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第四章 公爵令息の作戦 準備編
作戦6 情報を確認する
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次の週末、僕たちは、平民の格好をして、昼頃、市井にいった。
僕は、中央広場の噴水前で、ウィンナーサンドを食べている。
これは、以前、ロンの師匠の所に付き合わせてもらったときに教わった。細長くて、パリッとしたパンにソーセージが挟んであり、トマトソースがかかってる。市井のご飯をばかにしてはならない。
閑話休題
今頃、ディークは、裏道に入るのをみつけられる所で待機してるはずだ。ロンは、山で鍛えた体力があると、僕たちの間を往復してくれている。
ロンが来た。ウィンナーサンドを渡す。
「ディークのやつ、お茶屋に入ってメイドさんに声かけてんだぜ。」
「喫茶店な。店員さんな。 ディークらしいじゃん。」
「でもさぁ…。あっ!」
ロンの視線を追うと、あの女とローブを着た男が絡み合って歩いている。
「ディークに教えてくる。」
「いや、このまま少し追おうよ。困った状況になったら、ディークを呼びに行って。」
二人を尾行する。しばらく買い物した後、ディークのいる喫茶店の方へ行った。
窓際にいたディークがこちらに気がつく。ディークのいた喫茶店を通りすぎて裏路地へ、入っていく。
すぐにディークが追い付いてきた。
「やっぱり、ここ通ると思ったんだよね。」
「「なんで?」」
「それは、また後で。」
二人の尾行を続けると、宿屋のような作りの建物に入っていった。
「はぁ、こんなに予想通りに動くかなぁ。」
ディークは呆れているが、僕たちはわからない。
「看板も何もないけど。」
「とにかく、こんなところに僕らはいない方がいい。広場へ行こう。」
「え、尾行しなくていいのか?」
「もう、必要ないよ。行こう。」
ディークは、有無を言わさず引き返した。
〰️ 〰️ 〰️
広場から辻馬車を使い、公爵邸に戻ってきた。
僕の部屋のソファーセットにお茶と茶菓子にしてはとてもたくさんの軽食を用意してくれたメイドは、気を利かせて席をはずしてくれた。
どうやら腹ペコだった僕たちは、しばらく無言で食べた。
「で、あそこは何なんだよ。看板もなかったんだぞ。」
ロンが指を舐めながら聞いた。
「ココロールって聞いたことない?」
「「え!!??」」
噂には聞いたことがある。男女が、その……、そういうことをする所らしい。
「まあ、そういうことだよね。
普通は夜、回りに顔を見られないように入る所なんだけど、昼間からだもんなぁ。男はいいけどさぁ、令嬢は顔みられたら、終わりでしょう。」
「ディークは、行ったことあるの?」
僕は、なんとなく聞いてみた。
「まっさかあ、僕は女性をそういう風には扱わないよ。あくまでも、お茶友達。」
どこまで本気かわからないが、とりあえず信じることにする。
「イリサスさんとあんなんだから、エンゾラールさんともそうかなぁとは、お前らも考えただろ?」
「「うん。」」
「なら、ココロールだろうなぁ、って思って。」
「「だから、あの(喫茶)店を選んだんだっ!」」
「そういうこと。まさか、最初の週末で見つけられるなんて、ついてたね。
ま、これで確認できちゃったようなもんだねえ。」
うーーん、報告しないわけには、いかないよね?
〰️ 〰️ 〰️
ある子爵邸に、お願いをするために来ている、僕とディーク。
子爵殿とディークは知り合いのようで、気さくに挨拶している。
「彼は僕の友人で、ヨアンシェル・レンバーグです。」
「公爵様でしたか、以後お見知りおきを。」
頭を下げてくれる。僕は子爵殿より子供ほど年下なのだから気にしなくていいのにと、思わなくはないが、これが貴族だ、仕方がない。
「それでね、子爵殿。今日はヨアンからお願いがあってきたんですよ。」
「ええ、私にできることなら。」
「子爵殿にしか頼めないことなんです。
いつとはわからないのですが、週末の夜、一晩だけ、3階東から2つ目の部屋のバルコニーをお借りしたいんです。」
「え!!そ、そこは娘の部屋で……。」
「そうでしたか、でも、そこをどうにか。」
「理由を、聞いても?」
「話してもいいですが、話を聞いたら共犯ですよ。聞かなければ、『公爵に脅された』と言えばいい。」
ここで『公爵』って出すのかぁ。脅しじゃないか。とディークの交渉に呆れと感心をした。
「ん、ん、ん。 わかりました。
ですが、その時には、娘は違う部屋に移しますし、部屋にはメイドを置きますよ。」
「もちろん!僕らも不埒なことをするわけじゃない。願ってもない処置ですよ。」
「では、借りる日にまた伺いますね。」
こうして、交渉が、成立した。
あれから、1週目、2週目と、あの女の家に変化はなかった。
そして、3週目まだ、深夜になる随分前、あのバルコニーに縄ばしごが掛かった。
僕とディークは、子爵邸に急ぐ。
「こんな夜遅くとは聞いてませんぞ。」
「週末の夜と伝えましたよ。」
「くっ、娘を移しますので、しばらくここでお待ちください。」
待たされたのは、玄関ホールのままだ。僕たちは子供だから気にしないけど。子爵殿に余裕がないのがわかる。
しばらくして、通してもらった部屋は、なるほど、若い女性の部屋だった。
