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第268話 神獣2
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第268話 神獣 2
まさか、現れた神獣が10歳くらいの女の子なので驚いたが、呼び出していないのに姿を現した。
明らかに人の年齢に例えても、10歳くらいしか見えないけど。
アレクもトラの神獣で若く見えるから13歳くらいに見えるけど、それよりもさらに若いとは。
なんだか、うちのチームは姉妹みたい。俺だけ違うけど。
でも、急に召喚もしていないのに現れるなんて、思っていなかった。
神獣って、召喚しなくても、いいの?
ずつといたのか、いつからいたのかわからないけど、狐の姿ではなく、人型になって現れた。
今までは3人とも、初めだけは獣の姿で現れていたのに、10歳くらいの女の子で姿を表すなんて。
話によると、今まで気がつかないだけで、狐が姿を隠して俺の周りにいたんだ。
それほど姿を隠すのが、うまいと言うことだ。
俺が、わからないなんて!
さすがは、狐と言うか!
他のパーティーメンバーも現れた女の子に近づいていってかわいいとか言っている。
現れた狐の女の子は髪は肩ぐらいまでだけど、美人と言うよりも可愛い系だ。
人の型に変化すると本当に10歳くらいにしか見えないのでアレクよりも年下に見える。
「ご主人様、私もお姉ちゃんたちみたいに名前をつけてよ」
俺は、ちょっと考えて「アデルっていうのは、どう?」
「アデルか~」と考えていたが、うん、それがいいやと言って、アデルに決まった。
「アデル、よろしく頼むね」
「うん、もちろん」
「でも、アデルは、いつ頃から俺の周りにいたの?」
「アレク姉ちゃんが呼び出された時からだよ。なんだか、面白そうな人がいるなと思ったんだよね~。それからずっと、そばにいたんだけど全然気がついてくれないから!」
「まっ、それだけ私の魔法が上手だと言うことだよね、私の魔法の特性は隠密だから」
「そうだね、全然わからなかったよ」
アデルが胸を張って得意そうにしている。
「じゃ、アデルは、ずっと俺のそばにいたのなら、夜は、どこにいたの?」
「夜は、ご主人様のベットの横で寝ていたよ」
「へ~」
「うん、突然、ご主人様が、脱ぎ出した時には、びっくりしたよ」
「えっ、そんなことがあったの?」
「うん、初めて、アレク姉ちゃんが初めて、温泉に入った時」
「あっ、なんだ」
「知らないで温泉の脱衣場に行ったら、ご主人様が突然、脱ぎだすから」
「じゃ、温泉の時には、どうしていたの?」
「入ったよ」
「えっ、そうなの?、あっそうか、あとで入ったんだね」
「ううん、違うよ、みんなと一緒に入ったよ」
「えーそうなの、気が付かなかった」
「うん、それが、わたし、キツネだから」
なかなか、すごい隠密スキルだ
俺も狐のように隠密をもっと高める必要があるな。
アリシア、ソフィア、イザベラ、コリン、アレク、ロゼッタ、パトリシア、アデル、セラフィーナ、シャーロットで女性メンバーが10人になってしまった。
そして俺の男、一人の総勢、11人だ。
そろそろ屋敷に戻ってみようと考えて、全員で屋敷に戻ってきた。
そして国交樹立が、どこまで進展しているのか、確認してみることにしたけど、うまく行っていればいいけど。
今は俺たちは、オーリス王国に戻ってきているので、それぞれの国に通話できる通信魔法装置を設置しているので、いちいち同じ話を繰り返さなくて、よくなった分だけ、手間が省ける。
難を言えば、俺がいないと通話ができないことだ。
本当は、俺はどこにいてもいいんだけど、大切な話なので、オーリス王国の屋敷に戻ってきた。
俺は、まずは個別に話を聞くことにした。
オーリス王国は、もう聞いているので、ダイラス連邦から連絡を取ってみる。
