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2020
92.リンネ
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次の世にも、また俺を好きになってくれる、だなんてちょっとセンチメンタルすぎるかな。彼は唇を緩めて、「勿論と言うと思った?」と、いじわるに目を光らせる。「来世はお前以外を愛すよ。今だからお前が好きだ」「嫉妬しようか?」「馬鹿言え。来世の俺は本当に俺か?」そこまで考えていなかった。(了)2020.03.22
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