ミステリアス舞

異能な転生者

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第4話 不思議な女の子 舞

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第4話 不思議な女の子  舞

自分の部屋で眠れない夜をすごして目を覚ましたら、女の子とベットで一緒に寝ていた。

自分では、記憶にないことに驚きを感じている。

でも、同じ高校だけど、ほとんど話もしたことがない内海 舞が、どうして俺の部屋にいるのか?

それも、一緒にベットで寝ているなんて、夢のようだけど‥‥‥

あ~、もう少し早く目を覚ますんだった、惜しいな~と考えていたら、舞が俺の顔を覗き込んでいた。

「男の子なんて、考えることは一緒ね」と

あれっ、俺、口に出していないよな。

「あの、それで俺が狙われているというのは?」

「昨日も侵入者がいたでしょう」

「侵入者って、もしかしてあの黒い影?」

「ええ、そうよ、あなたも見たのね、なら話が早いわ」

「あの黒い影ってなんなの?」と聞いてみた。

「‥‥‥」 舞は答えない

「本は持っている?」

「ああ、はい、ここに」と言ってベットの下に隠して本を取り出す。

「よかった」と緊張が解けた顔をした。

「それで、この本はなんなんですか?」

「いい、その本を離さないで‥‥‥」

「どうして?」

「それは今は話せない」

「本のことも話せない、黒い霧の物体のことも話せない、何を信じればいいの?」

「それは、少し待って欲しいの」

「どれくらい?」

「時期が来たら話すから、それまでは」

「そう、じゃ、君はどこから家の中に入ってきたの?」

「えっ、私?」

「そう、舞は、どこから家に入ってきたの?」と聞いたところで「お兄、朝だよ、誰と話してんの?」と陽葵ひまりが扉を開けようとした。

俺は扉を押さえて、陽葵が入れないようにしたけど、押してくる。

「お兄、怪しい、何か隠しているな」

怪しんでもドアを押してくる陽葵

俺は扉を開けられないようにしていたけど、陽葵ひまりが胸元をチラッと見せたので隙ができてしまった。

「やっぱり、お兄には、これが、一番だね」とスルリと中に入られてしまった。

やばい

パジャマ姿の女の子がいることがしれたら大変なことになってしまう。

「なんだ、普通のいつもの部屋じゃん」と耳を疑うことを言う。

あれっ、俺はキョロキョロして探すけど、探すほど広くない。

でもベットにもいない、もしかしてベットの下か? クローゼットの中とか?

素早く、どこかに隠れたのか?

隠れられる場所は、クローゼットとベットの下くらいだ。とにかく今は陽葵を部屋から出すこと。

「陽葵、すぐにいくから」

うん、わかった、でも、おかしいな、誰かと話をしていたと思ったのに、スマホか?」とぶつぶつ言いながら階下に降りていった。

俺は陽葵が降りていったのを確認して、ドアを閉めた。

あ~驚いた。

そこで小声で、「舞、舞」と言ったが全然、出てこない、

ベットの下にはいない‥‥‥

あとの残りはクローセットの中

俺はクローセットの前にいき「開けるよ」と小さく言ってから開けた。

正面にたっていると思ったが、いない‥‥‥

しかし、いくら服をかき分けても舞はいない。

あれっ、いない‥‥‥俺は、しばらく座り込んで考えたけど、隠れるところなんて、俺の部屋にはクローゼットしかない。

どこにいった?

そこに階下から俺を呼ぶ声がした「お兄、朝ご飯」

「今いく」と答えて、もう一度、周りを見たが、誰もいなし、パジャマも脱ぎすすてない。

「お兄、もう急がないと遅刻するよ」

「ああ、わかった、今いく」と言って部屋から出たが、もう一度、扉を開けてみた。

しかし、そこには舞も黒い物体もいなかった。

俺は本だけは手放すことなく持って1階のリビングに降りていった。

階段を下りながらも、不思議なことばかり起きるので、頭が混乱している。

当然に本が手元に有ったり、あった店が無くなったり、女の子が急に現れたり、消えたり…

俺は階段を下りながら頭を抱え込んでいたら階段から足を踏み外しそうになってしまった。

「お兄、大丈夫?」と陽葵の声がする

「ああ、大丈夫だ」

「早く食べなさい」と母親

「あっ、うん」



俺は朝食をたべて、高校に登校途中だ。

今日も妹の陽葵と一緒に通学路を歩いているけど、朝からの出来事に、あまたがパンクしそうだ。

今まで1度しか話をしたことがないのに、ベットに一緒に寝ていたなんて……あんな可愛いこと、同じベットの中にいたんて。

惜しいことをした~

「お兄、朝から変」と言われてしまった。

「えっ」

「朝から変だけど、今も変」

「えっ、今も変?」

「そう、変、お兄が考え込んでいるなんて、変」

あっ、そっちか

「あのね、お兄ちゃんでも考えることがあるの?」

「え~、うそぉ」

「いつまでも能天気にいられないの」

「お兄は、いつも能天気じゃん、あっ、紬ちゃんだ、じゃあね、お兄ちゃん」と走って行った。

前を歩いていた友人の蓮の妹の紬ちゃんと並んで歩いている。

「やっと、離れてくれた~」と言って後ろから声をかけたのは、朝、俺の部屋にいた内海 舞だった。

俺の横に走ってきて俺の横に並ぶ。

その時、陽葵がチラッと俺の方を振り返る。

「陽葵ちゃん、どうしたの?」と紬

「ううん、何でもない」

俺の横で並んで歩いている舞に聞いてみた。

「朝、俺の部屋にいたよね」

「え~、なにそれ? 妄想?」

「えっ、いや、何でもない」

「うふふっ、嘘よ、部屋にいたわよ」

「やっぱり俺の思い違いじゃないんだ」

「そうね」

「でも、一緒にベットに寝ていたのは?」

舞がすこし顔を赤くして「それは、まぁ、良いじゃない」とはぐらかされた


「でも、俺、君に聞きたいことがあるんだ」

「話せることと、話せないことがあるわ」

「じゃ、話せる範囲で良いから」

「うん、なあに?」

「君は人間?」

「あっ、失礼だな、れっきとした人間だよ。こんなかわいい子を見て、人間かだなんて、最低だよ、君」

「あっ、ごめん」

「あははっ、君は素直だね、そんな君だから、良いんだよ」

「……」俺は顔が熱くなった。

こんなふうに言われたことがなかったから。

内海 舞は、活発な女の子みたいだ。

「舞は、俺の部屋から突然、いなくなったよね、どこにいったの?」

「それも秘密だよ」

「なんだか秘密が多いんだね」

「そうだね、まだ、秘密と言った方がいいけど」

「まだ?」

「そう、まだ」

「それって時期が来たら教えてくれると言うことだよね」

「うん、そうだよ」というとなんだか、わかっているように「じゃ、またね」と言って俺から離れた。

それからすぐに「お~い、昴」と言って蓮が俺の横にきた。

「あ~、今日も授業、かったるいな~」とだるそうに言う蓮

「お前は今日だけじゃなく、いつもだろ」

「まぁ、そうだけどよ」

「もう試験が間近だからな」

「そうだな」

そんな話をしていたら、学校についた。

教室に入ると俺の席を目指して歩いていきながら、舞の姿を探した。

舞は椅子に座って、友達に囲まれている。

囲っている友達は4人いるけど全員が女子生徒だけど、活発そうな舞には周囲を明るくしてくれる素質があるみたいだ。

舞のいる場所だけ、なんだか雰囲気が違うから。

俺は席について、どうしても納得がいかない。

ここ数日で起きていることが、俺の頭を混乱に貶めている。

俺のズボンのポケットには本が入っている。

たぶん、この本から、すべてが始まっているので、本を見直す必要があるから、まだ先生が来るまで時間があるので、俺は本を取り出して読む始めようとすると、舞が、こちらをチラッとみた。

俺は舞には構わずに本を読み始める。

本を読んでいくと、やはり印刷したような文字ではなく、手書きの文字だ。

それも俺の書く字に似ている。

俺の字は自分で言うのも、はばかれるほど字が汚い。

しかし自分の字と大差、変わりない為、普通に読むことができる。

でも、俺が読むと普通の日記にしか思う無いんだけど、陽葵が読むと、違うように見えるらしい

時々、読みにくい字があるけど、前後の文章から推測して意味を考えながら読んでいく。

本には、9月3日から書き始めている。

西暦は書いていないから、いつの年なのか、わからない‥‥‥

”9月3日
高校生の時に思いついたイメージを社会人になって実現した。
数年はかかったが、実際に完成して、実験も済ませた。
それがタイムマシンだ”

えっ、タイムマシン‥‥‥タイムマシンって、過去に行ったり未来に行ったりできると言う機械だったよな。
でも、そんな機械を作ったと言うことは、かなりの高レベルの頭を持っていなければできないはずだ。
それも研究費用も莫大にのぼるし電力も大量にいると思うんだけど‥‥‥いや、これは、おとぎ話の日記なのか?
俺もSFが好きだから、タイムマシンが簡単に作れれば、いいなと考えたことがある。
でも、そんな未来に行ったり過去に行ったりすることが容易いことじゃないと言うことは高校生の俺でもわかっている。

何だか、馬鹿らしくなって俺は本を閉じた。

何だか、面白くないやと思って顔を前に向けたら、内海 舞と目があってしまった。

なんで俺をみる?

もしかして俺の後ろにいる奴か?

俺は後ろを振り向いてみたけど、誰もいない。

何か掲示板に貼ってあるものなのか?

俺は、もう一度、前を見ると舞は笑っていた。

俺は、少し恥ずかしくなったけど、、どうも舞は俺をみていたと言うことなのか?

舞の周りには、まだ女子生徒がいるが、舞は立ち上がって俺の方に歩いてきた。

俺は舞から目が離せない。

徐々に近くなる舞の顔を見ている。

舞が俺の前の席に座った。

何だろう? 

「君、さっきの本を読みなさいよ」

「えっ」

「本だよ、本」

「どうして、君が、そんなこと言うの?」

「それは‥‥‥大事なことだからだよ。とにかく、本は最後まで読む、わかった?」

「あっ、うん、そうするよ」と半ば強引に押し切られた。

「じゃあね」と言って舞は戻っていったけど、女子生徒の俺を見る視線が怖い。

「内海さん、如月くんと、どういう関係?」と女子生徒

「えっ、お友達だよ」

「へぇ、そうなんだ」

「彼氏とか?」と違う女子生徒

「うん、そんなところ?」なぜか疑問系

「キャ~、そうなんだ」

俺が、いつ舞の彼氏になったのか?

そこに蓮の奴が聞きつけて「何、お前ら、付き合ってんの?」と言ってきた。

「いや、内海のジョークだろ」

「まぁ、そうだよな、あんな可愛い子と付き合ったりしたら、学校中の噂になっているよな」

「内海だってジョークくらい言うだろ」

「そうだよな、彼女を思っている奴らがどれくらいいるか知らないが、あんなスタイルも良くて胸なんか、Eくらいありそうだもんな」

「そうそう、お前でも無理」

「あっ、何を」と言って蓮が俺の首にまとわりつく。

しかし舞は時々、こちらをチラ見していた。

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