通信魔法装置は、俺が連絡を取ろうとすると、呼び出し音がするようにしてある。
ダイラス連邦の首長にコンタクトをしてみる
「ダイラス連邦の首長ですか?」
「うむ、わたしだ、連絡が遅れてすまぬ」
「いいえ、大丈夫です、それで、話し合いの結果は、どうなりましたか?」
「こちらは、話し合いの結果、貴殿の指示に従うつもりだ」
いや、俺の指示じゃないでしょ
「それでが、了承ということで、進めていいですね」
「うむ」
「じゃ、また三日後に連絡します、その時には、今現在、了承しているのはオーリス王国だけですから、最低でも2つの国ということになりますが‥‥‥」
「あぁ、オーリス王国とは、正式に手続きが済んでいるから、構わぬが」
「じゃ、また連絡します」と言って通話を終えた。
他の国が、参加するか、わからないけどダイラス連邦は、友好関係を結ぶそうだ。
そしてそれぞれの国も、前向きに検討していると言うことで明日までに返事するとなった。
この友好関係でオーリス王国とダイラス連邦とサイラス王国とブラッドフォード大公国とライオネル公国とリッチェスト国の友好条約が結ばれれば、それぞれでいろいろな動きが行われることになる。
もちろん、今までも流通関係や工芸品などがあったが、国が関係する動きは初めてだ。
6カ国が共同で国の事業を動かしていく。
後は周辺国で関係していないのは港町があるオズワルド王国だけ。
しかし今は急ぐ必要はないと思う。
なんとしても結果が分かるのは、明日と言うことなので、最近は迷宮に潜ってばかりいて、屋敷にいることがないので、今日は屋敷でゆっくりする。
そして新しくメンバーに加わったアデルの部屋を決める。
今、俺の屋敷には、女性、10人と俺が住んでいる。
すごく女性の比率が多いけど、街中を俺たちが歩いていると、街の英雄様は女好きだとか思われているらしい。
別に女性を好きで集めたわけではなく、神獣たちは、たまたま女性と言うだけであって、集めたわけではない。
ソフィアとイザベラとコリンだって、冒険者ギルドの依頼を受けるのに人数が必要だったからであって、近くにした人に声をかけただけ。
決して女性メンバーだったからと言うわけじゃない。
冒険者になりたての頃は、Fランクだったので、依頼は、溝掃除とか迷い猫探しとか家の片付けとかしかなかったから。
あっ、そういえば聞き忘れたけど、グリフォンとケロベロスは女性なのかな、男性なのかな?
グリフォンとケロベロスは、敵に回らなければいいけど。
今度、グリフォンとケロベロスを呼び出してみようと思うけど、味方についてくれるのか?
アレクとロゼッタとパトリシアに「グリフォンとケロベロスは、どうやって呼び出すの?」と聞いてみたら、この2人は今までとは召喚方法が違うらしい。
グリフォンとケロベロスは、火山の近くに行って呼び出すそうだ。
早く呼び出したほうがいいだろうと思ったので、メンバー全員で火山の近くに飛んできた。
そして、アレクとロゼッタとパトリシアとアデルと協力して、神獣の残り2人を呼び出すことにした。
まさか、現れた神獣が10歳くらいの女の子なので驚いたが、呼び出していないのに姿を現した。
明らかに人の年齢に例えても、10歳くらいしか見えないけど。
アレクもトラの神獣で若く見えるから13歳くらいに見えるけど、それよりもさらに若いとは。
なんだか、うちのチームは姉妹みたい。俺だけ違うけど。
でも、急に召喚もしていないのに現れるなんて、思っていなかった。
神獣って、召喚しなくても、いいの?
ずつといたのか、いつからいたのかわからないけど、狐の姿ではなく、人型になって現れた。
今までは3人とも、初めだけは獣の姿で現れていたのに、10歳くらいの女の子で姿を表すなんて。
話によると、今まで気がつかないだけで、狐が姿を隠して俺の周りにいたんだ。
それほど姿を隠すのが、うまいと言うことだ。
俺が、わからないなんて!
さすがは、狐と言うか!
