160 / 160
7巻 想像以上に魔法聖女
帰る場所
しおりを挟む
ケヴィンスさんに尋ねたところ、父の予想通り、カディーは巡礼についてくるのだと言う。
ケヴィンスさんは俺が話をしたいと言うと、懺悔室に通して下さった。
中の仕切りを畳むと意外と広くて、大人4人が入ることができた。
ここは元々遮音の魔道具が備えられているため、外に内部の音が漏れないらしい。
外からはモザイクガラス越しに中の様子が何となくぼんやり見えるようになっていて、なるほどこれは防犯対策なのかなと思ったりした。
カディーと話す時にもここを使わせてもらおうかな。
ケヴィンスさんは、懺悔室は空いている時間は自由に使える旨と、予約もできると教えてくださった。
「実は私も、ケイト様とは一度お話をしたかったのです」
ケヴィンスさんは元々教会の孤児院育ちで、幼い頃に男の姿の俺と接した事があったらしい。
10歳になる頃には元司祭様の手伝いを始めて、それからずっと教会のために働き続けていたそうだ。
「ケイト様はもう覚えていらっしゃらないでしょうが……、ずっと昔、裏門のところで私が手を引いていた女の子が転んでしまって、手と膝を酷く擦りむいて泣き止まなくて……」
「ああ、覚えているよ。俺が治癒をかけた子だよね。確かマーシャちゃんとかそんな名前だったかな……?」
蒼の2年目の頃だし、俺にとってはひと月も前のことじゃないからね。
「あの時の男の子には名前を聞きそびれていたけれど、こんなに立派に成長していたんだね」
俺は何だか嬉しくて目を細める。
「覚えて……いらっしゃるのですか……」
俺の言葉にケヴィンスさんは心底驚いた顔をした。
と、その拍子に片眼鏡がポロリとこぼれ落ちた。
俺は思わずそれを受け止める。
うっかりレンズに触れたので、指紋がついちゃったかなと浄化をかけてから返す。
片眼鏡って目を見開くと取れちゃうのか。
もしかして、この人がいつもしかめっ面なのはそのせい……?
「あ、ありがとうございます……」
ケヴィンスさんは片眼鏡をやたらと丁寧に受け取った。
いや、浄化かけただけだから、そんなありがたい物になったわけじゃないからね?
「モンドベル様はよく仰っていました、ケイト様は全ての聖女の鑑となる方だと。ケイト様はフロウリアを愛してくださっているから、また遠い未来にこちらにお帰りくださることがあれば、よく尽くすようにと……。それなのに、私は……」
ケヴィンスさんが悔しげに眉を寄せて俯く。
モンドベル様は俺と蒼の知るあの頃の司祭様の名だ。
ああ……、彼は俺がこちらに来てからずっと悔やんでいたんだろうか。
もっと早く、彼と話をすればよかったな……。
「大丈夫だよ。俺は教会の人達に十分良くしてもらってるから」
そう言って、俺は彼の震えそうな肩を撫でる。
彼の肩は震えてはいなかったけれど、薄く骨ばっていて、ひやりと冷たかった。
思い出した。
あの時も、彼はこんな顔をしていた。
まだ彼自身も5歳かそこらだったのに、彼は自分が守るべきだった3歳ほどの女の子を守りきれなかった事を悔やんでいたんだ。
あの頃から、ストイックで心の強い、優しい人だったんだなぁ。
「こんなに時が経っても、教会の皆が変わらず俺に優しくしてくれるのは、ケヴィンスさんが皆を守ってくれてたからだね。本当にありがとう」
あんまり一人で背負い込んで、思い詰めないでくれるといいんだけど……。
アンナが心配する理由が、今更ながらわかってきた気がする。
彼の顔をよく覗き込んでみると、目の下には隈が積み重なっている。
