幻想神統記ロータジア(江戸時代編)

静風

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元禄編

1.流れること、雲の如く

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人類の歴史も、宇宙の悠久の時の流れからしたらほんの一瞬であろう。その人類の歴史の中で、あなたなら、どの時代へと行きたいだろうか。

2062年の未来から6600万年前の神代の時代にタイムトラベルした17歳の少女・ヘティス。
そこで幻の王国ロータジアの王子・此花蓮也と出会う。
そして、二人はある目的で日本の江戸期元禄と呼ばれる時代へとタイムトラベルすることとなった。





テーマソング:無住心
https://youtu.be/lRDhNZNaGbc

ヘティス
「人類で部分的にだけど、AIが判定した戦闘レーティングが最も高い人たちが住むのはこの時代みたいなの。ただし、時空座標には少し誤差があってね」
「ここからは実際に歩いて探さないといけないの。タイムマシンは帰りの分のエネルギーを確保のため、ここで充電待機させておかないといけないし」
蓮也
「それではいくぞ!」
ヘティス
「蓮也、ちょっと待って!あなたの髪の色、それだと西洋人に見られて目立つから黒く染めなさいよ!」
蓮也
「その必要はない」
ヘティス
「この時代って歴史で習ったんだけど、鎖国ってのをしてるの。もし、西洋人が来たって噂が立って幕府のお役人さんたちが来たらどうすんの?」
蓮也
「普通の人間なら俺一人で1000人は軽く撃破できるから問題はない」
ヘティス
「そうじゃなくって!そんなことしたら未来が変わっちゃうかもしれないでしょ!」
蓮也
「全て峰打ちにしてやるから安心しろ」
ヘティス
「そうじゃなーい!」
モロー
「はいはい、着いて早々、喧嘩はやめましょうぜ」
「蓮也様は大将なので、大将はここでドッシリ構えて指揮をお願いします」
蓮也
「まあいい、髪を染めるよりはここで指揮していた方がマシのようだ」
「ライトは軍師としてここに残り、後の者は出動してくれ。そして、ライトとポコーはテレパシーで通信を頼む」
ポコー
「まかせろポコ」
蓮也
「ターゲットを見つけたら、テレパシー通信してくれ。すぐに俺が高速移動へ駆けつける」
ヘティス
「もう、蓮也と話すといきなり疲れるわ!幕府と戦うとか、考えること無茶苦茶なんだから!」
「とりえあず、それでいきましょ」
「あと、みんなこの時代の服に着替えて来ているからいいけど、言葉が通じないかもしれないから、スマートイヤホンと喉にマイクロ変声器をつけてね」

キュリアス・モローは、蓮也の組織する秘密諜報部隊の隊長を務め、神速剣の使い手である。そして、蓮也の数少ない友人でもある。



ポコーはフラワードラゴンという種の妖精で、普通の人間には見えない。



ライトは、過去の世界からアストラル投射によって、アストラル体を飛ばしている。



ヘティス
「じゃあ、モローさん、ライト兄ちゃん、いくわよ!ブーバ、キキ、アナタたちもいくわよ!へパイトス、サポートをお願い!」

ヘティスの眷属(けんぞく)は、メタボ柴犬のブーバと痩せ型三毛猫のキキ、そして汎用性AIロボットペパイトスとなっている。
そうしたパーティで江戸の街へと繰り出すこととなった。
場所は深川。現在の東京都江東区である。

ヘティス
「わー、すごいたくさんのお店!楽しそう~!このカンザシ、綺麗~!あっちにはウナギの蒲焼~!いいにおい!美味しそう~!」
モロー
「ヘティスさん、遊びに来たんじゃないんだぜ。ちゃんと目的を覚えてるかい?」
ヘティス
「わかってる、わかってる~。けどね、私たち未来の世界には、こんなに楽しげなところはオンライン上にしかないの」
モロー
「オンライン?」
ヘティス
「現実の世界ではない仮想空間よ」
モロー
「ヘティスさんの言う事はよくわからんなぁ」
ヘティス
「まあ、いいわ。とりあえず、それらしきところを探して、戦闘レーティングの高い人に会わなきゃね」

ヘティス一行は、降り立った近くの町の「道場」と名のつくところを片っ端から尋ね歩き、手合わせを願った。いわゆる道場破りである。しかし、全ての道場でキュリアス・モローの神速剣の前に手も足も出なかった。普通の人間が剣を一振りしている間に、モローの神速剣は三回の斬りが入っている。そして、その三拍子が切れ目なく、ほぼ一拍子になっている。殆どの人間が、その神速剣の太刀筋が見えずに敗北している。

モロー
「確かに、この時代の人間は、普通の人間にしては、なかなか強い奴らが多いが、俺の速さについてこれる奴はいないなぁ」
ヘティス
「そうねー、確かにこの時代のこの場所に凄い戦闘レーティングが高い人たちがいるのに」
「あー、もう、散々歩いたから疲れちゃった!」
「ちょっと暑いし、このお寺で少し休ませてもらいましょ」

寺の門を潜ると老僧侶がホウキを持って掃除していた。
歳は70歳くらいであろうか。頭は丸坊主で、白い髭を蓄え、少し気品がある。

老僧侶
「どうなされた?この辺では見かけない顔ですのぉ。そちらの女子(おなご)さんは変わった目の色をされとりますが、南蛮のお方ですかいのぉ。さて、はて、迷子になられたのでかね?」
ヘティス
(あ、しまった!カラコンするのを忘れてたわ。私が一番西洋人に見られているのかも)
「私、ヘティスって言います。人を探してるんです。けど、疲れちゃって。少し休ませてほしいの」
モロー
「ご住職さんで?どうも、すんません。この辺りに剣の腕が立つ人っておりませんかねぇ」
老僧侶
「ほっほっほ、ワシも昔は剣術を少し嗜んでおってな。まだ、若いもんには負けんぞい。若い衆、ワシが相手になりもうそう」

そう言うと老人はホウキを片手でひょいと眉間の前で構え出した。ホウキはしっかりと持っていないため、よろめいている。

老僧侶
「さあ、どこからでも、かかってくるがよい」
モロー
「ちょっと待ってくれ、ご老体。俺たちは遊んでいるんじゃないんだぜ。ほら、挙げたホウキがよろめいてるぜ」

モローは少し苦笑いしながら老僧侶に言葉を投げかけた。そうすると、老人は身体全体をよろめかせた。

老僧侶
「おっとっと・・・とと」

コツン!
よろめいた拍子でホウキはモローの頭部のど真ん中にヒットした。

老僧侶
「おっと、これは。油断大敵じゃ、ほっほっほ」

モローは蓮也直属の諜報部隊でこれまで多くの修羅場を潜り抜けて来た歴戦の猛者であったが、その天性の俊敏さや反射神経から、これまで殆どの戦いで傷を負うことはなかった。偶然とは言え、頭部にまともに攻撃を受けたのは初めての体験であった。

ヘティス
「ちょっと、モローさん、油断しちゃダメよ」
モロー
「俺としたことが、老人だと思って油断したぜ。わかった、お相手するが、怪我しても知らねーぜ」

モローはカーボン製の竹刀を抜いた。来る前に、ヘティスが汎用性AIロボット・ヘパイトスの3Dプリンターで作っておいたものである。

モロー
「さあ、今度はまぐれは効かねーぜ、ご老体」
老僧侶
「ほっほっほ」

コツン!

再び、老人の一撃がモローの頭部に決まる。

老僧侶
「おっと、これも、またまぐれかのぉ、ほっほっほ」
モロー
「ちょっとまて、今度こそ、本気の本気だ。今度はこちらからいく」
「てか、どうなっても知らねーぜ!」
「神速走行、発動!」

モローの足から黄金の光が迸る。
モローの神速走行は、二足歩行の生命体のスピードを極限まで高める技である。

モロー
「神速剣!」

モローの超高速の入り身から繰り出される神速剣は、肉眼では殆ど捉えることができないスピードとなる。
しかし、モローが最初の一撃を出した瞬間、ホウキによって竹刀がはじかれて、同時にモローの頭部に再び命中する。軽く当たったかのように見えたが、今度は強い衝撃が走り、モローは後方へと弾き飛ばされた。

モロー
(こ・・・今度は油断していない。本気でやった。相手の攻撃はゆっくりなので見えている・・・。それに、俺の方がスピードが勝るし、先に仕掛けているのに、なぜ老人のゆっくりの一撃が決まるのだ?そして、この強烈な打ち込み・・・)

ヘティス
「モローさん、何やってんの?あのおじいちゃん、すごくゆっくりと動いているよ?」
「あんなゆっくりな動きなら、私だってよけれそうよ」
モロー
「ヘティスさん、俺も見えてはいるんだけど、避けれないし、打ち込めないんだ。こんなのは生まれてはじめてだ」
(もちろん、神速剣はもう数段階の速度を上げることは可能だ。あと、このカーボン竹刀ではなく愛刀カルンウェナンであったら・・・。いや、もしそうだとしても、この老人の動きは根本的な何かが違う・・・)

