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39.「嗤う魔王」
時は少し遡って。
ディテドラが感知した魔王がいる場所は、ロドリアス王国王都コルニストンの王城だった。
フライドラゴンによって辿り着いた僕たちが目にしたのは、変わり果てた王城の姿だった。
「まさか、ここが魔王城だったなんて……」
白亜の荘厳な建造物は、古びた漆黒の城と化していた。
どうやら、認識阻害魔法が掛けられていたようだ。
魔王城からはA級モンスターが溢れ出て来ており、軍及び冒険者たちは、住民を守るために必死に戦っていた。
その中には、見知った顔もあった。
「ウルムルちゃ――ウルムル、無事だったか。見違えたぞ」
「御父様!」
「「ゼラグドさん!」」
ウルムルさんの父親であるゼラグドさんだ。
自慢の筋肉を隆起させながら棍棒を振るう彼の存在は、実に頼もしい。
「出てくるモンスターが全部A級なのが厄介だが、数が少ないのが不幸中の幸いだな」
教皇さんが言っていた〝千年前の最賢の勇者〟による〝封印〟によって〝ダンジョンの外に出てくるモンスターは強ければ強い程、一度に出て来られる数は少なくなる〟というのが、魔王城に対しても効いているのかもしれない。
「本当は我が魔王を討伐すると言いたい所だが――」
ゼラグドさんは、僕たちの顔を一人一人見つめる。
「貴様たちに託そう。頼んだぞ」
「「はい!」」
「任せて下さいませ、御父様」
開け放たれた魔王城城門へと向かう途中、「ウルムル!」と、背後から声が掛けられる。
「……死ぬなよ」
「! 分かりましたわ。必ず無事に戻って来ると約束いたしますわ」
一瞬目を見開いたウルムルさんだったが、優雅にカーテシーで応じると、僕らと共に駆け出した。
「ハッ! 良かったのかい? 別にあんただけは〝最愛の御父様〟と一緒に戦っていても良かったのにさ」
「何を仰いますの? 私はリュウさまに尽くすととっくに決めていますのよ? それに、御父様には私の助力など必要ありませんわ」
「……ハッ! そうかい」
彼女は、もう二度と振り返らなかった。
※―※―※
「たあああああ!」
「おらああああ!」
「はあああああ!」
「『サンダーブレード』!」
「「「「「ギャアアアアア!」」」」」
魔王城内部もまた、外観と同じく黒く薄汚れていた。
城外と違いこちらにはモンスターの数の制限は無いらしく、A級モンスターが多数出てきたが、仲間たちは皆LV200前後に達しており、どれだけ来ようが、僕たちの移動スピードが落ちることはない。
ちなみに、認識阻害とは言いつつも、以前も場内を移動することは出来ていたので、階段などの基本構造は同じだ。
ディテドラを肩に乗せた僕と仲間たちは、最上階を目指して駆け上っていく。
※―※―※
「よくぞここまで来たのう」
「「「「!」」」」
薄闇が立ち込める謁見の間で待ち受けていたのは、ロドリアス王国女王だった。
ただし以前と違い、角が二本生え、その口からは牙が覗き、一対の黒翼を持ち、爬虫類のような尻尾を垂らし、漆黒の衣に身を包み、こちらを見据える瞳は赤い。
「「「……ギギギ……ギギギ……」」」
その両側には、腹から下が蜘蛛と化したアキラさん、タイガさん、トモユキさんが呻き声を発しながら佇んでいる。
「女王さま――いや、魔王! 僕たちをずっと騙していたんだな!」
「おう、怖い怖い。そう怒らなくても良いではないか」
「拉致した人たちを返せ!」
「ほう。そんなことのためにわざわざここまで来たのかのう?」
「世界を救うためだ! アキラさんたちまで、そんな姿にして」
「そんな姿とは、どんな姿かのう?」
「そんなの決まってる! 蜘蛛の――」
そこで僕は、一つの可能性に思い当った。
「まさか……この城で働いていた人たちを全員、モンスターに……変えたのか?」
もしかしたら、ここに辿り着くまでに僕たちが倒して来たのは――
「ククッ。案ずるな。其方らが倒したのは、正真正銘ただのモンスターたちじゃ。人間を変化させてはおらん」
その答えに、僕たちが安堵した直後。
「二年前、本物の女王と共に、妾が全員〝喰った〟からのう。ヒヒヒヒヒ」
「「「「!」」」」
愕然とする僕らの眼前で、魔王は滔々と語る。
「すぐ傍に食い物を用意されて、我慢出来るわけがあるまい」
