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2020
52.虹
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雨上がりの空に架け橋。七色のアーチに見惚れている彼の後ろ姿に見惚れているのは僕だ。「よく、気が付くね」「え?」僕の言葉に目を丸くする彼。普段、見過ごしてしまうような光景を見つけることに関して、彼は天才的だ。「きみの傍にいると面白いってことだよ」ぱっと輝く彼に好きは積もるばかりだ。(了)2020.02.21
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