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沢原先輩とエバポレーターと私
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あれは約半年前。
熱帯夜だった。私は夜中に沢原先輩に電話で叩き起こされ、可及的速やかに研究室に来るよう頼まれた。切羽詰まったような口調だったので完全に目が覚めて、急いで自転車で大学に向かった。
沢原先輩は私と同じくネクラだが、私とは違うタイプのネクラだった。ちゃんと彼氏もいたし、周囲と最低限の会話プラスアルファを話すことの出来るネクラだった。さらには情熱的なネクラでもあった。
大学の研究室の片隅で白衣姿の沢原先輩は立ったまま、ロータリーエバポレーターに接続されたナス型フラスコの回転をただ見つめていた。エバポレーターに接続されたナス型フラスコは、ウォーターバス内で温められた水を纏ってひたすら回転している。回転速度が遅く設定されているらしく、くるぅりくるぅりとアンニュイな風情だ。
沢原先輩がぼんやりした様子なので「先輩どうしました? 大丈夫ですか」と横から尋ねると、彼女は「うわぁあっ⁉︎」と文字通り飛び上がって驚いた。白衣に赤黒い染みが点々と散っている。
「柴田ちゃん、くノ一? 全然気づかなかった」
「普通に足音立ててここまで来ましたよ」
うちの研究室の入り口の扉は開けると軋んで耳障りな音を立てる。それに気づかないとは何事だろう。
「実はさぁ、私さっき、彼氏を殺しちゃったんだよね」
そう彼女は言った。彼氏とケンカしちゃってさぁ、と言うようなノリだ。電話の口調とは打って変わって、普段通りの話し方である。ぼーっとしていた以外は特に変わった様子はないように見える。
「それは何かの比喩表現ですか?」
ネクラな私は、彼女となら普通に会話が出来るのだ。
「まごうことなき事実だよ。私の部屋でいきなり別れ話切り出されて、いくら理由を聞いても答えないからさ、頭に血が上って、そばにあった魚編の漢字がいっぱい印刷されたデカい湯呑みで殴ったら動かなくなった。人って意外と簡単に死ぬもんなんだね。いわゆる『痴情のもつれによる殺人』ってヤツだね」
彼女はいつもより饒舌だ。
「そうですか」
私はまだ彼女の言うことが本当かどうか測りかねて、気の利かない返事をした。
沢原先輩は近くの実験台からキャスター付きの椅子を二脚転がして来た。
「立ち話もなんだし、まぁ座りなよ」
言われた通り先輩と向かい合うように腰掛ける。
「なんで彼氏を殺したのに、のん気に実験してるんですか」
私は彼女が彼氏を殺したというのが事実だという前提で話を進めた。
「前に言ったかも知れないけど、うちって結構由緒ある家系らしくて」
話がどうも噛み合わない。しかしそれによって先輩が彼氏を殺したという言葉が真実味を帯びて来たような、来ていないような気がした。
「初めて聞きます」
「昔は諜報活動とかやってたんだって」
彼女は確か佐賀県出身だ。
「忍者ってことですか?」
「そうかもね。親がいろいろ言ってたけど興味なくて聞き流してたから忘れちゃった。私の両親、二年前に続けてバタバタ死んだんだけど、その時実家にあった古文書みたいなのも、面倒で全部庭で燃やしちゃったからもう分かんないね。本当は家ごと燃やしたかったけど流石にやめた。ちなみに私の名字、元々『さわばる』って読むらしいんだけど、あまりにも『さわはら』に間違われるから面倒で、もういっそそっちに合わせちゃえって明治時代に無理やり変更したんだって。どう思う?」
「逆転の発想ですね。合理的で素敵なご先祖様だと思います」
とりあえず私は褒めておいた。
「で、家に代々伝わるっぽい怪しい粉があるんだよ。人の気持ちをあぶり出す粉だとか」
そう言って彼女は白衣のポケットから封筒を出した。B5サイズの紙が三つ折りにして入るタイプの封筒だ。さらにその中から薬包紙に包まれた何かを取り出した。
「両親が死んだ後兄貴と家探ししてたら出て来たの。何かの役に立ちそうだったから兄貴と半分こしてきた」
「はぁ」
話が見えてこない。
先輩は横目でナス型フラスコをちらりと見て続ける。
「この粉の使い方の説明書もあったんだけど、それを今実践してるんだよね。実はこのフラスコの中の試料、彼氏の小指を切断してミキサーにかけてエタノール加えて濾過して、その上澄みに怪しい粉を混ぜて作ったんだ。つまり今フラスコに入ってるのが彼氏の気持ちらしい。苦労したよ」
「……」
私は黙ってナス型フラスコを見る。
先輩は冗談を言っているように思えないので、心配になった。彼氏を殺したショックで頭がどうにかなってしまったのだろうか。
