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首輪と手錠
椅子に足をテープで固定されたまま春兎は自分の手で自分を慰める。
「…卓也……、卓也…」
ドラッグの影響もあるだろうが名前を呼びながら勃起した自身を激しく上下にしごいてよがっている。
春兎の声はセイレーンの歌声だ。聞いたものを深い欲望の底へ引きずり落とす。
「あ…イヤ…イッちゃ……」
スマホで録画している画面の中で春兎は絶頂に達して白い液体をどろりと垂らした。
裁判が終わってようやく報復できる。そう思って意気込んでやってきた卓也だったが、欲望が体の奥から湧いてきて止まらない。
録画を止めてナイフを取り出して、足を縛るテープも切って体の拘束を解いた。
全てが自分を油断させるための演技かもしれないと警戒して、ナイフを構えながらしばらく春兎を見ていたが、荒い息のまま意識が朦朧としていて動く気配がない。
そのまま意識が途切れてしまった春兎に適当に服を着せて抱きかかえた。
『声聞いてたらムラムラしてきた』
だが春兎の部屋には楽しむアイテムがない。
どうせなら楽しもう、そう思って卓也は自分のマンションに戻ることにした。
チェーンのついた黒い首輪に体をめぐる細い拘束具。
両手両足がつながる革の手錠をはめられて足は大きく開かれたままベッドに転がされている。
意識が戻ってきて見えた景色は、知らない部屋で恥ずかしい姿のままキングサイズのベッドに転がされている自分の姿だった。
そしてベッドの横に立つ伊藤卓也。
「おはよう春兎」
「…ここどこ…?」
「俺の部屋」
卓也のほうに体を向けたいのに拘束具のせいで動けない。もがいている春兎の体に上半身裸でジーンズ姿の卓也がのしかかってきた。
「何の真似だ、離せ!」
「えー?さっきまで俺におねだりしてたじゃん」
意地悪な笑みを浮かべて卓也はスマホを手に取り、さっき録画した春兎の自慰動画を目の前に突きつけた。
「な…に…、これ」
「お前だよ」
確かに映る背景は自分のマンションだが、記憶が混濁してはっきり思い出せない。
「言うこと聞けばこの画像は拡散しない」
呆然としている春兎の前で停止ボタンを押してベッドにスマホを放り投げた。
白いシーツに、黒の拘束具をつけられた春兎がいやらしく映る。
「ん…」
丸いラインを指でなぞると、甘い息が漏れた。
「外して。恥ずかしいよ…」
「やだよ。これをやりたくてわざわざ部屋に戻ってきたんだから」
「嫌だ!外してよ!何でこんな事するの!!」
「お前が俺をだましたからだろうが!」
両足を強制的に開かされて丸見えになっている。
後ろの穴にローションを素早く垂らしてそのまま突っ込むと、春兎が眉間を歪ませた。
「いっ…」
「長く楽しみたいからな。傷つかないように」
「ふざ…けんな!今すぐはず…あ!…ぁ…っ」
「いい格好だ。いやらしい…。この紐の拘束具買ってよかった」
逃げようともがくが、頭上で両手を拘束されて、つながっている紐に両足をくくられて自由に動けない。
「あ…んっ、や…だ…」
鼻から抜ける甘ったるい吐息が余計卓也を欲情させる。
ずっと一緒にいたいと思った相手が厚労省の役人で、自分を逮捕するために近づいてきた春兎を許せる度量はなかった。
激しく腰を動かしながら無防備な胸の突起を口に含んで執拗に舌で転がすと、春兎の声がさらに甘くなった。
「ああ…っ、そこやめ…て…あ…あぁ……!」
「黒髪もかわいいな。こっちが本当の姿か」
膨らんだ乳首を口に含んだまま卓也が話す。歯が絶妙に当たって春兎を快感に堕としていく。
「もう…罪を重ねないで……」
だがこの状況で説教してくる春兎に腹が立って、首輪につながるチェーンの紐を強く引っ張った。
「あ?おめー自分の立場わかってるか?何説教してんだよ」
「…お願い……」
「うるせえな!お前は俺の犬になるんだ、口答えすんな!!」
チェーンを放して細い腰を掴み、さらに激しく腰をふる。
