20 / 42
第20話 可愛い女の子と可愛い子犬のコンボは最強である
しおりを挟む
「先生、こいつと契約したいと思っているんですけど、どうしたら良いんですか?」
召喚魔法でシルバーウルフの子供を召喚したのは良いが、契約の仕方が分からない。
「簡単よ。その子に名前を付けてあげるの」
「名前を付けるだけで良いんですか?」
「ええ、名前を付けて相手がその名前を気に入ったら契約成立よ」
「き、気に入ったらですか・・・」
正直、名前を考えるのはあまり得意ではない。
ルビーの名前を考えたときはアルファに「ドラゴンの名前にしては威厳が足りないのでは」と言われた。
ルビーは、名前を付けて貰って喜んでいたので良かったが、今回もそうなるとは限らない。
両手で抱きかかえた目の前にいる小さなモンスターは、白くてフワフワした犬にしか見えない。
「悪い。名前を考えるのは苦手なんだ」
「くぅ~ん?」
名前を考えて変な顔でもしていただろうか? 不思議そうな顔でこちらを見て来る。
あまり悩んでも仕方が無い。
後で、またアルファに何か言われるかもしれないが、パッと頭に浮かんだ言葉を口に出した。
「お前の名前は『シロ』だ! どうだ?」
「わんっ!!」
白い毛並みを持っているから『シロ』。
安直な名前だとは思うが、気に入ってくれたのか大きな声で返事をしてくれた。
すると、シロの体が光り輝きだした。
「し、シロ!? 大丈夫か!?」
「わんっ!!」
光はすぐに消え、シロは元気に尻尾を振っていた。
「シュトラウド君が考えた名前が気に入ったみたいね」
「せ、先生、今のは?」
「契約が成立すると名前を付けた相手はさっきみたいに一瞬だけ光輝くの。契約者として認めて貰えた証ね」
「そ、そうだったんですか、良かった~~。ビックリさせんなよな?」
俺は、シロを頭の上まで持ち上げて、感謝を伝えた。
「俺と契約してくれて、ありがとなシロ! これからよろしく!」
「わんっ!!」
大きな声で返事をしたシロの尻尾は、ちぎれてしまいそうほどに揺れていた。
「しょ、召喚成功おめでとうございます!レインさん!」
「ありがとう! ミリアーデさん!」
念の為に離れた場所で俺が召喚しているのを見ていたリーゼは、グラン先生に「もう大丈夫」と言われ近くに戻って来ていた。
「先生が言うには、モンスターのランクは低いらしいからあまり凄くはないかもしれないけどね」
「そ、そんなことないです! 1回で成功させるレインさんは凄いです!!」
必死に俺を褒めてくれるリーゼ。
褒めて貰えるのは嬉しいが、可愛い顔も近づかせてくるので心臓の鼓動が滅茶苦茶早くなってしまう。
早く離れたいが、ここで離れるのも不自然だと思い離れることが出来ない。
困っていたら
「わん」
と小さく鳴く声が聞こえた。
「あっ、ご、ごめんなさい!」
鳴き声を聞いて、リーゼは少し距離を取った。
どうやら、リーゼが近づいたことでシロが俺とリーゼに挟まれてしまっていたらしい。
「ごめんなさい、苦しかったですよね?」
「わんっ!!」
心配そうな顔で見て来るリーゼに対して、シロは気にするなと言わんばかりの大きな声と笑顔で返していた。
「この子がレインさんが召喚した子ですか? 可愛いですね~ えっと、お名前は?」
「シロだよ。毛が白いから『シロ』。安直だろ?」
「そうですね。でも、この子は喜んでいるみたいですよ? ねぇ、シロちゃん」
「わんっ!」
「あ、あの、レインさん」
「うん? 何?」
「その、シロちゃんに触ってみても良いですか?」
「どうぞ、何なら抱っこしてみる?」
「い、良いんですか?」
「俺は良いよ。シロはどう?」
「わんっ」
「良いってさ」
「そ、それじゃあ、お言葉に甘えて」
俺の腕の中にいたシロは、ゆっくりとリーゼの腕へと移っていった。
「うわ~、フワフワで気持ちいいです~」
「わふ~~」
リーゼは、シロのことを優しく撫でたり、顔を近づけて頬ずりもしている。
シロもリーゼに優しくして貰って嬉しそうだ。
可愛い女の子と可愛い動物が触れあう空間。
俺は、はっ!と思い、すぐにアルファに頼み事をした。
『アルファ!今すぐ、目の前の尊い空間を写真に取るんだ!』
『お断りします』
『何でだ!! お前のレンズは何のためにあるんだ!!』
『マスターの失態を取るためですよ』
『そんなもの、どうせいつも撮ってるだろう!! 俺の写真なんぞいらん!! 頼むからリーゼとシロを取ってくれ!!』
