元冒険者の鑑定屋は死の鎌で世界最強に

カイン

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Eランク冒険者アーガス

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Eランク冒険者アーガスはゴブリンすら倒せないことで冒険者ギルドでは有名だった。

「まだスライム狩りしてんのかよ。そろそろゴブリンでも倒したらどうだ?」

Cランク冒険者のハーゲスがアーガスのことをバカにしてくるがそれを無視して受付に向かって歩いた。

ー俺だって好きでこんなことをしてるわけじゃ無いんだよ!

アーガスがスライム狩りばかりしている理由は、モンスターを倒してもレベルが上がらないことと、もう1つは技能スキルが【鑑定】しかないことだった。

この世界では自分のスキルやステータスを見るためにには、【鑑定】の熟練度がSランクの人に見てもらうしか方法がない。それでも、普通の人ならば自分の使える技能がある程度はわかる。鑑定してもらい、自分の知らなかったスキルを知ることもある。しかし、アーガスは【鑑定】しか自分では分からないうえ、鑑定してもらうお金もない。

「スライムの魔石ですね。銅貨50枚です。」

受付嬢にスライムの魔石を渡し、銅貨を受け取ったアーガスは冒険者ギルドを出た。

「はぁ~。何で俺はこんなことやってるかな~。もう才能はないことは分かってるのに。」

ー家に帰るか。父さんの鑑定屋も手伝わないといけないしな。

「ちょっとそこのお兄さんこっちに来てもらえるかい。」

冒険者ギルドの横に店を開いている放浪の鑑定屋に呼び止められた。

「何ですか?」

「私の固有技能固有スキルは勝手に発動して、人の未来が見えるんだけどあなたのお父さんがやってる鑑定屋であなたの人生を左右する出来事が起こるわ。」

「そうですか。…あっ、でも払えるお金持ってませんよ。」

「良いわよ。こっちがか勝手にやったことだしね。」

「そうですか。ありがとうございます。」

アーガスは放浪の鑑定屋のテントから出て家に帰った。

「遅かったじゃないかアーガス。」

「ちょっと放浪の鑑定屋につかまってな。何か固有技能で未来予知みたいなのされたよ。」

放浪の鑑定屋に言われたことをアーガスは父さんに話した。

「へぇー。それなら冒険者辞めて、俺の店で働くことに専念したらどうだ?」

「そうするか。」

次の日、アーガスは冒険者ギルドに行って冒険者を辞めてきた。

「よし!じゃあ手伝いますか!」

父さんの店は評判がいいから客がたくさん来るって聞いてたけど、こんなにとは思ってなかったなぁ。

父さんの鑑定屋にやって来ていた人は五十人位だ。そのほとんどが冒険者だった。二十人位鑑定し終わった時に父さんが声を上げた。

「【鑑定】の熟練度がSランクになったぞ!」

並んでいた人たちが声を上げる。

「おおーー!」

「それでも値段はかわんねぇよな?親父さん。」

「そりゃそうだ!」

五十人位の鑑定が終わると、あとはポツポツ人が来るくらいだった。そこでアーガスは父さんに頼んでみることにする。

「父さん頼む!俺のステータスを鑑定してくれないか?」

「ん?ああいいぞ!やってやる。」

父さんにステータスを鑑定してもらった結果は。
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