「その濃縮が終わったら薄層クロマトグラフィーにかけて、ルーペで覗けば試料の元となった人の気持ちがわかるはず。説明書にはエバポレーターもミキサーも無い昔ながらの方法で書いてあったから、それを現代風にアレンジしてみた。昔は体の一部を乳鉢ですり潰して酒と混ぜて山の上で何日もかけてコトコト弱火で煮込んでやってたんだって。便利な世の中になったもんだねぇ。エバポ様様だよ」
「それを信じたんですか?」
「だって面白そうじゃない? せっかく死体もあることだし。やってみる価値はあると思う。彼が何で私を振ったのか分かって、ヤツの死も無駄にならなくて、一石二鳥!」
沢原先輩は合理的なネクラであることを思い出した。「さわばる」を「さわはら」に変更したご先祖様の血の名残だろうか。加えてサイコパスなネクラである事実が判明した。
「でも、小指を切断なんかしたら死体損壊とかで罪が重くなるんじゃないですか?」
「好奇心には勝てないし、刑が重くなるとしてもせいぜい懲役が三年くらい伸びるだけじゃないの?」
先輩は好奇心旺盛なネクラでもあるらしい。しかし二十代の三年というとかなり貴重な三年ではないのだろうか。
「小指を切断した理由を聞かれたらなんて言うんですか?」
「黙秘する。黙秘権のある日本って最高よね」
「彼氏の気持ちを濃縮して分析するためだって正直に言えば、精神鑑定が行われて刑が逆に軽くなるかもしれませんよ」
「それは私のプライドが許さない」
彼女は誇り高きネクラでもあったのだ。人を殺して先輩は一皮剥けたのかもしれない。
それから沢原先輩はもう一度詳しく人の気持ちの分析をする方法を説明してくれた。さらに指を切断するコツまで教えてくれた。普通の包丁を切断したい箇所に当て、一気に全体重をかけるようにすると意外と簡単に切れて、死後だと出血もしないそうだ。
「怪しい粉、あと一回分あるから柴田ちゃんにあげるね。なんかの時に使うといいよ。試料は生体からも取ることが出来るから、相手が完全に死んでなくても、例えば半殺し状態でも大丈夫。最低5g必要だってさ。小指の第二関節を切るだけで十分足りるからね。耳なんかも切りやすそうでオススメだよ、頑張って!」
先輩は薬包紙を封筒に戻して私にくれた。
「頑張りはしませんが一応貰っときます。でもこういうのって門外不出なんじゃないんですか?」
「いいのいいの。うち、兄貴も結婚する気ないみたいだし、私も前科持ちになっちゃったから結婚も出産も無理でしょ。血筋は私の代で確実に途絶えるから。それなら誰かに教えた方が良いかと思って柴田ちゃんを呼んだの。あなたならエバポとかの使い方も良く知ってるし」
「光栄です」
私はまたとりあえずお礼を言って、貰った封筒は自分の実験台の引き出しに入れておいた。
熱帯夜だった。私は夜中に沢原先輩に電話で叩き起こされ、可及的速やかに研究室に来るよう頼まれた。切羽詰まったような口調だったので完全に目が覚めて、急いで自転車で大学に向かった。
沢原先輩は私と同じくネクラだが、私とは違うタイプのネクラだった。ちゃんと彼氏もいたし、周囲と最低限の会話プラスアルファを話すことの出来るネクラだった。さらには情熱的なネクラでもあった。
大学の研究室の片隅で白衣姿の沢原先輩は立ったまま、ロータリーエバポレーターに接続されたナス型フラスコの回転をただ見つめていた。エバポレーターに接続されたナス型フラスコは、ウォーターバス内で温められた水を纏ってひたすら回転している。回転速度が遅く設定されているらしく、くるぅりくるぅりとアンニュイな風情だ。
沢原先輩がぼんやりした様子なので「先輩どうしました? 大丈夫ですか」と横から尋ねると、彼女は「うわぁあっ⁉︎」と文字通り飛び上がって驚いた。白衣に赤黒い染みが点々と散っている。
「柴田ちゃん、くノ一? 全然気づかなかった」
「普通に足音立ててここまで来ましたよ」
うちの研究室の入り口の扉は開けると軋んで耳障りな音を立てる。それに気づかないとは何事だろう。
「実はさぁ、私さっき、彼氏を殺しちゃったんだよね」
そう彼女は言った。彼氏とケンカしちゃってさぁ、と言うようなノリだ。電話の口調とは打って変わって、普段通りの話し方である。ぼーっとしていた以外は特に変わった様子はないように見える。
「それは何かの比喩表現ですか?」
ネクラな私は、彼女となら普通に会話が出来るのだ。
「まごうことなき事実だよ。私の部屋でいきなり別れ話切り出されて、いくら理由を聞いても答えないからさ、頭に血が上って、そばにあった魚編の漢字がいっぱい印刷されたデカい湯呑みで殴ったら動かなくなった。人って意外と簡単に死ぬもんなんだね。いわゆる『痴情のもつれによる殺人』ってヤツだね」
彼女はいつもより饒舌だ。
「そうですか」
私はまだ彼女の言うことが本当かどうか測りかねて、気の利かない返事をした。
沢原先輩は近くの実験台からキャスター付きの椅子を二脚転がして来た。
「立ち話もなんだし、まぁ座りなよ」
言われた通り先輩と向かい合うように腰掛ける。
