貴方は、この出会いをどう思いますか？決して忘れられない思いがここに、そして誰にも邪魔をさせない、かけがえの無い君に捧ぐ。

替え玉作戦

　ケーンの策により、放たれたドローンボッ
トは全滅させた、だがこれにより反乱軍達の
警備が激しくなりつつあった。

『いや～、どっちにしても、こうなるのは避
けられん、かぁ！！』

『でもこうしてまだ三人一緒にいるだけ成功
じゃないかなぁ？、なぁ～、シーン？』

『私もセーンと同じ気持ち、そしてあの時、
助けに来てくれなかったら、今頃どうなって
いたか・・・』

『そっか！！、じゃ～成功だな、さて此れか
らどうするかだ！！』

『今動いて、クリアール星に向かったら地球
にいる反乱軍達もついて来ちゃうし、このま
まここに居てもラチがあかないし！！』

『一層の事アイツらまとめてクリアール星に
引き連れて行くかぁ～、何つって！！』

『引き連れて、行く・・・か？』

『ケーン部隊長！！、ケーン部隊長！！』

『おっ！！クリアール星にいる部隊からだ！
！』

『連絡します、惑星の反乱軍達の脳内チップ
を全て排除、残るは反乱を企む主犯のみとな
りました、この作戦はササーン補佐のカメレ
オン作戦です、との事です』

『ハハハハ、ササーンの奴、カメレオン作戦
か、知らぬは主犯のみ！！』

『よし分かった、と言いたいが、こっちはこっ
ちでちょっと厄介になっちまってな直ぐそっ
ちに行けないんだ！！』

『そうでしたか、では援軍を送りますか？』

『其れも有難いんだけど・・・、ちょっと待
てよ！！、援軍はどれくらい出せる？』

『三隻分は出せるかと！！』

『丁度だな、てか三隻と言ってくれて良い策
が思いついた、名付けて替え玉作戦だ！！』

『ハッ！？・・・パァ！？』

『分からんも仕方がない！！、ササーンに伝
えてくれ、三隻で援軍よろしくと、待ち合わ
せはここだ、そっちで確認が取れている場所
だ、そして替え玉作戦に出るとな！！』

『ハハッ！！』

『お兄ちゃん、替え玉作戦って何なの？』

『援軍は三隻、こっちも三隻、援軍がカモフ
ラージュしながらこの地球に来るそしてこの
場所に来たら同時に六隻が動く、来た援軍三
隻は反乱軍へ、俺たち三隻はクリアール星に
向かうって寸法よぉ！！、そして来たのが知
れたとしても、完全武装した部隊がいるから
何楽クリアだ！！』

『なるほど、すり替わるから、替え玉か！！』