メイドが後ろに付いてるし、ご令嬢の部屋をキョロキョロもできないので、僕たちは急いで、バルコニーに出た。
そこには、2人掛けのソファーがあった。子爵殿の心遣いがうれしかった。
僕は、中央広場の噴水前で、ウィンナーサンドを食べている。
これは、以前、ロンの師匠の所に付き合わせてもらったときに教わった。細長くて、パリッとしたパンにソーセージが挟んであり、トマトソースがかかってる。市井のご飯をばかにしてはならない。
閑話休題
今頃、ディークは、裏道に入るのをみつけられる所で待機してるはずだ。ロンは、山で鍛えた体力があると、僕たちの間を往復してくれている。
ロンが来た。ウィンナーサンドを渡す。
「ディークのやつ、お茶屋に入ってメイドさんに声かけてんだぜ。」
「喫茶店な。店員さんな。 ディークらしいじゃん。」
「でもさぁ…。あっ!」
ロンの視線を追うと、あの女とローブを着た男が絡み合って歩いている。
「ディークに教えてくる。」
「いや、このまま少し追おうよ。困った状況になったら、ディークを呼びに行って。」
二人を尾行する。しばらく買い物した後、ディークのいる喫茶店の方へ行った。
窓際にいたディークがこちらに気がつく。ディークのいた喫茶店を通りすぎて裏路地へ、入っていく。
すぐにディークが追い付いてきた。
「やっぱり、ここ通ると思ったんだよね。」
「「なんで?」」
「それは、また後で。」
二人の尾行を続けると、宿屋のような作りの建物に入っていった。
「はぁ、こんなに予想通りに動くかなぁ。」
ディークは呆れているが、僕たちはわからない。
「看板も何もないけど。」
「とにかく、こんなところに僕らはいない方がいい。広場へ行こう。」
「え、尾行しなくていいのか?」
「もう、必要ないよ。行こう。」
ディークは、有無を言わさず引き返した。
〰️ 〰️ 〰️
広場から辻馬車を使い、公爵邸に戻ってきた。
僕の部屋のソファーセットにお茶と茶菓子にしてはとてもたくさんの軽食を用意してくれたメイドは、気を利かせて席をはずしてくれた。
どうやら腹ペコだった僕たちは、しばらく無言で食べた。
「で、あそこは何なんだよ。看板もなかったんだぞ。」
ロンが指を舐めながら聞いた。
「ココロールって聞いたことない?」
「「え!!??」」
噂には聞いたことがある。男女が、その……、そういうことをする所らしい。
「まあ、そういうことだよね。
普通は夜、回りに顔を見られないように入る所なんだけど、昼間からだもんなぁ。男はいいけどさぁ、令嬢は顔みられたら、終わりでしょう。」
「ディークは、行ったことあるの?」
僕は、なんとなく聞いてみた。
「まっさかあ、僕は女性をそういう風には扱わないよ。あくまでも、お茶友達。」
どこまで本気かわからないが、とりあえず信じることにする。
「イリサスさんとあんなんだから、エンゾラールさんともそうかなぁとは、お前らも考えただろ?」
「「うん。」」
「なら、ココロールだろうなぁ、って思って。」
「「だから、あの(喫茶)店を選んだんだっ!」」
「そういうこと。まさか、最初の週末で見つけられるなんて、ついてたね。
ま、これで確認できちゃったようなもんだねえ。」
うーーん、報告しないわけには、いかないよね?
〰️ 〰️ 〰️
ある子爵邸に、お願いをするために来ている、僕とディーク。
子爵殿とディークは知り合いのようで、気さくに挨拶している。
「彼は僕の友人で、ヨアンシェル・レンバーグです。」
「公爵様でしたか、以後お見知りおきを。」
頭を下げてくれる。僕は子爵殿より子供ほど年下なのだから気にしなくていいのにと、思わなくはないが、これが貴族だ、仕方がない。
「それでね、子爵殿。今日はヨアンからお願いがあってきたんですよ。」
「ええ、私にできることなら。」
「子爵殿にしか頼めないことなんです。
いつとはわからないのですが、週末の夜、一晩だけ、3階東から2つ目の部屋のバルコニーをお借りしたいんです。」
「え!!そ、そこは娘の部屋で……。」
「そうでしたか、でも、そこをどうにか。」
「理由を、聞いても?」
「話してもいいですが、話を聞いたら共犯ですよ。聞かなければ、『公爵に脅された』と言えばいい。」
ここで『公爵』って出すのかぁ。脅しじゃないか。とディークの交渉に呆れと感心をした。
「ん、ん、ん。 わかりました。
ですが、その時には、娘は違う部屋に移しますし、部屋にはメイドを置きますよ。」
「もちろん!僕らも不埒なことをするわけじゃない。願ってもない処置ですよ。」
「では、借りる日にまた伺いますね。」
こうして、交渉が、成立した。
あれから、1週目、2週目と、あの女の家に変化はなかった。
そして、3週目まだ、深夜になる随分前、あのバルコニーに縄ばしごが掛かった。
僕とディークは、子爵邸に急ぐ。
「こんな夜遅くとは聞いてませんぞ。」
「週末の夜と伝えましたよ。」
「くっ、娘を移しますので、しばらくここでお待ちください。」
待たされたのは、玄関ホールのままだ。僕たちは子供だから気にしないけど。子爵殿に余裕がないのがわかる。
しばらくして、通してもらった部屋は、なるほど、若い女性の部屋だった。
メイドが後ろに付いてるし、ご令嬢の部屋をキョロキョロもできないので、僕たちは急いで、バルコニーに出た。
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