「淫乱なくせに上から命令してんじゃねえよ」
「ふ…ああ…んんっ…」
ぐちゅぐちゅと音を立てて抜き差しする。動くたびに春兎は嬌声をあげて涙を流した。
「泣くほどいいのか?おい」
「…っ」
春兎は悔しそうに唇を噛んで横を向く。
「泣いたって許す気はないけど」
「僕は…仕事をしただけ……」
「あーそうかい。仕事でも気持ちよさそうだったな。あれ演技?」
怒りを煽るような言葉しか吐かない卓也をうるんだ瞳で睨むが、効果はない。
「…かんない……」
「ん?」
「わかんないよ…今までこんな気持ちになったことなかったのに」
「はいはい、もう演技はいいよ、萎える」
「あっ…!」
信用できない言葉は聞きたくない。今録画している動画もどこかのサイトにアップロードして、春兎を社会的に抹殺してやる。
それにしてもこの人形はいい声で鳴く。
「あ…ぅ…あぁ……ん……」
だんだん抵抗も声も弱々しくなっていく春兎を見て、卓也はどこかへ手を伸ばした。
お菓子のようなカラフルな錠剤。
「これ飲んでぶっ飛べ。死ぬかもしんねえけどな」
「やっ…んん!」
無理やり口をこじ開けて錠剤を押し込んで口を塞ぐ。
しばらくすると春兎は白目を向いた。
「あれ、多かったか?」
頬を軽く叩くとビクっと体が跳ねて焦点の合わない目で笑みを浮かべていた。
「やべぇな。おい、こっち見ろ」
「もっと動いてぇ…卓也、早くう……」
何とか会話は成立していて卓也はほっとする。
『うっかり殺してしまったかと思った』
ここで死なれたら面倒なことになる。卓也は前髪をかきあげながら安堵した。
「ねえ早く…」
「うっせえな」
「…あ!…んっ…は…!卓也…あ!」
欲しかった刺激が自分の体を貫いて嬉しそうに腰をふる。その顔は人間の理性が完全に消え失せた、欲に飢えた獣のようだった。
「ん…卓也……」
名前を呼んで白い液を腹に垂らして絶頂を迎える春兎。
一体こいつは何を考えているのかさっぱりわからない。卓也に近づいた時と、今との差がわからないまま混乱した。
「…卓也……、卓也…」
ドラッグの影響もあるだろうが名前を呼びながら勃起した自身を激しく上下にしごいてよがっている。
春兎の声はセイレーンの歌声だ。聞いたものを深い欲望の底へ引きずり落とす。
「あ…イヤ…イッちゃ……」
スマホで録画している画面の中で春兎は絶頂に達して白い液体をどろりと垂らした。
裁判が終わってようやく報復できる。そう思って意気込んでやってきた卓也だったが、欲望が体の奥から湧いてきて止まらない。
録画を止めてナイフを取り出して、足を縛るテープも切って体の拘束を解いた。
全てが自分を油断させるための演技かもしれないと警戒して、ナイフを構えながらしばらく春兎を見ていたが、荒い息のまま意識が朦朧としていて動く気配がない。
そのまま意識が途切れてしまった春兎に適当に服を着せて抱きかかえた。
『声聞いてたらムラムラしてきた』
だが春兎の部屋には楽しむアイテムがない。
どうせなら楽しもう、そう思って卓也は自分のマンションに戻ることにした。
チェーンのついた黒い首輪に体をめぐる細い拘束具。
両手両足がつながる革の手錠をはめられて足は大きく開かれたままベッドに転がされている。
意識が戻ってきて見えた景色は、知らない部屋で恥ずかしい姿のままキングサイズのベッドに転がされている自分の姿だった。
そしてベッドの横に立つ伊藤卓也。
「おはよう春兎」
「…ここどこ…?」
「俺の部屋」
卓也のほうに体を向けたいのに拘束具のせいで動けない。もがいている春兎の体に上半身裸でジーンズ姿の卓也がのしかかってきた。
「何の真似だ、離せ!」
「えー?さっきまで俺におねだりしてたじゃん」
意地悪な笑みを浮かべて卓也はスマホを手に取り、さっき録画した春兎の自慰動画を目の前に突きつけた。
「な…に…、これ」
「お前だよ」
確かに映る背景は自分のマンションだが、記憶が混濁してはっきり思い出せない。
「言うこと聞けばこの画像は拡散しない」
