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しおりを挟む「……あ、ぁあ……はあっ……」
くつろげた胸元に彼の舌が這う。唇で食んだ胸の飾りを舌でちろちろ舐められて気持ちがとろけていく。片方を指先できゅっと摘まれ甘い声が漏れた。
「んっ、ん……あ……」
「思い出したりした?」
「えっ!?」
「会わない間」
あの日のことをとノアさんは言う。
なぜそんなことを聞くのだろう。私は会わない間したことを思い返したけど、それまでと何も変わらなかった。
「そうでもなかったです」
「あはは……完全に忘れ去られそうになってたんだな」
「そうじゃなくて……忘れようと思ってました」
正直に告げた。ノアさんは笑ってキスしてくれた。
両掌で乳房を揉む。久しぶりの感触だ。実感として感じた感触に、身体が急速にあの日の事を思い出していく。はじめて彼の手に堕ちた日の事だ。
舌がぬるぬる絡みついて、やっぱり息が苦しくなる。息を継ごうと身体を引くと背後の背もたれに追いつめられた。
「ん……んんっ、あ……!」
また腕がドレスの裾から忍びこんできた。下着の上から指の腹でそこに触れる。ぐちゅりと濡れた音がしてあの日に時間が巻き戻ったような気がした。
「ぁ、あ……ノアさ……」
「どうだった? この間」
「え……ん、ぁ……」
「嫌いじゃなかった?」
下着の隙間から指が入りこんできた。もう濡れたそこを滑りをかりて指が行き来する。浅いところに指先が入って、入口をぐちゅりと掻き回した。
下着に手がかかって脚を通して床に落とす。膝をつかんで脚を左右開かれた。そこがまた彼の青い目に映る。
どうするのかと思っていたら、ノアさんはふいに顔を寄せ、脚の間へ唇を近付けてきた。
「え!? んんっ、ノアさんっ……!?」
戸惑って控えめに髪を引っ張ってしまった。しかし細い金色の髪が指の間でびくともしない。舌が指とおなじように花弁の間から忍び込んで、私の中をべろりと舐める。熱くて濡れた舌が中で蠢く。
もどかしさにもむずがゆさにも似た刺激が背筋を走って、腰が揺れてしまう。
「あ、ぁあ……あーーッ……や、ぁ……」
髪を掴む手に力が入らなくなる。またお腹の奥が熱くなる。強気な舌が遠慮なく中をあらためて行く。彼に身体の中を食べられてしまう。そんな気がした。
————ふいに中から舌が抜けた。そのまま開いた花弁の間を舐めて、尖りはじめた花芯に舌先が触れる。びりと痺れるような快感が背筋をはしる。
「……ぁあ……あ、あ……」
「好きだよな、ここ」
「あ、や、だめ……やだ、ゃあ……っ……」
花芯を優しく舐められて身体が震えた。もう十分濡れた花弁のあいだから蜜がしたたる。
また何か来る……この間知ったあの快感の向こうがわにまた追い詰められていくのがわかる。
「ノアさ……あ、や、だめ……ぁ、ああ……!」
ノアさんはじゅと音を立てて私の花芯に吸いついた。痛みにも似た快感に、中がまだ空のままぎゅっとしまって腰がガクガク震えた。
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