメだよ」
「大丈夫。ちょっと話すだけです。すぐ戻ってきます!」
マナオオカミの背から飛び降りたコウトはきれいに着地。2人の騎士の前に立ち、叫んだ。
「ブレイグさんの宿で人を殺した! 死体はそのままだ。あんたらはその確認のために来たんだろう? 僕達を追うことに気を取られて本来の目的を忘れるな!」
いつまでも死体がブレイグ達の部屋にあるという状態は彼らにとって不快なことだろう。一刻も早く谷嶋の死体をユーリ達の目の届くところから取り除きたかったコウトは、騎士達に「ブレイグの家に死体がある」という事を印象づけることにした。
「コイツ、人を殺したのか!?」
「見ない顔に見ない服装。歳は若いが彼は何者なんだ? まぁいい。エル、犯人確保が先決だ!」
エルとマークはコウトを挟むようにして立つ。
「マーク、街の中だからなるべく魔法は使うなよ」
「わかっているッ」
マークが斬りかかって来る。斬撃を間一髪で躱し、風をぶつけて吹き飛ばす。短く息を吐いたコウトは姿勢を低くして向かってくるエルを高く跳躍して避ける。
「コウト君!」
七篠がマナオオカミに乗って駆けてくる。マナオオカミはコウトの前で減速しながら向きを変える。コウトは走るマナオオカミになんとか乗り込んだ。
「逃がすかァ!!」
マークがマナオオカミめがけて投槍器のようにして剣を投げた。ねらいはマナオオカミの足に正確に定められている。宙を進むその剣が神速を生み出す足を貫こうとしたその時、剣は浮いたまま動きを止めた。
コウトの魔法だ。マナ知覚を発動しいくつもの模様を瞳に携えたコウトは、その瞳にしか映らない隻手で剣を止めていた。
「な……」
マナオオカミは絶句するマークとの距離をみるみるうちに空けていく。エルがマークに駆け寄って怒鳴る。
「くそ、逃したか。にしてもマーク!! お前、街なかで剣を投げるとはどういう了見だッ。家や人に当たっていたらどうする!」
「……すまない」
マークは唇を噛みながらこらえたような声を出す。
「おーーい! マーク先輩、エルさん!」
やってきた若い騎士が息を乱すことなく話す。
「捕まえられなかったんですね……。どうします? 追いますか?」
「いや、他の騎士達も知らせずとも気づくだろう。俺達はブレイグの宿屋に行くぞ」
エルの言葉に3人は踵を返した。
コウトはその少年のもとへ走っていく。
「君! 果物はあるかな。売って欲しいんだ」
「お客さん!? でもまだ準備中で――いや……でもせっかくのお客さんなんだから……」
コウトを見て驚いた様子の少年は、何やらブツブツと呟いたあと顔をあげた。
「ありますよ! ってあれ? お兄さん、どこかで……」
「あぁ、よかった。じゃあここらへんのと……あとこっちの箱のやつをいくつか適当に。袋とかあるかな」
「あ、はい! あるます……あります! 今お入れいたしますね」
「ごめんね、お金の相場わからなくて……このぐらいあれば足りるかな?」
コウトは果物を受け取ると、トイルから受け取っていた通貨が入った袋からジャラジャラと半分ぐらいを出し、急いで店をあとにした。
「じゃ、急いでるから! ありがとう!」
「え? ちょっとお兄さん、これ多すぎ……行っちゃった」
コウトが手に袋を持ち、走って戻ってくる。マナオオカミはなにかの匂いに気づいたのか、鼻をヒクヒクさせながら袋に近づけている。
「お! お前たちも食べたいかー? 好きなのでも入ってたか」
「コウト君、俺はいらないと言っているだろう」
「じゃあ僕が食べるよ。もしお腹すいたら言ってな」
笑って答えたコウトに七篠が近寄る。
「私もお腹すいたかも。なにか食べさせてー」
「たべ……! 食べさせるんですか。じゃあ、この小さめのを……」
「あ~ん、~!! 美味しい!」
甘えるようにして果物をもらっていたマナオオカミに何故か対抗心が燃えてしまい、深夜の独特なテンションも相まってあーんをねだった七篠。コウトも袋から一つ取り出して食べる。
「鏡君もどう?」
「俺はいらないと何度も! それに黄泉竈食ひの話を知らないのか!?」
鏡が少しだけ顔を青くして叫ぶ。
黄泉竈食ひ。古事記にある、イザナミが現世に戻れなくなった原因であり、「黄泉の国の食べ物を食べたものはこの世に戻れなくなる」といった話。ギリシア神話において、ペルセポネが食べてしまった柘榴なども当てはまる。
