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1章
第37話 粘土集め?
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わたくしは石をとった時のように、山に入る。
「ララさんも来てくださるんですの?」
「うん。仕事も休みだから。することない」
「そうなのですのね。疲れたら言ってください。ティエラかマーレが乗せて下さいますわ」
「ありがとう」
ということで、山にはなぜかララさんと一緒に登る。
でも、ただ登っていても、無駄に時間を使う可能性は高い。
だけど、わたくしには頼りになる家族がいる。
「マーレ。お力を借りてもよろしいですか?」
「なに?」
「粘土っていうのは、昔沼地だったところにあったり、水があった場所にあるそうなんですの。マーレならそれが分かるのではないかと思いまして」
前に水分量が減ったというのを分かっていた。
なら、それっぽい感じで水分量が多い少ないでわからないかと思ったのだ。
それに、彼なら『土小人のかまど亭』の再開を早く願っているから本気でやってくれると思う。
「ん、んー分かったよ」
そう言ってマーレは足を止めたので、わたくしたちも足を止める。
「ちょっと待っててね」
「もちろんですわ」
わたくしたちが待っていると、ララさんがわたくしの袖を少し引く。
「どうかなさいました?」
「すぐに目的地に向かうの?」
「そのつもりですが、どこか行きたい場所が?」
「ううん。でもいっぱい食材あるから、一緒に捕れたら作れるのにと思った」
「なるほど、でもそれは皆さんの宿舎が直ってからではまずいのですか?」
「………………分かった」
ララさんは考え込むような姿勢になり、じっと黙り込んでから一言答えた。
「あったよー」
「では早速行きましょう」
ということで、わたくしたちはマーレを先頭にして粘土の場所を目指す。
しかし、その道中はかなり大変だった。
マーレが進む先々で魔物と出会うのだ。
「あ、あれは何の魔物ー?」
「カラフルラビット。さっぱりしてて美味しい」
「捕ろうか!」
と、虹色のウサギ型魔物を捕ったり。
「あの魔物は?」
「チャージボア。突撃が厄介だけれど、その身はとても引き締まっていて食べ応えがある」
「捕るしかないよね!」
と、突進をしてくるイノシシ型の魔物を捕らえたり、
「あれは美味しい?」
「美味しい。ゲキレアウマバード。滅多にいないし、捕まえるのは大変だけど、超美味しい。わたしも調理したい」
「すぐに戻るねー!」
と、カラスサイズの鳥型魔物を見たこともないくらいの速度で捕りに行く。
前にきた時よりも圧倒的に魔物と出会いまくる。
そして、その出会った魔物が美味しいかをマーレがララさんに聞き、狩りとっていく。
ここまでくると、いかに鈍感と言われるわたくしでもわかる。
「マーレ……目的地……忘れておりませんわよね?」
「……も、もちろんだよ。粘土をとりにいくんだよね? ちゃんと向かってるよ」
「真っすぐに向かっていますの?」
「……ちゃんと向かってるから大丈夫!」
「絶対に魔物の方に向かっていますわよね!? 粘土よりもこの魔物狩るために来てませんわよね!?」
わたくしは頭上に浮かんでいる水球の中に保管されている20種類を越える魔物を見つめる。
マーレが狩り、わたくしとララさんで解体した魔物の数々をマーレの魔法で保存しているのだ。
「ううん。もちろん違うよ。ただ粘土の場所に行く途中に、狩っても問題ないくらいの魔物がいたから狩っただけ。いいね?」
絶対に良くないですわぁ。
と、思いつつも、ララさんの顔は今まで見たこともないくらいに嬉しそうだ。
まぁ、なんとなくそんな気がする、という程度であんまり表情は動いていない。
ただ、背後にいる猫みたいな気配がとってもはしゃいでいる気がするのだ。
それを止めるのは忍びないので、提案をする。
「ティエラは粘土の場所が分かったりしませんか?」
「分かるぞ」
「では、わたくしとティエラは粘土集め、マーレとララさんは食材集め、でいかがでしょう?」
「俺はそれでいいぞ」
「僕もいいよ!」
「わたしも」
ということでわたくしたちは別れることになった。
目の前は崖になっており、そこには白い粘土層がある。
「着いたぞ」
「ええ……5分しか経っていませんが……」
「マーレは粘土がある場所を避けていたからな」
「なら言ってくださいませ……」
「言ったら許さないという圧力を感じていた」
「もう……まぁ、いいですわ。あの食いしん坊だからマーレなのですし」
食事に関しては一切の手加減をしないのがマーレだ。
そこを考えなかったわたくしのせいでもある。
それに、彼は彼で何か考えがあるのだろう。
「では、早速とっていきましょうか」
ティエラに鉄のシャベルを出してもらい、粘土層を掘って【倉庫】に放り込んでいく。
ティエラも両足で粘土層を掘り、わたくしがスコップですくいやすくしてくれる。
「ありがとうございますわ」
「当然だ。マーレがあんなことをするとは……」
「そうですか? マーレにはマーレの考えがあると思いますわ」
「そうだといいんだが」
「そういえば、ティエラはあの家どう思いました? 直すのは難しくないと思ったのですが」
「俺も同じように思う。ただ、崩れてくるのをどう止めるかだな。まぁ、俺が魔法で止めてもいいが」
「そういえばそうですわねぇ。ただ直すだけではいけませんものね」
「ああ、ほかにも……」
と、色々とティエラと話しながら粘土を集めていき、十分な量を集めることができたので、マーレたちと合流し宿舎に戻ることにした。