疲れが溜まってるみたいだな。
あの司祭の元で仕事を続けてるんだから、当然かもしれないけど……。
「そんな……恐れ多いお言葉です……。私にできることは、本当に、僅かで……」
「そんな事ないよ、教会の皆がケヴィンスさんの事を頼りにしてるって、俺も皆からたくさん聞いたよ。そんなケヴィンスさんに疲れの取れる魔法をかけてもいいかな?」
にっこり微笑んで尋ねると、ケヴィンスさんは恐縮しながらも恐る恐る許してくれた。
俺は両手を彼にかざすと、セリク直伝の疲労回復スペシャルをかける。
彼は身体が羽根のように軽くなったと喜んでくれた。
……一体どれほどの疲労がたまってたんだろう……。
カディーの事については、既に受け入れてしまった以上、教会側はあくまで王族とは気づかないままの対応を貫くとの事なので、俺もその方向で接することにした。
部屋に関しては、今夜司祭がカディーを夕食に誘うつもりらしいので、その隙に教会中の侍従と侍女と聖騎士を総動員して、俺の部屋と父の部屋を入れ替えることになった。
……早速面倒なお仕事を増やしてしまってごめんなさい……。
聖球に関しては、各地の結界柱に近い魔物の出現が多い地域に寄付しているらしいが、実際の取引相手……輸送業者とは司祭が直接やり取りしており、ケヴィンスさんの手元には寄付先の情報しか残っていないらしい。
寄付先の情報だけでも貰えないかとお願いしてみると、意外とあっさり了承してくれた。
巡礼の時に寄れそうな場所があれば、寄って話を聞いてみよう。
「では、私はすぐに引っ越しの準備をしてまいります」
そう言って俺達に礼をすると、ケヴィンスさんは颯爽と去って行った。
「ケヴィンス様……、なんだか若返ったみたいでしたね」
アンナはそう言って嬉しそうに微笑む。
「それは良かったけど……、彼の仕事をいっぱい増やしちゃって申し訳ないな……」
「ふふ、大丈夫ですよ、ケヴィンス様いつでもお忙しい方ですから」
いや、だからこそ申し訳ないんだけどね……??
俺はなんだか機嫌の良いアンナに首を傾げつつ、聖女専用区域の方へと向かった。
ひとまず俺達は引っ越し完了までここで待機することになったからだ。
すぐに使う聖球用の水晶や鞄を取りに向かったアンナが、エヴァンを連れて帰ってくる。
「途中でエヴァン様とばったりお会いしたので、手伝っていただきました」
急に余計な仕事を増やされたはずのエヴァンは、それでもニコニコと明るい笑顔で入ってきた。
「ケイト様のお荷物を運べるなんて、光栄ですっ!」
「ありがとうエヴァン、助かったよ」
微笑んで礼を告げるとエヴァンはうっとりと俺を見つめた。
「はぁぁぁぁ、やっぱり聖女姿のケイト様は最高に可愛くて綺麗ですねっ」
「そ、そうかな……? あはは、ありがとうね……?」
この姿になってからというもの、エヴァンはずっとこの調子だ。
エヴァンのおかげで鞄だけでなく木箱一杯分の本や書類も手元に届いたので、夜の引っ越しまで、十分ここに引きこもれそうだな。
ちなみに父さんはまだ帰ってきていない。
私兵の皆さんの宿の方へ出向いて、色々話をしているそうだ。
付添いの護衛騎士の皆さんも大変だなぁ。
そんな風に思っていたら、シヴァルが帰ってきた。
今年の聖女付きの護衛騎士であるシヴァルは、王子対策として取り急ぎ今日から俺に付くことになったらしい。
「バタバタさせちゃってごめんね。これからよろしくお願いします」
「いえ、ケイト様にはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。……ケイト様の御身は、私が必ずお守りいたします」
誠実に騎士の礼を俺に捧げてくれるシヴァルの横から、エヴァンが揶揄う。
「おー? シヴァルにしちゃ珍しく、よーく喋ってんなー」
「……兄さん……」
シヴァルの銀青色の瞳が嫌そうにエヴァンを見る。
シヴァルの方が落ち着いて見えるけど、この二人はエヴァンの方がお兄さんなんだよね。
「しっかりケイト様をお守りするんだぞ」
「もちろん」
「俺はお前が安心して戻って来れるように、教会を守ってっからな」
「ん」
こくりと頷いたシヴァルの肩をポンと叩いて、エヴァンは満足そうに笑うと俺達に挨拶をして出て行った。
おお、なんだか珍しいお兄さんの顔をしたエヴァンを見てしまった。
教会にエヴァンやケヴィンスさんが居てくれるなら、安心して巡礼に行けるって気がするなぁ。
やっぱり、帰るべき場所を守っていてくれる人がいるって安心感が違う。
父さんも、母さんの待つ自宅をこんな風に頼もしく感じてるんだろうな……。
ザッと荷物を整理して、アンナが入れてくれたお茶を飲んで一息ついた俺は、持ち込んだ荷物の中から空の水晶球を手に取る。
そこに声をかけてきたのはリンだった。
「ケイト様は彼を……どのように、お考えですか?」
静かな問いかけの言葉に、俺はリンを振り返る。
「彼って……?」
今日は色んな人と会ったし話したから、男性だけでは絞り切れない。
リンはほんの僅かに眉を寄せて、少しだけ低い声で言った。
「カディーと名乗った者です」
ケヴィンスさんは俺が話をしたいと言うと、懺悔室に通して下さった。
中の仕切りを畳むと意外と広くて、大人4人が入ることができた。
ここは元々遮音の魔道具が備えられているため、外に内部の音が漏れないらしい。
外からはモザイクガラス越しに中の様子が何となくぼんやり見えるようになっていて、なるほどこれは防犯対策なのかなと思ったりした。
カディーと話す時にもここを使わせてもらおうかな。
ケヴィンスさんは、懺悔室は空いている時間は自由に使える旨と、予約もできると教えてくださった。
「実は私も、ケイト様とは一度お話をしたかったのです」
ケヴィンスさんは元々教会の孤児院育ちで、幼い頃に男の姿の俺と接した事があったらしい。
10歳になる頃には元司祭様の手伝いを始めて、それからずっと教会のために働き続けていたそうだ。
「ケイト様はもう覚えていらっしゃらないでしょうが……、ずっと昔、裏門のところで私が手を引いていた女の子が転んでしまって、手と膝を酷く擦りむいて泣き止まなくて……」
「ああ、覚えているよ。俺が治癒をかけた子だよね。確かマーシャちゃんとかそんな名前だったかな……?」
蒼の2年目の頃だし、俺にとってはひと月も前のことじゃないからね。
「あの時の男の子には名前を聞きそびれていたけれど、こんなに立派に成長していたんだね」
俺は何だか嬉しくて目を細める。
「覚えて……いらっしゃるのですか……」
俺の言葉にケヴィンスさんは心底驚いた顔をした。
と、その拍子に片眼鏡がポロリとこぼれ落ちた。
俺は思わずそれを受け止める。
うっかりレンズに触れたので、指紋がついちゃったかなと浄化をかけてから返す。
片眼鏡って目を見開くと取れちゃうのか。
もしかして、この人がいつもしかめっ面なのはそのせい……?
「あ、ありがとうございます……」
ケヴィンスさんは片眼鏡をやたらと丁寧に受け取った。
いや、浄化かけただけだから、そんなありがたい物になったわけじゃないからね?
「モンドベル様はよく仰っていました、ケイト様は全ての聖女の鑑となる方だと。ケイト様はフロウリアを愛してくださっているから、また遠い未来にこちらにお帰りくださることがあれば、よく尽くすようにと……。それなのに、私は……」
ケヴィンスさんが悔しげに眉を寄せて俯く。
モンドベル様は俺と蒼の知るあの頃の司祭様の名だ。
ああ……、彼は俺がこちらに来てからずっと悔やんでいたんだろうか。
もっと早く、彼と話をすればよかったな……。
「大丈夫だよ。俺は教会の人達に十分良くしてもらってるから」
そう言って、俺は彼の震えそうな肩を撫でる。
彼の肩は震えてはいなかったけれど、薄く骨ばっていて、ひやりと冷たかった。
思い出した。
あの時も、彼はこんな顔をしていた。
まだ彼自身も5歳かそこらだったのに、彼は自分が守るべきだった3歳ほどの女の子を守りきれなかった事を悔やんでいたんだ。
あの頃から、ストイックで心の強い、優しい人だったんだなぁ。
「こんなに時が経っても、教会の皆が変わらず俺に優しくしてくれるのは、ケヴィンスさんが皆を守ってくれてたからだね。本当にありがとう」
あんまり一人で背負い込んで、思い詰めないでくれるといいんだけど……。
アンナが心配する理由が、今更ながらわかってきた気がする。
彼の顔をよく覗き込んでみると、目の下には隈が積み重なっている。
疲れが溜まってるみたいだな。
あの司祭の元で仕事を続けてるんだから、当然かもしれないけど……。
「そんな……恐れ多いお言葉です……。私にできることは、本当に、僅かで……」
「そんな事ないよ、教会の皆がケヴィンスさんの事を頼りにしてるって、俺も皆からたくさん聞いたよ。そんなケヴィンスさんに疲れの取れる魔法をかけてもいいかな?」
にっこり微笑んで尋ねると、ケヴィンスさんは恐縮しながらも恐る恐る許してくれた。
俺は両手を彼にかざすと、セリク直伝の疲労回復スペシャルをかける。
彼は身体が羽根のように軽くなったと喜んでくれた。
……一体どれほどの疲労がたまってたんだろう……。
カディーの事については、既に受け入れてしまった以上、教会側はあくまで王族とは気づかないままの対応を貫くとの事なので、俺もその方向で接することにした。
部屋に関しては、今夜司祭がカディーを夕食に誘うつもりらしいので、その隙に教会中の侍従と侍女と聖騎士を総動員して、俺の部屋と父の部屋を入れ替えることになった。
……早速面倒なお仕事を増やしてしまってごめんなさい……。
聖球に関しては、各地の結界柱に近い魔物の出現が多い地域に寄付しているらしいが、実際の取引相手……輸送業者とは司祭が直接やり取りしており、ケヴィンスさんの手元には寄付先の情報しか残っていないらしい。
寄付先の情報だけでも貰えないかとお願いしてみると、意外とあっさり了承してくれた。
巡礼の時に寄れそうな場所があれば、寄って話を聞いてみよう。
「では、私はすぐに引っ越しの準備をしてまいります」
そう言って俺達に礼をすると、ケヴィンスさんは颯爽と去って行った。
「ケヴィンス様……、なんだか若返ったみたいでしたね」
アンナはそう言って嬉しそうに微笑む。
「それは良かったけど……、彼の仕事をいっぱい増やしちゃって申し訳ないな……」
「ふふ、大丈夫ですよ、ケヴィンス様いつでもお忙しい方ですから」
いや、だからこそ申し訳ないんだけどね……??
俺はなんだか機嫌の良いアンナに首を傾げつつ、聖女専用区域の方へと向かった。
ひとまず俺達は引っ越し完了までここで待機することになったからだ。
すぐに使う聖球用の水晶や鞄を取りに向かったアンナが、エヴァンを連れて帰ってくる。
「途中でエヴァン様とばったりお会いしたので、手伝っていただきました」
急に余計な仕事を増やされたはずのエヴァンは、それでもニコニコと明るい笑顔で入ってきた。
「ケイト様のお荷物を運べるなんて、光栄ですっ!」
「ありがとうエヴァン、助かったよ」
微笑んで礼を告げるとエヴァンはうっとりと俺を見つめた。
「はぁぁぁぁ、やっぱり聖女姿のケイト様は最高に可愛くて綺麗ですねっ」
「そ、そうかな……? あはは、ありがとうね……?」
この姿になってからというもの、エヴァンはずっとこの調子だ。
エヴァンのおかげで鞄だけでなく木箱一杯分の本や書類も手元に届いたので、夜の引っ越しまで、十分ここに引きこもれそうだな。
ちなみに父さんはまだ帰ってきていない。
私兵の皆さんの宿の方へ出向いて、色々話をしているそうだ。
付添いの護衛騎士の皆さんも大変だなぁ。
そんな風に思っていたら、シヴァルが帰ってきた。