「ここは異世界、少なくとも俺らのいた世界とは違う世界だ。そんな世界のものを食べるなんて君たちは怖くないのか?」
「えぇ……なんでいきなりそれが出てくるんだよ」
コウトはいきなりそんなことを言い出した鏡に面食らってしまっている。ふざけているようだが鏡はいたって真面目だ。
「ヴゥ」
「! しまった。時間がない、出発するぞ」
鏡がマナオオカミの鳴き声ではっとして腕の時計を見る。表示されている時刻は3時50分。ドレッドにおける時間についてよく知らない鏡だが、そろそろ夜が明けるだろうということがなんとなくわかる。
コウトと七篠もマナオオカミの上に戻って待機している。
「では行くぞ! 出発!」
ハイ・ヨー! シルバー! マナオオカミが駆け出した。先程の露店の少年にもう一度お礼を言う。彼はマナオオカミに乗り街を疾走するコウト達を驚いたように見ている。
「街の中でマナオオカミに乗るなんて、やっぱりこの国の人じゃないのかな……にしてもこのお金どうしよう。しばらくは暮らせそうな額だけど」
街を駆けていると前方に3人の騎士達が歩いて来るのが見えた。
「彼らは……谷嶋のことでさっきブレイグさんの宿に来るよう頼んでおいた騎士の人だな」
「うーん、この子達の大きさじゃ路地には入れないよね。このままだと見つかっちゃうけど」
「そうですね……しょうがない、突っ切ろう」
「ま、待て! 街の中でマナオオカミに乗るな!っていうかなんでマナオオカミがこんなところに? この街の騎士団にはマナオオカミなんて配備されてないぞ」
「マーク先輩、あのマナオオカミってもしかして!」
「あぁ。今この街にいるマナオオカミはトイルが連れてきた人間達が乗っていた奴だけだ。エル、あいつら怪しいぞ。取り押さえよう」
騎士達が剣を抜いて構えた。しかしコウトらの乗ったマナオオカミにスピードを緩める様子はない。
「おい、止まれ!」
「あいつら、突っ込んでくる気じゃないだろうな……」
「もうムリっすよ先輩! 殺されるー!」
ビビり散らかす騎士の目前。踏み込んだマナオオカミの体が騎士の頭上を跳んだ。続いてもう一頭のマナオオカミも跳ぶ。腰を抜かした若い騎士を置いてマークと呼ばれた騎士とエルと呼ばれた騎士が後を追う。
そんな騎士たちを見て鏡がやきもきしている。
「クソッ、あいつら追ってくる。これじゃブレイグさんのところに駆けつけてもらえないじゃないか」
「七篠さん、僕降ります」
「え? 降りるって、そんなのダメだよ」
「大丈夫。ちょっと話すだけです。すぐ戻ってきます!」
マナオオカミの背から飛び降りたコウトはきれいに着地。2人の騎士の前に立ち、叫んだ。
「ブレイグさんの宿で人を殺した! 死体はそのままだ。あんたらはその確認のために来たんだろう? 僕達を追うことに気を取られて本来の目的を忘れるな!」
いつまでも死体がブレイグ達の部屋にあるという状態は彼らにとって不快なことだろう。一刻も早く谷嶋の死体をユーリ達の目の届くところから取り除きたかったコウトは、騎士達に「ブレイグの家に死体がある」という事を印象づけることにした。
「コイツ、人を殺したのか!?」
「見ない顔に見ない服装。歳は若いが彼は何者なんだ? まぁいい。エル、犯人確保が先決だ!」
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「マーク、街の中だからなるべく魔法は使うなよ」
「わかっているッ」
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「逃がすかァ!!」
マークがマナオオカミめがけて投槍器のようにして剣を投げた。ねらいはマナオオカミの足に正確に定められている。宙を進むその剣が神速を生み出す足を貫こうとしたその時、剣は浮いたまま動きを止めた。
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「な……」
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