「なんで彼氏を殺したのに、のん気に実験してるんですか」
私は彼女が彼氏を殺したというのが事実だという前提で話を進めた。
「前に言ったかも知れないけど、うちって結構由緒ある家系らしくて」
話がどうも噛み合わない。しかしそれによって先輩が彼氏を殺したという言葉が真実味を帯びて来たような、来ていないような気がした。
「初めて聞きます」
「昔は諜報活動とかやってたんだって」
彼女は確か佐賀県出身だ。
「忍者ってことですか?」
「そうかもね。親がいろいろ言ってたけど興味なくて聞き流してたから忘れちゃった。私の両親、二年前に続けてバタバタ死んだんだけど、その時実家にあった古文書みたいなのも、面倒で全部庭で燃やしちゃったからもう分かんないね。本当は家ごと燃やしたかったけど流石にやめた。ちなみに私の名字、元々『さわばる』って読むらしいんだけど、あまりにも『さわはら』に間違われるから面倒で、もういっそそっちに合わせちゃえって明治時代に無理やり変更したんだって。どう思う?」
「逆転の発想ですね。合理的で素敵なご先祖様だと思います」
とりあえず私は褒めておいた。
「で、家に代々伝わるっぽい怪しい粉があるんだよ。人の気持ちをあぶり出す粉だとか」
そう言って彼女は白衣のポケットから封筒を出した。B5サイズの紙が三つ折りにして入るタイプの封筒だ。さらにその中から薬包紙に包まれた何かを取り出した。
「両親が死んだ後兄貴と家探ししてたら出て来たの。何かの役に立ちそうだったから兄貴と半分こしてきた」
「はぁ」
話が見えてこない。
先輩は横目でナス型フラスコをちらりと見て続ける。
「この粉の使い方の説明書もあったんだけど、それを今実践してるんだよね。実はこのフラスコの中の試料、彼氏の小指を切断してミキサーにかけてエタノール加えて濾過して、その上澄みに怪しい粉を混ぜて作ったんだ。つまり今フラスコに入ってるのが彼氏の気持ちらしい。苦労したよ」
「……」
私は黙ってナス型フラスコを見る。
先輩は冗談を言っているように思えないので、心配になった。彼氏を殺したショックで頭がどうにかなってしまったのだろうか。
「その濃縮が終わったら薄層クロマトグラフィーにかけて、ルーペで覗けば試料の元となった人の気持ちがわかるはず。説明書にはエバポレーターもミキサーも無い昔ながらの方法で書いてあったから、それを現代風にアレンジしてみた。昔は体の一部を乳鉢ですり潰して酒と混ぜて山の上で何日もかけてコトコト弱火で煮込んでやってたんだって。便利な世の中になったもんだねぇ。エバポ様様だよ」
「それを信じたんですか?」
「だって面白そうじゃない? せっかく死体もあることだし。やってみる価値はあると思う。彼が何で私を振ったのか分かって、ヤツの死も無駄にならなくて、一石二鳥!」
沢原先輩は合理的なネクラであることを思い出した。「さわばる」を「さわはら」に変更したご先祖様の血の名残だろうか。加えてサイコパスなネクラである事実が判明した。
「でも、小指を切断なんかしたら死体損壊とかで罪が重くなるんじゃないですか?」
「好奇心には勝てないし、刑が重くなるとしてもせいぜい懲役が三年くらい伸びるだけじゃないの?」
先輩は好奇心旺盛なネクラでもあるらしい。しかし二十代の三年というとかなり貴重な三年ではないのだろうか。
「小指を切断した理由を聞かれたらなんて言うんですか?」
「黙秘する。黙秘権のある日本って最高よね」
「彼氏の気持ちを濃縮して分析するためだって正直に言えば、精神鑑定が行われて刑が逆に軽くなるかもしれませんよ」
「それは私のプライドが許さない」
彼女は誇り高きネクラでもあったのだ。人を殺して先輩は一皮剥けたのかもしれない。
それから沢原先輩はもう一度詳しく人の気持ちの分析をする方法を説明してくれた。さらに指を切断するコツまで教えてくれた。普通の包丁を切断したい箇所に当て、一気に全体重をかけるようにすると意外と簡単に切れて、死後だと出血もしないそうだ。
「怪しい粉、あと一回分あるから柴田ちゃんにあげるね。なんかの時に使うといいよ。試料は生体からも取ることが出来るから、相手が完全に死んでなくても、例えば半殺し状態でも大丈夫。最低5g必要だってさ。小指の第二関節を切るだけで十分足りるからね。耳なんかも切りやすそうでオススメだよ、頑張って!」
先輩は薬包紙を封筒に戻して私にくれた。
「頑張りはしませんが一応貰っときます。でもこういうのって門外不出なんじゃないんですか?」
「いいのいいの。うち、兄貴も結婚する気ないみたいだし、私も前科持ちになっちゃったから結婚も出産も無理でしょ。血筋は私の代で確実に途絶えるから。それなら誰かに教えた方が良いかと思って柴田ちゃんを呼んだの。あなたならエバポとかの使い方も良く知ってるし」
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