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起きたら
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朝日が眩しい。
シェナは窓から差し込む朝日を眩しそうに見る。
現在、シェナは梟屋の厨房に立っていた。
ふんわりと石窯から立ち昇る香ばしく甘い香りに思わずうっとりしてしまう。
「そろそろ、いいか」
厚手のミトンを両手にはめ、石窯の扉を開けると熱されていた窯の熱がシェナの顔を撫でる。
窯の中に手を入れ、焼き立ての長方形の型に入ったケーキを二つ取り出す。
ホカホカと湯気が上がる出来立てのパウンドケーキ。
パウンドケーキはこの街でもよく作られるお菓子で、手土産の定番のお菓子だ。
綺麗な狐色に焼けたパウンドケーキは長方形の形で上にこんもりと盛り上がり、縦に大きく割れている。
その割れ目から、角切りして甘く煮たクルスの実や、カリカリとした食感のナッツ類の木の実が顔を出している。
ケーキの生地の香り、クルスの甘酸っぱい香りとナッツ類の香ばしく甘い香りが、厨房いっぱいに広がる。
シンプルなプレーンのパウンドケーキもいいが、混ぜる中身次第でレパートリーはいくらでも広がるのがパウンドケーキの良いところだ。
だが、うっとりしている暇も無く、シェナはまた長方形の型に入った生地を二つ窯の中に入れ、窯の温度を調節して扉を閉める。
今度は薫製肉と梟屋の牛山羊のミルクから作ったチーズ、アクセントに野菜のオニオンとセロリの角切りが入ったおかず系のケーキだ。
少し甘い系の生地に塩っ気が効いた薫製肉とチーズの相性はなかなか合う。
最後の生地の焼きに入ったため、後は、焼き上がりを待つだけだ。
さて、何故今、シェナが梟屋の厨房でパウンドケーキを作っているかと言うと、実は、『ネルの森』で大怪我した男を助けて、今日で3日が経過していた。
実は、シェナがカマクラで寝落ちて直ぐにギルドの救援が近くまで来ていた。
シェナが思ったよりもずっと早く『シルクビー』が梟屋へ飛んで帰ってくれたお陰で、梟屋の主人ゼノンさんへ救援要請の文を届けてくれる事が出来た。
そして、救援要請の文を見たゼノンさんが当時深夜だったにも関わらず、ギルドに赴き、ギルドへ救援要請をしてくれ、当直のギルド職員を数人引き連れ、『ネルの森』へ救援に来てくれた。
途中、何故か荒ぶっていたゴブリンの集団を討伐しつつ、私が上げた狼煙を頼りに、居場所を見つけ出し、結界を外側から解いてカマクラに入ると爆睡している私と男と子ドラゴンを見つけたと言う訳だ。
男と子ドラゴンはギルドで保護。そして、私は、ゼノンさんが引き取った。
それを聞いたのは、魔力の使い過ぎで丸一日爆睡して目覚めた翌朝の事だった。
あの時は、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そして、何よりキツかったのは、ココロさんの涙ながらのお説教だった。
なんでも、救援要請の文の内容を「森で怪我した男を発見した」を何故か「私が森で男に怪我を負わされギルドへ救援要請した」と勘違いしてしまい、ボロボロと涙を零し、夜中一人、梟屋で待ち続けた。日が明け、『ネルの森』から帰って来たゼノンさんに背負われ爆睡で動かない私を見て本当に心配したと泣かれた。
昔、母さんやアーシアさんにも似た様なお説教をされた事がある為、本当に堪えた。
で、今、ゼノンさんとココロさん、そして、迷惑をかけてしまったギルド職員へのお詫びの品を作り中。
シェナは、最後のケーキを焼き終え、粗熱をとる。
串を手にとり、粗熱がとれたケーキの真ん中へ差し込み、引き抜く。引き抜いた串の先には微かに生地が細かく付いている。
生焼けな生地は付いていない。
「いい焼き加減」
