2 / 60
気になる腕時計
しおりを挟む
どれくらい寝ていたのだろう。頭がぼんや
りする。寝汗もかいてるし、俺はやな夢を見
たような気がした。恐ろしい怪物とバトルし
ていた夢だ。どうやら取扱説明書に書いてあ
った装置と幸運が脳裏に残っていたのか。
それにしても気になる。俺はそもそも異世
界が好きな方だ。ヒーロー物は好んで読んで
いたからだ。ヒーローの様にあのカッコいい
出で立ちでか、平和を守る奴だよなぁ。俺は
そう想像し顔が歪んだ。
よし、やってみるか。腕時計を身につけて、
ちょっと待てよ。らしいカッコした方がいい
なぁ。
大体こんな感じかぁ…。
俺は髪を整えて、今お気に入りの服に着替え
た。
それじゃー。行きますかぁー。誰に言って
んだ。俺…。
画面を3秒間長押しして…後はオン、オン
だな…オン……ちょっと待った。はぁー、
はぁー、息が…緊張するなぁー。そうだ。
取扱説明書に書いてあった覚悟決めてっと。
俺は座禅をし心を無にしてみた。よし、そ
れでは後はオンするだけ…。
俺はオンを押した。
押したと同時に周りの景色が変わり、真っ
白い空間が見えた。ここが異世界なのか?
その時、画面の様な透き通ったものが喋っ
た。
りする。寝汗もかいてるし、俺はやな夢を見
たような気がした。恐ろしい怪物とバトルし
ていた夢だ。どうやら取扱説明書に書いてあ
った装置と幸運が脳裏に残っていたのか。
それにしても気になる。俺はそもそも異世
界が好きな方だ。ヒーロー物は好んで読んで
いたからだ。ヒーローの様にあのカッコいい
出で立ちでか、平和を守る奴だよなぁ。俺は
そう想像し顔が歪んだ。
よし、やってみるか。腕時計を身につけて、
ちょっと待てよ。らしいカッコした方がいい
なぁ。
大体こんな感じかぁ…。
俺は髪を整えて、今お気に入りの服に着替え
た。
それじゃー。行きますかぁー。誰に言って
んだ。俺…。
画面を3秒間長押しして…後はオン、オン
だな…オン……ちょっと待った。はぁー、
はぁー、息が…緊張するなぁー。そうだ。
取扱説明書に書いてあった覚悟決めてっと。
俺は座禅をし心を無にしてみた。よし、そ
れでは後はオンするだけ…。
俺はオンを押した。
押したと同時に周りの景色が変わり、真っ
白い空間が見えた。ここが異世界なのか?
その時、画面の様な透き通ったものが喋っ
た。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる