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第二章
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「面白い冗談だな」
「別に冗談を言ったつもりはありません」
2人が言い合いを始めてすぐ再びドアが開いた。
「おい、神宮寺。ここ1ヶ所間違ってるぞ。お前にしては珍しいじゃねーか。て、ここでみんな揃って何してんだ?」
あ?と周りを見回して、また僕と目が合った時、固まってしまった。
入って来た人はサイドを短く刈ってある、いわゆるツーブロックの髪型でまたまた身長も高く物凄く整った顔立ちのワイルド美形さんが立っていた。
ここの人達、美形ばっかだし身長高い人多いな。
しかもよく固まるし僕がメデューサにでもなった気分だな。
そんな場違いな事を思っているとその人もまた僕に近付いて来て僕の顎に手をかけ左右顔を動かし観察された。
「あの…何か?」
そう声をかけると
「ずいぶんと綺麗な顔と目をしてるな。しかしお前みたいな奴は見たことねーし聞いたこともない。お前名前は?」
「お褒め頂きありがとうございます。神笠桜李と言います。昨日、入学して来ました」
「そうか。お前が遅く来た新入生か。噂では聞いていたがここまでとは思わなかった。俺は3年で生徒会長の白峰 玲寿-しらみね れいじゅ-だ。れいって呼べ」
ニヤリと笑って男前な顔でそう言われた。
「れい先輩ですね。よろしくお願いします」
僕もニコリと笑ってお辞儀をした。
そしたられい先輩は顔から手を離し、頭を撫でて来た。
「別に冗談を言ったつもりはありません」
2人が言い合いを始めてすぐ再びドアが開いた。
「おい、神宮寺。ここ1ヶ所間違ってるぞ。お前にしては珍しいじゃねーか。て、ここでみんな揃って何してんだ?」
あ?と周りを見回して、また僕と目が合った時、固まってしまった。
入って来た人はサイドを短く刈ってある、いわゆるツーブロックの髪型でまたまた身長も高く物凄く整った顔立ちのワイルド美形さんが立っていた。
ここの人達、美形ばっかだし身長高い人多いな。
しかもよく固まるし僕がメデューサにでもなった気分だな。
そんな場違いな事を思っているとその人もまた僕に近付いて来て僕の顎に手をかけ左右顔を動かし観察された。
「あの…何か?」
そう声をかけると
「ずいぶんと綺麗な顔と目をしてるな。しかしお前みたいな奴は見たことねーし聞いたこともない。お前名前は?」
「お褒め頂きありがとうございます。神笠桜李と言います。昨日、入学して来ました」
「そうか。お前が遅く来た新入生か。噂では聞いていたがここまでとは思わなかった。俺は3年で生徒会長の白峰 玲寿-しらみね れいじゅ-だ。れいって呼べ」
ニヤリと笑って男前な顔でそう言われた。
「れい先輩ですね。よろしくお願いします」
僕もニコリと笑ってお辞儀をした。
そしたられい先輩は顔から手を離し、頭を撫でて来た。
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