作ったのは、シンプルなプレーンと甘く煮たクルスとナッツの実入りと薫製肉とチーズ入りの三種類を二つづつ。計六つのパウンドケーキが出来た。
「うん。いい出来」
粗熱がとれたパウンドケーキに満足気にうなずく。
三つはゼノンさんとココロさんへ。残りはギルドへ持っていく。
「あら、シェナちゃん、もう終わっちゃった?」
「ココロさん」
ギルド用のケーキを薄い包紙に包んでいると、野良作業用のエプロンを着けた、朝の畑仕事を終えたココロさんが手に採れたて野菜の入った籠を抱えて厨房へ入ってきた。
「シェナちゃん、もう体は大丈夫なの?」
採れたて野菜をテーブルの上に置きながらココロは心配そうにシェナを心配して聞いてくる。
「大丈夫ですよ。むしろ、寝過ぎて体が鈍ってしまいそう。元々、魔力の使い過ぎで寝ていただけですし」
「ごめんなさい。私の勘違いで大騒ぎしてしまって」
「・・・・・、まぁ、起きて顔を合わせた途端に大泣きされたのは、驚きましたけど」
気恥ずかしそなココロに、苦笑するシェナ。
「だ、だって!!あれは、ゼノンがシェナちゃんからの文を読んだ途端に握りしめて、そのまま出ていっちゃって、クシャクシャになった文読んだら、字が掠れて所々読めなくて、やっと読めたのが"大怪我,,"男,,"救援要請,,だけだったんだもの」
「あの文、炭で簡単に書いたモノだったからな」
「それに、帰って来たシェナちゃんはゼノンに背負われて全然動かなかったから、大変な事が起きたと思って」
「それは、本当にお騒がせしました」
梟屋の夫婦とはまだ、お世話になって、数日の関係だが、まるで、本当の子供のように本当に気に掛けてくれ、心配してくれる。
シェナは、それが少し、くすぐったく感じる。
「ココロ」
「あら、ゼノン」
振り返ると、ココロさんとお揃いの野良作業用のエプロンを着けたゼノンさんが厨房の裏口に立っていた。
「心配し過ぎだ」
「でも、ゼノン」
「ちゃんと連れて帰って来た。本人も大丈夫だと言っている。・・・・信じてあげなさい」
ゼノンさんの低く囁くような言葉に、ココロさんは申し訳無さそうに眉を下げる。
「・・・・・・・。そうね。ダメね、おばあちゃんになるとだんだん、心配性になっちゃって。ごめんね、シェナちゃん。シェナちゃんはちゃんと帰って来てくれたものね」
「いいえ、私も、心配してくれて、その、嬉しかった、です・・・・・」
困ったような、だけどとても優しく笑いかけるココロさんに、少し俯く。
ちょっと、頬が熱い。
「・・・・・」
ゼノンさんが無言で、頭を撫でてくれた。
「、あ、あの、パウンドケーキを作ったんで、よかったら食べてください」
さすがにちょっと気恥ずかしくなったシェナは、ちょっとわざとらしく出来上がったケーキをココロに見せる。
「あら、嬉しい!パウンドケーキは大好きなの。ね、ゼノン」
「ああ」
「三種類作ったんでお好みでどうぞ」
「うふふ、嬉しい。食後のデザートか午後のお茶の時間にもらいましょう。シェナちゃんも一緒にどう?」
「あ、ごめんなさい。今日は朝からギルドに行かなきゃ行けなくて。もうすぐ出る予定です」
「そうなの、それなら帰って来てから一緒に食べましょう。大丈夫、一つはちゃんと取っておくから」
「あ、二つは、確実に無くなる予定なんですね」
そこそこの大きさなんだけどな、パウンドケーキ。
「あ、朝ごはんはもう出来上がっているので、食べください」
今日メニューは、自家製のパンにクリーミーな卵サラダを挟んだフワフワな卵サンドとパリッと香ばしく皮を焼いた腸詰と野菜のコンソメスープです。
「まあ、いつもありがとうね。シェナちゃん」
「いいえ、私が好きでやっている事なんで。それじゃ、そろそろ行きますね」
「はい。いってらっしゃい。気をつけてね?」
「はい」
ギルド用に包装紙に包んだパウンドケーキを持ってシェナは厨房を出た。
「うふふ、シェナちゃんが元気になって良かったわ。ねぇ、ゼノン」
「・・・・・ああ」