「お前にとって、人間が食べ物だと言うのか!」
「別に食事の必要はないがのう。何も喰わずとも、生きていくうえで支障はないのじゃ」
「じゃあ、何故だ!」
「ただ喰いたいから喰っておるだけじゃ」
「!」
「人肉の味もさることながら、生きながら喰われる人間どもの苦悶の表情、悲鳴、断末魔の叫び。それら全てが心地良く快感じゃからのう。ヒヒヒヒヒ」
愉しそうに嗤う魔王に、仲間たちが怒りを滲ませる。
「酷い……!」
「ハッ! ここまで救いようのないクズだったとはね!」
「断罪すべき、悪の権化ですわ!」
魔王は、「言葉だけでそこまで感情を爆発させられるとなると、これを見たらどうなるのかのう?」と言うと、指を鳴らした。
すると、複数の松明が灯り、部屋全体が照らされる。
最奥部に堆く積まれていたのは。
「そんな……!?」
「嘘!?」
夥しい数の人間の死体だった。
否、正確には、荒々しく食い散らかされた後の骨と、部分的に肉が残っている四肢と、胴体、そして頭部だった。
その時、僕は気付いた。
肌のケアを目的として魔導加湿器で湿度を高めていると言っていたこの部屋。
床も壁も真っ赤に染まったここは。
「まさか……この部屋だけ湿度が高く、壁も床も真っ赤だったのは……?」
「そうじゃ。全て、飛び散り溜まった人間の血液のせいじゃ」
「!」
事も無げに答えた魔王は、玉座の傍らから何かを取り出した。
「やはり美味いのう」
それは、苦痛に泣き叫んだ表情そのままに絶命した幼い少女の上半身だった。
「其方もどうじゃ?」
右腕を千切り、齧って食べながら差し出す魔王に。
「あああああああああああああああああ!」
「おらああああ!」
「はあああああ!」
闘気を纏った僕たちが斬り掛かるが。
「「「……ギギギ……ギギギ……」」」
「「「!」」」
アキラさん、タイガさん、そしてトモユキさんが前に飛び出し、聖剣・弓・大剣で防御、僕らは一旦距離を取る。
「そやつらは全員妾の力でLV200になっておるのじゃ。しかも、全員伝説の武器を装備しておる。まぁ、今の其方らが闘気を操れば、倒せるかもしれんが」
魔王は、そう言うと。
「其方らに勇者を――人間を殺せるかのう?」
暗い笑みを浮かべた。
ディテドラが感知した魔王がいる場所は、ロドリアス王国王都コルニストンの王城だった。
フライドラゴンによって辿り着いた僕たちが目にしたのは、変わり果てた王城の姿だった。
「まさか、ここが魔王城だったなんて……」
白亜の荘厳な建造物は、古びた漆黒の城と化していた。
どうやら、認識阻害魔法が掛けられていたようだ。
魔王城からはA級モンスターが溢れ出て来ており、軍及び冒険者たちは、住民を守るために必死に戦っていた。
その中には、見知った顔もあった。
「ウルムルちゃ――ウルムル、無事だったか。見違えたぞ」
「御父様!」
「「ゼラグドさん!」」
ウルムルさんの父親であるゼラグドさんだ。
自慢の筋肉を隆起させながら棍棒を振るう彼の存在は、実に頼もしい。
「出てくるモンスターが全部A級なのが厄介だが、数が少ないのが不幸中の幸いだな」
教皇さんが言っていた〝千年前の最賢の勇者〟による〝封印〟によって〝ダンジョンの外に出てくるモンスターは強ければ強い程、一度に出て来られる数は少なくなる〟というのが、魔王城に対しても効いているのかもしれない。
「本当は我が魔王を討伐すると言いたい所だが――」
ゼラグドさんは、僕たちの顔を一人一人見つめる。
「貴様たちに託そう。頼んだぞ」
「「はい!」」
「任せて下さいませ、御父様」
開け放たれた魔王城城門へと向かう途中、「ウルムル!」と、背後から声が掛けられる。
「……死ぬなよ」
「! 分かりましたわ。必ず無事に戻って来ると約束いたしますわ」
一瞬目を見開いたウルムルさんだったが、優雅にカーテシーで応じると、僕らと共に駆け出した。
「ハッ! 良かったのかい? 別にあんただけは〝最愛の御父様〟と一緒に戦っていても良かったのにさ」
「何を仰いますの? 私はリュウさまに尽くすととっくに決めていますのよ? それに、御父様には私の助力など必要ありませんわ」
「……ハッ! そうかい」
彼女は、もう二度と振り返らなかった。
※―※―※
「たあああああ!」
「おらああああ!」
「はあああああ!」
「『サンダーブレード』!」