『ご自分でカメラをご用意すればよろしいではないですか』
『昔、お前が自分で「写真なら私がいればいくらでも取れます。カメラなど買う必要はありません」って言ったんじゃないか』
『確かに言いましたが、私の言うことなど無視して買っても良いのですよ?』
『買ったらお前壊すじゃん』
『当たり前です。私より劣っているものをマスターの近くに置いておく意味がありません』
『だから、自分でカメラ用意出来ないんじゃねぇか!!』
『私より優れているものを持ってくれば、使用して貰っても構いませんよ? 不可能だとは思いますが』
『凄い自信だな。てか、頼むよ、目の前の尊い空間を撮ってくれよ。写真でも動画でも良いから』
アルファにどうにか写真を撮るように頼んでいたら
「レインさん、シロちゃんを触らせてくれてありがとうございました」
「あ、も、もう良いのか?」
「はい! とっても癒やされました!」
「そ、そっか、それは良かった」
『残念でしてねマスター。私に頼み事などせず、その目に焼き付けておけば良かったのに』
『うるせえ!! お前が素直に言うこと聞いていれば良かったんだよ!』
アルファに怒りのツッコミを入れて、シロを受け取らずにいたら
「レインさん?」
「わふ?」
リーゼとシロが同じ方向に首をかしげて、俺の方を見ていた。
あまりの可愛さに我慢が出来ず
「・・・かわいい」
と声が漏れてしまった。
(しまった!)
と思ったが、リーゼから返ってきた言葉は
「はい! シロちゃん可愛いですよね!」
だった。
「だ、だよな! シロ可愛いよな!」
「はい!」
可愛いのはシロだけじゃないが、リーゼがシロに対して言った言葉だと思っているみたいなのでそれに乗っかることにした。
『何と、情けないマスターでしょう』
『黙れよ』
リーゼからシロを受け取ると、ドッと疲れが出てきた。
「ははは、召喚魔法使って少し疲れたかも」
疲れた理由は別なんだが。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫、その辺に座って休んでたらすぐに回復するよ」
「そうですか。それなら良かったです」
「次は、ミリアーデさんの番だね。俺が成功したんだから、ミリアーデさんもきっと成功するよ」
「はいっ! 頑張ります!」
不安がなくなった訳じゃないみたいだけれど、少しは前向きになれたみたいだ。
「見ていて下さいね。レインさん」
「うん、少し離れたところで見る事になると思うけど、ちゃんとミリアーデさんが成功するところ見てるよ」
「ありがとうございます! ・・・あ、あのレインさん」
「どうかした?」
「・・・いえ、何でもないです」
「そっか、それじゃあ俺はあっちに行くね」
リーゼに背中を向けて、シロを抱っこしながら歩き出す。
さっきリーゼが何か言おうとしていたようだが、今はリーゼが無事に召喚魔法を成功することを願った。
そう、本当にそれだけを考えていた。
だから、リーゼの頬がいつもより赤くなっていることに気付かなかった。
「・・・さっきの言葉は、私に言ったわけじゃないですよね?」
召喚魔法でシルバーウルフの子供を召喚したのは良いが、契約の仕方が分からない。
「簡単よ。その子に名前を付けてあげるの」
「名前を付けるだけで良いんですか?」
「ええ、名前を付けて相手がその名前を気に入ったら契約成立よ」
「き、気に入ったらですか・・・」
正直、名前を考えるのはあまり得意ではない。
ルビーの名前を考えたときはアルファに「ドラゴンの名前にしては威厳が足りないのでは」と言われた。
ルビーは、名前を付けて貰って喜んでいたので良かったが、今回もそうなるとは限らない。
両手で抱きかかえた目の前にいる小さなモンスターは、白くてフワフワした犬にしか見えない。
「悪い。名前を考えるのは苦手なんだ」
「くぅ~ん?」
名前を考えて変な顔でもしていただろうか? 不思議そうな顔でこちらを見て来る。
あまり悩んでも仕方が無い。
後で、またアルファに何か言われるかもしれないが、パッと頭に浮かんだ言葉を口に出した。
「お前の名前は『シロ』だ! どうだ?」
「わんっ!!」
白い毛並みを持っているから『シロ』。
安直な名前だとは思うが、気に入ってくれたのか大きな声で返事をしてくれた。
すると、シロの体が光り輝きだした。
「し、シロ!? 大丈夫か!?」
「わんっ!!」
