16 / 44
16.「意外な策で村の悩み解決&西塔攻略」
「〝この場所から村が消える〟だと!? そんなの、良い訳ないだろうが!」
「あ、言葉足らずでした。すいません……。〝ここから村を移動させても良いですか?〟と言いたかったんです」
「村を移動? 一体何を言って――」
「見てもらうのが手っ取り早いと思うので、やっちゃいますね。『召喚! アースドラゴン』!」
「アスガアアア!」
「!?」
前回のレベルアップ時に召喚出来るようになっていたアスドラを召喚。
巨大なドラゴンの出現に驚く村長さんと周りの人々を尻目に、アスドラは地面を掘ってあっと言う間に地中へと潜っていく。
アスドラは、〝地面〟に関するスペシャリストだ。
だから、あれだけの巨体が穴を掘り、地中に消えても、砂粒一つ舞い上がらない。
まるで溶けるように地下に消えたアスドラは、作業に取り掛かった。
村全体を包むように、地面に円形の〝罅〟が入る。
「流石にこの規模だと、ちょっと騒音と振動がありますけど、どうかご容赦ください」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
「ワシは……夢を見ているのか!?」
村が、地面ごと動いていた。
にもかかわらず、前方の土が盛り上がるでもなく、後方に巨大な穴が開くでもない。
村の真下で、土地全体を背負ったアスドラが周囲の土にも干渉、自在に操りながら土中を泳ぐ。
「よし、これで完成です! これで、あと十年は持ちますよ!」
「………………」
西に百メートルほど移動した地点で、アスドラには止まってもらった。
※―※―※
最初は何が何だか分からなかった村長さんと村の人たちだったけど。
「毒から少しだけ離れてる!」
「でも、離れ過ぎてはいないわ!」
「これだけ距離を取ったんだから、もう王都の連中に文句は言わせない!」
「面倒くさいことが一つ減った!」
「これで商売に集中できるわ!」
毒汚染地域から適度に距離を取り、しかし遠ざかり過ぎてはいないという絶妙な距離に、喜んでくれた。
「皆さん、彼が! ドラゴンが村を動かしてくれたんです!」
「その生き物が!? すごいのね!」
「はい! ドラゴンはすごいんです!」
「ドラゴンと言うのか。初めて見たが、不思議な力を持っているんだな!」
「いやぁ、大したもんだ!」
ふっふっふ~。
どうだ、すごいだろう!
ドラゴンを褒めたたえる人たちに、胸の底から喜びが湧き上がってくる。
「ありがとう、アスドラ! 助かったよ!」
「アスガアアア!」
一仕事終えたアスドラは、胸を張り得意顔をすると、消えた。
「面倒くさくなくなって良かっただなんて……本当は、村の人たちの健康のためにやったのにね」
「ハッ! 良いじゃないか。喜んでるんだから」
「そうですよ! ゼロ距離よりかは、百メートルの方が、ずっと良いはずです!」
ちなみに、〝魔法で解毒して、顔や身体は水性絵の具で紫色に塗る〟という提案もしたんだけど、「そんなお客さんを騙すような真似はしない」と、断られてしまった。
う~ん、プロ意識よりも健康の方が大事だと思うんだけどなぁ。
「何と、これから西塔へ? 攻略した後には、是非ともまた来てくれ! 改めてお礼を言いたい!」
村長さんは満面の笑みで、そう言ってくれた。
※―※―※
村を出て、左に見える西塔へと四人で歩いていく。
「みんなで頑張って、一刻も早く魔王を倒しましょう! そうすれば、毒汚染地域自体が無くなって、ズイポ村の人たちも健康になりますよね!」
「そうね!」
「そうなると彼らの事業は成り立たなくなるのですけれど……仕方ありませんわね」