「ララさんも来てくださるんですの?」
「うん。仕事も休みだから。することない」
「そうなのですのね。疲れたら言ってください。ティエラかマーレが乗せて下さいますわ」
「ありがとう」
ということで、山にはなぜかララさんと一緒に登る。
でも、ただ登っていても、無駄に時間を使う可能性は高い。
だけど、わたくしには頼りになる家族がいる。
「マーレ。お力を借りてもよろしいですか?」
「なに?」
「粘土っていうのは、昔沼地だったところにあったり、水があった場所にあるそうなんですの。マーレならそれが分かるのではないかと思いまして」
前に水分量が減ったというのを分かっていた。
なら、それっぽい感じで水分量が多い少ないでわからないかと思ったのだ。
それに、彼なら『土小人のかまど亭』の再開を早く願っているから本気でやってくれると思う。
「ん、んー分かったよ」
そう言ってマーレは足を止めたので、わたくしたちも足を止める。
「ちょっと待っててね」
「もちろんですわ」
わたくしたちが待っていると、ララさんがわたくしの袖を少し引く。
「どうかなさいました?」
「すぐに目的地に向かうの?」
「そのつもりですが、どこか行きたい場所が?」
「ううん。でもいっぱい食材あるから、一緒に捕れたら作れるのにと思った」
「なるほど、でもそれは皆さんの宿舎が直ってからではまずいのですか?」
「………………分かった」
ララさんは考え込むような姿勢になり、じっと黙り込んでから一言答えた。
「あったよー」
「では早速行きましょう」
ということで、わたくしたちはマーレを先頭にして粘土の場所を目指す。
しかし、その道中はかなり大変だった。
マーレが進む先々で魔物と出会うのだ。
「あ、あれは何の魔物ー?」
「カラフルラビット。さっぱりしてて美味しい」
「捕ろうか!」
と、虹色のウサギ型魔物を捕ったり。
「あの魔物は?」
「チャージボア。突撃が厄介だけれど、その身はとても引き締まっていて食べ応えがある」
「捕るしかないよね!」
と、突進をしてくるイノシシ型の魔物を捕らえたり、
「あれは美味しい?」
「美味しい。ゲキレアウマバード。滅多にいないし、捕まえるのは大変だけど、超美味しい。わたしも調理したい」
「すぐに戻るねー!」
と、カラスサイズの鳥型魔物を見たこともないくらいの速度で捕りに行く。
前にきた時よりも圧倒的に魔物と出会いまくる。
そして、その出会った魔物が美味しいかをマーレがララさんに聞き、狩りとっていく。
ここまでくると、いかに鈍感と言われるわたくしでもわかる。
「マーレ……目的地……忘れておりませんわよね?」
「……も、もちろんだよ。粘土をとりにいくんだよね? ちゃんと向かってるよ」
「真っすぐに向かっていますの?」
「……ちゃんと向かってるから大丈夫!」
「絶対に魔物の方に向かっていますわよね!? 粘土よりもこの魔物狩るために来てませんわよね!?」
わたくしは頭上に浮かんでいる水球の中に保管されている20種類を越える魔物を見つめる。
マーレが狩り、わたくしとララさんで解体した魔物の数々をマーレの魔法で保存しているのだ。
「ううん。もちろん違うよ。ただ粘土の場所に行く途中に、狩っても問題ないくらいの魔物がいたから狩っただけ。いいね?」
絶対に良くないですわぁ。
と、思いつつも、ララさんの顔は今まで見たこともないくらいに嬉しそうだ。
まぁ、なんとなくそんな気がする、という程度であんまり表情は動いていない。
ただ、背後にいる猫みたいな気配がとってもはしゃいでいる気がするのだ。
それを止めるのは忍びないので、提案をする。
「ティエラは粘土の場所が分かったりしませんか?」
「分かるぞ」
「では、わたくしとティエラは粘土集め、マーレとララさんは食材集め、でいかがでしょう?」
「俺はそれでいいぞ」
「僕もいいよ!」
「わたしも」
ということでわたくしたちは別れることになった。
目の前は崖になっており、そこには白い粘土層がある。
「着いたぞ」
「ええ……5分しか経っていませんが……」
「マーレは粘土がある場所を避けていたからな」
「なら言ってくださいませ……」
「言ったら許さないという圧力を感じていた」
「もう……まぁ、いいですわ。あの食いしん坊だからマーレなのですし」
食事に関しては一切の手加減をしないのがマーレだ。
そこを考えなかったわたくしのせいでもある。
それに、彼は彼で何か考えがあるのだろう。
「では、早速とっていきましょうか」
ティエラに鉄のシャベルを出してもらい、粘土層を掘って【倉庫】に放り込んでいく。
ティエラも両足で粘土層を掘り、わたくしがスコップですくいやすくしてくれる。
「ありがとうございますわ」
「当然だ。マーレがあんなことをするとは……」
「そうですか? マーレにはマーレの考えがあると思いますわ」
「そうだといいんだが」
「そういえば、ティエラはあの家どう思いました? 直すのは難しくないと思ったのですが」
「俺も同じように思う。ただ、崩れてくるのをどう止めるかだな。まぁ、俺が魔法で止めてもいいが」
「そういえばそうですわねぇ。ただ直すだけではいけませんものね」
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と、色々とティエラと話しながら粘土を集めていき、十分な量を集めることができたので、マーレたちと合流し宿舎に戻ることにした。
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