他のパーティーメンバーも現れた女の子に近づいていってかわいいとか言っている。
現れた狐の女の子は髪は肩ぐらいまでだけど、美人と言うよりも可愛い系だ。
人の型に変化すると本当に10歳くらいにしか見えないのでアレクよりも年下に見える。
「ご主人様、私もお姉ちゃんたちみたいに名前をつけてよ」
俺は、ちょっと考えて「アデルっていうのは、どう?」
「アデルか~」と考えていたが、うん、それがいいやと言って、アデルに決まった。
「アデル、よろしく頼むね」
「うん、もちろん」
「でも、アデルは、いつ頃から俺の周りにいたの?」
「アレク姉ちゃんが呼び出された時からだよ。なんだか、面白そうな人がいるなと思ったんだよね~。それからずっと、そばにいたんだけど全然気がついてくれないから!」
「まっ、それだけ私の魔法が上手だと言うことだよね、私の魔法の特性は隠密だから」
「そうだね、全然わからなかったよ」
アデルが胸を張って得意そうにしている。
「じゃ、アデルは、ずっと俺のそばにいたのなら、夜は、どこにいたの?」
「夜は、ご主人様のベットの横で寝ていたよ」
「へ~」
「うん、突然、ご主人様が、脱ぎ出した時には、びっくりしたよ」
「えっ、そんなことがあったの?」
「うん、初めて、アレク姉ちゃんが初めて、温泉に入った時」
「あっ、なんだ」
「知らないで温泉の脱衣場に行ったら、ご主人様が突然、脱ぎだすから」
「じゃ、温泉の時には、どうしていたの?」
「入ったよ」
「えっ、そうなの?、あっそうか、あとで入ったんだね」
「ううん、違うよ、みんなと一緒に入ったよ」
「えーそうなの、気が付かなかった」
「うん、それが、わたし、キツネだから」
なかなか、すごい隠密スキルだ
俺も狐のように隠密をもっと高める必要があるな。
アリシア、ソフィア、イザベラ、コリン、アレク、ロゼッタ、パトリシア、アデル、セラフィーナ、シャーロットで女性メンバーが10人になってしまった。
そして俺の男、一人の総勢、11人だ。
そろそろ屋敷に戻ってみようと考えて、全員で屋敷に戻ってきた。
そして国交樹立が、どこまで進展しているのか、確認してみることにしたけど、うまく行っていればいいけど。
今は俺たちは、オーリス王国に戻ってきているので、それぞれの国に通話できる通信魔法装置を設置しているので、いちいち同じ話を繰り返さなくて、よくなった分だけ、手間が省ける。
難を言えば、俺がいないと通話ができないことだ。
本当は、俺はどこにいてもいいんだけど、大切な話なので、オーリス王国の屋敷に戻ってきた。
俺は、まずは個別に話を聞くことにした。
オーリス王国は、もう聞いているので、ダイラス連邦から連絡を取ってみる。
通信魔法装置は、俺が連絡を取ろうとすると、呼び出し音がするようにしてある。
ダイラス連邦の首長にコンタクトをしてみる
「ダイラス連邦の首長ですか?」
「うむ、わたしだ、連絡が遅れてすまぬ」
「いいえ、大丈夫です、それで、話し合いの結果は、どうなりましたか?」
「こちらは、話し合いの結果、貴殿の指示に従うつもりだ」
いや、俺の指示じゃないでしょ
「それでが、了承ということで、進めていいですね」
「うむ」
「じゃ、また三日後に連絡します、その時には、今現在、了承しているのはオーリス王国だけですから、最低でも2つの国ということになりますが‥‥‥」
「あぁ、オーリス王国とは、正式に手続きが済んでいるから、構わぬが」
「じゃ、また連絡します」と言って通話を終えた。
他の国が、参加するか、わからないけどダイラス連邦は、友好関係を結ぶそうだ。
そしてそれぞれの国も、前向きに検討していると言うことで明日までに返事するとなった。
この友好関係でオーリス王国とダイラス連邦とサイラス王国とブラッドフォード大公国とライオネル公国とリッチェスト国の友好条約が結ばれれば、それぞれでいろいろな動きが行われることになる。
もちろん、今までも流通関係や工芸品などがあったが、国が関係する動きは初めてだ。
6カ国が共同で国の事業を動かしていく。
後は周辺国で関係していないのは港町があるオズワルド王国だけ。
しかし今は急ぐ必要はないと思う。
なんとしても結果が分かるのは、明日と言うことなので、最近は迷宮に潜ってばかりいて、屋敷にいることがないので、今日は屋敷でゆっくりする。
そして新しくメンバーに加わったアデルの部屋を決める。
今、俺の屋敷には、女性、10人と俺が住んでいる。
すごく女性の比率が多いけど、街中を俺たちが歩いていると、街の英雄様は女好きだとか思われているらしい。
別に女性を好きで集めたわけではなく、神獣たちは、たまたま女性と言うだけであって、集めたわけではない。
ソフィアとイザベラとコリンだって、冒険者ギルドの依頼を受けるのに人数が必要だったからであって、近くにした人に声をかけただけ。
決して女性メンバーだったからと言うわけじゃない。
冒険者になりたての頃は、Fランクだったので、依頼は、溝掃除とか迷い猫探しとか家の片付けとかしかなかったから。
あっ、そういえば聞き忘れたけど、グリフォンとケロベロスは女性なのかな、男性なのかな?
グリフォンとケロベロスは、敵に回らなければいいけど。
今度、グリフォンとケロベロスを呼び出してみようと思うけど、味方についてくれるのか?
アレクとロゼッタとパトリシアに「グリフォンとケロベロスは、どうやって呼び出すの?」と聞いてみたら、この2人は今までとは召喚方法が違うらしい。
グリフォンとケロベロスは、火山の近くに行って呼び出すそうだ。
早く呼び出したほうがいいだろうと思ったので、メンバー全員で火山の近くに飛んできた。
そして、アレクとロゼッタとパトリシアとアデルと協力して、神獣の残り2人を呼び出すことにした。
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