異世界時空戦記

Masanosuke

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対ウィール惑星と対策

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 あるに決まってるか!俺はやり方が分から
ないけど、色々試してみていった。…其の時
!!

 ウィール惑星を最大限に拡大した時、流れ
ていく川の様な物体なのか分からないものが、
次から次へと何処かへ向かっていた。

 これは一体何なんだ?背筋が凍る様な感じ
で映像を最小限にした時…アッアースに向かっ
ていた。この無数の物体はいつ到着するのか
?そして地球の運命は…?

 でも銀河系から地球まで何百光年とかじゃ
なかったっけ?いやっ…でも分からない!ずっ
と続いていた川の様に終わりのない行列が!


 其の頃、実家の蔵に集まる医療関係者達は
高マクロファージを持つ人物、種別が出来る
センサーを開発に励んでいる様だ。
 此れが完成すれば、全世界の病院に設置し、
人別に図る計画と言っていた。其れと、銀河
惑星の星々に支援援護も計画がある様だ。し
かし銀河和平交渉は実在するのか?胸の鼓動
は収まらない。其の時俺はふと思った。

 このまま実家にいても役に立てない俺はそ
う思い、気付いたらミヨのいる白い部屋に行っ
ていた。

『お気持ちは大丈夫ですか?』
『残念ながら、バトルの続行は中断となりま
した。其れから、月星ゲーツ、火星カーコ、
水星スーイは非常にアースを心配して居られ
るとの情報がありました。主催側としては何
よりのお気持ちです。そしてアース代表の信
念、ブレない心構えに深く尊敬の意を示して
いるとの事です』

『其れは嬉しいな!ミヨ!バトルする前は一
体どうなる事やらでと思って居たけど…。と
ころでミヨ!ちょっと思ったんだけどさぁ、
俺がウィール惑星に転送は可能か?』

『……。可能は可能ですが…』

『そっか、行けるのか。ちょっと思ったこと
があって、確認したかったんだよね』

『もし良ければお話し、お聞かせ下さい』

『俺が実家にいた時に思ったんだ。みんなが
懸命にことを成しているのに俺は何も出来な
い。そんな自分が辛くて、俺に何か出来ない
かと思っていたら白い部屋に来ていたんだ。
何も対策はないけど、もしウィール惑星に転
送出来たら、全勢力が出動した後、惑星は手
薄になるんじゃないかって、守ることが先決
だけど、攻めも必要なんじゃないかと…』

『スバルさん!お見事です!』
『私のAI学習機能パーセンテージも同じ意
見で、確率割合は残念ながら1%ですが、ゼ
ロではありません。しかし一つ間違いが起き
た時、生命の保証はありません。其れでも覚
悟は御座いますか?』
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