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2020
154.それまで
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今日は姉の結婚式。花嫁姿の似合う彼女は弾ける笑顔で式場に現れた。美しいと思う。だが彼女は知らない、新郎が俺の元彼であるということに。「末永く幸せに」姉にそう声をかけながら、彼を睨みつける。彼がどういうつもりなのか、俺は知らない。けれど俺によく似た姉を選んだこと、後悔するなよ。
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