呆然としている春兎の前で停止ボタンを押してベッドにスマホを放り投げた。
白いシーツに、黒の拘束具をつけられた春兎がいやらしく映る。
「ん…」
丸いラインを指でなぞると、甘い息が漏れた。
「外して。恥ずかしいよ…」
「やだよ。これをやりたくてわざわざ部屋に戻ってきたんだから」
「嫌だ!外してよ!何でこんな事するの!!」
「お前が俺をだましたからだろうが!」
両足を強制的に開かされて丸見えになっている。
後ろの穴にローションを素早く垂らしてそのまま突っ込むと、春兎が眉間を歪ませた。
「いっ…」
「長く楽しみたいからな。傷つかないように」
「ふざ…けんな!今すぐはず…あ!…ぁ…っ」
「いい格好だ。いやらしい…。この紐の拘束具買ってよかった」
逃げようともがくが、頭上で両手を拘束されて、つながっている紐に両足をくくられて自由に動けない。
「あ…んっ、や…だ…」
鼻から抜ける甘ったるい吐息が余計卓也を欲情させる。
ずっと一緒にいたいと思った相手が厚労省の役人で、自分を逮捕するために近づいてきた春兎を許せる度量はなかった。
激しく腰を動かしながら無防備な胸の突起を口に含んで執拗に舌で転がすと、春兎の声がさらに甘くなった。
「ああ…っ、そこやめ…て…あ…あぁ……!」
「黒髪もかわいいな。こっちが本当の姿か」
膨らんだ乳首を口に含んだまま卓也が話す。歯が絶妙に当たって春兎を快感に堕としていく。
「もう…罪を重ねないで……」
だがこの状況で説教してくる春兎に腹が立って、首輪につながるチェーンの紐を強く引っ張った。
「あ?おめー自分の立場わかってるか?何説教してんだよ」
「…お願い……」
「うるせえな!お前は俺の犬になるんだ、口答えすんな!!」
チェーンを放して細い腰を掴み、さらに激しく腰をふる。
「淫乱なくせに上から命令してんじゃねえよ」
「ふ…ああ…んんっ…」
ぐちゅぐちゅと音を立てて抜き差しする。動くたびに春兎は嬌声をあげて涙を流した。
「泣くほどいいのか?おい」
「…っ」
春兎は悔しそうに唇を噛んで横を向く。
「泣いたって許す気はないけど」
「僕は…仕事をしただけ……」
「あーそうかい。仕事でも気持ちよさそうだったな。あれ演技?」
怒りを煽るような言葉しか吐かない卓也をうるんだ瞳で睨むが、効果はない。
「…かんない……」
「ん?」
「わかんないよ…今までこんな気持ちになったことなかったのに」
「はいはい、もう演技はいいよ、萎える」
「あっ…!」
信用できない言葉は聞きたくない。今録画している動画もどこかのサイトにアップロードして、春兎を社会的に抹殺してやる。
それにしてもこの人形はいい声で鳴く。
「あ…ぅ…あぁ……ん……」
だんだん抵抗も声も弱々しくなっていく春兎を見て、卓也はどこかへ手を伸ばした。
お菓子のようなカラフルな錠剤。
「これ飲んでぶっ飛べ。死ぬかもしんねえけどな」
「やっ…んん!」
無理やり口をこじ開けて錠剤を押し込んで口を塞ぐ。
しばらくすると春兎は白目を向いた。
「あれ、多かったか?」
頬を軽く叩くとビクっと体が跳ねて焦点の合わない目で笑みを浮かべていた。
「やべぇな。おい、こっち見ろ」
「もっと動いてぇ…卓也、早くう……」
何とか会話は成立していて卓也はほっとする。
『うっかり殺してしまったかと思った』
ここで死なれたら面倒なことになる。卓也は前髪をかきあげながら安堵した。
「ねえ早く…」
「うっせえな」
「…あ!…んっ…は…!卓也…あ!」
欲しかった刺激が自分の体を貫いて嬉しそうに腰をふる。その顔は人間の理性が完全に消え失せた、欲に飢えた獣のようだった。
「ん…卓也……」
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一体こいつは何を考えているのかさっぱりわからない。卓也に近づいた時と、今との差がわからないまま混乱した。
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