「・・・・・。食後のデザート、どれを食べます?」
「・・・・・・・・・・・・甘いの」
シェナは窓から差し込む朝日を眩しそうに見る。
現在、シェナは梟屋の厨房に立っていた。
ふんわりと石窯から立ち昇る香ばしく甘い香りに思わずうっとりしてしまう。
「そろそろ、いいか」
厚手のミトンを両手にはめ、石窯の扉を開けると熱されていた窯の熱がシェナの顔を撫でる。
窯の中に手を入れ、焼き立ての長方形の型に入ったケーキを二つ取り出す。
ホカホカと湯気が上がる出来立てのパウンドケーキ。
パウンドケーキはこの街でもよく作られるお菓子で、手土産の定番のお菓子だ。
綺麗な狐色に焼けたパウンドケーキは長方形の形で上にこんもりと盛り上がり、縦に大きく割れている。
その割れ目から、角切りして甘く煮たクルスの実や、カリカリとした食感のナッツ類の木の実が顔を出している。
ケーキの生地の香り、クルスの甘酸っぱい香りとナッツ類の香ばしく甘い香りが、厨房いっぱいに広がる。
シンプルなプレーンのパウンドケーキもいいが、混ぜる中身次第でレパートリーはいくらでも広がるのがパウンドケーキの良いところだ。
だが、うっとりしている暇も無く、シェナはまた長方形の型に入った生地を二つ窯の中に入れ、窯の温度を調節して扉を閉める。
今度は薫製肉と梟屋の牛山羊のミルクから作ったチーズ、アクセントに野菜のオニオンとセロリの角切りが入ったおかず系のケーキだ。
少し甘い系の生地に塩っ気が効いた薫製肉とチーズの相性はなかなか合う。
最後の生地の焼きに入ったため、後は、焼き上がりを待つだけだ。
さて、何故今、シェナが梟屋の厨房でパウンドケーキを作っているかと言うと、実は、『ネルの森』で大怪我した男を助けて、今日で3日が経過していた。
実は、シェナがカマクラで寝落ちて直ぐにギルドの救援が近くまで来ていた。
シェナが思ったよりもずっと早く『シルクビー』が梟屋へ飛んで帰ってくれたお陰で、梟屋の主人ゼノンさんへ救援要請の文を届けてくれる事が出来た。
そして、救援要請の文を見たゼノンさんが当時深夜だったにも関わらず、ギルドに赴き、ギルドへ救援要請をしてくれ、当直のギルド職員を数人引き連れ、『ネルの森』へ救援に来てくれた。
途中、何故か荒ぶっていたゴブリンの集団を討伐しつつ、私が上げた狼煙を頼りに、居場所を見つけ出し、結界を外側から解いてカマクラに入ると爆睡している私と男と子ドラゴンを見つけたと言う訳だ。
男と子ドラゴンはギルドで保護。そして、私は、ゼノンさんが引き取った。
それを聞いたのは、魔力の使い過ぎで丸一日爆睡して目覚めた翌朝の事だった。
あの時は、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
そして、何よりキツかったのは、ココロさんの涙ながらのお説教だった。
なんでも、救援要請の文の内容を「森で怪我した男を発見した」を何故か「私が森で男に怪我を負わされギルドへ救援要請した」と勘違いしてしまい、ボロボロと涙を零し、夜中一人、梟屋で待ち続けた。日が明け、『ネルの森』から帰って来たゼノンさんに背負われ爆睡で動かない私を見て本当に心配したと泣かれた。
昔、母さんやアーシアさんにも似た様なお説教をされた事がある為、本当に堪えた。
で、今、ゼノンさんとココロさん、そして、迷惑をかけてしまったギルド職員へのお詫びの品を作り中。
シェナは、最後のケーキを焼き終え、粗熱をとる。
串を手にとり、粗熱がとれたケーキの真ん中へ差し込み、引き抜く。引き抜いた串の先には微かに生地が細かく付いている。
生焼けな生地は付いていない。
「いい焼き加減」
作ったのは、シンプルなプレーンと甘く煮たクルスとナッツの実入りと薫製肉とチーズ入りの三種類を二つづつ。計六つのパウンドケーキが出来た。
「うん。いい出来」
粗熱がとれたパウンドケーキに満足気にうなずく。
三つはゼノンさんとココロさんへ。残りはギルドへ持っていく。