「「「「「ギャアアアアア!」」」」」
魔王城内部もまた、外観と同じく黒く薄汚れていた。
城外と違いこちらにはモンスターの数の制限は無いらしく、A級モンスターが多数出てきたが、仲間たちは皆LV200前後に達しており、どれだけ来ようが、僕たちの移動スピードが落ちることはない。
ちなみに、認識阻害とは言いつつも、以前も場内を移動することは出来ていたので、階段などの基本構造は同じだ。
ディテドラを肩に乗せた僕と仲間たちは、最上階を目指して駆け上っていく。
※―※―※
「よくぞここまで来たのう」
「「「「!」」」」
薄闇が立ち込める謁見の間で待ち受けていたのは、ロドリアス王国女王だった。
ただし以前と違い、角が二本生え、その口からは牙が覗き、一対の黒翼を持ち、爬虫類のような尻尾を垂らし、漆黒の衣に身を包み、こちらを見据える瞳は赤い。
「「「……ギギギ……ギギギ……」」」
その両側には、腹から下が蜘蛛と化したアキラさん、タイガさん、トモユキさんが呻き声を発しながら佇んでいる。
「女王さま――いや、魔王! 僕たちをずっと騙していたんだな!」
「おう、怖い怖い。そう怒らなくても良いではないか」
「拉致した人たちを返せ!」
「ほう。そんなことのためにわざわざここまで来たのかのう?」
「世界を救うためだ! アキラさんたちまで、そんな姿にして」
「そんな姿とは、どんな姿かのう?」
「そんなの決まってる! 蜘蛛の――」
そこで僕は、一つの可能性に思い当った。
「まさか……この城で働いていた人たちを全員、モンスターに……変えたのか?」
もしかしたら、ここに辿り着くまでに僕たちが倒して来たのは――
「ククッ。案ずるな。其方らが倒したのは、正真正銘ただのモンスターたちじゃ。人間を変化させてはおらん」
その答えに、僕たちが安堵した直後。
「二年前、本物の女王と共に、妾が全員〝喰った〟からのう。ヒヒヒヒヒ」
「「「「!」」」」
愕然とする僕らの眼前で、魔王は滔々と語る。
「すぐ傍に食い物を用意されて、我慢出来るわけがあるまい」
「お前にとって、人間が食べ物だと言うのか!」
「別に食事の必要はないがのう。何も喰わずとも、生きていくうえで支障はないのじゃ」
「じゃあ、何故だ!」
「ただ喰いたいから喰っておるだけじゃ」
「!」
「人肉の味もさることながら、生きながら喰われる人間どもの苦悶の表情、悲鳴、断末魔の叫び。それら全てが心地良く快感じゃからのう。ヒヒヒヒヒ」
愉しそうに嗤う魔王に、仲間たちが怒りを滲ませる。
「酷い……!」
「ハッ! ここまで救いようのないクズだったとはね!」
「断罪すべき、悪の権化ですわ!」
魔王は、「言葉だけでそこまで感情を爆発させられるとなると、これを見たらどうなるのかのう?」と言うと、指を鳴らした。
すると、複数の松明が灯り、部屋全体が照らされる。
最奥部に堆く積まれていたのは。
「そんな……!?」
「嘘!?」
夥しい数の人間の死体だった。
否、正確には、荒々しく食い散らかされた後の骨と、部分的に肉が残っている四肢と、胴体、そして頭部だった。
その時、僕は気付いた。
肌のケアを目的として魔導加湿器で湿度を高めていると言っていたこの部屋。
床も壁も真っ赤に染まったここは。
「まさか……この部屋だけ湿度が高く、壁も床も真っ赤だったのは……?」
「そうじゃ。全て、飛び散り溜まった人間の血液のせいじゃ」
「!」
事も無げに答えた魔王は、玉座の傍らから何かを取り出した。
「やはり美味いのう」
それは、苦痛に泣き叫んだ表情そのままに絶命した幼い少女の上半身だった。
「其方もどうじゃ?」
右腕を千切り、齧って食べながら差し出す魔王に。
「あああああああああああああああああ!」
「おらああああ!」
「はあああああ!」
闘気を纏った僕たちが斬り掛かるが。
「「「……ギギギ……ギギギ……」」」
「「「!」」」
アキラさん、タイガさん、そしてトモユキさんが前に飛び出し、聖剣・弓・大剣で防御、僕らは一旦距離を取る。
「そやつらは全員妾の力でLV200になっておるのじゃ。しかも、全員伝説の武器を装備しておる。まぁ、今の其方らが闘気を操れば、倒せるかもしれんが」
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