モローもヘティスも驚きの表情であった。

老僧侶
「速ければ遅く、遅ければ速し、じゃ」
「お主は速く動こうとして動物のように神経を研ぎ澄ますようにしている、それは畜生兵法と言うのじゃ」
ヘティス
「ちくしょうへいほう?」
老僧侶
「池に石を投げ入れれば、池の鯉は素早く反応する。しかし、その動きを急に止めることはできぬ。そこを当てられてしまう、ということじゃ」
ヘティス
「へぇー、私たちが反射神経って呼ぶものなのかなぁ」
老僧侶
「心を空っぽにし、鈍ければ、速いこともなく、遅いこともなく、漸と言うべきか、自然と本来の働きというものはでるものじゃ」
「そうじゃな、あの雲のように・・・」

老僧侶は、遠くを眺め、少し懐かしむような表情を浮かべて、そう言った。

ヘティス
「剣術って禅問答みたいでよくわかんないわ」
老僧侶
「それにしても、お若い方、とんでもない素早い動きじゃのぅ」
「久しぶりにビックリして、年甲斐もなく力が入ってしまったわぃ、ほっほっほ」
ヘティス
「遅いから速い・・・やっぱりわかんないわ」
ライトの声@テレパシー通信
「ヘティス、ポコーのテレパシーを通じてキミに直接、話しかけている」
ヘティス
「あ、ライト兄ちゃん」
ライトの声
「その老人は只者ではない。多分、こうだ」
「速く動こうとすると、どうしても一瞬、溜めのようなものができてしまい、それが気配となり、手がかりになってしまう。その老人は速く動かないから、結果的に先に相手に至れるのだろう」
ヘティス
「ふーん、そんなもんなのね」
「あのおじいさん、ぜんぜん筋肉もないのに強いし、不思議よね」

汎用性AIロボット・ヘパイトスも反応する。

ヘパイトス
「画像解析、終了」
「遅れて出ることで、相手の剣の上に載っています。遅れて出た方が勝てる可能性が高い、とデータは示しています」
「技術分析では、合撃(がっし)という技術が最も近いと出ています」
「しかし、合撃ではない部分もあると出ています」
ヘティス
「そういう仕組みなのね~」
「けど、なんであんなに軽く当たっただけなのに、モローさんは吹っ飛んじゃってるの?」
ヘパイトス
「画像解析では、ヒットした瞬間に老人の身体は微細に振動しています。これが動力の発生源と思われます」
ヘティス
「んー、やっぱ剣術のことは私わかんないわー」
「けど、あのおじいさんがスゴく強いってことだけは分かったわ!」

と話していると、建物の中から一人の男が出て来た。
不思議な雰囲気のオーラを放ち、一見しただけで只者ではないとヘティスたちは感じた。

男性
「旅のお方、一雲老師に本気を出させるとは、なかなかの腕前ですね。私は法心流・金子夢幻(かねこむげん)と申します」
「そして、こちらのお方は無住心剣術二代目継承者・小田切一雲(おでぎりいちうん)老師でございます」



一雲
「今は空鈍と名乗っておりましてな」
「名を変えて剣は捨てたつもりであったが、お主を見て何やら勝手に心が動いてしもーて。年甲斐もなく、興奮してもーたわい」
「まぁ、それはそれとして、金子さんも、いっちょ、試合でもしてみんかぃ」
ヘティス
「金子夢幻に小田切一雲・・・どこかで聞いたよーな」



ヘティスは以前、フォン・リイエンとAIアバターを作成したことがあり、その時に、この「小田切一雲」と「金子夢幻」の二人の名前が出て来ている。

一雲
「若い衆よ、金子さんは強いぞぃ、いっちょ、やってみんかぃ?ほっほっほ」
夢幻
「いやぁ、勘弁してください。こちらは病み上がりですので」

金子夢幻は病から立ち直り、自身の剣術の理法を『梅華集』という形で納めた。それを一雲に見てもらうために、ここに訪れていた。

モロー
「金子夢幻殿、是非、貴殿と一戦交えたい」
一雲
「見込みある若者なので教授してやりたいのじゃが、わしも今ので疲れたので、金子さん、お願いできんかのぅ」
「それに、貴殿の剣術書を読んで感服致したが、実際にその剣理心法をこの目で見たい」
夢幻
「わかりました、老師がそのようにおっしゃるのでしたら・・・」

【解説】
無住心剣術:江戸時代に実在した幻の剣術。片手剣、柔和無拍子を特徴とする。開祖・針ヶ谷夕雲(はりがやせきうん)からはじまり、その二代目が小出切一雲(おでぎりいちうん)である。ここでは馴染みのある名字である小田切(おだぎり)とした。
金子夢幻:江戸時代に実在した剣術家。法心流。その心法を『梅華集』に記し残す。

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