「あら、シェナちゃん、もう終わっちゃった?」
「ココロさん」
ギルド用のケーキを薄い包紙に包んでいると、野良作業用のエプロンを着けた、朝の畑仕事を終えたココロさんが手に採れたて野菜の入った籠を抱えて厨房へ入ってきた。
「シェナちゃん、もう体は大丈夫なの?」
採れたて野菜をテーブルの上に置きながらココロは心配そうにシェナを心配して聞いてくる。
「大丈夫ですよ。むしろ、寝過ぎて体が鈍ってしまいそう。元々、魔力の使い過ぎで寝ていただけですし」
「ごめんなさい。私の勘違いで大騒ぎしてしまって」
「・・・・・、まぁ、起きて顔を合わせた途端に大泣きされたのは、驚きましたけど」
気恥ずかしそなココロに、苦笑するシェナ。
「だ、だって!!あれは、ゼノンがシェナちゃんからの文を読んだ途端に握りしめて、そのまま出ていっちゃって、クシャクシャになった文読んだら、字が掠れて所々読めなくて、やっと読めたのが"大怪我,,"男,,"救援要請,,だけだったんだもの」
「あの文、炭で簡単に書いたモノだったからな」
「それに、帰って来たシェナちゃんはゼノンに背負われて全然動かなかったから、大変な事が起きたと思って」
「それは、本当にお騒がせしました」
梟屋の夫婦とはまだ、お世話になって、数日の関係だが、まるで、本当の子供のように本当に気に掛けてくれ、心配してくれる。
シェナは、それが少し、くすぐったく感じる。
「ココロ」
「あら、ゼノン」
振り返ると、ココロさんとお揃いの野良作業用のエプロンを着けたゼノンさんが厨房の裏口に立っていた。
「心配し過ぎだ」
「でも、ゼノン」
「ちゃんと連れて帰って来た。本人も大丈夫だと言っている。・・・・信じてあげなさい」
ゼノンさんの低く囁くような言葉に、ココロさんは申し訳無さそうに眉を下げる。
「・・・・・・・。そうね。ダメね、おばあちゃんになるとだんだん、心配性になっちゃって。ごめんね、シェナちゃん。シェナちゃんはちゃんと帰って来てくれたものね」
「いいえ、私も、心配してくれて、その、嬉しかった、です・・・・・」
困ったような、だけどとても優しく笑いかけるココロさんに、少し俯く。
ちょっと、頬が熱い。
「・・・・・」
ゼノンさんが無言で、頭を撫でてくれた。
「、あ、あの、パウンドケーキを作ったんで、よかったら食べてください」
さすがにちょっと気恥ずかしくなったシェナは、ちょっとわざとらしく出来上がったケーキをココロに見せる。
「あら、嬉しい!パウンドケーキは大好きなの。ね、ゼノン」
「ああ」
「三種類作ったんでお好みでどうぞ」
「うふふ、嬉しい。食後のデザートか午後のお茶の時間にもらいましょう。シェナちゃんも一緒にどう?」
「あ、ごめんなさい。今日は朝からギルドに行かなきゃ行けなくて。もうすぐ出る予定です」
「そうなの、それなら帰って来てから一緒に食べましょう。大丈夫、一つはちゃんと取っておくから」
「あ、二つは、確実に無くなる予定なんですね」
そこそこの大きさなんだけどな、パウンドケーキ。
「あ、朝ごはんはもう出来上がっているので、食べください」
今日メニューは、自家製のパンにクリーミーな卵サラダを挟んだフワフワな卵サンドとパリッと香ばしく皮を焼いた腸詰と野菜のコンソメスープです。
「まあ、いつもありがとうね。シェナちゃん」
「いいえ、私が好きでやっている事なんで。それじゃ、そろそろ行きますね」
「はい。いってらっしゃい。気をつけてね?」
「はい」
ギルド用に包装紙に包んだパウンドケーキを持ってシェナは厨房を出た。
「うふふ、シェナちゃんが元気になって良かったわ。ねぇ、ゼノン」
「・・・・・ああ」
「・・・・・。食後のデザート、どれを食べます?」
「・・・・・・・・・・・・甘いの」
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