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2020
115.夢
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「大丈夫か!!」闇の中に飛び込んできた彼の声。重たい瞼を開ければ仄暗い視界の中心に彼の顔が浮かぶ。「うなされていた。平気か?」心配そうに俺へと手を伸ばしてくる。冷たい指の感触が俺の頬を撫で上げる。それだけで、妙に安心する。「大丈夫だ。ただの悪夢だ」それを払ってれる存在もいるしな。(了)2020.04.19
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