光はすぐに消え、シロは元気に尻尾を振っていた。
「シュトラウド君が考えた名前が気に入ったみたいね」
「せ、先生、今のは?」
「契約が成立すると名前を付けた相手はさっきみたいに一瞬だけ光輝くの。契約者として認めて貰えた証ね」
「そ、そうだったんですか、良かった~~。ビックリさせんなよな?」
俺は、シロを頭の上まで持ち上げて、感謝を伝えた。
「俺と契約してくれて、ありがとなシロ! これからよろしく!」
「わんっ!!」
大きな声で返事をしたシロの尻尾は、ちぎれてしまいそうほどに揺れていた。
「しょ、召喚成功おめでとうございます!レインさん!」
「ありがとう! ミリアーデさん!」
念の為に離れた場所で俺が召喚しているのを見ていたリーゼは、グラン先生に「もう大丈夫」と言われ近くに戻って来ていた。
「先生が言うには、モンスターのランクは低いらしいからあまり凄くはないかもしれないけどね」
「そ、そんなことないです! 1回で成功させるレインさんは凄いです!!」
必死に俺を褒めてくれるリーゼ。
褒めて貰えるのは嬉しいが、可愛い顔も近づかせてくるので心臓の鼓動が滅茶苦茶早くなってしまう。
早く離れたいが、ここで離れるのも不自然だと思い離れることが出来ない。
困っていたら
「わん」
と小さく鳴く声が聞こえた。
「あっ、ご、ごめんなさい!」
鳴き声を聞いて、リーゼは少し距離を取った。
どうやら、リーゼが近づいたことでシロが俺とリーゼに挟まれてしまっていたらしい。
「ごめんなさい、苦しかったですよね?」
「わんっ!!」
心配そうな顔で見て来るリーゼに対して、シロは気にするなと言わんばかりの大きな声と笑顔で返していた。
「この子がレインさんが召喚した子ですか? 可愛いですね~ えっと、お名前は?」
「シロだよ。毛が白いから『シロ』。安直だろ?」
「そうですね。でも、この子は喜んでいるみたいですよ? ねぇ、シロちゃん」
「わんっ!」
「あ、あの、レインさん」
「うん? 何?」
「その、シロちゃんに触ってみても良いですか?」
「どうぞ、何なら抱っこしてみる?」
「い、良いんですか?」
「俺は良いよ。シロはどう?」
「わんっ」
「良いってさ」
「そ、それじゃあ、お言葉に甘えて」
俺の腕の中にいたシロは、ゆっくりとリーゼの腕へと移っていった。
「うわ~、フワフワで気持ちいいです~」
「わふ~~」
リーゼは、シロのことを優しく撫でたり、顔を近づけて頬ずりもしている。
シロもリーゼに優しくして貰って嬉しそうだ。
可愛い女の子と可愛い動物が触れあう空間。
俺は、はっ!と思い、すぐにアルファに頼み事をした。
『アルファ!今すぐ、目の前の尊い空間を写真に取るんだ!』
『お断りします』
『何でだ!! お前のレンズは何のためにあるんだ!!』
『マスターの失態を取るためですよ』
『そんなもの、どうせいつも撮ってるだろう!! 俺の写真なんぞいらん!! 頼むからリーゼとシロを取ってくれ!!』
『ご自分でカメラをご用意すればよろしいではないですか』
『昔、お前が自分で「写真なら私がいればいくらでも取れます。カメラなど買う必要はありません」って言ったんじゃないか』
『確かに言いましたが、私の言うことなど無視して買っても良いのですよ?』
『買ったらお前壊すじゃん』
『当たり前です。私より劣っているものをマスターの近くに置いておく意味がありません』
『だから、自分でカメラ用意出来ないんじゃねぇか!!』
『私より優れているものを持ってくれば、使用して貰っても構いませんよ? 不可能だとは思いますが』
『凄い自信だな。てか、頼むよ、目の前の尊い空間を撮ってくれよ。写真でも動画でも良いから』
アルファにどうにか写真を撮るように頼んでいたら
「レインさん、シロちゃんを触らせてくれてありがとうございました」
「あ、も、もう良いのか?」
「はい! とっても癒やされました!」
「そ、そっか、それは良かった」
『残念でしてねマスター。私に頼み事などせず、その目に焼き付けておけば良かったのに』
『うるせえ!! お前が素直に言うこと聞いていれば良かったんだよ!』
アルファに怒りのツッコミを入れて、シロを受け取らずにいたら
「レインさん?」
「わふ?」
リーゼとシロが同じ方向に首をかしげて、俺の方を見ていた。
あまりの可愛さに我慢が出来ず
「・・・かわいい」
と声が漏れてしまった。
(しまった!)