※―※―※
石造りの巨大な塔。
西塔は、その大部分が毒汚染地域に接していたが、入口付近はまだ大丈夫だった。
なお、どちらも魔王が生み出したものだからか、毒によって西塔が溶かされている様子はない。
コポコポと毒の気泡が弾け、湯気が漂っているが、マイカさんの防御魔法のおかげで、今の所は何ともない。
「『召喚! ラックドラゴン』!」
「ラクガアアア!」
「さぁ、行きましょう!」
ラクドラを加えた僕らは、西塔に入った。
※―※―※
「たあああああ!」
「おらああああ!」
「はあああああ!」
「『サンダーブレード』!」
「「「「ギャアアアアアアア!」」」」
鬼のような見た目のオーガ四匹それぞれを、ショートソードで首を落とし、大斧で一刀両断、棍棒で頭部を叩き潰し、雷刃で貫く。
B級に比べて、A級モンスターはかなり強い。
ゴーレム、キマイラ、トロール、サイクロプス、ゴブリンキング、デビルアイスベアなど、いずれも、ベテラン冒険者でも手こずる敵だ。
けど。
「おらああああ!」
「はあああああ!」
みんな強過ぎて、相手にならない。
当たり前だ。
四人中三人が闘気を使える冒険者パーティーなんて、聞いたことがない。
その瞬間、僕、エルアさん、ウルムルさんがそれぞれLV270からLV405に、LV91からLV136に、LV84から126になるのだ。
まぁ、僕の場合は、レベルが指し示すのはほとんどドラゴンの力であって、僕自身はまだまだ弱くて、二人に辛うじてついて行っているという感じなんだけどね。
僕と違ってパワー型の美しき前衛二人は自信満々で、プラチナブロンドのポニーテールと焦げ茶色の長髪を振り乱しつつ、出現と同時に蹴散らしてくれるので、何の問題もなく進んでいけた。
ありがたい。
本当にありがたいことなんだけど……
「ドラゴンの見せ場が全く作れない……」
既にドラゴンのすごさを知っている仲間たちにも、やっぱり彼らの格好良いところを見せたい!
っていうか、個人的に僕が見たい!
のだけど、みんなが強過ぎて出番がないのだ。
「ラクガ!」
「うん、もちろんラクドラには感謝してるよ!」
ラクドラに、索敵・罠の発見・荷物も持ってもらって、更には幸運値まで上げてもらっているから、ちゃんと活躍はしているんだけどね。
やっぱり、殴ったり蹴ったり炎吐いたり、派手に戦うところも見たいんだよなぁ。
「『召喚! 感知ドラゴン』!」
「ディテガアアア!」
せめて、二体のドラゴンを常時召喚し続けて、戦闘以外の場面で活躍してもらおうと、僕は小さなディテドラを肩の上に乗せた。
※―※―※
二階、三階と上がっていく度に、僕らに明確な変化が訪れた。
「また長くなりました!」
「ハッ! あたいもだよ!」
僕とエルアさんが闘気を扱える時間が、どんどん伸びていったのだ。
最初は数秒だったのが、A級モンスターたちと何度も戦っている内に、十秒、二十秒、三十秒と、一分、二分と、面白いように伸びていく。
まだまだ弱い僕だけど、これで少しはマシになったかな?
出来るだけみんなの足を引っ張らないようにしたいし、ドラゴンの見せ場を作る前に、術者がやられちゃいけないもんね!
※―※―※
六階を半分ほど攻略した頃のことだった。
「ラクガ!」
「ディテガ!」
「! みんな、動かないで下さい!」
ラクドラとディテドラが同時に警告した。
この先に、罠があると。
「回避出来そう?」
「ラクガ……」
「ディテガ……」
首を振る二体。
どうやら、難しそうだ。この先、長い区間が全部罠になっていて、飛び越えたりも出来ないみたいだ。
う~ん、どうしよう?
彼女たちも、解除は出来ないんだよね。
すると、顔を近付けて、何か話し合っていたラクドラたちが、僕を同時に見た。
「ラクガ!」
「ディテガ!」
「え? こっち? 右の壁?」
二体が指し示すのは、何の変哲もない石壁の一点。
そこを押すと。
「「「「!」」」」
壁の一部がせり上がり、長方形の出入口が出来た。
中には、別の通路が見える。
「ラクドラちゃんとディテドラちゃん、すごいわ!」
「ラクガ♪」
「ディテガ♪」
二体が目を瞑り鼻の下を擦る。
新たな通路を進んでしばらくすると、元の通路へと道が繋がった。
※―※―※
「たあああああ!」
「おらああああ!」
最上階の九階に着くまでに、僕とエルアさんは、ウルムルさんと同じく、最大五分間まで継続して闘気を身にまとうことが出来るようになった。
戦力アップした僕らは、いよいよボス部屋の重い扉を開ける。
でも。
「え!?」
「なんで……?」
僕らが目にしたのは、予想外の光景だった。
「あ、言葉足らずでした。すいません……。〝ここから村を移動させても良いですか?〟と言いたかったんです」
「村を移動? 一体何を言って――」
「見てもらうのが手っ取り早いと思うので、やっちゃいますね。『召喚! アースドラゴン』!」
「アスガアアア!」
「!?」
前回のレベルアップ時に召喚出来るようになっていたアスドラを召喚。
巨大なドラゴンの出現に驚く村長さんと周りの人々を尻目に、アスドラは地面を掘ってあっと言う間に地中へと潜っていく。
アスドラは、〝地面〟に関するスペシャリストだ。
だから、あれだけの巨体が穴を掘り、地中に消えても、砂粒一つ舞い上がらない。
まるで溶けるように地下に消えたアスドラは、作業に取り掛かった。
村全体を包むように、地面に円形の〝罅〟が入る。
「流石にこの規模だと、ちょっと騒音と振動がありますけど、どうかご容赦ください」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
「ワシは……夢を見ているのか!?」
村が、地面ごと動いていた。
にもかかわらず、前方の土が盛り上がるでもなく、後方に巨大な穴が開くでもない。
村の真下で、土地全体を背負ったアスドラが周囲の土にも干渉、自在に操りながら土中を泳ぐ。
「よし、これで完成です! これで、あと十年は持ちますよ!」
「………………」
西に百メートルほど移動した地点で、アスドラには止まってもらった。
※―※―※
最初は何が何だか分からなかった村長さんと村の人たちだったけど。
「毒から少しだけ離れてる!」
「でも、離れ過ぎてはいないわ!」
「これだけ距離を取ったんだから、もう王都の連中に文句は言わせない!」
「面倒くさいことが一つ減った!」
「これで商売に集中できるわ!」
毒汚染地域から適度に距離を取り、しかし遠ざかり過ぎてはいないという絶妙な距離に、喜んでくれた。
「皆さん、彼が! ドラゴンが村を動かしてくれたんです!」
「その生き物が!? すごいのね!」
「はい! ドラゴンはすごいんです!」
「ドラゴンと言うのか。初めて見たが、不思議な力を持っているんだな!」
「いやぁ、大したもんだ!」
ふっふっふ~。
どうだ、すごいだろう!
ドラゴンを褒めたたえる人たちに、胸の底から喜びが湧き上がってくる。
「ありがとう、アスドラ! 助かったよ!」
「アスガアアア!」
一仕事終えたアスドラは、胸を張り得意顔をすると、消えた。
「面倒くさくなくなって良かっただなんて……本当は、村の人たちの健康のためにやったのにね」
「ハッ! 良いじゃないか。喜んでるんだから」
「そうですよ! ゼロ距離よりかは、百メートルの方が、ずっと良いはずです!」
ちなみに、〝魔法で解毒して、顔や身体は水性絵の具で紫色に塗る〟という提案もしたんだけど、「そんなお客さんを騙すような真似はしない」と、断られてしまった。
う~ん、プロ意識よりも健康の方が大事だと思うんだけどなぁ。
「何と、これから西塔へ? 攻略した後には、是非ともまた来てくれ! 改めてお礼を言いたい!」
村長さんは満面の笑みで、そう言ってくれた。
※―※―※
村を出て、左に見える西塔へと四人で歩いていく。
「みんなで頑張って、一刻も早く魔王を倒しましょう! そうすれば、毒汚染地域自体が無くなって、ズイポ村の人たちも健康になりますよね!」
「そうね!」
「そうなると彼らの事業は成り立たなくなるのですけれど……仕方ありませんわね」
※―※―※
石造りの巨大な塔。
西塔は、その大部分が毒汚染地域に接していたが、入口付近はまだ大丈夫だった。
なお、どちらも魔王が生み出したものだからか、毒によって西塔が溶かされている様子はない。
コポコポと毒の気泡が弾け、湯気が漂っているが、マイカさんの防御魔法のおかげで、今の所は何ともない。
「『召喚! ラックドラゴン』!」
「ラクガアアア!」
「さぁ、行きましょう!」
ラクドラを加えた僕らは、西塔に入った。
※―※―※
「たあああああ!」
「おらああああ!」
「はあああああ!」
「『サンダーブレード』!」
「「「「ギャアアアアアアア!」」」」
鬼のような見た目のオーガ四匹それぞれを、ショートソードで首を落とし、大斧で一刀両断、棍棒で頭部を叩き潰し、雷刃で貫く。
B級に比べて、A級モンスターはかなり強い。
ゴーレム、キマイラ、トロール、サイクロプス、ゴブリンキング、デビルアイスベアなど、いずれも、ベテラン冒険者でも手こずる敵だ。
けど。
「おらああああ!」
「はあああああ!」
みんな強過ぎて、相手にならない。
当たり前だ。
四人中三人が闘気を使える冒険者パーティーなんて、聞いたことがない。
その瞬間、僕、エルアさん、ウルムルさんがそれぞれLV270からLV405に、LV91からLV136に、LV84から126になるのだ。
まぁ、僕の場合は、レベルが指し示すのはほとんどドラゴンの力であって、僕自身はまだまだ弱くて、二人に辛うじてついて行っているという感じなんだけどね。
僕と違ってパワー型の美しき前衛二人は自信満々で、プラチナブロンドのポニーテールと焦げ茶色の長髪を振り乱しつつ、出現と同時に蹴散らしてくれるので、何の問題もなく進んでいけた。
ありがたい。
本当にありがたいことなんだけど……
「ドラゴンの見せ場が全く作れない……」
既にドラゴンのすごさを知っている仲間たちにも、やっぱり彼らの格好良いところを見せたい!
