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ここでヤる?
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そのキスはけっこう長く続いた。
「誰か来たら…颯馬」
もたれかかる颯馬の体を優しく押し退けながら律が言った。
「さっき全員出ていったじゃないか」
嫌がる素振りを見せながら、律はスボンから片足をぬく。それを颯馬が抱える。
「だめだ…律…」
血管が青黒く浮き上がっているそれを律の穴をこじ開けて挿入する。律は体を後ろに反らせて顎を上げた。
「ふ…、うま……ああ……痛い」
颯馬は立ったまま何とかバランスを保ちながら突き上げる。
律は声をあげないようにしていたが、若い男の衝動をその身体に受け止めるには限界があった。
「あ…あっ、やめ…ろって…あ!」
次第に蕩けていく律を突き上げる。
「んっ…うぁ……そう…ま……」
壁に背を預けて律が喘ぐ。
颯馬が満足げに笑みを浮かべて椅子をどけて、机に律を押し付けた。
後ろ向きに抑えながら制服のズボンを膝あたりまで下げる。そして腰をつかんで抜き差しを再開した。
誰か来るかもしれないという不安がスパイスになったのかもしれない。律の乱れ方は激しかった。
その姿がさらに颯馬を煽る。
「あ…はっ…はぁ…、ん…う…」
「俺を煽った罰だ、律」
「ん…ぅ……」
「どれだけ俺が傷ついたか」
一定のリズムで後ろから突かれる。作戦成功と凱歌を上げたい所だったが、そんな体力は残っていなかった。
律が放つ独特の匂いに颯馬が酔う。
「お前が苦しそうな顔みてると興奮するな」
「それは…俺もそうだな」
「誰のことだよ」
「さあ…」
「もうしゃべんな、腹立つ」
「続けてよ…。お前が一番気持ちいい」
「ちっ」
律が少し汗ばむ体を机に拘束されながらも颯馬を煽る。激しく中をかきまぜられて律が鳴く。
「はあ…っあ…ぁあ…ん……っ」
机のへりを握って律は耐える。
頭が真っ白になったとき、
バン!!
とドアが開く音がした。
「お前ら何してるんだ!?」
視線を音の方へ向けると、男性教師が数人立っていた。
「先生」
颯馬が言うまでもなく教師陣だった。
「一緒に帰るとかなら見て見ぬふりもするが教室で何やってんだ!!」
「たすけ…せんせい…」
震える手を律は教師たちに向けてのばした。
「!?」
思い描いていたシナリオと違うセリフに教師陣がお互い目を合わせる。お楽しみの最中と思っていたが、堀木 颯馬の一方的な想いなのか、西野 律が自分だけ逃れるために咄嗟の嘘をついたのか、すぐには判断できなかった。
「誰か来たら…颯馬」
もたれかかる颯馬の体を優しく押し退けながら律が言った。
「さっき全員出ていったじゃないか」
嫌がる素振りを見せながら、律はスボンから片足をぬく。それを颯馬が抱える。
「だめだ…律…」
血管が青黒く浮き上がっているそれを律の穴をこじ開けて挿入する。律は体を後ろに反らせて顎を上げた。
「ふ…、うま……ああ……痛い」
颯馬は立ったまま何とかバランスを保ちながら突き上げる。
律は声をあげないようにしていたが、若い男の衝動をその身体に受け止めるには限界があった。
「あ…あっ、やめ…ろって…あ!」
次第に蕩けていく律を突き上げる。
「んっ…うぁ……そう…ま……」
壁に背を預けて律が喘ぐ。
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後ろ向きに抑えながら制服のズボンを膝あたりまで下げる。そして腰をつかんで抜き差しを再開した。
誰か来るかもしれないという不安がスパイスになったのかもしれない。律の乱れ方は激しかった。
その姿がさらに颯馬を煽る。
「あ…はっ…はぁ…、ん…う…」
「俺を煽った罰だ、律」
「ん…ぅ……」
「どれだけ俺が傷ついたか」
一定のリズムで後ろから突かれる。作戦成功と凱歌を上げたい所だったが、そんな体力は残っていなかった。
律が放つ独特の匂いに颯馬が酔う。
「お前が苦しそうな顔みてると興奮するな」
「それは…俺もそうだな」
「誰のことだよ」
「さあ…」
「もうしゃべんな、腹立つ」
「続けてよ…。お前が一番気持ちいい」
「ちっ」
律が少し汗ばむ体を机に拘束されながらも颯馬を煽る。激しく中をかきまぜられて律が鳴く。
「はあ…っあ…ぁあ…ん……っ」
机のへりを握って律は耐える。
頭が真っ白になったとき、
バン!!
とドアが開く音がした。
「お前ら何してるんだ!?」
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「一緒に帰るとかなら見て見ぬふりもするが教室で何やってんだ!!」
「たすけ…せんせい…」
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「!?」
思い描いていたシナリオと違うセリフに教師陣がお互い目を合わせる。お楽しみの最中と思っていたが、堀木 颯馬の一方的な想いなのか、西野 律が自分だけ逃れるために咄嗟の嘘をついたのか、すぐには判断できなかった。
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