と思ったが、リーゼから返ってきた言葉は
「はい! シロちゃん可愛いですよね!」
だった。
「だ、だよな! シロ可愛いよな!」
「はい!」
可愛いのはシロだけじゃないが、リーゼがシロに対して言った言葉だと思っているみたいなのでそれに乗っかることにした。
『何と、情けないマスターでしょう』
『黙れよ』
リーゼからシロを受け取ると、ドッと疲れが出てきた。
「ははは、召喚魔法使って少し疲れたかも」
疲れた理由は別なんだが。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫、その辺に座って休んでたらすぐに回復するよ」
「そうですか。それなら良かったです」
「次は、ミリアーデさんの番だね。俺が成功したんだから、ミリアーデさんもきっと成功するよ」
「はいっ! 頑張ります!」
不安がなくなった訳じゃないみたいだけれど、少しは前向きになれたみたいだ。
「見ていて下さいね。レインさん」
「うん、少し離れたところで見る事になると思うけど、ちゃんとミリアーデさんが成功するところ見てるよ」
「ありがとうございます! ・・・あ、あのレインさん」
「どうかした?」
「・・・いえ、何でもないです」
「そっか、それじゃあ俺はあっちに行くね」
リーゼに背中を向けて、シロを抱っこしながら歩き出す。
さっきリーゼが何か言おうとしていたようだが、今はリーゼが無事に召喚魔法を成功することを願った。
そう、本当にそれだけを考えていた。
だから、リーゼの頬がいつもより赤くなっていることに気付かなかった。
「・・・さっきの言葉は、私に言ったわけじゃないですよね?」
21
あなたにおすすめの小説
家族と魔法と異世界ライフ!〜お父さん、転生したら無職だったよ〜
三瀬夕
ファンタジー
「俺は加藤陽介、36歳。普通のサラリーマンだ。日本のある町で、家族5人、慎ましく暮らしている。どこにでいる一般家庭…のはずだったんだけど……ある朝、玄関を開けたら、そこは異世界だった。一体、何が起きたんだ?転生?転移?てか、タイトル何これ?誰が考えたの?」
「えー、可愛いし、いいじゃん!ぴったりじゃない?私は楽しいし」
「あなたはね、魔導師だもん。異世界満喫できるじゃん。俺の職業が何か言える?」
「………無職」
「サブタイトルで傷、えぐらないでよ」
「だって、哀愁すごかったから。それに、私のことだけだと、寂しいし…」
「あれ?理沙が考えてくれたの?」
「そうだよ、一生懸命考えました」
「ありがとな……気持ちは嬉しいんだけど、タイトルで俺のキャリア終わっちゃってる気がするんだよな」
「陽介の分まで、私が頑張るね」
「いや、絶対、“職業”を手に入れてみせる」
突然、異世界に放り込まれた加藤家。
これから先、一体、何が待ち受けているのか。
無職になっちゃったお父さんとその家族が織りなす、異世界コメディー?
愛する妻、まだ幼い子どもたち…みんなの笑顔を守れるのは俺しかいない。
──家族は俺が、守る!
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
ただいま御褒美転生中!〜元召喚勇者は救った世界で、自作の自立型魔法創作物と共に自由を求める〜
いくしろ仄
ファンタジー
女神に頼まれ魔王を討ち倒したご褒美に、当人の希望通りの人生に転生させてもらった主人公。
赤ん坊から転生スタートします。
コメディ要素あり、ほのぼの系のお話です。
参考図書
復刻版鶴の折り紙・ブティック社
【完結】憧れの異世界転移が現実になったのですが何か思ってたのと違います
Debby
ファンタジー
【全話投稿済み】
私、山下星良(せいら)はファンタジー系の小説を読むのが大好きなお姉さん。
好きが高じて真剣に考えて作ったのが『異世界でやってみたい50のこと』のリストなのだけど、やっぱり人生はじめからやり直す転生より、転移。転移先の条件として『★剣と魔法の世界に転移してみたい』は絶対に外せない。
そして今の身体じゃ体力的に異世界攻略は難しいのでちょっと若返りもお願いしたい。
更にもうひとつの条件が『★出来れば日本の乙女ゲームか物語の世界に転移してみたい(モブで)』だ。
これにはちゃんとした理由があって、必要なのは乙女ゲームの世界観のみで攻略対象とかヒロインは必要ないし、もちろんゲームに巻き込まれると面倒くさいので、ちゃんと「(モブで)」と注釈を入れることも忘れていない。
──そして本当に転移してしまった私は、頼もしい仲間と共に、自身の作ったやりたいことリストを消化していくことになる。
いい年の大人が本気で考え、万全を期したハズの『異世界でやりたいことリスト』。
なんで私が転移することになったのか。謎はいっぱいあるし、理想通りだったり、思っていたのと違ったりもするけれど、折角の異世界を楽しみたいと思います。
----------
覗いて下さり、ありがとうございます!
2025.4.26
女性向けHOTランキングに入りました!ありがとうございます(๑•̀ㅂ•́)و✧
7時、13時、19時更新。
全48話、予約投稿しています。
★このお話は旧『憧れの異世界転移が現実になったのでやりたいことリストを消化したいと思います~異世界でやってみたい50のこと』を大幅に加筆修正したものです(かなり内容も変わってます)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる