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第210話 誘拐犯10
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今でも、お城に捕まっている子供たちが怪我をしたり痛い目にあったり、死にそうになったり、環境が悪いところに捉えられて病気になり死にそうになっている子がいるかもわからないので、俺たちは路地に入って泊まっている宿の近くの路地に転移して宿に帰ってきた。
他のメンバーはもう帰ってきていた。
「おかえり、クリス」
「うん、ただいま」
「何かいい情報が聞けた?」
「ううん、何も聞けなかったわ」
「俺たちはいい情報を聞けたので、ちょっと見てくる」と言って宿を出てきた。
宿から、すぐ出て路地に入って前後を確認して透明化になり飛行魔法で飛んでいく。
「えーとっ、お城は、どこにあるんだ?」
上空から、お城の方角を確認して、検索魔法をターゲットを城に絞って目印をつけた。
お城は、目で見える地上の部分と地下の部分に分かれているので、何かしでかすとしたら、地下だと思う。
お城の地上から出ている部分には、それらしき子供は見当たらないけど、地下をサーチしていくと、ここのお城は地下深くまで部屋があるが、かなり強い結界のようなものが張られいるので感知しにくいようになっている。
「露骨に怪しいなー」
俺の魔力を強めて検索魔法を使っても探ることはできない。
一度、宿に帰ることにした。
宿に帰ってから、結界を突破するために「俺の力をもってしても突破することができない結界が張られているから、誰か来てほしい」と俺が言うと、
一番に手を挙げたのは「私が行く」とアリシアが言った。
「えーっと、アレクかロゼッタかパトリシアにお願いしたい」と俺が言うとアリシアは、しょぼん、としていた。
そうするとパトリシアが手を挙げた、「じゃあ私が行く」
そしてパトリシアが俺のほうに近づいてきて、手を握ってきたので、すぐに転移して戻った。
転移するときにアリシアだけではなく、全員の顔が、どうして、かわからないが落ち込んでいた。
なぜか最近、毒舌が少なくなってきたイザベラまでが残念そうな顔をしていた。
そういえば以前は、俺をかなり毛嫌いしていたイザベラが、検索魔法を使うときに横に来て手を握ることもあったよな。
なんて言うことを考えながら城の上空に戻ってきた。
「良いかい、パトリシア、今から俺が検索魔法を使うのでパトリシアからも魔法のパワーを俺のほうにパワーを流してほしいんだ」
「うん、わかったわ」とパトリシア
俺が検索魔法を展開していくと、パトリシアもパワーを出して協力してくれる。
そうすると魔力が上がっていき、さらに深くの層まで突破することができるようになったし、誰かが貼った結界も、すんなり通過することができた。
検索魔法で麻袋に入っている子供や手足を縛られている子供がいるのか確認してみると、少し前に運び込まれた子供がいる。
そして牢屋に閉じ込められている子供がいるのか確認するために、検索パターンを切り替えて検索魔法を展開してみる。
そうすると、かなりの数の子供がいることがわかった。
「誘拐された子供が、かなりいるね」
「うん、多いね」
俺は、パトリシアと宿に戻ることにした。
宿に戻ってメンバー全員に、今、見てきたことを伝えた。
それにしても、お城だけで犯罪行為をしているようには思えないので、この街の貴族の関与があるのか、ないのかを確認するために、もう一度、透明魔法で透明になりながらお城の近くに転移した。
そして、お城周辺の大きな屋敷をサーチしてみる。
大きな屋敷には貴族か、大商人ぐらいしか住むことができない。
サーチしてみると、3つの屋敷に子供たちが複数人いる。
牢屋に閉じ込められている子供が多い。
子供だけじゃなく、俺たちを同じ年齢の女性もいる。
「う~ん、どうしよう?」
貴族も関与しているのか!
俺は宿に、また戻ってきた。
「誰が関与してるのかわからないけど、お城以外に、他に3カ所、見つけた」
「お城が関与している事は明らかだ。その理由として挙げられるのは地下深くに隔離されている部屋があるのと、そこに行くまで結界が貼られているから。
これだけ大々的に子供たちがいると言う事と地下深くに隠されていると言うことと、結界が張られていることを考えれば関係してるのは王族だと思う。」
「これは深刻だね」とソフィア
俺は、「すぐに行って子供たちを助けたいけど、全てにおいて証拠が必要なんだ、王族が、こういうことをやっていることを知ってしまえば街の人はどうするか?」
「多分、街の人が知ってしまえば、王に対する謀反が起こるかもわからない。
だから、穏便に抑える必要がある」
「王族全部が関係していると言う事はないと思うので、関係していない奴を見つけて政権を交代させるのが一番、自然だ」
「王族や貴族だって昼間は忙しいから、多分、子供を襲うのは政務が終わったあとだと思う。」
それで分けて対処しようと思う。
まず1番は、王城に行く俺とアリシア
そして貴族の屋敷に行くのは
2番目は、アレクとイザベラ
3番目は、ロゼッタとコリン
4番目は、パトリシアとソフィア
全員を4チームに分けて行動することにした。
~~~~~~~~~
お読みくださってありがとうございます
評価は小説を書くために、大変、励みになります。
新しくプロローグ1~10
本編の第1~18話 まで新しく書き換えました
プロローグは、前世のアルベルト編になります。
特にプロローグの後半は‥‥‥面白いから‥‥‥
他のメンバーはもう帰ってきていた。
「おかえり、クリス」
「うん、ただいま」
「何かいい情報が聞けた?」
「ううん、何も聞けなかったわ」
「俺たちはいい情報を聞けたので、ちょっと見てくる」と言って宿を出てきた。
宿から、すぐ出て路地に入って前後を確認して透明化になり飛行魔法で飛んでいく。
「えーとっ、お城は、どこにあるんだ?」
上空から、お城の方角を確認して、検索魔法をターゲットを城に絞って目印をつけた。
お城は、目で見える地上の部分と地下の部分に分かれているので、何かしでかすとしたら、地下だと思う。
お城の地上から出ている部分には、それらしき子供は見当たらないけど、地下をサーチしていくと、ここのお城は地下深くまで部屋があるが、かなり強い結界のようなものが張られいるので感知しにくいようになっている。
「露骨に怪しいなー」
俺の魔力を強めて検索魔法を使っても探ることはできない。
一度、宿に帰ることにした。
宿に帰ってから、結界を突破するために「俺の力をもってしても突破することができない結界が張られているから、誰か来てほしい」と俺が言うと、
一番に手を挙げたのは「私が行く」とアリシアが言った。
「えーっと、アレクかロゼッタかパトリシアにお願いしたい」と俺が言うとアリシアは、しょぼん、としていた。
そうするとパトリシアが手を挙げた、「じゃあ私が行く」
そしてパトリシアが俺のほうに近づいてきて、手を握ってきたので、すぐに転移して戻った。
転移するときにアリシアだけではなく、全員の顔が、どうして、かわからないが落ち込んでいた。
なぜか最近、毒舌が少なくなってきたイザベラまでが残念そうな顔をしていた。
そういえば以前は、俺をかなり毛嫌いしていたイザベラが、検索魔法を使うときに横に来て手を握ることもあったよな。
なんて言うことを考えながら城の上空に戻ってきた。
「良いかい、パトリシア、今から俺が検索魔法を使うのでパトリシアからも魔法のパワーを俺のほうにパワーを流してほしいんだ」
「うん、わかったわ」とパトリシア
俺が検索魔法を展開していくと、パトリシアもパワーを出して協力してくれる。
そうすると魔力が上がっていき、さらに深くの層まで突破することができるようになったし、誰かが貼った結界も、すんなり通過することができた。
検索魔法で麻袋に入っている子供や手足を縛られている子供がいるのか確認してみると、少し前に運び込まれた子供がいる。
そして牢屋に閉じ込められている子供がいるのか確認するために、検索パターンを切り替えて検索魔法を展開してみる。
そうすると、かなりの数の子供がいることがわかった。
「誘拐された子供が、かなりいるね」
「うん、多いね」
俺は、パトリシアと宿に戻ることにした。
宿に戻ってメンバー全員に、今、見てきたことを伝えた。
それにしても、お城だけで犯罪行為をしているようには思えないので、この街の貴族の関与があるのか、ないのかを確認するために、もう一度、透明魔法で透明になりながらお城の近くに転移した。
そして、お城周辺の大きな屋敷をサーチしてみる。
大きな屋敷には貴族か、大商人ぐらいしか住むことができない。
サーチしてみると、3つの屋敷に子供たちが複数人いる。
牢屋に閉じ込められている子供が多い。
子供だけじゃなく、俺たちを同じ年齢の女性もいる。
「う~ん、どうしよう?」
貴族も関与しているのか!
俺は宿に、また戻ってきた。
「誰が関与してるのかわからないけど、お城以外に、他に3カ所、見つけた」
「お城が関与している事は明らかだ。その理由として挙げられるのは地下深くに隔離されている部屋があるのと、そこに行くまで結界が貼られているから。
これだけ大々的に子供たちがいると言う事と地下深くに隠されていると言うことと、結界が張られていることを考えれば関係してるのは王族だと思う。」
「これは深刻だね」とソフィア
俺は、「すぐに行って子供たちを助けたいけど、全てにおいて証拠が必要なんだ、王族が、こういうことをやっていることを知ってしまえば街の人はどうするか?」
「多分、街の人が知ってしまえば、王に対する謀反が起こるかもわからない。
だから、穏便に抑える必要がある」
「王族全部が関係していると言う事はないと思うので、関係していない奴を見つけて政権を交代させるのが一番、自然だ」
「王族や貴族だって昼間は忙しいから、多分、子供を襲うのは政務が終わったあとだと思う。」
それで分けて対処しようと思う。
まず1番は、王城に行く俺とアリシア
そして貴族の屋敷に行くのは
2番目は、アレクとイザベラ
3番目は、ロゼッタとコリン
4番目は、パトリシアとソフィア
全員を4チームに分けて行動することにした。
~~~~~~~~~
お読みくださってありがとうございます
評価は小説を書くために、大変、励みになります。
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