今年の聖女付きの護衛騎士であるシヴァルは、王子対策として取り急ぎ今日から俺に付くことになったらしい。
「バタバタさせちゃってごめんね。これからよろしくお願いします」
「いえ、ケイト様にはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。……ケイト様の御身は、私が必ずお守りいたします」
誠実に騎士の礼を俺に捧げてくれるシヴァルの横から、エヴァンが揶揄う。
「おー? シヴァルにしちゃ珍しく、よーく喋ってんなー」
「……兄さん……」
シヴァルの銀青色の瞳が嫌そうにエヴァンを見る。
シヴァルの方が落ち着いて見えるけど、この二人はエヴァンの方がお兄さんなんだよね。
「しっかりケイト様をお守りするんだぞ」
「もちろん」
「俺はお前が安心して戻って来れるように、教会を守ってっからな」
「ん」
こくりと頷いたシヴァルの肩をポンと叩いて、エヴァンは満足そうに笑うと俺達に挨拶をして出て行った。
おお、なんだか珍しいお兄さんの顔をしたエヴァンを見てしまった。
教会にエヴァンやケヴィンスさんが居てくれるなら、安心して巡礼に行けるって気がするなぁ。
やっぱり、帰るべき場所を守っていてくれる人がいるって安心感が違う。
父さんも、母さんの待つ自宅をこんな風に頼もしく感じてるんだろうな……。
ザッと荷物を整理して、アンナが入れてくれたお茶を飲んで一息ついた俺は、持ち込んだ荷物の中から空の水晶球を手に取る。
そこに声をかけてきたのはリンだった。
「ケイト様は彼を……どのように、お考えですか?」
静かな問いかけの言葉に、俺はリンを振り返る。
「彼って……?」
今日は色んな人と会ったし話したから、男性だけでは絞り切れない。
リンはほんの僅かに眉を寄せて、少しだけ低い声で言った。
「カディーと名乗った者です」
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
腹に彼の子が宿っている? そうですか、ではお幸せに。
四季
恋愛
「わたくしの腹には彼の子が宿っていますの! 貴女はさっさと消えてくださる?」
突然やって来た金髪ロングヘアの女性は私にそんなことを告げた。
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
魔王城の清掃係ですが、ラスボスに懐かれて世界を磨くことになりました
由香
恋愛
異世界に転移したら、なぜか魔王城の清掃係に就職していました。
巨大な玉座、血のついた回廊、禍々しい装飾品の数々。
今日も黙々と床を磨いていたら――
「お前の磨いた床は、よく眠れる」
恐怖の象徴と名高い魔王様に懐かれました。
見た目は完全にラスボス。
中身はちょっと不器用で、独占欲強めの努力型。
勇者は帰還の道を示し、魔王は隣を選べと願う。
光と闇のはざまで、選ぶのは――ただの清掃係。
戦争よりも、まず床。
征服よりも、まず対話。
これは、世界最強の存在に溺愛されながら
世界平和を“足元から”始める物語。
甘くて、少し熱くて、ちゃんと選ぶ恋。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
妖精です、囲われてます
うあゆ
BL
僕は妖精
森で気ままに暮らしていました。
ふと気づいたら人間に囲まれてました。
でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。
__________
妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精
なんやかんやお互い幸せに暮らします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
執筆おつかれさまです。
異世界転生でなく異世界召喚でしたね。
弟くんがカワイイ。次回も楽しみにしています。
ありがとうございますーーっっ♪♪
弟くんは2巻以降はずっと出てきますので、
可愛がっていただけたら嬉しいですーっっ!
執筆おつかれさまです。楽しく拝見させてもらっています。異世界転生系で、元の世界の能力(演劇)をいかした主人公のこれからの感情動きがとても楽しみです。つづきも楽しませていただきます。
ありがとうございますーーっっ♪♪
うっ、中々その能力を生かすシーンが少ないですが、わりと彼は「知らないふり」「気付かないふり」をすることが多いので、もしかしたらその辺で発揮されているのかも知れませんねっ💦
また続きも読んでいただけるとの事、とても嬉しいですーっっ!