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第一章
第二話 生き残り
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何だったんだ。ついさっきの出来事が、限りなく遠く感じられる。
なぜ人がいないんだ。まさか、さっきの光か何かで死んだのか?じゃあなぜ私が生きているんだ。あの光は何だったんだ。
しばらく無駄なことを考えていた。
このまま一人で歩いていても何も分からないし、とりあえず、東に歩いてみることにした。いや、東がどちらなのか分からなかった。普段なら、大きな山があって、そっちが東だと分かったのだが、周りに山はない。山さえもあれで消えたのか…?
適当な方向に歩く。時々小さな炎がある。無駄だと思って立ち止まった。
信じられない気持ちで愛刀を背中から下ろし、前を向いた。その時、向こうで黒いものが動いた。何だ?火じゃない。
見えた方向に走った。
少し走ると、だんだんそれは近づいてきた。そして、やっと何かわかった。
それは、二人の女だった。立っている。二人ともよく似ている。姉妹だろうか。
私は、話しかけてみた。
「あなたたちは、誰…?」
なぜ人がいないんだ。まさか、さっきの光か何かで死んだのか?じゃあなぜ私が生きているんだ。あの光は何だったんだ。
しばらく無駄なことを考えていた。
このまま一人で歩いていても何も分からないし、とりあえず、東に歩いてみることにした。いや、東がどちらなのか分からなかった。普段なら、大きな山があって、そっちが東だと分かったのだが、周りに山はない。山さえもあれで消えたのか…?
適当な方向に歩く。時々小さな炎がある。無駄だと思って立ち止まった。
信じられない気持ちで愛刀を背中から下ろし、前を向いた。その時、向こうで黒いものが動いた。何だ?火じゃない。
見えた方向に走った。
少し走ると、だんだんそれは近づいてきた。そして、やっと何かわかった。
それは、二人の女だった。立っている。二人ともよく似ている。姉妹だろうか。
私は、話しかけてみた。
「あなたたちは、誰…?」
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