っていうか、個人的に僕が見たい!
のだけど、みんなが強過ぎて出番がないのだ。
「ラクガ!」
「うん、もちろんラクドラには感謝してるよ!」
ラクドラに、索敵・罠の発見・荷物も持ってもらって、更には幸運値まで上げてもらっているから、ちゃんと活躍はしているんだけどね。
やっぱり、殴ったり蹴ったり炎吐いたり、派手に戦うところも見たいんだよなぁ。
「『召喚! 感知ドラゴン』!」
「ディテガアアア!」
せめて、二体のドラゴンを常時召喚し続けて、戦闘以外の場面で活躍してもらおうと、僕は小さなディテドラを肩の上に乗せた。
※―※―※
二階、三階と上がっていく度に、僕らに明確な変化が訪れた。
「また長くなりました!」
「ハッ! あたいもだよ!」
僕とエルアさんが闘気を扱える時間が、どんどん伸びていったのだ。
最初は数秒だったのが、A級モンスターたちと何度も戦っている内に、十秒、二十秒、三十秒と、一分、二分と、面白いように伸びていく。
まだまだ弱い僕だけど、これで少しはマシになったかな?
出来るだけみんなの足を引っ張らないようにしたいし、ドラゴンの見せ場を作る前に、術者がやられちゃいけないもんね!
※―※―※
六階を半分ほど攻略した頃のことだった。
「ラクガ!」
「ディテガ!」
「! みんな、動かないで下さい!」
ラクドラとディテドラが同時に警告した。
この先に、罠があると。
「回避出来そう?」
「ラクガ……」
「ディテガ……」
首を振る二体。
どうやら、難しそうだ。この先、長い区間が全部罠になっていて、飛び越えたりも出来ないみたいだ。
う~ん、どうしよう?
彼女たちも、解除は出来ないんだよね。
すると、顔を近付けて、何か話し合っていたラクドラたちが、僕を同時に見た。
「ラクガ!」
「ディテガ!」
「え? こっち? 右の壁?」
二体が指し示すのは、何の変哲もない石壁の一点。
そこを押すと。
「「「「!」」」」
壁の一部がせり上がり、長方形の出入口が出来た。
中には、別の通路が見える。
「ラクドラちゃんとディテドラちゃん、すごいわ!」
「ラクガ♪」
「ディテガ♪」
二体が目を瞑り鼻の下を擦る。
新たな通路を進んでしばらくすると、元の通路へと道が繋がった。
※―※―※
「たあああああ!」
「おらああああ!」
最上階の九階に着くまでに、僕とエルアさんは、ウルムルさんと同じく、最大五分間まで継続して闘気を身にまとうことが出来るようになった。
戦力アップした僕らは、いよいよボス部屋の重い扉を開ける。
でも。
「え!?」
「なんで……?」
僕らが目にしたのは、予想外の光景だった。
あなたにおすすめの小説
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。
残念ながら主人公はゲスでした。~異世界転移したら空気を操る魔法を得て世界最強に。好き放題に無双する俺を誰も止められない!~
日和崎よしな
ファンタジー
―あらすじ―
異世界に転移したゲス・エストは精霊と契約して空気操作の魔法を獲得する。
強力な魔法を得たが、彼の真の強さは的確な洞察力や魔法の応用力といった優れた頭脳にあった。
ゲス・エストは最強の存在を目指し、しがらみのない異世界で容赦なく暴れまくる!
―作品について―
完結しました。
全302話(プロローグ、エピローグ含む),約100万字。