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第17話 学校の先生になります。
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ぶらぶらと街並みを楽しみ、露店で焼き串などを買い食いしていた。
冒険者時代はこれをストレージに入れて、ダンジョンにもぐったりしていた。
最近では屋敷で食べることが多くなってしまったが。
「相変わらず美味いなこれ」
冒険者の何人かが御影をチラチラ見てきたが、日常茶飯事なので特に気にしていない。
「さて、そろそろ行くか」
街の中心地に設置された時計台をみると約束のじかんの二十分ほど前だった。
みかげは王宮へと足を進めた。
「お疲れさん」
「あ、御影先生、お疲れ様です。今日も陛下からお呼び出しですか?」
「まあ、そんなところだ」
「大変っすね」
御影は門番と軽く話して王宮の中に入る。
「御影様、お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
メイドさんによっていつもの応接室へと通される。
「で、今回は何のご用件で」
御影は対面に座る王様、公爵様、宰相さんに言い放った。
「まあまあ、そんな不機嫌そうな顔する出ないよ」
「いや、まあ、今更ですけど、どうせまたろくでもないことを考えているんでしょう?」
仮にも王様にこんな口の利き方をできるのは恐らく御影でないと、とっくに不敬罪になっているであろう。
「それで、どうかね? 騎士団と宮廷魔法師の特別顧問は」
「今は、まあ、それなり楽しんでますよ。今のところメイドカフェ経営に支障もないですし。教えるのも悪くないかなって思っていますよ」
その言葉を聞いて、王様たちは何か企んでいるようにニヤッと笑った。
「御影君、君に我が国が管理する冒険者学校で非常勤講師になってもらいたい」
公爵様が御影に向かって言った。
「いいですよ」
「頼む! 一か月だけで……ってやってくれるのか!?」
「そっちから頼んできてなんすかその反応」
「いや、君なら一回は断ると思ってな」
「非常勤ということは常勤の先生よりも自由ですよね?」
「まあ、そうなるわな」
「それなら別にやってもいいかなと思いましてね」
メイドカフェの方は杏とクラリスに任せてもある程度は問題ないだろう。
なんか、どんどん自分のやりたいことと離れて行っている様な気がするが。
「そうかね。学校の先生も君の都合のいい日に出勤してくれて構わないよ」
そんな自由で本当にいいのかね。
「分かりました。では私はこれで」
御影は席を立ち、王宮を後にした。
屋敷に帰るとクラリスが迎えてくれた。
「御影さんおかえりなさい王様の話はなんだったのですか?」
「ん? 学校の先生になった」
「え!? 凄いです」
「メイドカフェの方が任せてばっかになりそうでごめんね」
「いえ、私たちもだいぶ慣れてきましたから大丈夫ですよ」
「ありがとうね」
御影はそっとクラリスの頭を撫でた。
クラリスは顔を赤くしつつもうれしそうな表情をした。
翌日、メイドカフェの方は杏とクラリスに任せ、御影は冒険者学校に出向いた。
御影が校内にいることに生徒たちは驚いたり、チラチラ見てたりした。
「とりあえず、校長に挨拶か」
御影は校長室の扉をたたく。
どうぞという声が返ってきたので御影は中に入った。
「ようこそおいでくださいました。私、冒険者学校の校長をしております、レオンと申します」
そう言って御影に右手を差し出してきた。
年齢は50代後半といったところか。
穏やかな口調だが、しっかりとした貫禄と威圧感がある。
「叢雲御影です。よろしくお願いします」
「公爵様から話は聞いております。ちょうど非常勤の先生が辞めてしまって人員が足りなかったので助かります。まさか、世界最強の賢者様が先生になられるとは」
「実は、先生というものにも少し興味がありましてね。せっかく機会を頂いたので。それと、最強と言われたのは昔の話です」
そこから校長と一通りの話を終え、御影は正式に自由出勤でいいということになった。
冒険者時代はこれをストレージに入れて、ダンジョンにもぐったりしていた。
最近では屋敷で食べることが多くなってしまったが。
「相変わらず美味いなこれ」
冒険者の何人かが御影をチラチラ見てきたが、日常茶飯事なので特に気にしていない。
「さて、そろそろ行くか」
街の中心地に設置された時計台をみると約束のじかんの二十分ほど前だった。
みかげは王宮へと足を進めた。
「お疲れさん」
「あ、御影先生、お疲れ様です。今日も陛下からお呼び出しですか?」
「まあ、そんなところだ」
「大変っすね」
御影は門番と軽く話して王宮の中に入る。
「御影様、お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
メイドさんによっていつもの応接室へと通される。
「で、今回は何のご用件で」
御影は対面に座る王様、公爵様、宰相さんに言い放った。
「まあまあ、そんな不機嫌そうな顔する出ないよ」
「いや、まあ、今更ですけど、どうせまたろくでもないことを考えているんでしょう?」
仮にも王様にこんな口の利き方をできるのは恐らく御影でないと、とっくに不敬罪になっているであろう。
「それで、どうかね? 騎士団と宮廷魔法師の特別顧問は」
「今は、まあ、それなり楽しんでますよ。今のところメイドカフェ経営に支障もないですし。教えるのも悪くないかなって思っていますよ」
その言葉を聞いて、王様たちは何か企んでいるようにニヤッと笑った。
「御影君、君に我が国が管理する冒険者学校で非常勤講師になってもらいたい」
公爵様が御影に向かって言った。
「いいですよ」
「頼む! 一か月だけで……ってやってくれるのか!?」
「そっちから頼んできてなんすかその反応」
「いや、君なら一回は断ると思ってな」
「非常勤ということは常勤の先生よりも自由ですよね?」
「まあ、そうなるわな」
「それなら別にやってもいいかなと思いましてね」
メイドカフェの方は杏とクラリスに任せてもある程度は問題ないだろう。
なんか、どんどん自分のやりたいことと離れて行っている様な気がするが。
「そうかね。学校の先生も君の都合のいい日に出勤してくれて構わないよ」
そんな自由で本当にいいのかね。
「分かりました。では私はこれで」
御影は席を立ち、王宮を後にした。
屋敷に帰るとクラリスが迎えてくれた。
「御影さんおかえりなさい王様の話はなんだったのですか?」
「ん? 学校の先生になった」
「え!? 凄いです」
「メイドカフェの方が任せてばっかになりそうでごめんね」
「いえ、私たちもだいぶ慣れてきましたから大丈夫ですよ」
「ありがとうね」
御影はそっとクラリスの頭を撫でた。
クラリスは顔を赤くしつつもうれしそうな表情をした。
翌日、メイドカフェの方は杏とクラリスに任せ、御影は冒険者学校に出向いた。
御影が校内にいることに生徒たちは驚いたり、チラチラ見てたりした。
「とりあえず、校長に挨拶か」
御影は校長室の扉をたたく。
どうぞという声が返ってきたので御影は中に入った。
「ようこそおいでくださいました。私、冒険者学校の校長をしております、レオンと申します」
そう言って御影に右手を差し出してきた。
年齢は50代後半といったところか。
穏やかな口調だが、しっかりとした貫禄と威圧感がある。
「叢雲御影です。よろしくお願いします」
「公爵様から話は聞いております。ちょうど非常勤の先生が辞めてしまって人員が足りなかったので助かります。まさか、世界最強の賢者様が先生になられるとは」
「実は、先生というものにも少し興味がありましてね。せっかく機会を頂いたので。それと、最強と言われたのは昔の話です」
そこから校長と一通りの話を終え、御影は正式に自由出勤でいいということになった。
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